2005年1月アーカイブ

先日、拙ブログを訪問してくださり、コメントを残してくだすった狷介老人さんのBBSを、そっとお訪ねしてみると、あらま、築75年(昭和5年竣工)になろうとする有楽町の三信ビルが取り壊されるということが話題になっています。これはいけません。古いものを粗末すると、きっと祟りがあります(^^; いやホント。

日比谷公園を歩く

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今日は、近い将来に取り壊しが噂されている、日比谷の三信ビルを見に行ったのですが、天気も良いし、ついでに日比谷公園のなかを歩いてみました。
日曜だというのに、さほど人が多くは感じません。寒いからでしょうかね。それでも、ジョギングする人、散歩する人、写真を撮る人、子供を遊ばせる人、自転車を走らせる人、猫に餌をやる人、犬を散歩させる人、売店前の椅子になんとなく座っている人、ホームレスらしき人、ベンチで本を読む人などがいて、見ていると結構飽きません。

いつの間にか、ひと昔前の地層から湧き出たように、青空洋品店が生まれていた。
今日(27日のこと)、通りかかるまで、まったく気づかなかった。気づいた途端に、磁力の弱まった磁石で引きつけられるように、穏やかにその場に足が止まった。そんな不思議な魅力をもつ洋品店が谷中にあった。
服飾デザイナーというよりも洋裁人や裁縫人とでも呼びたくなるような、若く神秘的な笑みを湛えた女性が主人だった。彼女は、誰をも受け入れてくれる鷹揚な雰囲気を持っている。しかし、凍結する寸前の水のようにヒヤリとした、誰をも寄せ付けない領域を持っていることも分かる。
60年代の終わりから70年代の初めにかけて、和洋を折衷する感覚がもてはやされた時期があった。それは、いわば和洋を衝突させて違和感を押し出すものが多かった。青空洋品店の服や小物には、和洋が同居している。いや、和洋という軸だけでは語れない様々な感覚が同居している。そこには、違和感がまったくない。この裁縫人には「境」という意識が希薄なのだろう。それらを大きく覆う青空しか意識にないのだろうと思う。洋品を拵える原石を見た。そんな気がする。
ついでだけれど、青空洋品店の定休日は月曜日と第一火曜日、そして、雨の木曜日。

【場所】台東区谷中2丁目あたりです。

夕刻の根津の裏通り

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この写真は、今月の中頃に撮ったものですが、普段の根津の裏通りが、普通に写っているような気がして、自分としては、気に入っている一枚です。
目立つ建物などがある場所には、すぐに目が行き、写真散歩をする者なら、誰でもレンズを向けますが、こういった、何の特徴も目印もない場所には、なかなかレンズを向けることがありません。ですが、季節や天候、時刻などの条件が整ったときに、そんな平凡な場所に、わずかな艶のようなものが漂うことがあります。そのわずかな違いが、撮った写真をハードディスクに移し、ブラウズした時に、ゴミ箱に運ぶカットと、何度も繰り返しダブルクリックしてみるカットの違いを生み出すようです。

【場所】文京区根津2丁目あたりです。

谷中・澤の屋旅館

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asahi.comの記事を読んだ友人から、「旅行者だらけの旅館には興味ないが、この下町にあるという旅館は良さそうだ。どうだろうか?」という内容のメールが届いた。
澤の屋さんの前は何度も通っているし、評判がとても良いことは知っていたが、なかに入ったことはなかった。そこで、返事を書く前に、彼の代わりに、実際に訪ねてみることにした。
ドアを開くと、チャイムが鳴り、すぐに若旦那が応対に出てきてくださった。が、ちょうど旅行社の方と商談中のようだったので、しばらく待たせていただくことにした。

鷹匠の暖簾をくぐる

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根津の蕎麦屋「鷹匠(たかじょう)」の暖簾を初めてくぐってみました。以前から気になっていた蕎麦屋さん(さん付けが似合わない毅然とした感覚あり)なんですが、写真を撮りながら歩いていると、食事に費やす時間がもったいなく感じられ、ついつい素通りしていました。しかし、その佇まいには惹かれていましたし、地元での評判も高く、一度は...と思いつづけていたのでした。
この蕎麦屋の特徴は、繰り返しになりますが、なんといってもその佇まいです。通りに面した門の表札から暖簾、品書き、丸竹の垣、玄関の暖簾、引き戸、小窓、板の間(床暖房入り)と座布団、一枚板の低く広いテーブル。見るものが多く、蕎麦を注文するまでに、随分と時間をくってしまいます。

