2006年1月アーカイブ

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2006年1月28日、17名(16名+途中合流1名)による、距離約14キロ、高低差約30メートルの「江戸東京地下水脈」を探るアースダイビングが行われました。コースおよび当日の様子につきましては、今回の企画者であるiGaさんの報告エントリーおよび隊長AKiさんの報告エントリーをご覧ください。
上図は、GPS受信機が記録していた今回のダイビングルートを地図上に取り込み、それを国土地理院発行の5メートルメッシュ数値地図(表示にはカシミール3Dを使用)に重ねたものです。これをご覧いただくと、どの辺りが凸で、どのあたりが凹か、一目瞭然のことと思います。今回、GPS受信機が示す標高が最も高かったのは、明治神宮内の谷戸の台上で約40m、最も低かったのは、青山墓地下付近(笄川)と赤坂桧町公園付近で、ともに約10mでした。

昨日(1月28日)、iGaさんの企画してくださった第3回アースダイビングが、無事終了しました。晴天に恵まれたものの、風があり、寒い日でしたが、多くの方のご参加をいただき、大変楽しい1日になりました。その様子が気になる、という方も多いと思われますので、とりあえず、号外として、1枚だけ写真をアップします。よい大人のこの笑顔が、その楽しさを物語っていますね!
僕は、これから出かけますので、帰宅し次第、詳細を報告いたします。

先日、雪の日とその翌日、寒いなか、せっかく写真を撮ったにもかかわらず、掲載点数があまりに少なかったので、今日は、写真を1枚も撮っていないこともあり、それらの救済日にあてることにしました(^^;
そう決めたのは良いのですが、今度は、1枚掲載するのか?複数枚掲載するのか?がけっこう問題になります。1枚だったら使える写真でも、何枚か組み合わせるとなると、他と調和しなかったりと...。これがなかなか難しいです。てな作業を経て、結局、この3枚を掲載することにしました。まだ右端の写真にちょっと不調和感を残しながら...ですが...。

左の写真は、谷中と言っても、千駄木に近い銭湯の裏手で撮ったものです。実は、この立て札は、銭湯の壁(左手に見えるグリーンの部分)に立てかけてありました。このスリムさ、色、ヨレ具合、どれをとっても素晴らしい出来でしたので、ちょっと所定の位置に立ってもらい、ポートレート(^^;を撮らせてもらったというわけです。「オマエ、停めんなよ!」という感じではなく、控え目に「停めないでね〜」という感じで、よろしいでしょう(^^;
中の写真は、この日見た、いちばん小さな雪だるまです。根津に近い路地に、ちょこんと座っていました。背丈が10cmもなさそうなこの雪だるま、溶けそうになりながらも、なかなか愛らしい顔をしていました。
右の写真は、谷中と言えばこの築地塀、というくらいに有名な塀です。しかし、こうして見ると、土塀はほとんど濡れていません。ちゃんと、雪のしずくが土塀にかからないような屋根?幅になっているんですね。

【場所】台東区谷中2丁目・6丁目あたりです。

世の中には、国際フォーラム愛好家(^^;という人が存在するようです。実は、かく言う僕もそのひとりなんですが、先日、拙ブログにトラックバックいただいたaneppeさんも、そのようにお見受けしました。
東京国際フォーラムというのは、有楽町駅隣りにある、あの総ガラス張りの建物です。訪れるたびに、「よくもまあ、こんな無駄な建物を造ったものだわい」と思います。が、この無駄は、許せるんですね〜。というよりも、実は、大いに気に入っています。なんせ愛好家ですから(^^; これだけ真剣に無駄に徹すれば、それはそれで良いと…。建物と思わず、内部からも鑑賞できる巨大彫刻とでも思えば、腹も立ちません。
ま、冗談はさておき、この建物のなかに入ると、まず空間の大きさに圧倒されます。空間の大きさというものは、視界を遮るものの無い場所に立てば感じるか?というと、そうでもなく、こうして、空間がガラスで仕切られることによって、逆に、明確に感じるという面があるようです。これは、かすかな風や波の音を聴くことにより、静けさというものを、より明確に感じるのと似ているような気がします。
ゴミゴミとした都心で、こうした空間の広がりを感じることのできる場所というものは貴重です。日が暮れる頃に、この建物の最上階に立つと、空の色が変化するのにともなって、空間が刻々と表情を変えてゆくのを確認できます。そして、空の色がブルーから紺色に変わる頃、この空間は本性を現します。愛好家にだけ聴こえる轟音(^^;を響かせ、宇宙船フォーラム号が旅立つのです。

