萩の路地で

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山口滞在中に空き時間のある日が月曜だったので、美術館系は休館日。そこで萩の古い町並みを歩いてみることにしました。
とは言っても、萩に関する予備知識などはほとんどなく、とりあえず現地に入り、観光案内板とにらめっこです。すると、なんとなく旧萩藩御船庫と書かれた辺りが臭います。というわけで、萩の北東のはずれにあたるその場所を目指しました。が、はずれとは言っても、東京の感覚で走っていると、通りこしてしまいそうな程の近距離です。あっという間に東浜崎町に到着。旧萩藩御船倉はすぐに見つかりました。が、「あ、これがそうなの」という程度。驚いたのはその周辺の町並みです。
やはり谷中で培った僕の嗅覚は鋭かったようです(^^; ここ浜崎町では、百年前なんて昨日の延長でしかないという雰囲気で、どこを見ても、古びた家[主に町屋]がごろごろしています。そして、ただ古いだけではなく、一軒一軒が趣向を凝らした厚みのある建物であることに驚かされ、圧倒されます。しかも、その多くが現役です。今日アップした写真の建物は、もちろん史跡指定など受けていないごく普通の家ですが、さすがに今年で開府400年の萩です。近隣の町の家には感じられない趣味性や意匠が強く感じられます。この浜崎町の町並みは、まるで町屋の博物館のようで、歩いていて飽きません。しかし、時間がなく、後ろ髪を引かれながら、この被写体の宝庫を後にせざるをえませんでした。残念。

【場所】山口県萩市浜崎町あたりです。

コメント(8)

そうですか。今、萩ですか。

萩は、高校の修学旅行で行ったきりです。落ち着いたいい街という印象はとても強いですが、実際、きゃぴきゃぴの旅行だったので、もう一度しっとり大人の旅行をしてみたい街の一つです。

写真について、書かれている記事について、思ったことはたくさんありますが、それ以上に、考えさせられたことがひとつあります。「スタイル」ということについてです。それは、また時間ができたら(明日は5時に起きなくてはならないので)、ゼロチャンネルに書きます。

亡くなられた叔母さまに、よろしくお伝えください。

>mymさん

叔母への言葉をありがとうございます。孤独な一生を過ごした人でしたから、さぞ喜ぶと思います。
さて、1時過ぎにこんなとこにコメントなんか書いてて、朝5時起きとは、お肌に良いことありませんね〜(^^;

萩は、あまりに観光スポットが多いので、そこから外れるのが難しいくらいですが、観光スポットから外れた所にこそ底力を感じさせるスポットが潜んでいるようですね。川沿いの民家をちょいと覗くと、門から玄関までの間に何十という灯籠が立っていたり…と。

しかし、mymさんに、マジに「スタイルについてです」なんて書かれると、ちょっと怖いですね〜。年寄りをいじめないでくださいよ。

地域によってそれぞれ違った町並みってありますね 自分も義父母の新潟へ行ったときにシッカリ感じましたよ 雪国ならではの家の建て方、屋内も狭いスペースを生かした使い方、風情を感じますね

>kenさん

>地域によってそれぞれ違った町並み
確かにそうですね。町並みってのは、その土地の気候や文化、住人の気質や生活など、何もかもを映し出す鏡のようですね。新潟も古い町並みが残っているのでしょうが、今回の地震で崩壊したところも多いでしょうね。それも天災の反映なんだけど…。

戦災に遇わなかった地方都市(というより町村)はこういったものの宝庫ですね。ただ、本物の田舎だと経済力と文化度が不足して町並み形成に至れずなんだけど長州はやはり経済力、文化度ともに高い藩だったということでしょうね。

>おやじsan

>長州はやはり経済力、文化度ともに高い藩
出身県の歴史も知らず、お恥ずかしいかぎりですが、明治維新の原動力になった藩ですから、かつては進歩的なところだったようですね。しかし、印象的だったのは、東京の古い町並みを歩いているときに、時々感じる洒脱さや小粋さの欠片も感じられなかったことです。やはり質実剛健の藩ですね。

右の写真は なにか巨大な鉈で、家をスパッと切り落としちゃった感じですね。 切り口をよく見ると窓を塞いだ跡があったりして、 路上観察家が好みそうな物件。 ところで私 長州といわれると 「リキ・ラリアット」と「さそりがため」を連想してしまうんです・・・ 

>いのうえsan
いつもコメントをありがとうございます。

右の家、おっしゃるように、僕も蛇を連想してました。なんか気味が悪いところがありますよね。トタンで覆われる前はどうなってたのか?がどうもぴんときません。

>長州といわれると「リキ・ラリアット」と「さそりがため」
ははは、まさかいのうえsanがプロレスにご興味をお持ちとは想像もしませんでした。僕は、力道山・豊登・グレート東郷・ルーテーズ・ブラッシーという初期段階で止まってます。しかし、いのうえsanの守備範囲の広さ・深さには驚きます。



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