表参道のカフェ

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先日、プラダのビルを見に行った折りに、表参道も歩きましたが、こんな洒落たカフェができてました。「いま頃そんな事言ってるの?」って驚く方が多いでしょうけどね〜。
アニバサリー・カフェかと思いきや、綴りをよく見ると ANNIVERSAIRE CAFE。アニヴェルセル・カフェ なんだそうです。それにしてもお洒落。この時は、光のまわり具合が絶妙でしたし、外の椅子に座っているのがほとんど外国人だったこともあって、とても日本って感じがしませんでした。最近は、ファッション誌などを見もしませんが、そういった雑誌のロケには頻繁に使われているんでしょうね。
しかし、太陽が沈みかけた頃、再度このカフェの前を通ったのですが、その時は、外のテーブルに、20〜30人ほどの日本人らしき団体が陣取っていました。すると、残念ながら雰囲気ぶち壊し。もちろん素通りしましたね。

【場所】港区北青山3丁目あたりです。

西新橋の五軒長屋

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珍しく午前中に電話が鳴りました。声の主はじゃらん堂さん。「東京に居る。夢飯に突入予定!」という内容。もちろん即座に反応です。夢飯はSugareeさんご推薦のお店。さすがにチキンライスは美味しいです。やや日本人向けのアレンジが強いかな?という感じを受けましたが、ま、詳しくはじゃらん堂さんのブログにエントリーされると思います。と、人まかせです(^^;
ということで、今日の写真に移ります、これは、じゃらん堂さんと別れてから、内幸町駅に向かう途中で撮ったものです。この界隈は、これまで、ほとんど歩いたことがありませんでした。そして、虎ノ門などに隣接する区画ですから、新しいビルばかりだろうと思っていたのですが、実際に歩いてみると、古い建物 (とは言っても戦後のものが多いようです) が随所に残っています。

本郷・真弓商店会の朝市

今日の午前中、本郷の真砂町と弓町の、春日通りに面する商店[真弓商店会]が主催する朝市がありました。これが第一回目ですから、みなさん手探り気味ではありますが、これからの商店会の結束と繁栄を目差し、記念すべき催しが船出しました。
まさに超地元での出来事ですから、これを放っておくわけにはいきません。朝が苦手の僕ですが、(僕なりに(^^;)早起きし、カメラを抱えて行ってきました。場所は、本郷小学校に隣接する空き地です。行ってみると、思っていた以上に人が入れ替わり立ち替わりで、客足が途絶えません。子供を遊ばせがてら来ている人もチラホラ。そんなわけで、この朝市のために用意しておいた品物が、1時間も経たないうちに売り切れてしまったというお店もありました。

日暮れ時の菊坂

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このところ、ずいぶんと下町から離れていましたが、今日は、地元に舞い戻りです。もう何度も紹介している、菊坂上道の比留間青果店と旧伊勢屋質店あたりの風景です。
やはり、この辺りは、歩いていて、疲れません。それどころか、ほっとします。ピカピカチカチカと目を射すような色彩や光がありませんし、視線がやたらと上下に動くこともありません。原宿や六本木あたりに比べれば、ぐっと静かですし...。野山や畑があるわけではありませんが、長閑なもんです。

万年筆コレクターの友人のお供で、京橋にあるパイロット・ペンステーションと、銀座のユーロ・ボックスというオールド万年筆屋さんをまわってきました。
ペンステーションのほうは、平塚のパイロット工場の付属施設に保管されていた、古い万年筆や付属品、ポスター、文献などの資料を、整理し、展示し直したもので、貴重な松田権六氏の手になるダンヒル蒔絵万年筆をはじめとする、ウルトラ級の品が目白押しです。展示品もさることながら、僕が興味と物欲をそそられたのは、係の方がさげていらしたペンダント。本物の18金ペン先を加工したもので、実に洒落てました。ちなみにお値段ですが、チェーン別で68000円だそうです。
次いで訪ねたのが、銀座の奥野ビルに入っているユーロ・ボックスさん。が、僕は、万年筆のコレクターでもないので、1932年(昭和7年)に建てられたというビル本体のほうにハマってしまい、友人をお店に残し、ビルの内部をウロウロと写真を撮ってまわりました。なかにはこぢんまりとした画廊が多く、そのせいもあって、アート系の匂いが強くします。また、長年にわたり人が歩いたコースの表面塗装が剥がれ、けもの道のようになっているのが印象的でした。地下では、個展を開いている葉山ローカルの若い絵描きさん[神山玄さん]にも遭遇。いや〜、実に僕好みのビルでした。

