萩の鍵曲

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ここは萩です。鍵曲と書いて「かいまがり」と読むそうです。鍵曲というのは、城下に進入した敵を迷わせるため、高い土塀を巡らせ、道をカクカクと直角[鍵]に曲げて迷路のようにした道筋を言うようです。これは城下町にはよく見られる手法だと思いますが、萩の場合は、それを、できるだけ昔のままの姿で残そうという努力がなされています。ま、そのために土塀の補修なども行われていて、逆に言うと、観光地化されているとも言えるのですが…。
萩には、その鍵曲と呼ばれる場所が2カ所残っているようです。そして、僕が訪ねたのは、南側に残された鍵曲でした。後になってネットで調べてみると、北側の鍵曲のほうが、より古いままの姿が残っているようで、うぬぬ、と残念なのですが、ま、そちらは次ぎの機会にでも…。
そんな南側の鍵曲ですが、そうは言っても、やはり風情はあります。特に、僕が訪ねた時間が遅かったせいもあるのか? この辺りに、ひと気はなく、静寂に包まれていました。鍵に曲がった土塀の向こうから突然、刀をかざした侍が現れても不思議はないような、そんな時代を感じさせる雰囲気でした。途中、犬を散歩させる洋服姿の老婦人とすれ違いましたが、その姿が実に不釣り合で、可笑しく感じられるほどでした。

【場所】山口県萩市です。

コメント(14)

masaさんおかえりなさいませ。
この写真は心に染みました。
とても静かで、曇っていて、やや肌寒いような空気が大好きです。

masaさん

お帰りなさい〜。
かいまがり、いい名称ですね。観光地化と補修の問題は、私も古い町を歩いているとよく考えてしまうんです。廃墟化して寂れていくのに惹かれる気持ちと、観光地になっても残していくのと。この写真は、でも観光地的な感じはあまりしないですよ。やっぱりmasaさんの、内的な視点が投影されてます。

masaさん、こんばんは。
鍵曲の場所を2カ所、萩のHPで調べてみました。
しっかりと位置を把握しましたよ。
今度萩に行く機会があったら忘れずに見てみます。
私の家は平安古の平安橋の近くにありました。
大人になっていくと道の狭さにはビックリします。こんなに狭かったかな〜って。

>妾番長さん
こんばんわ〜、日常に戻りました。お返事が遅れ、すみませんでした。僕も、実は「どんよりと山陰」という感じが良いかな〜なんて思っていました。でも、もうすこし光が残っている時間にも訪ねてみたいですね。

>neonさん
こんばんわ〜。お返事が遅れ、申し訳ありませんでした。保存・補修・修復・復元などは、微妙に意味が重なったり離れたりで、難しいですね。でも、おっしゃるように、ここは「やり過ぎ」という感じではないようですね。でなくては、現地に立ったときの、あの時代感は感じられないかも?です。

>Cezanneさん
こんばんわ。あ、そうですよね。Cezanneさんは萩のご出身でしたものね。いいな〜(^^; しかも平安橋と言えば、北側鍵曲のすぐそばですね。
道の狭さにビックリという感覚はよくわかります。大きくなってから三隅に帰った時にそれを強烈に感じたのをよく憶えています。あれは理屈的には当たり前のようなものですが、不思議な感覚ですよね〜。

こんにちは。
いい街並みですね。鍵曲とはおもしろそう〜興味あります。
着物きて歩きたいです!
萩は前から行きたい町の一つでしたが、写真拝見してますます行きたくなりました♪

>Naoさん
こんにちわ〜。そうですよ、ここは着物が似合いますよ!萩は、艶やかさとは無縁で地味ですが、歩いてみますと、観光案内にのっていない、興味深く渋い景色があちこちにあり、行く度に「もう一度」という気にさせます。
山陰ですから、ちょっとアクセスしにくいのが難ですね。

おぉぉ、懐かしい風景。
と言いたいところですが、ひょっとすると僕が通ったことがあるのは北側の方のみかもしれません。まあ、かなり曖昧な記憶ではあるので、ネットで調べてみるとやはり僕が行ったことがあるのは堀内周辺の鍵曲でした。
バスセンター中心に回る上にメインは法事なので、見落としてるところはかなり多いのであります。ましてや夕暮れ時ともなりますと(^^;)

>m-louisさん
お久しぶりです!そしてお疲れさまです。その後もお手伝いもできず申し訳ありません。
ところで、そうですよね。m-louisさんも萩に縁がおありなんですよね。僕も、東京に戻ってからネットで調べてみましたが、どうも北側のほうが風情がありそうで、悔しがっているところです(^^; 萩って、そう大きくはありませんが、気にして見始めると、見所が多いですね〜。
僕の場合は、夕暮れ時を狙ったわけではなく、結果的にそうなってしまった、というだけのことで…(^^;

masaさん、ちょっと興奮してまたコメントします。

masaさんのこの写真を見たときに・・・なんだか「いやだなぁ」って思ったんです。何となく怖い印象を受けたのです。
私が萩で過ごしたのは6歳の夏までなんでが、この塀の高い迷路のような路地で当時の私は迷子になった記憶があるのではないかと・・・・。
そう思うとだんだん空想・記憶?が戻ってきたのです。
当時の私のテリトリは平安橋を渡った春日神社までです。その先の城跡の方へは行ってはいけないと母に言われていたのでした。どうゆうわけかこの写真を見ると早足に先を急ぎたい、あの角を曲がりたい、という感覚に襲われます。またどんより暗いのが夕暮れのようで焦りに拍車をかけます。
ちょっとそんなことを思い出しました。

>Cezanneさん
あれれ、一種のトラウマのようなものをつついてしまったようですね(^^; そんなのってありますよ。普段は心の奥底に沈んでいる、小さな頃に感じた、タブーにまつわるような漠然とした不安感や恐怖感が、何らかの機会に、突然蘇るというのが…。
それは「闇」が存在した時代というのも関係しているのでしょうか?ちょっと興味があります。
ところで、青ねずみ色トタンのコメントで、拙ブログのことをまたも採り上げていただき、ありがとうございます。すぐにコメントを…と思ったのですが、なんだか、あそこに本人が登場するのも恥ずかしく、そのままになっています。すみません。

おはようございます。
いいえ、トラウマというほどのものでもないのですが・・・。

でも、あの角を曲がっても、また同じ風景・・・そんな感じがします。永遠に、連続する視覚のイメージ。
ん〜ちょっとこわい。
観光地でなければ、あのコーナーに当然、カーブミラーが設置されるはずですが・・・(笑)
でもそれは、皆さんに叱られそうですね。
あ、「トタン」のことは、私の説明よりもmasaさんの写真をみていただければ話が早いと・・・紹介させていただきました。こちらこそ、すみません。

>Cezanneさん
あ、なるほど…、そういう感じでしたか〜。そうしているうちに、いつの間にか元の位置に戻っていた…なんてことになると、ますます怖いですね〜(^^;
カーブミラーについては、僕も、気づきました。一方通行でもなく、危険だな〜とは思いましたが、あそこにカーブミラーをたてたら、イメージぶち壊しですもんね(^^; 速度制限の立看が一本たってましたが、これすら倒したくなりました。



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