【場所】千代田区丸の内3丁目あたりです。

朝霞風化景

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朝霞の、川越街道旧道沿いにある、酒場だったのだろうと思われる建物の壁面です。この旧道沿いには、「あ、これは古い」と思わせる建物があちこちに残っていますが、この建物は、それらとは異質です。見た途端に、沖縄や横須賀などを思い浮かべました。いわゆるバタ臭い、というやつです。
朝霞という土地には、古くから人が住んだ形跡があり、その歴史は縄文時代にまでさかのぼるようです。地形的に見ても、黒目川沿いの河岸段丘や、開口を荒川に向けた谷戸などが入り組んでいて、いかにも人が住みやすそうな条件を備えています。したがって、古くから農業を中心に栄えた集落だったのだろうと思わせる風景が目につきます。
そういった風景のなかにあって、この建物は、実に地味ですが、周囲から浮き上がって見えました。戦後、アメリカ軍極東司令部 (キャンプドレイク) が朝霞に置かれましたが、これは、その米軍所属の兵隊を相手にしたナイトクラブだったのでは?と思わせるものがあります。壁に書かれた "Play ate" という文字からくる、実に単純な連想にすぎないのですが...。
しかし、この、経年変化が激しいだけの、特にどうと言うこともない壁面ですが、時間がねじれたような、妙な、強い違和感を感じさせました。

【場所】埼玉県朝霞市あたりです。

すごい中華飯店

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川越街道の旧道を走っている時に、ちょっと放っておけない中華飯店を見つけました。
ところで、いくら「コレは!」という物件を目にしても、東京周辺の混雑した道路を車で走行している場合は、駐車スペースも見あたらないことが多く、ちょっと停車して写真を撮る、というわけにはいかないものです。しかし、この物件は、そうさせるだけの引力(^^;がありました。どうにもならないもの凄さです。もうすこし近くから見たい!ということでしたらこちらをクリックしてください。いかがでしょう...。もう凄いという以外に言葉がありません(^^;
こちら、看板には中華料理とありますが、ご近所の方に話をうかがうと、中華屋さんとしては営業していない状態。現在では、酒場と化しているそうです。ま、外観からしても、それは想像つきますよね。超濃厚ですし...。しかし...、ちょっと、このドアを開ける勇気はありません(^^;

【場所】埼玉県朝霞市あたりです。

雪残る谷中で

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雪の降った翌日は、雲ひとつない、どぎついくらいのスカッ晴れというのが良くあるパターンですが、今日は、外れパターンでした。上空には結構雲が多く、太陽が顔を見せたり隠したりの繰り返しでした。が、雲が厚くはないため、光の回りがとてもキレイな日でもありました。そんななか、今日は、谷中を歩く機会を得ました。
表通りの雪は、ほぼ溶けていましたが、路肩には、残った雪が凍結している場所も多く、気をつけて歩かないと、足をとられます。ま、こちらは、いつものパターンですね。
左の写真は谷中6丁目、中と右の写真は谷中2丁目あたりで撮ったものです。明暗はあるものの、薄曇りに近い光のせいで、コントラストが強過ぎず、ニュートラルな写真になりました。

【場所】台東区谷中6丁目・2丁目あたりです。

雪夜の本郷で

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このところ、なかなか明るいうちに写真を撮りに行くことができません。今季はじめての雪が降った今日もしかり...でした。朝、電話で起こされ、すぐに家を出て、帰ってきた頃には、もうどっぷりと日が暮れていました。しかし、東京で雪景色を撮れる機会はそうそうあるもんじゃありません。で、頑張って(^^; 夜の本郷〜菊坂を徘徊してきました。
雪は、夜になっても止まず、僕が歩いた頃も、まだ津々と降りつづいていました。傘をさし、カメラが濡れないようにコートのなかに抱えるようにしての徘徊です。
どこも車や人影は少なく、そうでなくても夜は静かな一帯が、輪を掛けたように静かです。都心とはいえ、繁華街のようなネオン類は少ないため、町並みは、雪明かりという言葉がピンと来ないほどに暗く、それも静けさに拍車をかけているようです。凍結しかけた雪をかく音だけが、あたりに大きく響いていました。