【場所】中央区銀座1丁目あたりです。

六本木ヒルズで

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昨日、初めて、六本木ヒルズを歩きました。印象は、スケールが大きすぎて細部に神経がまわっておらず、大味のひと言。随所に無神経さが目立ちました。カメラを向ける気にさせてくれる場面が少ないです。やはり、人間が企画して造った街というのは無理がありますね。
どうやら少しその気になったのが、屋外ステージのある広場に立って、正面にルイ・ヴィトンのサインボードが見えた時でした。が、ここでも、とにかく、観光客が多く、誰もかれもが携帯を正面やや上方に構えてパシャパシャ大会です。いっそ、このポーズの人が30人くらいまとまってくれたら、今の時代を物語る良い写真になるのだが…(^^;などと考えてしまう始末。
そんななか、この子供達の大はしゃぎが、僕の憂鬱(^^;を吹っ飛ばしてくれました。元気の良い可愛い子でしたね〜。僕に気がついて、大きな声で「あの人、写真撮ってる〜!」と叫ぶ仕草の可愛いこと…。英語だったので、まわりの人の注目が僕に集まらずに済んだのが、幸いだったような情けないような(^^;

【場所】港区六本木6丁目あたりです。

六本木ヒルズのお膝元にある海南鶏飯食堂に行ってきました。バクテーズ組頭であるじゃらん堂さんからの急な連絡に反応したのは、こうきさんご夫妻、Sugareeさん、セガワさん、そして僕。ここでは、バクテーだけではなく、あれこれチャレンジしましたが (食音痴な僕が言うのも何ですが) どれもこれもスゴク美味しかったですよ。しかも、相当な量を食べたのに、お腹にもたれません。味良し・サービス良し・料金も良し・で、大満足。ここは贔屓にしちゃいそうです。写真は通りから撮ったものですが、このビニールで覆ったスペースだけではなく、店内にもテーブルがあります。

原宿の下町風情

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これは、表参道からすこし入った場所にある「みとべクリーニング」というお店の引き戸です。お店と言っても、看板がなければ、普通の一軒家にしか見えません。木造二階建てで、それこそ下町にありそうな建物です。築数十年は経っているかな?と思うくらいに古いのですが、手入れが良く、シャキッとした輪郭を保っています。店の前には、小振りの庭木が植えてあるのですが、これも、通行の邪魔にならないよう幅を狭く、そして、背丈をあまり伸ばさないように、丁寧な手入れがしてあります。その枝の向こうにはガラス窓があり、なかで、ご主人がアイロンをかけていらっしゃる姿が見えましたが、お忙しそうなので、声をかけるのは控えました。
特に、この左の写真の「和紙の目隠し」に参りました。短冊に切った和紙を少し間を空けながら貼ってあります。しかも、その和紙には菱形の文様が入っているため、間を空けることによって、より複雑なリズムが生まれています。ピリリと辛いですよね。

【場所】港区神宮前4丁目あたりです。

原宿カラーズ

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昨日撮った写真です。せっかく青山方面に出ましたので、ついでに、同潤会アパート跡の様子なども見ておこうかなと思い、表参道を、明治通りとの交差点近くまで、寄り道しながら歩いてみました。

いやもう、えらい変わり方、まるで外国ですね。と思うのは遅れてるってことかも?とアセるくらいに変わってます。しかも、大通りから道3本くらい奥に入らないと、住宅街の匂いがしてきません。昔は、この界隈に住むのが理想でしたが、現状を見ると、とてもじゃないけど住みたいとは思いません。

下町も住居とお店がかなり混在するようになってはいますが、お店のほうが、一見住居かな?と思わせるくらいの佇まいに抑えてあることが多いのに対し、ここ原宿では、「これでもか」というくらいに周囲から浮き立つことを念頭に装飾・デザインしたお店が中心ですから、見ている分には面白いし飽きませんが、住んだとしたら、それらがチカチカしてたまったものではないと思いました。視覚ノイズとでも言ったら良いのでしょうか...。この写真の対象などは、その例に該当しませんけどね。

