スリバチ学会@板橋

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雨が懸念されていましたが、概ね良いお天気に恵まれ、スリバチ学会による、板橋〜常盤台フィールドワークが行われました。そこで、とりあえず、歩いたコースを掲載します。
サムネールをクリックしていただくと、Googleマップた立ち上がります。そこに歩いたコースがブルーの線で表示されています。マップとサテライト、そして縮尺を切り替えてご覧になってください。縮尺を+側にしたほうが楽しめると思います。Googleマップ利用の地図が作動しない場合は、凸凹地図 (700x700)をご覧ください。

今回の板橋フィールドワークは、結論から言いますと、予想以上の面白さでした。谷戸形状の把握のしやすさに加えて、あれこれとバラエティに富んだ内容で、とても一気に紹介しきれるものではありません。したがって、まずは地形中心にサラリといきます。




最初に中央の写真をご覧ください。この写真は、前野町の台上から中台の台方向を撮ったものです。僕が立っている位置は台上ですが、その先の家が密集している部分(谷戸の谷底)がグッと低くなっていて、その向こうで、ふたたび土地が盛り上がり、台となっているのがご覧になれると思います。ここは、まだ、谷頭と谷口の中間あたりで、谷底の幅がまだかなり広いのですが、これが谷頭に近づくにつれ、幅が狭まり、台と台が目と鼻の先に見えてきます。
その例が、左の写真です。ここはもうかなり谷頭に近い位置ですから、急な下り坂が谷底まで達するとそのまま上り坂に転じる、と言ってもよいような状態です。したがって、当然の話ですが、谷底の幅は狭く、家屋の数も少なくなってるのがご覧いただけると思います。
そういった、かなり急な斜面でも、家が密集して建っている場所もあります。その例が右の写真です。ここも谷戸の奥深い位置ですが、急な斜面にも階段をつけ、工夫をこらした家が建っています。特に、この階段の上の家は、階段路地の分岐点に建っています。「よくもまあ、こんな場所に…」と、あきれると同時に、ちょっとした感動さえ覚えます。本当に愛らしい家でした。

谷戸地形は、地形図で見ると、「あ、ここから始まって…」などと、簡単に把握できますが、現地に立ってみると、なかなか地形図で確認するようにはいかないものです。それが、この板橋の谷戸は、比較的幅が狭いためか、それがとても把握しやすく感じました。谷戸地形を見るには、かなり優れた場所だろうと思います。ついでですが、谷戸地形のはじまりがハッキリと確認できる場所がありましたので、その写真もアップしておきます。

【追記】GPS受信機と衛星との交信が途絶えた箇所があり、そこは、前後のポイントが直線でつながれます。したがって、実際のコースとはズレている場合があります。
【追記】Googleマップを利用したトラック表示は、GPS受信機が記録したトラック情報を、いったんカシミール3Dに取り込み、ファイル変換して出力し、こんどは「轍(Wadachi)」というソフトに読み込み、そこからHTML出力したものです。(Wadachi)の作者「windyさん」に感謝いたします。

【場所】板橋区志村〜中台〜前野町〜常盤台あたりです。

コメント(20)

都営三田線・志村坂上から東上線の田園調布?常盤台までのコースですね。あの辺りはかなりの高低差がありますね。僕が高島平に棲息する板橋区民だったころ、地下鉄の終電に乗り遅れ、巣鴨から歩いて帰った事がありますが、ちょうど志村坂上辺りで夜も白み始め、遠くに団地が見えた時にはすっかりアルコール成分は体内から気化してました。首都高5号線とその高架下の谷道は車でよく通った道です。見次公園と志村料金所間の高架道路柱脚がコンクリートの被り厚が不足して鉄筋が見えている個所が幾つかありましたが、流石に阪神大震災の後で補修したようです。

masaさん、こんばんは。新潟に出張していました〜。出張中、インターネットをみることができなかったので、帰宅後、早速拝見しています。またスリバチ学会があったのですね。いちど、うまくタイミングがあえば、僕も参加してみたいで〜す。さて、iGaさんがコメントをされているので、連想ゲーム的に(?)思い出したのですが、この場所は「成増異景」(2006年02月05日)の成増駅よりも少し手前(池袋より)のところですね。今回のスリバチ学会のコースは、iGaさんのうなされた「縄文海進期タイムスリップ」の悪夢、実感できるような感じでしたでしょうか。楽しみにしています。

