辿り着いたら西荻

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先日、吉祥寺のハモニカ横丁に行ったついでに、中央線の電車の窓から見えた古い建物を見ようと思い、およその方向に歩きはじめました。で、迷いました(^^; かなり駅からかなり離れた住宅街に入っていまい、面白くも何ともありません。中央線の高架は見えるものの、かなり遠方。ちょっと線路の反対側へ、などという気は起きない距離です。「嫌だな〜この状況」ってやつです。暗くなってきたことだし、吉祥寺に戻ろうか?とも考えました。が、すでにかなりの距離を歩いてしまったことだし、ついでに次の駅まで歩くことにしました。こういうときは距離が長いです。行けども住宅街が途切れません。でも、ま、倒れない限り、目的地には到着はするもので、どうやら西荻に入りました。大汗かいて(^^; これ、典型的な無駄骨って言いますよね(^^;
喉はからから。そこで、西荻で唯一僕が知っている、汗だくでも行けそうな店、ハンサム食堂へまっしぐらです。「もしかすると、あの男に会えるかも知れない」とも思って...。

すると図星です。あの男がひとりでビールを飲んでいる姿が目に飛び込んできました。
「あ、お久しぶりです」
「あ〜、こんちわ」
「いやいや、お会いしたかったんですよ」
「え、何で...」
「いえね、僕のブログで、あなたが話題になったんですよ。もう、小説の主人公みたいになってんですよ」
「ははは、そうなの」
「ええ、ええ、西荻に住んでるって女性からコメントいただいたりで、もう...。だから今日は身上調査しますよ(^^;」
「結構ですよ〜」
てな会話を交わしながらも、注文したコーラをストローでグビグビ。あ〜美味しい、5分前に冷蔵庫に入れた感じの冷え方が何とも言えないな〜(^^;などと思いながらも一気のみ、即座に2本目を注文です。
そして、ちょっと汗がおさまったところで、やおら、その男の身上調査を始めました。彼は、質問にスラスラと答えてくれます。「何も隠すことは無い」という話し方です。気持ちが良いですね、こういうのって。
それによれば、男は大阪の出身。17才でベースを弾き始め、その後ホリプロに所属。山口百恵や森昌子、石川さゆりなどのレコーディングやツアーバンドのベーシストとして活動していたのだそうです。その後、東京に移り、ナベプロに所属。大阪時代同様に歌伴バンドで働きながら、徐々に自分の目差す音楽、レゲエを演れる環境を求め、独自のバンドを結成。そうこうするうちに、芸能歌伴バンドは辞め、レゲエひとすじになっていたのだそうです。ハンサム食堂の人の話では、彼はその後、ジャマイカに渡り、レゲエにどっぷり浸かった生活をしていたのだそうです。
いま、彼は、音楽を職業にはしていません。大工をやりながら、機会があればプレイするというスタイルで、ベースを弾きつづけているそうです。彼の経歴はざっとこんなものでした。

帰りがけ、彼が、「あそこのお茶屋さんの看板撮った?」と、僕に聞いてきました。そんな看板見たこともありません。彼が大好きという看板です。もうすっかり暗くなっていましたが、早速その看板を見に行ってきました。その途中に紛れ込んだ西荻の路地が右の写真です。
そして、今日のもうひとつのエントリーがその看板です。

【場所】杉並区西荻南あたりです。

コメント(23)

うはは、この絵いいですね!
電話番号が4桁のわりには、年季が入って見えるところがまた妙です。
実は、僕も週末に吉祥寺に行ってきました。
 http://www.baustheater.com/trex.htm
鋤田さんというロックミュージシャンを撮っていた方がゲストで貴重なお話を聞けました。

>妾番長さん
ええ、T-REXの映画をご覧になったんですね。僕も観たいです。T-REXは結構好きで、日本公演観ましたよ。ついでですが、マルコシアス・バンプというバンドの写真を撮ったことがあります。
鋤田正義さんのお名前はよく知っています。最近はどんな活動なさっているのでしょう。

日本公演に行かれたんですか!
羨ましいです。
マルコシアス・バンプ知ってますよ。バンドブームの時に頭ひとつ抜きん出てたバンドですよね。
今は全く音沙汰ないようですが。

あの場ではあまり話しませんでしたが、鋤田さんは映画のカメラマンとしてもまだまだ現役で活躍されているようです。
また、ボウイの写真集も海外からのオファーで作成中とのこと。
ただし、何年もかかってまだちっとも進んでないそうですw
スタイリッシュな写真から勝手にカッコイイ人を想像していましたが、ちょっと小太りのフツーのおっちゃんという感じでした。

映画の方は一見の価値があります。
1972という最もあぶらの乗った時期なので、オーラ出まくりです。
あと、音が念入りに調整されていてとて(トニー・ビスコンティ)とても気持ちよかったです。

>妾番長さん
マーク・ボランの生、観ましたよ〜。でもプレイは、実力不足という感じでした(泪)。ボランがあえぎもだえるような感じもあり、ちょっと悲しかったのを記憶しています。
今でも、テイチクのT-REX担当者が、自分達用に製作したと噂されるプロモCDをよく聴きます。T-REXのブギは完全にT-REXでなくてはならない、ひとつの世界って思います。と思って間違いないですよね?(^^;
鋤田さんの近況を教えていただいてありがとうございました。僕も、ブライアン・フェリーの写真集の依頼なんて来ないかな〜なんて…。あり得ない夢のまた夢見てます(^^;
映画は観なければ!明日あたり、行きそうです(^^;

T-REX 好きなんで DVD 3枚組で買ってます。 パッケージデザインも映画と一緒なんで同じ内容と思うのですが、 さすがに民家では「爆音システム」はムリですね。  

あ・・・また脱線しちゃいましたあ。 

>いのうえsan
えええ、いのうえsan、T-REXお好きなんですか〜。う〜ん、実に様々なお顔をお持ちですね〜。多才としか言いようがありません。
T-REXの前身、ティラノザウルスの頃は(レコード持ってるくせに)殆ど聴いていないのですが、いのうえsan、お聴きになってますか?