【場所】港区南青山5丁目&神宮前3丁目あたりです。

以前からいちど見たいと思っていた、南青山のプラダ・ブティックに行ってきました。と言っても、なかの商品を見に行ったわけじゃありません。外側だけ(^^; ちょっと情けないですね。ま、いいでしょう。
場所だの建築家についてはgoogleで検索すると大量にヒットしますので省略します。しかし、ま〜、久々にあの界隈に行ってみると、昔、原宿の谷のほうから発生したファッション化の波が、どんどん青山の深部を浸食し、ついには根津美術館まで繋がってしまった観がありますね。
「プラダのビルは一見の価値あり」と、あちこちのブログに書かれていましたので、けっこう期待して行ったのですが、その期待を裏切らないだけの建物でした。表面全体を覆うガラスに、部分的に不規則に凹凸、というより大きなカーブ、いや、やはり大きな凹凸かな(^^;があって、見る角度によって、様々に表情を変え、退屈させません。また、昼はガラスの塊、夜は巨大な電灯、という感じで、その表情には、やはり大きな違いがありました。これはなかに入ってみるべき建物でした。次回、クレジットカード伝票へのサイン覚悟で入ってみようか?と思います(^^;

【場所】港区南青山5丁目あたりです。

湯島のミラー現象

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いったん、根津藍染通りの写真をアップしたのですが、ちょっと気合いが抜けすぎの感あり(^^;でしたので、差し替えることにしました。
根津や谷中に行くときは、春日通りを本郷から湯島まで歩きます。けっこう時間がかかりますが、途中で、必ずシャッターを押す場面に遭遇しますので、そう苦にはなりません。
このサイトを始めたのが、昨年の5月ですから、このコースの夏と秋の風景は既に見たことになります。そしていま、冬のこのコースを歩いているところですが、やはり、太陽の角度と位置の関係でしょうか、これまで、湯島のこのホテルが、隣りのビルに、こんなにハッキリと写っているのを見たことがありませんでした。僕が気づかなかっただけかな?と思い、以前の写真をチェックしてみると、写ってはいるのですが、これほどハッキリとは写っていません。もっともっとボーッとした感じの写りかたで、この構図で撮っていないのが頷けます。こうなると、風景の写真というのは、よほどマメじゃなきゃ、なかなか撮れないってことですね。

【場所】文京区湯島2丁目あたりです。

2005.2.5.

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雪という予報でしたが、雨でしたね。今日は、用事があり、池袋を通りました。帰りに、西武デパートの端にある、イルムスという、食器やインテリア用品を扱う店に寄るため、歩道を歩いていました。そしてイルムスの前まで来ると、通りの向こう側、ビームスの並びに、工事現場を覆う黒い幕が見えます。そこには、白い文字で、Adidas 2005.2.5. とだけ書かれています。ここにもアディダスショップができるんですね〜。最近、アディダスは気合い入ってますよね。プーマもすごく頑張ってるけど...。
「へ〜ここにもお店を出すんだ〜」とだけ思い、イルムスの店内に入るべく、傘を畳んでビニールの袋に入れていました。ですが、Addidasの文字がなんとなく気になり、再度、そちらに目を向けると、ちょうど人の目が届く位置に、蛍光灯で明るく照らされた看板があり、傘をさしてその前を歩く人達がシルエットになって浮かんでいます。あ!と思い、いまビニール袋に入れたばかりの傘を再び取り出し、それをさして撮ったのがこの写真です。

【場所】豊島区南池袋1丁目あたりです。

真砂町の住墟

今日は、谷中に行くつもりだったのですが、雑用を処理しているうちに家を出るタイミングを逸してしまいました。午後になると、空が徐々に灰色の雲に覆われはじめ、「明日は雪」の天気予報が当たりそうな気配です。そこで、近場の真砂・菊坂をまわってきました。
しょっちゅう歩いている町ですが、季節や天気によって、やはり見えかたって違うものですね。海や山が日々表情を変えるのと一緒です。ま、海や山ほど変化がはっきりと現れるものじゃありませんが...。
そんな訳でもないでしょうが、今日目についたのは、朽ちてはいるものの、まだ人が住んでいる家の一部です。この二軒のお宅は、ちょっと見ると長屋かな?と思うような造りで、路地に建っています。が、実は戸建てで、基本的な構造はかなりがっちりしているように見えます。そして、「再生できたら良いのにな」と思わせるだけの趣があります。全体がこの写真のような状態である訳ではなく、他の部分は古くとも概ね健全な状態です。住んでいらっしゃる方の身になれば、「よりによってここを撮らなくても...」というところでしょうが、どうにもここに惹かれてしまいます。美しいと感じるのです。僕は廃屋や廃墟にも興味はありますが、それよりも、こういった、廃墟の匂いと生活の匂いが混じり合った場所により強く惹かれる傾向があるようです。

