西荻残日景

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西荻窪の駅から青梅街道方向に歩いて行くと、当然のことながら、徐々に住宅が増えていきます。が、その多くは、新建材でに建て替えられています。しかし、注意して歩いていると、その建物の間にぽつりぽつりと古い建物が残っているのに気づきます。ひと時代前の生き残りが…。
左の建物は、地蔵坂と呼ばれる通りの交番近くにたっていました。遠くから見たときは「古書店だ」と思ったのですが、近づいてみると、なんとクリーニング店のようです。では、この本棚はいったいどういうことなんでしょう? そして右上方に突き出た部分は何?[物干しか?] このときは、荻窪へ移動する時間が迫っていたため、お店に立ち寄ることはできませんでした。したがって、その理由は謎のままです。またいずれ…ですね。
右の写真は、そのクリーニング店よりも、もうすこし駅寄りの位置にありました。西荻では、神田辺りで目にする銅板葺きの看板建築は全く見られませんでした。あってもモルタル仕上げだったりと…。そんななか、この建物は、いかにも看板建築という感じがして、思わず写真を撮ってきました。でも、表面は波形トタン仕上げです。これが当初からトタン板仕上げなのか?後日建物をトタン板で覆ったものなのか? それは不明ですし、地味ではありますが、西荻で感じた下町の匂いです。きっと震災後の建物でしょうが、日本橋の蔵造り、神田から本郷辺りの出桁造りと銅板葺き看板建築と見てくると、やはり造りは簡素で、当時の都心[府心or市心?]との距離感と落差というものを感じさせました。

【場所】杉並区西荻窪あたりです。

コメント(3)

左側の写真の建物、姿形といい、その佇まい、いいですね。
こうあらねば、と思いながら......でありますが、なかなかその境地には至りません。

侘びと錆…(笑)
マサさんの写真「錆」のテーマ、多いっすよね。
こうしてしっかりと見つめられた錆色はなかなか美しいですな〜。

>AKi さん
コメントいただきまして、ありがとうございます。この建物、バラックfinderに登録する資格がありますでしょうか(^^; もしや、バラックとは呼ぶには材がきちんとし過ぎているかもしれませんね。

しかし、AKi さんが、バラックfinderの定義(?)にお書きになられました「あるデザイン的な意図をもって何物かを作ろうとしたのではない」の一文には心底シビレます。

>komoさん
お久しぶりです!立ち寄っていただき、ありがとうございます。おっしゃるように、タイダイな世界とは正反対ですよね(^^; とにかく、錆には弱いです。塗装されたトタンの錆とか見ると、もうダメです(^^;



ninepeace.jpg




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