大塚の亜細亜風アパート

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大塚の坂下通りから、ほんのワンブロック奥に入ったところで撮ったのが今日の写真です。この辺りは、台地と台地の狭間にあたり、昔は川か湿地だな、と簡単に想像がつく場所です。そういった場所には、必ずと言ってよいほど、長屋が軒を連ね、その間を細い路地が複雑に走っています。
ここでは2階建てと平屋の長屋が向かい合って建っていました。アパートのようです。僕が立っている位置は、この路地(袋小路)の突き当たりになります。こうして少し見下ろすようにして見ると、なんとなく東南アジアあたりの家という雰囲気を感じます。これが、路地の反対側に立ち、見上げるようにして見ると、まったく下町の長屋って感じなんですけどね。面白いものです。亜細亜的に見せているのは、どうやら屋根の形と建物の間隔、後方の樹、そしてちょっとした湿り気にあるようです。
しかしこの一画、疲れは見えるものの、なかなかきちんと手入れされています。樋を見ても木の葉やゴミが溜まっていません。そう雑然とモノが置いてあったり洗濯物が干されているわけでもありません。亜細亜風と呼ぶにはちょっと整然とし過ぎているかもしれませんね。が、とにかく、ここは大変気に入ってしまいました。

【場所】文京区大塚5丁目あたりです。

コメント(12)

masaさん。冒頭にお書きになった部分、まさに『アースダイバー』的です。狭間の川・湿地・湿り気、路地と下町的な家並み。もう、バッチリです。

>wakkykenさん

>まさに『アースダイバー』的
それ風ですよね(^^; まだ50ページくらいをウロウロしている状態ですが…。この写真、撮ったのが昨日の夕方ですから、もうとっくに乾いた感じになっても良いと思うのですが、さすがに湿地なんだな〜と思わせる湿り具合でした。

うんうん、屋根の感じとかそうですね。
バンコクの線路沿いにあった、バラックのスラム街を
思い出しました。今でもあの状態なのかなー。
あ、でもこんなにキレイじゃなかったですよ(笑

masaさんの写真をとられた場所を、『アースダイバー』の一番最後に付録のようについている、「アースダイバー地図」と重ね合わせながらみてみると、とっても面白いことを発見!/僕が気になっている「日暮里」だとかの位置関係がよくわかりました。日暮里-根津-本郷と直線で引くと、台地-湿地-台地となるわけですね。かつて気になりながらも、東北新幹線から日暮里の崖と台地をながめているだけでしたから、あそこに縄文遺跡やお墓があることも知りませんでした。/ 今回の撮影地は、大塚ですね。ネット地図で探索しました。わかりました、わかりました。なるほど〜、台地と台地の狭間という感じがよくわかります。/東京の地理に明るくないので、この「アースダイバー地図」、助かります。普通の地図だと、市街地は微妙な高低差が見えませんからね。/masaさんの素敵な写真を、こうやって文献や地図に重ね合わせながら拝見すると、一層深みが出てきます。納得しました。

大塚も焼けていなくて、エアポケットみたいなところですね。今行く機会がないので、楽しみに拝見。田端もほんとに重要なエリアなのですが。(あ、あまり気になさらずmasaさんペースで散策なさってくださいね。)

>ciceroneさん
この屋根、もしかすると銅板かな?って感じで、ちょっと豪華版(^^;なんですよね〜。これがカラフルなトタンで、しかも継ぎ接ぎされてたりすると最高だったんですけどね。住んでる訳じゃないから勝手なこと言ってますが(^^;

>wakkykenさん
本来、僕が確認すべきことを、確認していただき、ありがとうございます。「あ、そうか!」とか「あ、やはり!」いった、他力本願状態です。ブログをスタートさせた時に、地図にポイントを打ち、クリックで記事に飛べるようにするか?なんて思ったこともあったのですが、面倒なことと、あまりピンポイントで位置が分かるのはどうか?と思われるケースも希にあり、そのまま実現せずにきています。もう一度考えるべきだと思うに至りました。でも、今となってはかなり面倒ですのでね〜(^^;

>braryさん
大塚って、「え、文京区なの?」って感じでも、エアポケットですよね。以前から気になっていた場所だったのですが、今回やっと歩くことができました。やはり焼けていない部分には古い建物などが、いくらか残っていますね。でも、焼けた部分も焼けなかった部分も、ともに建て替えなどが進み、両者の違いをはっきりと感じることはできませんでした。田端も気になってます。赤羽・岩淵とセットで…。

masaさん。個人的な見解ですが、それぞれの方が、ご自分の関心から、地図や資料、そして文献を用意して、masaさんのエントリー重ね合わせていったほうが、こちらの「Kai-Wai散策」、さらに広がりのあるBlogに発展していくような気がします。/個々のエントリーは、masaさんのオリジナルな作品ではありますが、いろんな方たちの立場から多様に解釈され、作品のもっている多様なポテンシャルがさらに顕在化されていくほうが、なんだか楽しいですよね〜。/一般論ですが、Blogは、管理者の意図を超えて、たくさんの人びととのやりとりのなかで、生き物のように成長発展していくところが、ひとつの長所なのではとも思っています(まじめに書きすぎました)。/ですから、これまでのやり方のとおり、おやりになってください。毎日、たいへん楽しみにしています。

>wakkykenさん
真面目に相談にのっていただき、ありがとうございます。そうかもしれません。サービスのつもりでやったことが、返って相手を束縛する結果になることってありますよね。あまり造り過ぎるのは、それと同様の結果を生む可能性がありますね。料理し過ぎない状態で皿に載せ、あとは適当に調味料などをふって召し上がっていただくのが良いようですね。

>料理し過ぎない
難しい課題です(^^;
私が思うのは、どんなに書いても、実際に自分で体験しないと分からないことが沢山あるということです。
他人が人の作ったものから受け取れるメッセージって、せいぜい1、2個だと思うのですよ。
実際に街へ出るきっかけくらいは、作れたら嬉しいですね。

>ciceroneさん
そうですね、言い換えれば「意図し過ぎない。思い込み過ぎない」という感じだと思いますが、これ難しいですね。
メッセージって、なかなか作者の思惑通りには伝わりませんよね。それは諦めるしかないのかな?と。なんせ、憲法ですら、人により受け取るメッセージが異なるわけですから(^^; 僕の場合は、その場に立ったときの「うわっ」とか「ほ〜」とかってのが伝われば良いな〜と、ほぼそれだけです。



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