おはようございます。西荻の写真拝見しました。湿度があってステキです。西荻がずっとdeepな街に感じました。

お久しぶりです。西荻懐かしいですね。真夏の夜の西荻もいろんな物語を語ってくれそうで。
なぞの男との偶然の再会などはなんかみんなmasaさんの引力に、、、新しい惑星の発見みたいで、ワクワク。

>巻き助(女性)さん
こんにちわ〜。コメントをありがとうございます。西荻をよくご存じで、すごく良い写真をお撮りになる巻き助さんから、褒めていただけるなんて嬉しいで〜す。でも、この路地には、なんとなく、僕のテリトリである、本郷・谷中・根津界隈の匂いを感じました。巻き助さんも、お時間がありましたら、是非、谷中界隈にいらしてください。

>カークさん
お帰りなさい!お久しぶりですよね。そろそろ、かなり、カークさんとの弥次喜多が恋しくなってます(^^;
実は、その男にアニレゲの話をすると、面白そうだってことになり、翌日、秋葉ホコ天に来てくれたんですよ。でも、警察はうるさいし、あまりに暑かったので、その男がUzumeさんを待ちきれず、今回はすれ違いになったんですが…。この2人をプレイさせてみたい、な〜んて考えてます。

また西荻に出没していらしたのですね!
謎の男にもまた会ってるし!!
西荻、行きたくなってきました。

>ciceroneさん
あらま、いまciceroneさんとこから帰ってきたとこです。
西荻はひじょーに面白いですよ。あの男に、西荻に住む理由を尋ねますと、「西荻って村なんですよ」って答え。これにも参りました。
ciceroneさんの地図がないと、僕は、いつまでたっても道に迷いそうです(^^; ciceroneマップの製作希望!(^^;

>妾番長さん

>電話番号が4桁のわりには、年季が入って見えるところがまた妙
あ、これ「きらく園」の看板のことですね。ニブイので今気づきました。そうですね、確かに、4桁ですよね。ご指摘通り、それにしては古びてるし…、どうなってんでしょうね。不思議です。

>カークさんとの弥次喜多が
masaさんのテレトリー?がいつの間にかアミーバーのように、、、すごい!!!
どこでも良いですから連れてってください。

>カークさん
西荻には、カークさんに誘われなかったら、いまだに足を踏み入れていませんよ。お陰さまで世界が拡がりました。これも漂泊力だったのかな?と思っています。そういう意味では、こっちが連れてってくださ〜い!と叫びたいです(^^;

いやぁ、いい出会いしてるなぁ。
大工でベーシスト!最高だね。
昔(というか大昔の1972年)、ロンドンのハマースミスオデオンで偶然T-REX見ていきなりJAZZ捨てる気になっちゃったことを思い出しました。

>おやじsan
コメントありがとうございます。この男、良い音出しそうでしょ。
おやじさん、T-REXをなんと本場で観ちゃってるんだ〜。日本で演るのとは相当に違うでしょうね。あの頃のマーク・ボランの勢いはもの凄いものがありましたね。
しかし、T-REXが、JAZZとの決別になったとは知りませんでした。最近は、何聴いてます? kenバンド以外に(^^;

ティラノザウルスの頃の音はあまり知りませんが、デボラ Debora なんか すきですよ、 リズムが どんどこどんどこ 早くなるところは 古い童謡にありそうな感じです。

>いのうえsan
あまり知らないとおっしゃりながら、デボラなんてポンと出てくるなんて、やはり聴いてらっしゃいますね。
僕なぞは、大昔に、T-REXつながりで聴いて、T-REXとは似ても似つかないな〜という印象を持ち、そのまま今日まで来てしまっています(^^;

ティラノザウルスレックスは、T-Rexほどポップじゃないですが、じんわりじんわりはまります。
B.フェリーといえばロキシーといえばB.イーノ(無理やり)。
イーノなくして今の自分はあり得ないというほど大好きです。

それにしても、現地でご覧になった方もいたりしてすごいですね。ココ

>妾番長
イーノなくして「殿キン涙の操」なしってことだったんですね。やはりあのセンスはかなりなものですもんね。
僕は、イーノはカッコイイと自分に言い聞かせ、LP(環境音楽的)も何枚か持ってるのですが、ついに傾聴するに至りませんでした。
しかし、Thursday Afternoonという、モニタを右に起こし、タテ位置にして鑑賞するビデオ作品は、発売と同時購入し、首を横に倒して(^^; 良く観ました。そのプロモ用のカードがまたカッコ良かったですね。まだ捨てずに持ってるはずです。

遅ればせながらですが、コーラの下のテーブル、
なぜにタイのコーカイとアルファベットのABCが一緒に??(^^ゞ

>m-louisさん
うぬ、そ、そう言えば、そうですねん。ま、僕の場合、その前にタイのコーカイって、タイの文字のこと?って感じなんですが(^^; とにかく、まったく気に留めてませんでした。次回しっかり写真も撮って、お店の人に聞いてきます。お店の人も???じゃないか?と思いますが(^^;



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