有楽町のガード下

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時々空が明るくなり、「晴れるのか?」と思うと、「粒の大きい霧雨」といった感じの雨が降ってくるという、はっきりしない天気でしたね。それに加え、先日の旅の疲れがまだ残っているのか、なんとなく脱力感があり、気分がシャッキリしません。そんな気力不足状態でしたが、午後、所用があって、銀座へ出ていました。
最近は、銀座あたりに行くとなると、「三信ビルのニューワールドサービス」のことが頭に浮かびます。が、今日は、雨のなか傘をさして三信ビルまで歩くことすら面倒…という感じでした。そこで、せめて、先日、拙ブログにコメントをくださたもらsanが写真を撮っていらした、有楽町のガード下でシャッターを切って帰ろうと思いたちました。
有楽町のガード下は、昔から何度となく通っている場所で、よく知っているつもりが、もらsanの写真を拝見すると、どうも昔のガード下とは雰囲気が違っているようです。考えてみると、僕は、最近、ほとんどこのガード下を通ったことがなかったんですね〜。
昔も、ここには飲食店が並んでいたと思いますが、ガードの壁には、赤尾敏氏の顔写真入り日本愛国党のポスターがベタベタと貼られていて、もっと薄暗く薄汚いという印象が残っていました。が、いまや、日本愛国党のポスターの代わりに古い映画のポスターが貼られ、居酒屋さん側には、あれこれとレトロな看板などが出され、一種の「居酒屋博物館」(ラーメン博物館とかカレー博物館とかありますよね) 的な場所と化していました。お酒のみのための遊園地って感じですか…。なかには、ドアだけの床屋さんなんてのまでありました。とにかく、レトロを演出してるんですね。狙ったレトロというのはどうも…なんですが、ここは、そんなに嫌だとも感じませんでした。やはりホンモノのガード下という立地が効いているのでしょうか…。

【場所】有楽町あたりです。

コメント(20)

>狙ったレトロ
感は私も感じますけど、ここは定食の値段もそれほど高くなく好感がもてます。って何度もここを通っているのに一度も入ったことはありませんので味の方はどうなのかはわかりませんが…。

masaさん、はじめまして。photo galleryノボリゾウHOUSE だねか です。書き込みは初めてですが昨年来、scotchegg♂さんに教えていただいて以来、しょっちゅう読んでいます。

5/25の萩城からの眺めは変わらないのに、人の持っている情報が違うから映り方がまったく違う、という指摘にはぐぐっと来ました。写真家の杉本博司が海シリーズの説明に、古代人も同じ風景を見ていたはず、ということを挙げています。私が最近よく考えるのは、写真はまだ160年しか歴史がなくて、それまで数万(〜数十万?)年のあいだ人類っていうのは頭(+こころ)の中(と稀には絵)の風化していく映像記憶しか持てなくて、そういう前提で進化してきたのだから、写真などの記憶媒体の登場っていうのが人類にはどういう「ストレス」や「痛み」(逆に「救い」や「いやし」もでしょうか・・・)を与えているのだろうか?なんてことでして。ちょっと主題がぶれましたが、そんなふうなことをまた考えました。

でもって、ガード下の写真ですが、赤瀬川原平著「じろじろ日記」(ちくま文庫)の「屋内の戸外空間の都内の外国」というタイトルの「日記」(219ページ)に、写真の場所とは違いますが、有楽町から東京の方に向かった、藤森ミルクワンタンのあたりにある(あった?)アサヒレストという店のことが出てきて、それを初めて読んだいまから十年くらい前に、その店まで友人と二人で行ったことを思い出しました。赤瀬川さんは「古いフランス映画かポーランド映画の中にもぐりこんだようだ」と書いています。

長々と失礼いたしました。ではまた。

「ドアだけの床屋さんなんてのまでありました」ってことは、もらsanのなかの有楽理髪店というのはあれはひょっとして、ドアだけなのですか・・・。そうか〜、「有楽町ガード下レトロ博物館」の展示の一部だったのです(^^;;。ふるい映画のポスターがどうして??と思っていたのですが、それも納得できました。でも、赤尾敏氏の顔写真入りポスターのほうが、ホウロウ看板や古い映画のポスターよりも、僕としてはリアルな感じがしますね。このあたりでも、きちんと呑んでみたいものです。

masaさんこんにちは。
午後になってやっと雨がやみましたね。
もらsanの映像。拝見しました。
連続した写真だと観たことのある風景への
親近感が沸きますね。
ガード下というのが偽レトロを多少緩和しているのでしょうか・・・。
上記のダネカさんのおっしゃる有楽町〜東京駅までの高架下(国際フォーラムに実質沿っている)の『ミルクワンタン』の通りのほうが
自然に取り残された寂れた雰囲気が残っていますよね。