【場所】文京区本郷1丁目・4丁目あたりです。

つい先日、Mac版Google Earth が発表され、以来、ご近所ブログではその話題で持ちきりです。そこで、僕は、ちょっと話題に乗り遅れ気味ながら、アナログ版Google Earth Diving (^^;を試みてきました。
アナログとはいえ、短時間で、けっこうあちこちに飛ぶことができます。ニューヨークから北海道なんて、ほんの数分で飛べることもあります。で、僕は、有楽町から一気に香港に飛んでみました。今日の写真は、有楽町駅からものの1分で飛んだ香港で撮ってきたものです(^^;
いや〜香港も、噂には聞いていましたが、人が多いですね〜。でも、あれ? ラフランスなんて文字が書かれた箱が見えてますね〜。そうなんです。これは有楽町駅前の再開発地を囲っているフェンスに貼られたポスターを背景にして撮ったものです。でも、ポスターのサイズがかなり大きいため、けっこうソレっぽく見えませんか? というより、最近のペラペラしたビルより、よほど現実的に見えたりして…(^^;

【追】この背景になっているポスター、本当に香港でしょうか? 自信ありません。行ったことがありませんので…。

【場所】千代田区有楽町2丁目あたりです。

築地場外の夕景

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先日、築地場外市場のバラックを紹介させていただきましたが、そこに以下のコメントをいただきました:
『写真は裏側ですが、表側ではお商売をされているのでしょうか。googleのマップでみてみたところ、「玉八商店」さんという厚焼き玉子のお店の事務所があるようですね(http://www.tamahachi.com/)。...。』

そこで今日は、その表側、玉八商店さんが写っている写真をアップすることにしました。
ここは、場外市場のいちばん外れです。玉八商店さんの裏側は、先日紹介したとおり、川が埋め立てられ、盛り土した部分が駐輪場になっています。その駐輪場の向こうは、もう築地市場(場内)になります。そして、玉八商店さんの前の道を左へ数十メートルほど進むと、T字路の突き当たりになり、正面に波除神社があります。その神社の右手にも、盛り土で道路の一部と化した橋が残っています。
そんな立地ですから、ここに立つと、風景に、なんとなく潮臭いものが感じられます。漁港近くの、飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶ町角...というような...。そして、時に、この上空をカモメが飛びます。そのカモメがまた、潮の匂いを強めてくれます。サンセットを背景にすると、なんだか、鄙びた魚河岸に居るような気さえしてきます...。でも、実は、上空には、カモメよりカラスのほうがずっと多いんですけどね(^^;

【場所】中央区築地6丁目あたりです。

築地場外の外れで

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築地場外に着いたのは、もう陽が傾いた頃でした。ウロウロしているうちに、あたりは暗くなり、開店していた数少ないお店のシャッターも下ろされ、場外市場がいよいよひっそりとしてきます。
すると、その頃になって、手早く開店準備をはじめるお店もあります。その多くがお寿司屋さんです。そうなんです、鮨というよりも寿司...。築地のイメージとはちょっと違うかな?という感じの、派手なプラスチックの電光看板を掲げた、街中で見かける大手チェーン店のような寿司屋さんです。これは意外でした。
そんななか、今日の写真のように、通りの外れで、実に小ぢんまりと、ひっそりと店を開けているお鮨屋さんもありました。ご主人は勿論ひとり。カウンターは、お客が二人掛ければいっぱいです。そして、そのすぐ隣りに、小さなテープルと椅子が二三脚置かれているだけです。そして、周りをビニールシートで覆い、なかにはハロゲンヒーターが2台置かれていました。テントの端に提げられた提灯には「三代目」とだけ書かれています。
「あ、風情がある!」と思い、シャッターを切ると、あたりが静かなせいもあって、ご主人に気づかれてしまいました。「マズ」と思い、ペコリと会釈をすると、ご主人は、笑顔で「いいんですよ。撮ってもらって...」と...。なんだか、お酒は飲めないけれど、夜風と呼ぶにはあまりに冷たい風をハロゲンヒーターでしのぎなら、鮨のひとつやふたつ、つまみたくなってしまいました。ご主人との、のたりとした会話つきで...。きっと和むな〜。

