大三島の谷戸で

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瀬戸内海に浮かぶ大三島[おおみしま]で撮った写真です。この島は、広島県尾道市と愛媛県今治市を結ぶ「しまなみ海道」の、ちょうど中間点あたりに位置しています。
ここは、その大三島の井口[いのぐち]と呼ばれる地区です。海岸部から山に向かって歩いてみると、三方を台で囲まれた典型的な谷戸地形がひろがっていました【谷頭方向の写真谷口方向の写真】。谷底[こくてい]は、半分がみかん畑、残りの半分が水田として使われていました。そして台上には、木々に混じるようにして、家が点在しています。今日の写真は、その台で撮ったものです。

左の写真は、台から谷底に下りてゆく道です。葉を繁らせた木々がつくるトンネルは、昼間でも暗く、ちょっと気味が悪いほどでしたが、途中まで進むと、カーブしながら下る道の先にぱっと明るい出口があり、その向こうに家が...。
中央の写真は、谷頭[やとがしら]に近い位置にたっていた家です。まず目に飛び込んできたのが、家の前に並んだ3体のお地蔵さんと祠でした。お地蔵さんは何故か妙に白く、周囲から浮き上がっています。この建物は古そうですが、お住まいの方の生活も、おそらくは昔ながらのスタイルではなかろうか?と思われます。入口の左手に釜があり、その上方が、薪を燃やした煤で真っ黒になっていたことからも、それがうかがえます。
右の写真は、この家の左手奥にあった細径です。この左側には、みかんの木が植えられていました。その畑(?)に入る径のようでしたが、どこへ通ずるものやら? ちょっと歩いてみようか?という気にはなれませんでした。
この辺りは、これまで目にしたことのない要素が多かったせいか、なんとなく特別な空間という印象で、土地の「気迫」または「気」のようなものを強く感じさせられました。もしや地霊にでも出会ったのでしょうか...。

【追記】谷戸という地形は、先日、aki's STOCKTAKINGで教えていただいたばかりでしたが、早速「あ、これだよ!」ということに...。こんなことでも何だか嬉しいものですね(^^;
また、地元の方にうかがうと、この谷口から谷頭まで(要するにこの谷戸全体)が、ひとつの集落単位になっていて、昔からボウと呼ばれているそうです。
【場所】愛媛県今治市上浦町井口です。

コメント(4)

この写真ちょっと怪奇的な感じですね。
私もちょっと前に似たような経験をしました。
日中なのですが「これから先はもうやめとこう」って気が進まないときがあります。

もし、このお宅にお住まいになられている方があの戸を開けて出てこられても私はたぶん気味悪くてお話できないような気がします。ぞぞぞっ。ちょっと気味悪いです〜。

> Cezanneさん
こんばんわ。Cezanneが体験なさったというのは、例の無人の村のことでしょうか? ここもそんな感じですよね(^^;
このときは、生憎天気が悪く、湿気も高かったせいもあるのでしょうが、空気が濃厚で「気」のようなものが強いって感じでしたね。しかも、電線らしきものが通っていないんですよね(^^; どういうことなのか…。 僕は霊感がまったく無いようなものなのですが、ここでは何か感じるものがありました。
しかし、この大三島という所は、こんな場所ばかりではありませんので…(^^; 瀬戸内海に浮かぶとても景色の良い明るい島です。大三島の名誉の為にも言っておかねば(^^;です。

中央の屋根はすごいですね。変な表現ですが、天然エコロジカルな感じです。わたしもakiさんのところの谷戸、興味深かったです。田んぼ好きなのでこの谷戸ということは田舎を旅した時に知りました。集落形成って旅で見るのは楽しいですが、実際にこれを残していくとなると難しいことですよね。開発は悲しいけれど。。。

>mitsubakoさん
これは、とにかく、凄いですね(^^; やはり、本土と地続きではないことによる、時代のズレのようなものを感じました。
谷戸って、鎌倉の扇ヶ谷、しかもサウンドとして、しか知りませんでしたが、説明を受けてみると興味深いですね。で、気づいてみると、谷底には既に家が…という図が多いようですね。



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