昨年ダネカさんと鎌倉散策したのですけれど
masaさんのみつけた古道具屋のガレージさん。ダネカさんには私が見つけた位に吹聴して
ダネカさんとあのお店に行ったのでした。
今更恥ずかしいのですが、自らの図々しさ
に赤面です。masaさんゴメンナサイ。

居酒屋博物館、なるほどねえ。確かにホントのガード下という立地もあって雰囲気がありますからねえ。新橋の方は屋根?がカバーされてなく煉瓦剥き出しですしね。雨の日なぞ、伝い落ちる雨を見ながら余り呑めないのに其処で暫く座っていたい気もします。

「狙ったレトロ」という言葉に、グッときました。
遠出すると、「レトロな街並み」を売りにした観光地に出くわすので。
大抵、「レトロバス」が走っているのですよねぇ。
「レトロバス」、最初に出くわしたときは、ウキウキだったのですが、最近は食傷気味です。
つくった「レトロ」ではなく、「本物」を見たいものです。
わきた先生コメントの「赤尾敏氏ポスター」にも、同感致しました。
masaさんの記事を読んで、有楽町のガード下、行ってみたくなりました。

リンクいただいてよろしいでしょうか?

>nz00 さん
僕も、ここは見ていて、あざとさが無いっていうのでしょうかね、許せる(^^;感じがしました。神保町のダイバーさんは、この反対で、狙った感ゼロってのがひじょーに好きです(^^;

>だねかsan
はじめまして、そしてこんばんわ。お返事が遅れ、もうしわけありませんでした。
僕も、スコッチエッグ♂ さんのエントリーやコメント欄で、だねかsanのお名前はちょくちょく拝見していまして、そこからギャラリーやブログにお邪魔させていただいたことがあります。僕の場合は、写真が刺身か焼き魚だけなのですが、だかねsanの場合は、それ以外にも煮たり漬けたり等々、幅のある技法を駆使なさっているのに感心いたしました。
仰るように、写真って、一種の外部記憶装置のようなものですね。それも、アナログからデジタルになって、(原則として)劣化しない装置になりましたから、逆に言うと、忘れることを困難にしているとも言えますね。なるほど〜という感じです。それについては考えが及んでいませんでした。
赤瀬川さんの著書は、実は、一冊も読んだことがないのですが、「古いフランス映画かポーランド映画の中にもぐりこんだようだ」というひと言だけでも、流石だな〜と思います。赤瀬川さんのカメラのイラストなんかはたまらない味してますし、やはり、これを機会に読まなきゃ!なんて思いました。今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。

学生時代の友人が、この界隈のガード下焼鳥屋でバイトしてました。一日中レバーを串に刺す仕事。生臭いレバーの匂いが洗っても洗っても落ちないと、その手の匂いを嗅がせてもらったことがあります。その匂い、いまでもこの近くを通りかかると甦ってきます。匂いの記憶って、視覚以上に消えないもんなんですね。

>wakkykenさん
そうなんです。あの床屋さん、wakkykenさんの代わりにチェックしてきたようなものなんですが、あれ、ドアの裏は壁なんですよ〜(^^; ビックリでした。赤尾敏氏の顔写真入りポスターが古びたものは、確かに味がありますが、あれに見つめられて飲んでいると、場合によっては悪酔いしたり、泥酔するとうなされたりしそうじゃありません?(^^; 

>スコッチエッグ♂ さん
こんばんわ。neonさんの個展会場でやっとお会いできるか?と思いきや、またもすれ違いになりましたね(^^;
さて、写真って、きっちり撮ったのを文章つきで1点だけ…というのもアリだと思いますが、写真だけを何点か連続して見るというのも良いものですね。
だねかsanとスコッチエッグ♂さんの仰る側のほうが、確かにずっと寂れ感があって良いですね。あの入口のバーも雰囲気ありますし…。あの辺りでは、都庁が取り壊されて空き地になっていた頃ですが、ロックバンドの写真を撮った記憶が鮮明に残っています。ほんとに寂れきった感じでしたよね。
鎌倉のガレージさん、僕が見つけたとか関係ないですよ〜。それより、スコッチエッグ♂ さんの素早く軽いフットワークには完全に脱帽です。その後、ガレージのご主人、どうなさってるでしょう…。あそこに寄りがてら、鎌倉・七里あたりを歩きたくなってきました。

>GG-1さん
いつもコメントをくださいまして、ありがとうございます。新橋のほうは、有楽町ほど人通りがない(ような気がします)ためか、質実剛健(^^;焼き鳥中心で、そこからあがる半端じゃない煙がガード下に充満し、煙幕状態になるのが良いですね〜。呑めない同士で…いずれ…です。