【場所】中央区築地4丁目あたりです。

築地場外市場の外れに、奇妙な立地の一画を見つけました。最初は、その見事なバラックぶりに目を奪われたのですが、しばらく眺めているうちに、バラックの足元が気になりはじめました。柱だけが地面に伸びているところといい、その地面の地形的な凹具合といい、これはどう見ても、水上の建物であった名残りのようです。

そこで、帰宅後、PCを起動し「三層江戸明治東京重ね地図」を立ち上げ、築地市場辺りにズームインしてみました。以下はその一部を切り取ったものです。

左から現代・明治・江戸の順です。
今日のトップの写真は、現代地図中の赤印部分に建っているバラック群を、赤矢印の方向から撮ったものです。
その辺りの状況を、明治・江戸の地図と見比べてみると、そこに川(と言っても運河)が流れていたことが一目瞭然です。
してみると、どうやら、このバラック群は、昔は、片足を川に突っ込んだ状態で建っていたようです。それが、川が埋め立てられたため、水が無くなり、地上に出てしまったのでしょう。既に、これ幸いとばかりに、昔の川底部分まで屋内に取り込んだ家もありますが...。
凹部ができたのは、川を埋め立てる時に、橋の高さまで土を盛って道路としたため、橋幅分だけが盛り上がり、結果として、河岸(堤)と盛土の間が凹部となって残った、ということのようです。
この風景、こうして推理したり調べたりする材料としては面白いですし、建物(バラック)も素晴らしいのですが、それ以外はハシにもボウにもひっかかりません。傷跡だらけのひどい眺めです...。

【場所】中央区築地6丁目あたりです。

普通は、こういった建物内の通路は、廊下とでも言うのでしょうか。築地場外には、こうした、アーケードのミニ版のような通路が多々ありました。
これらは、屋根はあるものの、どう見ても路地です。しかも、戦後の闇市から発展したと言われる横丁などに特有な匂いがします。実に濃密です。ところによっては、地下通路または洞窟的な感じすらします。古代の壁画が発見された!なんてことがあっても不思議はない感じです(^^;
右端写真の路地は、奥で突き当たりになっていますが、左端と中央の写真の路地は、前方の小さな出入り口を出ると、そこはもう新大橋通りという、片側3車線の広い幹線道路です。その表通りからひとまたぎの所に、この空間が存在しているんですね〜。その落差には驚きます。洞窟路地という呼び名、けっして大袈裟ではありません(^^;

【場所】中央区築地4丁目あたりです。






CMOSの掃除が済んだカメラを受け取りに、銀座のキヤノン・サービスセンターへ行ってきました。その後、時間が空いていたので、築地へ行こうか?交通博物館へ行こうか? と一瞬迷いましたが、交通博物館さようならキャンペーンの一環として行われている「旧万世橋駅遺構特別公開」が気になり、神田方面へ向かいました。
遺構見学の予約はしていませんでしたが、交通博物館受付で尋ねてみると、お天気が悪かったせいか、当日予約分に空きがあるということです。その場で申し込みをし、小一時間ほど待つことに…。
ということで、時間つぶしがてら館内を歩いてみたのですが、これが思いの外(と言っては関係の方々に失礼ですが…)面白く、あっという間に集合時間になってしまいました。
旧万世橋駅遺構の見学は、スタッフの方々に先導され、まずは煉瓦造りアーチ型天井の空間へ、そこで旧万世橋駅と交通博物館の歴史に関する数分の動画が上映され、その後、5分間ほど写真撮影。つづいて、地下の橋か?と思わせる段差のある通路を抜け、階段をのぼり、旧万世橋駅ホームの見学。終了…という感じです。
ま、廃墟のような遺構を期待して行くと、見事に肩すかしをくらいますが、東京の歴史を見るという観点からすると、貴重な体験だったように思います。

上の段は交通博物館の館内で撮ったものです:
【上左】戦闘機「疾風(はやて)」などに搭載されたハ-45型(誉)エンジンの実物。凄い!圧倒的!
【上中】館内の吹き抜け部分。この空間、時代を感じさせます。左側は展示室。旧万世橋駅遺構はこの右手になります。
【上右】蒸気機関車のパイプです。銅パイプを真鍮でつないだのでしょうか。無骨ですが、たまらない魅力を感じました。