【場所】文京区本郷4丁目あたりです。

根津観音通り

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今日も良いお天気でした。寒かったけれど...。いつものように湯島を抜けて、根津に行ってきました。これまた、いつものように、根津に着いたのはもう午後もかなり遅い時間です。不忍通りから1本奥に入った道を、不忍通りと並行にしばらく歩いていると、前方の四つ角にある「あんぱちや」というお店の看板が、西日の直射を受け、直視できないほどに輝いています。四つ角に立ってみると、ほぼ東西に一直線に伸びる根津観音通りの入口に太陽があり、通りの出口に向かって真っ直ぐに照らしています。
細い路地から太陽を見ると、両手で目のまわりに筒をつくって見るのと同じ効果を生むのでしょうか、ものすごく眩しく感じます。そして、反対を見ると、やはり筒を通して見ているように、こんどは、風景がものすごくクリアに見えます。
細い道に自分の影が、細長くずっと向こうまで伸びているのを見ると、影踏みをして遊んだ、遠い昔にタイムスリップしそうです。しかも、背景が、それには打ってつけの町、根津です。
左の写真は、観音通りを不忍通り側から谷中方面に向かって見たとことです。ベビーカーを押す若いママさんも眩しそう。右の写真は、その反対。前方に見えるのは、不忍通りに沿って建つマンションです。右のお店が「あんぱちや」さん。「あんぱちや」さんについては、またいずれ...。愉快なお店です(^^;

【場所】文京区根津2丁目あたりです。
【余談】2枚の写真をHDにコピーして、左右に並べてご覧いただくと、遠近感が強調されて、結構面白いと思います。

バクテーと宇宙の旅

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可口飯店バクテーハウスが昨年末についに完全閉店してしまい、「バクテー禁断症状が現れたらどうしよう」と思っていたところに、先日、湘南国際村じゃらんのじゃらん堂さんから「八重洲にバクテーハウス発見、待機せよ!」の指令をいただいたのです。そして昨夜、じゃらん堂さんのサイトを訪ねてみると、「明日、バクテーハウス突入決行(^^;」のアナウンス。それっとばかりに僕を含む3人の中毒者(^^;が駆けつけ、行ってきましたよ、そのレストランへ。
集合したのは、じゃらん堂さん、Dragon_Tipsのカークさん、秋谷日記のこうきさんと僕。そのレストランは結構な人気のようで、常に行列ができていましたが、我々は運良く、さほど待つこともなく席につくことができました。バクテーとチキンライスを注文し、久々の独特の匂いと味に禁断症状も和らぎ、皆にこにこ、お腹もいっぱいです。

フォーラムの中庭で

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こうしてポツンと一人で居る人を見ると、どうしたんだろう、悲しい思いや辛い思いをしているのではないだろうか?と、つい考えてしまいます。が、何のことはない、おそらく待ち合わせでもしているのでしょう。人の心配より自分の心配でもしたほうが良さそうです(^^;
今日は、清瀬に行って父の雑用を片付けた後、少し時間に余裕があったので、有楽町にまわり、写真用品をチェックしてから、日が暮れるまで東京国際フォーラム内部の写真を撮っていました。撮影を終え、中庭に出ると、もう真っ暗です。その暗がりのなかに、内部照明で明るく輝くサインが、ポツリポツリと配置されています。この照明の前に人や物が入ればシルエットになって浮かび上がることは、とっくに気づいていたのですが、実際に撮ってみると、どれもこれもアイデア倒れの陳腐な絵になってしまい、ここで紹介できるような写真はありませんでした。人の往来も多く、なかなか狙い通りには撮れません。が、今日、どうやらアイデアが定着し、ちっとは狙っていたものが写ってくれたようです。

【場所】千代田区有楽町2丁目あたりです。

外神田の千代田海藻

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先日、寒い雨の日に、秋葉原にCFカードを買いに行った時の写真をアップしましたが、この写真もその日に撮ったものです。
傘をさした人で混雑している大通りを避け、一本裏の通りを歩いてIKE SHOPに向かいました。Macオンリーだった頃に、ちょくちょく利用していたショップです。秋葉原の駅からは、そこそこ距離があるのですが、とりあえずお店の前に到着です。ところが、IkE SHOPの看板が見あたりません。店内の様子からするとデジタル写真関連機材の専門店という感じです。最近、IKE SHOPはウェッブショップで写真関連製品をけっこう販売しているので、改装したのかな?と思い、店の人に聞いてみても、はっきりした答えが返ってきません。

