早速ですが、昨日のエントリーで触れた蔵前の古書店さんです。が、実を言いますと、僕は、この古書店のことを何も知りません。通りがかりに写真を撮ったというだけで…。またしても「これは、すごいです!」というだけのこと(^^; 本来は、時間のある時にでもこちらを訪ね、書棚に並んだ本の傾向や印象、ご主人にうかがうなりして、創業年などを調べてからエントリーしたいのですが、そう思うと、なかなか実現しないのが常です。と、言い訳しながら、えいやっとエントリーです。
さて、この浅草御蔵前書房さんですが、日本橋から駒形を経て浅草へ抜ける江戸通りに面して建っています。この道は、江戸時代の切絵図にも記載のある古い通りです。
ところで、このピンクの下見張りの壁面、相当に風雨にさらされた感がありますよね。凄みがあります。ちょっと怖いくらい(^^; そして、これが建物全体 & もうすこし引いた図ですが、この1階部分の低さと言うのか、2階部分の異常な高さと言うのか…、とにかくこのアンバランスさに目を奪われます。まるでトップハットでもかぶっているよう…。まわりには新しいビルがニョキニョキと建ち並んでいますが、それらウドのようなガキどもを、見上げながらも鼻でせせら笑っているような貫禄があります。しかしこの2階部分はいったいどうなっているのでしょう。もしや、看板(建築)部分だけが高くなっていて、中身は普通の二階家なのでしょうか? 興味津々です。
【場所】台東区蔵前3丁目あたりです。