下の段は旧万世橋駅遺構内で撮ったものです:
【下左】アーチ型天井の空間です。
【下中】通路から旧万世橋駅ホームへとつづく階段です。
【下右】アーチ型天井の空間から通路への出入り口です。
遺構のほうは、見学の説明的な写真ではないので申し訳ないのですが…。ということで、旧万世橋駅遺構ライトアップの様子を追加しておきます。

■交通博物館のサイトはこちらです。

【場所】千代田区神田須田町1丁目25番地です。

築地場外市場

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ツキヂと言えば、アキバとともに世界にその名をとどろかせていますが、場外市場のほうは、意外にも、そう広くはないんですね。その代わり、その区画がひとつの要塞または母艦ですね。だから密度は濃いです。無駄な空間は一切無く、ネズミ一匹が住む場所すら無い!という感じです(^^;
場外市場の変遷ついては、同市場のホームページをご覧になってみてください。そのページの「築地の歩み・歴史地図&昔語り」をクリックすると、場外市場の江戸・戦前・戦後・現在を、重ね地図形式で見ることができます。また、貴重な口伝話なども読むことができます。
今日の写真は、そんな場外市場を南北に走る通りを撮ったものです。場外とは言え、朝が早い場内とリンクしているからでしょうか、午後の3時過ぎ行ってみると、もう大半のお店が閉じていました。が、それだけに、場外市場の骨格が見えてきます。地形で言えば、高いビル群が消滅し、隠れていた地表本来の起伏が姿を現したようなものですね。
この左右には、場外でもいちばん古いと言われる、凄い銅板葺きの建物が残っています。もちろん長屋スタイル。しかも、右に見える建物はお寺と一体化しています(構造が知りたい)。この、使い込まれ、黒光りしたような建物が、夕暮れになり、ネオンの光を反射しはじめると、まさに要塞といった、しかも近未来的なそれの匂いすら発散しはじめます。ここは、ある意味で、ずっと(海産物の)戦場だから...なのでしょうか。圧倒的でした。

【場所】中央区築地4丁目あたりです。

築地猫景

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お気づきの方もいらっしゃるか?と思いますが、このところ、カメラの撮像素子にホコリが付着し、それがはっきりと画像に写り込むようになっていました(例えば、この写真の左上の街路灯上方に見える丸影)。「掃除に出さなければ」と思いながらも、つい億劫になり、放置していたのですが、やはり気になります。で、今日、やっと銀座のキヤノン・サービスセンターに行ってきました。通常は、その場で掃除してもらえるのですが、正月明けということもあってか、「混み合ってますので、1日お預かりします」とのこと...。ま、仕方ありません。
てな事情で、銀座に居ましたので、ふと思い立ち、築地場外市場に行ってみました。もう、久しぶりです。が、このところ凸凹地形やアースダイブに興味が出てきているせいか、お店よりも、埋め立てられた築地川跡や狭い密集墓地などに目が行ってしまいます。築地だけに「新鮮ネタ」が豊富です(^^; が、それらについては、書くのに手間がかかりますので後日ということで...。まずは、そんな築地のちょっとしたホノボノ風景です。建物とネコとが化学反応。風景がベツモノになってました。

【追記】後日、漂泊のブロガーこと、いのうえsanより、「パレットクラブは、イラストレーター達がはじめたユニットで、築地に拠点を置き、そこがアートスクールにもなっている」という情報をいただきました。多謝です!
 ■パレットクラブHP http://www.pale.tv/
 ■パレットクラブ日記 http://d.hatena.ne.jp/parekura/

【場所】中央区築地4丁目あたりです。

目白台の病院跡

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目白台にある東大付属病院の分院です。実際には「分院だったところです」と、過去形で言わなくてはなりません。この分院は、本郷の東大病院本院と統合されたことから、2001年6月22日で診療を打ち切り、その後、閉鎖されたようです。それから、もう4年半にもなるんですね。
実は、こんな場所に東大分院があるとは知りませんでした。まわりは閑静な住宅地です。そこに、相当に敷地の広い病院、けっして医院などというスケールではなく、れっきとした病院があるというのは、ちょっと意表をつかれる感じです。しかも、住宅地と病院の敷地との間に高低差はなく、境となる塀もさほど高くありません。背伸びをすれが、なかの様子が見えてしまう程度です。
そんなわけで、周囲を歩きながら、背伸びをし、塀越しに撮ったのが今日の写真です。もう4年半も放置(草などの状況から、多少の人手は入っているのか?)されているわけですが、細い道1本隔てたところまで、人の生活の匂いが寄せて来ているからか、さほど廃墟という匂いがしません。凄い経年変化だな〜という程度です。なんとなく、米軍基地内の朽ちた木造住宅にも似た雰囲気を感じさせました。ここは、敷地内に入って撮っておきたいですね〜。