>greenagainさん
あ、レトロバスですね〜、走ってますね〜。東京でも最近、区が走らせているバスなんかにレトロタイプがありますね。あれ、やめて欲しいですね。観光地でもやめて欲しいと思ってるのに…です。
やっぱ、時流に乗り遅れまいと、懸命に努力した末、結局、時流に乗りきれなかった…というのじゃなきゃ味はでませんよね。そこに侘びしさが生まれるのだ!なんて…(^^;
しかし、このガード下に行ったときに気づいたのですが、最近、赤尾敏さんのポスターがめっきり見られなくなりましたね。そのかわり目につくのが共産党の「田村智子」という人のポスター。もうそこいらじゅうに貼ってあって、邪魔っけでしょうがありません(ちょっと八つ当たり気味(^^;)。
リンクにつきましては、たいへんに光栄ですm(__)m
追:香月泰男さんのエントリーにTBを試みたのですが、どうもピンが飛んでくれません…。

>じゃらん堂さん
あ、今日は、ちょい不良じゃらん堂さんでしょうか(^^;
確かに、匂いの記憶って強烈ですね。僕も、大昔に海外のホテルで使った石鹸の匂いに、十数年ぶりで出会ったことがありまして、その時の強烈な印象を忘れることができません。音(音楽)の記憶もかなり凄いですよね。そうしてみますと、視覚の記憶って、やや弱いのでしょうか…。

「八つ当たり気味」、ちょっとウケました。熱く語るお姿が目に浮かびます(^_^)

リンクご了承、ありがとうございます。

香月泰男さんの件、拙ブログの設定がちょっと甘かったことが判明、修正してみました。
しかし!私の記事は大したことないので、単独でアップなさって下さい。

私も山口へ毎夏墓参りへ行くので、萩の記事など懐かしく拝見致しました(^_^)。

>greenagainさん
いや〜、僕の場合は、熱く語ることにより薄い内容を濃く響かせる(^^;という作戦です。ところで、greenagainさんって、もしや同郷です?!

masaさん、こんにちは。
ここって、妙に馴染みますよね。
これも年がなせる業!?なのでしょうか。
私も東京を離れる前にパノラマ撮っておきました。
距離は離れましたが、
これからもmasaさんのブログ楽しみにしております。

P.S.
トラックバックしようとしたのですが、
どうもエラーが出て断念。
またの機会にさせて頂きます。

>keijiさん
コメントをありがとうございます。こうしてブログでお付き合いいただいていますと、いつも通りのようでピンときませんが、18年間お過ごしになった稲城をお離れになり、いまは札幌にいらっしゃるのですね〜。しかし、北海道にはQTVRの威力を存分に発揮させる題材が溢れているのではありませんか? これからもkeijiさんの、迫力フルスクリーンQTVRを楽しみにしています。keijiさんも、時々、東京の拙サイトURLをクリックなさってください。
PS: TBにつきましては、拙ブログからも飛び難くなっていました。実は飛ばないのかも?です。この症状は猛烈なTB攻撃を受けて以来です。スパムには参りますね。

先日は私の個展にわざわざお越し下さいまして、本当にありがとうございました。
「バクテー」と「masaさん」の話をしている真っ最中に入っていらしたので、吃驚してでんぐり返りそうになってしまいました〜〜〜!
カフェ杏奴のママさんが言っていらしたとおりの方でした。
嬉しくてうるさく話しかけてしまい申し訳ありませんでした。

有楽町のガード下、学生時代からちょっと寄ってみたいなぁと横目で眺めて通り過ぎるばかりでした。(一人ではいるのもなかなか難しく....)
そうこうするうちに、今のお店の姿に。入りやすそうにはなりましたがまだ立ち寄ったことはありません。
最近は「レトロで上手に金儲け」みたいな確信犯的な「和める」お店が多いのでやはり食傷気味ではありますが、ここは割と居心地がよさそうですね。
お邪魔でなければ、「呑めない同士で...いづれ...」のお仲間に入れて下さいませ。
(あ、いけない。また呑んだり食べたりのことで参加表明など....。
このコメントはあくまでも、個展に来ていただいたことへの御礼コメントですので..。では御免くださいませ。。。)

>kadoorie-aveさん
こんにちわ。先日は唐突にお邪魔し、失礼いたしました。が、会場に入った途端、「バクテーズ」という単語が耳に飛び込んできて、ビックリ! 思わず反応してしまいました(^^; しかし、お客様が多く、ご多忙だったにもかかわらず、丁寧にフレンドリーに応対してくださいまして、ほんとうにありがとうございました。根が照れ屋なものですから、ぎこちなくおいとましましたが、後になって、シノワさんが…なんて思う始末です。そんなヤツですが、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
バクテーズの続編がもう決定したようなものですね。そちたのネーミングは単刀直入をモットーにしていますので、ガードシターズになりますかね(^^;(^^;(^^;
最後に、お疲れがでませんように!



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