根津の長屋裏で

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ここは、根津の藍染通りに面した長屋の裏手の空間です。もう大家さんが再開発する気なのか、空いたまま放置されている家も二三あります。表から見ても分かりませんが、裏にまわって見ると、二階の屋根などはとうに崩れ落ち、その屋根を支えていた柱もじきに倒れるのではないか、という程傷みが激しい一画もあります。しかし、長屋であるため、その部分だけを解体撤去(そういうケースも多々目にしますが)というのもなかなか問題が多いのか、そのまま放置されています。完全に廃屋状態です。しかし、そういう部分を除けば、いまでも人が住んでいます。したがって、そこには、廃屋となった家の路地と現役の路地とが交錯したような不思議な空間が出来上がっています。それに加えて、ここは袋小路であるため、数少ない住人以外に通行人はなく、空間によどみのようなものさえ感じます。
ここに住もうとは決して思いません。が、強力な磁力のようなもので惹きつけられます。単なる好奇心や怖いもの見たさなのかもしれません。でも、それだけではありません。この空間に居ると、郊外の林のなかに居るような感覚にとらわれることがあるんです。不思議な空間です。

【場所】文京区根津2丁目あたりです。

フォーレッグス

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ビックカメラに届いているはずのハードディスクを受け取りに、今日も有楽町に行ってきました。帰宅後、あちこちに分散して保存してあった写真データを、しこしこと新しいHDに書き込んでいく作業はけっこう大変ですね。時間もかかりますし…。という訳で、今日はちょっとアップが遅れてしまいました。
さて、最近は習慣のように、国際フォーラムの中庭をぶらついてから地下鉄の駅に向かいます。今日も、ちょっと立ち止まって、枝から落ちずに残っている黄色い木の葉をフォーラムのガラス壁を背景に撮っていました。すると、もうやたらと図体の大きい犬を連れた外国人二人連れがやってきます。なんだか、ボルゾイとアフガンとワイヤーヘアードが混じってしまったような巨大な犬です。うわっ撮りたい!と思ったのですが、連れている人の感じからすると、なんとなくツレナくされそうなので、遠くから眺めるだけにしていました。

有楽町遊園地

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有楽町遊園地なんて苦し紛れのタイトルつけちゃいましたが、そんなもんあるわけありません。ま、そうも見えるってことで…。
パソコンオタクでもないのに、昨日の秋葉に引きつづき、今日は有楽町のビックカメラに行ってきました。その理由ですが、なんと昨日の夜、先月の18日に買ったばかりの外付けハードディスクがウンともスンとも言わなくなってしまったのです。写真データが全て入っているので真っ青です。小型でポルシェデザインという筐体に惹かれて選択したのが間違いだったのか、個体差だったのか、とにかくあまりに早い故障発生です。
お店に持ち込むと、店員さんは、故障を確認し、すぐに交換に応じてくれたのですが、代理店側は元箱が無いと引き取れないと言っているとか何だとか…。一瞬頭に血がのぼりましたね。HD上のデータ回復やデータ紛失に対する責任なんてことはまるで眼中にないようです。
しかし、交換してもらう機種[別ブランド]は取り寄せになるというので、手ぶらになり、機嫌直しついでに有楽町をぶらつきがてら撮ったのが今日の写真です。こうして見ると、尋常な街じゃありませんね(^^; よその国の人に、遊園地の写真だと言って見せたら、きっと、ほとんどの人が信用するんじゃなかろうかと思っちゃいます。これで、風船を持った子供が歩いていたりするともっと良いんですけどね〜。