【場所】文京区目白台3丁目あたりです。

この辺りの住所表記は目白台です。そして実際に目白台(台地)の崖縁にあたります [「東京の凸凹地図」をお持ちの方は92頁の陰影図参照(^^;]。昔、崖下を流れていた弦巻川が、神田川に注ぐ手前で、ほぼ直角に曲がっている箇所がありますが、その崖上に腰掛稲荷と呼ばれる神社があります。
文京区のサイトによれば、『三代将軍徳川家光公鷹狩りの折この地にご休息され、切株に腰を掛けられ、傍の小祠を拝して立ち去られた。(略)』という由来をもつ神社だそうです。
その神社の境内から撮ったのが今日の写真です。「ふぬ、鷹狩りか...」という風景ですね。家光公がここで休息した頃は、眼下に川が流れ、左手には雑司ヶ谷、中央から右手にかけて小石川(現・大塚)や巣鴨あたりが見渡せたに違いありません。
が、現在ではこの有様です。右に見えるのは首都高速道路㈱の建物です。こうして、ビルが路面から突然立ち上がっている図というのは異様な感じがします。そのすぐ向こうには首都高速5号線が通っています。その高速道路の下にちょっとだけ見えているのが不忍通りです。そして、高速道路の向こう、屋上にドームが見えるのが日大豊山高校の建物(校舎って感じはしないので...)です。
なんとも、洒落にもならない風景ですね。ま、これは「東京の凸凹地図」発売記念エントリー(^^;ということで...。

【場所】文京区目白台3丁目あたりです。

朝、四国に住む娘から妻に電話が入り、「こっちは雪だよ〜」とのこと...。その余波か、東京も、晴れてはいるものの、冷え込んでましたね。外を歩いていると、ゾクゾクするほどでした。
今日の写真は、日が暮れてから、近所のスーパーに立ち寄った時に撮ったものです。買い物は妻にまかせ、柳町あたりをちょこっとまわってみました。まだお正月気分が抜けない連休だからか、相変わらず人通りは少なく、お店の明かりもポツポツという感じです。
当たり前の話ですが、町は、人や車の数、灯りの具合によって、随分と表情を変えます (このところ、こればかりですが(^^;)。すると、いつも気にも留めず通り過ぎていた電話ボックスが、やけに目につきます。周囲に注意をひくものが無いからなのでしょうか...。
最近は、携帯がデフォルトになってしまい、公衆電話を使っている場面を目にすると、「おっ珍しい」なんて感じるほどです。いまに「昔は、町中に電話ボックスってのがあってさ〜」なんて、昔話をする日も近いでしょう(^^; ま、そんなことは関係なく、この電話ボックスのある風景、なんだか淋しげでした...。寒かったし...。

【場所】文京区小石川3丁目あたりです。

黒い路地

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お天気の芳しくない日に散歩したい、という人は少ないですよね。ま、例外もあるでしょうが...。
この写真は、曇天で薄ら寒い日の午後に撮ったものです。もしもこの日が、元旦でなければ、僕も家を出ることはなかったと思います。が、元旦の根津・谷中を歩いた記憶がなかったため、いちどは見ておこうと思い立ち、家を出ました。
さすがに元旦でした。生活路である路地にも、人影は少なく、表通りを通る車もまばらで、どこもシーンと静まりかえっていました。
この日は気温も低く、いくらせっせと歩いても、体が暖まるどころか、手足からどんどん冷えていきます。そんなことも手伝ってか、太陽が沈む頃になると、どういうわけか、随分と遠いところまで歩いたような、妙に人里離れてしまったような感覚に襲われ、きびすを返しました。三崎坂をくだり、そして根津の路地を抜けて駅に向かおうとしていました。その時です。この光景が目に飛び込んできました。元旦だからなのか、両側の家がいつもよりさらに暗く、真っ黒なシルエットになっています。その暗く細い路地の先に、自動販売機だけが、ぱっと明るく見えています。
そういえば、正月の都心は、何処を歩いても、暗くガラーンとした街中で、街路灯と自動販売機だけが、誘蛾灯のように、明るい光を放っているのが印象的でした...。