>iGaさん
こんばんわ。お返事が超遅れまして、大変申し訳ありませんでした。どういうわけか、なんせ時間に追われてまして…。
そうでした、iGaさんは慣れ親しんでいらっしゃる地形でしたね。それにしても、巣鴨から高島平というのは、シラフでしたら「歩こう」とは思えない距離ですよね(^^; いや〜下戸で良かったです(^^;

>wakkykenさん
出張からお帰りになられて早々にコメントくださいまして、ありがとうございます。仰るように、ちょうど成増辺りの手前になりますね。今日、エントリーに追加した部分に書きましたとおり、ここは、谷戸地形が把握しやすく、なかなか面白いところでした。GG-1さんも参加なさってましたよ。

masaさん、そうなんです。
下戸だったら、絶対有りえないような体験をするのが酒飲みですね。(・・;)

masaさん、こんにちは。このまえmasaさんに教えていただいた、地名に関する文献によれば、板橋の名前の由来に関して2つの説があると出ていました。そのひとつは、『市町村名語源辞典』の説で、「イタは崖・河岸で、ハシは端の意ではないかとして、崖の端にある土地を意味しているとしている」というものです。地名についてはまったくの素人ですが、ついつい、こちらの「崖の端説」を支持したくなります(^^;)。こんなことでも、一日、得した気持ちになりそうです。masaさんの撮影された写真で、「崖の端」を堪能しました。

>iGaさん
あ、そう言われますと、人生において、かなり損してるような気が…(^^; う〜ん、でもな〜(^^;

>wakkykenさん
そうですよね。僕も「崖の端説」支持したいです。「板の橋がかかってたから」とする説は、なんだか安易な感じがしますし、昔は板橋なんてそこいらじゅうに在ったでしょうから…。
ところで、志村には、熊野神社があるのですが、そこが絵に描いたような「サッ」に鎮座してました。(凸凹地図の中央上端です) しかも、そこには、大昔、お城があったというのです。か〜なり興奮しました(^^;

先日はお疲れ様でした
私も早くエントリーしたい所ですが、未だ現像していないので暫く先となります
デジタルは素早いですね
(いや、道具の問題ではなく人間性の問題かも・・)
私は全く飲めない訳でもアリマセンがお酒に弱いのは人生で損をしてますかねぇ?
呑むとその場で寝ますが、寝る前は奇妙な行動をとるらしく、以前星条旗通りで呑んでいて頭を冷やして来ると言って仲間を残して独りで雪の降る中、午前1時ごろ青山墓地を一時間ほどフラフラ彷徨った経験があります。シラフじゃとても怖くて出来ないのですがアルコールが入ると感覚が鈍りますね

masaさん、こんにちは。masaさんにも「崖の端」説をご支持いただいたので、“この界隈(^^;)”では板橋はそういうことにしておきましょう!「絵に描いたような『サッ』」ということで思い出したのですが、iGaさんのブログ『MADCONNECTION』の、今年1月8日のエントリー「東京の凸凹地図」の一番最後の地図、「海進海面高20m(鈴木理生説)熊谷付近を含む関東平野」をみると、「崖の端」説も、「サッ」についてもよ〜く理解できます(えっと、地図をおねだりしているわけではありませんよ・・・)。それから、「志村城」についてですが、いいですね〜!!「サッ」(舌状の台地・半島)と宗教と城(政治と軍事)というのは。拙ブログで紹介させていただいた(1/5〜1/13)、大阪の上町台地の北の、「サッ」は、宗教(生国魂神社、石山本願寺・・・)と政治と軍事(難波宮、大坂城・・・)がセットになった歴史的に重要な場所でした。きっと、こちらもそうだと思いますよ。ネットを参考にすると、「城の北側には荒川の沖積地を望み、西側、南側には荒川の支流出井川(現在は暗渠・緑道)が回り込む。東から西に延びる舌状台地上にある」(http://kkubota.cool.ne.jp/shimurajoushi.htm)とありますし、もうピッタリの場所だったのですね〜。というわけで、masaさんのコメントをみて、もう一度エントリーを見直し、写真や地図を照らしあわせながら、僕も興奮していま〜す。城の本丸跡には大きなマンションがドーンとたっていますが、Googleマップのサテライトでみると、神社の境内の樹木の繁みが、ちょうど「サッ」の輪郭を形作っているのでわかりやすいですね。