【場所】千代田区有楽町2丁目あたりです。

どんよりと曇っていたのが、午後になって小雨が降りはじめ、気温も低く、こんな日は家を出るのが億劫になります。第一、傘をさして写真を撮るのは、骨が折れますし、大切なカメラを濡らしてしまうのも嫌ですしね。しかし、一日を棒に振るのも勿体ない。そうだ、秋葉原にコンパクトフラッシュカードを買いに行こう!ということになりました。
カメラをキヤノンの10D(620万画素)から20D(820万画素)に変えてから、まださほど時間は経っていませんが、午後いっぱい撮影をつづけると、1GBのCFカードでは容量不足になり、不要カットを消去してメモリを確保したり、メモリ残量を気にしながら撮影をつづけたことが二度や三度ではありません。ついに2GBのCFカードが必要になってしまいました。ほんとに何やってもお金がかかりますね〜。困ったもんです。これでRAW撮影なんかやった日にゃ5GB程度ないと安心してシャッター切れないですね。
ま、余談が長くなりましたが、そんな訳で、秋葉に降り立ちました。するとどうでしょう。雨に濡れた舗装って言えば、歌や映画の定番設定。そうでなくてもネオンだらけの街ですから、路面にそれらが映り、なかなかの雰囲気です。もうバッグの口を開いたままにし、何時でもカメラを取り出せるようスタンバイです。すると、やって来ました。男の子二人連れ。小雨のなか、首をすくめるようにして歩いてきます。最近の日本人はカッコ良くなってきました。帽子だって実に板についています。う〜んやりよるわい、って感じで、素知らぬフリしてすれ違い、即座にカメラを引き抜き、振り向きざまにズドン!です。
いかがでしょうか。ちょっと映画のワンシーンといった感じが出てませんでしょうか(^^;

【場所】千代田区外神田4丁目あたりです。

七面坂とジャズマン

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今日は昨日とはうって変わって風が冷たかったですね〜。が、寒さにもめげず、今日も根津・谷中あたりを歩いてきました。いつもの事ですが、家を出るのが遅く、谷中ぎんざを見下ろす辺りまで歩いた頃には、もう日没の時刻でした。
谷中の町並をシルエットにしてサンセットでも撮ろうかな?と思い、七面坂の途中にある駐車場に向かいました。すると、太陽が沈むのとは反対の方向の空が、くすんだ淡いピンクとブルーに染まっています。これは渋いと感じ、サンセットを諦め、テクテクと七面坂をのぼり始めました。坂の上に近づくと、前景の坂と、点灯しはじめた街路灯やネオンサインなどが絡み、なんだか谷中とは思えない雰囲気が出来上がっています。イケる!と思い、カメラを構えました。が、何かものたりません。
と、その時です。我が眼を疑いましたが、突然、サックスやトロンボーンか?とおぼしきケースを抱えたジャズマンのシルエットが出現です。しめた!と思いましたが、そのジャズマンが親切な人だったのが仇。彼は軽快なステップで、僕の邪魔にならないよう、脇によけてくれたのです。バカヤロ〜!ロクデナシ〜!オレの狙いが解らんのか〜(^^;って感じです。も〜残念無念。ま、本当はサンキュー、マン!なんですけどね(^^;
てなわけで、そのショットは不発に終わってしまいました。が、下町谷中は七面坂、そこにこのイナセなジャズマン。こんな取り合わせなんて、滅多にお目にかかれるもんじゃありません。そっと、気づかれながら(^^;後を追いかけ、撮ってやりましたよ、コンチキショーめ(^^; それが今日の写真です。やはり、後ろ姿にもリズムがあり唄ってますよね〜。完全に風景を変える力がありますね。穏和で優しそうな、雰囲気のある人でした。羨ましい限りです。

【場所】台東区谷中5丁目あたりです。

根津のなかよし文庫

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根津の旧藍染町に、昭和の中頃から町の子供達に愛されつづけた「なかよし文庫」という貸本屋さんがあります。しかし、子供たちの興味がゲームなどに移ったことなども原因して、残念なことに、2年ほど前に長期休業を告げる紙がガラス戸に貼られ、ファンを残念がらせたという経緯があります。貼り紙を読むかぎり、完全に閉店とは書いてありません。が、いつ通りかかっても、カーテンが引かれ、ガラス戸も固く閉じたままでした。
昨日の夕方、その前を通りかかると、なかに灯りがついていています。しかも、ウインドウには、お正月の飾りつけまでしてあります。あれ?と思いながらも通り過ぎたのですが、その後も気になり、今日、再び行ってみました。が、やはりガラス戸は閉じたままでした。
「開いてるわけないよな」と妙な納得をし、その裏手の壊れかけた長屋を撮っていました。すると小柄な年配の婦人が現れ、「そこ撮ってるの?」と声がかかりました。これ幸いとばかりに、その婦人に、長屋の素性をうかがうと、とても良くご存じで、すらすらと答えが返ってきます。それもその筈、なんとその婦人はなかよし文庫のご店主だったのです。