【場所】文京区根津2丁目あたりです。



今日は、ほぼ重大ニュースの発表です(^^; 技術評論社から「地べたで再発見・東京の凸凹地図」なるものが発売されました。この地図を知ったのは、石川初さんのブログでした。そこでは、「地形フィールドワーク入門」としてはナカナカの出来である、との評価を得ています。あの石川さんがそうおっしゃるのなら…と思い、早速本屋に直行し、入手してきました。

この本の内容ですが、以下の3部から構成されています:
1部: 東京の地形の概略と成り立ち
2部:3D写真で見る東京の凸凹
3部:陰影図でなっとく!首都東京の地形

1部には、「地形用語集」「凸凹を体験する歩き方」「地べたに凸凹ができるしくみ」「3D写真と陰影図の説明」「測量について」など、この本を読み取るための基礎知識などが記載されています。
2部は、サンプル頁(中央の写真)をご覧になればお分かりいただけるように、3D写真[付録のメガネを使用]で、都内各地の凸凹を、実際に確認できるようになっています。そして、各区域のランドマークの標高が記載され、地形の特徴などが簡単に記載されています。
3部は、サンプル頁(右端の写真)をご覧になればお分かりいただけるように、陰影図を使用して、各区域の地形と町の成り立ちとの関連などが、かなり詳しく記載されています。

ざっとですが、以上のような内容の本です。まさに「地形フィールドワーク入門」ですが、地形に目をやりながら、趣味で散策する者にとっては、これで十二分な内容です。この本をしっかり読んでおけば、素人相手にランドスケープ系の大先生になったような気分で東京案内ができそうです(^^;
当サイトでも、この本で使用されているのと同じデータを使用した陰影地形図などをアップしましたが、作業にはそこそこ手間がかかります。同様の地形図がこうして手軽に入手できるといいうのは喜ばしいことですね。表示区域を移動したり色を変えたり…といったことはできませんが、手間とお値段を考えれば、これは入手しておいて損はないように思います。

アナグリフ

ところで、今日は、まだ終わりません(^^; 上記の本に使用されている3D写真はアナグリフ[anaglyph]と呼ばれているようです。はい、これは写真なんですね〜。で、僕としては、またも地形から横道に逸れてしまいました。そのアナグリフが気になりはじめてしまいました。で、ちょっと調べてみると、こんなサイトが見つかり、どうやらわりと簡単に制作できそうです。そこで、早速トライしてみました。すると、おお、なんだかアッサリと成功です! 以下に貼り付けたのがその写真です。まだ正確に計算して撮影しているわけではなく、カメラ手持ちで、カンを頼りの撮影ですから、完成度は低いのですが、けっこう立体に見えてしまいます。あ、もちろん、以下の写真をご覧いだくためには、左赤・右青のメガネが必要です。どこかで入手するか自作して(^^;、是非見てください!



いかがでしょう…。立体的に見えましたか? これ、けっこうハマりそうです。が、僕が考えていますのは、こんなに簡単に作成できるものなら、今後、右端のような風景の撮影にも利用しようかな?ということです。ホログラフィーなど、素晴らしくハイテクな立体像がある時代ではありますが、昔ながらの糸電話だって、いまでも体験すると驚きと感動があるように、このアナグリフ立体写真にも、素朴な驚きがあって、それなりに面白いですね。