根津ブルー

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やっとお正月の根津を歩いてみました。もう時間が遅かったせいもあってか、新年を感じさせるような人の姿もなく、ほとんどのお店が休んでいることもあって、静かなものでした。もう三日ということも影響しているのかもしれませんね。やはり、元旦の根津神社周辺を見ずに根津の正月は語れないのかもしれません。また来年です。気の長い話ですが...。ま、2年連続「大凶」を引き当て、さらに1年待って「吉」引いた人もいることですしね(^^;
ということで、今日はお正月とは関係のない写真になってしまいました。左は藍染大通りに面して建つ長屋町屋で、この向かい側に建っている出桁造りのお茶屋さんの話では、「相当に古い」とういことです。確かに相当古そうですよね(^^; 僕の記憶が正しければ、震災の時の揺れを憶えているという、そのお茶屋さんのお婆さんが、「お向かいの長屋も震災・戦災を免れた」と話してくださったように思います。
右の写真は、上海楼を囲っているシートです。よくあるブルーやグリーンではなく、真っ白なシートで覆われているため、この一画が昼間以上に目につき、ある種のアート感覚を感じさせます。ここは、上海楼・根津教会・長屋・米屋と、その並びにエキゾチックな雰囲気があり、お気に入りだったんですけどね〜。なかでは何が行われているのでしょうか? 建設計画書などは見あたりませんでしたが、もし取り壊しだったら、ちょっとブルーですね。

【場所】文京区根津2丁目 / 1丁目あたりです。
【余談】右の写真を撮った時のシャッター速度は、手持ち1/3秒なんですが、ぴたりと止まってますでしょう。手ブレ補正レンズって本当にすごい効果がありますね。もちろん、手ブレの名手(^^;ですから、全カットが止まっているわけではありません。

菊坂<正月>夕暮

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今日はまったく写真を撮る時間がありませんでした。で、今日も菊坂からです。
左の写真は、八軒長屋の端に位置するお宅です。ここには、物をとても大切に生活なさる方がお住まいのようです。新建材による補修などいっさい行われていないことや、古く錆も出ていますが、汚れとは無縁の郵便受け、よく手入れされた軒下園芸などからも、それが伺い知れます。菊坂でも、もっとも昔の長屋の面影を残しているお宅かもしれません。ガラスの引き戸には、謹賀新年の紙が貼られていますが、ここほど似合う場所は他にないように思います。もしこれが、和紙であったり、こんなに晒したように白い紙でなかったらな〜と、それが残念ですが、ま、町会の予算もあるでしょうから贅沢は言わないことにします。ところで、この紙ですが、クロームやクリスタルのようなガラスに貼られていると、およそ似つかわしくなく、見てて情けないくらいですね。
右の写真は、菊坂の上道と下道の間に建つ木造3階建ての家です。そして電柱の右側は上道と下道をつなぐ階段になっています。この階段をおりてすぐに右に曲がり、50メートルほど歩くと、左の写真の家の前に出るという位置関係です。右上にそびえ立っているのは、文京区役所の建物ですが、ま〜随分と贅沢[税多喰]な建物を建てたものです。見るたびに前景との大きな落差を感じます。これ、文京区でいちばん謹賀新年の紙が似合わない建物であることは間違いありません(^^;
ところで、この紙って、いつ頃から配るようになったものなんでしょうか?

【場所】文京区本郷4丁目あたりです。

菊坂から謹賀新年

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謹賀新年。今日は昨日とはうって変わって晴天でしたが、寒かったですね〜。それでも、お墓参りを済ませてから、お正月の根津や谷中を歩くつもりだったのですが、あまりの寒さにめげて進路を変更。足は近場の菊坂に向かっていました。
菊坂に入ると、吹いていた風が、まわりの高台と軒を連ねた建物に遮られ、ふっと和らぎます。人影もほとんどなく、静かないつもの菊坂です。どの家の玄関や引き戸にも、謹賀新年・菊坂町会と書いた紙が貼られているのが、いつもと違う程度です。最近では、しめ飾りはなかなか目にできません。が、趣味の良い、いつも手の行き届いた軒先園芸をなさる家には、それが飾られていました。古びたガラス窓やすだれを背景にしたしめ飾りは、いかにも下町のお正月を感じさせてくれます。
右の写真は、菊坂に入る直前のマンション建設計画を読む男性を撮ったものです。近所の桜木神社へ初詣に行った帰りなのでしょう。桜木神社と書かれた破魔矢を、手に持つと手が冷たいのか、背中に差して歩いていました。かなり屠蘇が効いているようで、キヤノン20Dの相当に大きいシャッター音にも気づかない様子でした。

【場所】文京区本郷4丁目あたりです。



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