西神田ミニナリオ

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日比谷で行われていた東京ミレナリオ、公式サイトによれば「東京の冬の風物詩」なんだそうですが、一旦休止が決まったようですね。いらした方はいらっしゃるでしょうか。しかし、あれだけの電灯を一気に点灯すると、確かに「ウワッ スゴイ!」とは思いますが、溜息はでませんね〜。なんだか大排気量のエンジンを搭載し、バカバカしいほどのパワーに物を言わせて…という感じですからね。
さて、今日は、夕方になって、神保町に行ってきました。本屋に行くつもりで…。ところが、行ってみると、営業しているのは、裏通りの小さな古本屋やスキー用品店だけ。主要な書店は軒並み休業してました。あちゃ〜という感じ。
で、仕方なく、「夜の神保町でも撮りながら帰るか…」と、裏通りを通って家に向かいました。正月2日の夜ですから、とにかく、道はガラガラです。車道の真ん中を歩いていてもまったく問題ない状態です。しかも、お店の明かりというものがほとんどありませんから、あたりの風景が実に地味です。こうなると、どこを見ても、東京の道路というのは結構だだっ広いものだな〜という感じ。そして寒々としています。「殺風景で撮るものもないな〜」と思いながら歩いていました。
が、西神田のカトリック教会にさしかかった時です。聖母マリア像がライトアップされ、その上方に赤い星が…。その光りで石造りの教会がぼ〜っと照らし出されています。なんだか突然異国に迷い込んだ感じです。こんな近くにこんな風景が潜んでいたとは…です。
そして、そこから少し歩いた所で、路面に思わぬ光景を発見。白熱灯と蛍光灯、そして街路灯(水銀灯?)が織りなすドラマ(^^;です。人の目には、こうは見えませんが、カメラは光源の色の違いをハッキリと捉えてくれます。これは意外な拾い物というところです。
いや〜くどくど書いてきましたが、もうお分かりか?と思います(^^; ちょっと苦しいものがありますが、この2枚セットで「ミニナリオ」です〜(^^;

【場所】千代田区西神田1丁目あたりです。

元日の三崎坂で

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寒い元日になりました。が、寒さにめげず、本郷〜根津〜谷中を歩いてきました。
まずは本郷の桜木神社です。もう午後の3時頃でしたが、人影はまばらです。近くに湯島天神や神田明神があるわけですから、氏子以外は、皆、湯島や神田に行ってしまうんですね。由緒はともかく、知名度の差と言ってしまえば、それまでですが...。
一方、湯島天神は...と言えば、もう人が境内からあふれ出していて、長い長い列ができていました。警官が整理にあたらなくてはならないほどです。行列してまでお参りする気はありませんし、すでに新年のお参りは桜木神社で済ませていましたので、湯島はあきらめ、地下鉄で根津へ移動です。
そして、元旦の根津と谷中をざっとまわってみました。各家の玄関には、お飾りや謹賀新年の札が出ていますが、それを除けば、いつもの根津・谷中です。ただ、人影がきわめて少なく、静かです。そして、空はどんよりと曇っています。そのせいでしょうか、町がいつもよりしっとりとして感じられました。
そんな根津を抜けて、谷中に入り、三崎坂をのぼっていた時です。元旦の営業を終えた音羽屋さんが人力車を引いて、ゆっくりと坂をくだってきます。三崎坂風景の時代が一気に遡ります。そして坂をのぼっているのは僕ひとりです。すれ違いざまに、どちらからともなく会釈を...。その瞬間、ぽっと暖かいものを感じます。いいですね〜町歩きってのは...。その場に立ち止まり、音羽屋さんを見送るような気分で撮ったのが、今日の写真です。

【場所】台東区谷中4丁目あたりです。

明けましておめでとうございます! いや〜年が明けましたね〜。それで、とりあえず、新年のご挨拶代わりになるエントリーを!なんて、急に考えてみたのですが、昨年中から考えておかなくては、そんなアイデアが急に湧くわけがありません。で、ひとつ思いついたのが、先日、銀座を歩いていたときに見つけた、信じられない店名の看板です。

はい、ここで、「」をクリックなさってみてください。

初めてこれを見たときは目を疑い、何度も読み返してしまいました。う〜ぬ、これは確信犯的ですよね〜。というのでgoogoleで調べてみますと、これ、イタリアンレストランの店名でした。そして、そのレストランのHPには、店名の由来が書いてありました。それによれば「オランダ・ハーグ市郊外にある北海のリゾート地の名前」ということです。ま、それにしても…です。こちらのオーナーさん、根性ありますよね。今年は、この根性を見習おうと思います!(^^;
いかがでしょう? 笑えました? しかし、新年早々こんなお年玉エントリー(^^;では、何やら先が思いやられます(^^;

【場所】中央区銀座3丁目あたりです。



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