>GG-1さん
こんばんわ。先日は、蒸し暑いなかでの行軍、お疲れさまでした。しかし、GG-1さんのお顔があると、お、身内!という感じで、安心感があります(^^;
しかし、最近は、なんとなく時間に追われ、エントリーの構成がボロボロです(^^; なんとか立て直さねば…とは思うのですが、なかなかです(^^;
しかし、先日は、アルコールのせいか? 夜になってもスリバチを滑ってらしたようですね(^^;

>wakkykenさん
熊野神社のある志村から、小豆沢を経て、以前にスリバチ学会で歩いた赤羽台まで続く直線の崖は、ひどく惹きつけるものがありますね。しかも、赤羽台から、こんどは南に向かい、王子や日暮里、上野を経て、最終的には本郷にまで達していますから…。この辺りの地形については、もっと勉強しなくては!と思います。なんせ、武蔵野台地の果てがずっと続いていることになります。しかもかなりの高低差ですものね。う〜ん、しかし、僕は、勉強しなくては!ってことが多すぎます(^^;

masaさん、こんにちは。そうそう、そうなんですよ。ず〜っと本郷まで、masaさんの拠点にまでつづくこの「崖」、やはり極める必要がありますよね(と、関西在住なのでなかなかご一緒させていただけないのが残念ですが・・・(^^;))。江戸に関する文献は、もう読むことができない、ものすごい量があるわけですが、このあたりになると、どんな感じなのでしょうね。コツコツ資料館などを訪ねて勉強するのかな。それはともかく、『Kai-Wai散策』のこれからの展開がますます楽しみになってきました〜。

>wakkykenさん
あの崖は長いですからね〜。でも、いちどは歩いてみなきゃって思ってます。しかし…誰か人柱を立てたいな〜とも(^^;

えっ!!人柱ですか・・・。広辞苑では、「架橋・築堤・築城などの難工事の時、神の心を和らげ完成を期するための犠牲(いけにえ)として、生きた人を水底・土中に埋めたこと。また、その人。転じて、ある目的のために犠牲となった人。」ということになっていますが・・・。えっ、ひょっとして僕?そうですか、本当に死ぬのはいやだけど、『Kai-Wai散策』のためだったら人柱になりましょう!!お付き合いいたしますよ〜。東京“崖”学会の設立ですかね(^^;)。

>wakkykenさん
あ、さすがに、打てば響くwakkykenさんですっ!(^^; 飲み込みが早くていらっしゃるので、涙がでそうですよ〜(^^; 崖学会(^^;のフィールドワークには、スライド式ハシゴ、ノコ、剪定ハサミ、革手袋、地下足袋、蛇除けなどなど、相当な装備が必要になる予定です(^^;(^^;(^^; 僕は、遠くから双眼鏡でしっかりとwakkykenさんを見守りながら、携帯でコースをお知らせするという、辛い役目を引き受けます(^^;(^^;(^^;

ええっ、masaさんってそういう方だったんですか・・・(ToT)。しょがない、京島のcenさんと一緒に崖を探索します。「スライド式ハシゴ、ノコ、剪定ハサミ、革手袋、地下足袋、蛇除けなどなど」は、すべてLGの地下室にあるはずです。yukiりんも引っ張りこもう!そういえば、masaさんも、この手の道具を扱うのは慣れていらっしゃるのではないでしたか。そうか、今度は親方になって、こき使おうというわけですね・・・。
さて、崖にぶさがるかどうかは別にして(はっきり言って、ヤダ)、縄文の海を想像しながら、崖沿いを粘り強く歩いてみるのは、かなり価値がありそうですよね(と、急に真面目になるのである)。

>wakkykenさん
わははは、そういうヤツで〜す。京島のcenさんは、もう既に、消毒用と称して、完全防備なさってますね(^^; したがって、地下室には、もう残ってないかも?です。僕は、数年の植木職人経験がありますから、けっこうお手のものなんですが、なんせ年齢が…(と逃げることが可能な年齢になっちゃいました。とほほ(^^;)
しかし、真面目な話、この崖沿いに歩けるものか否か?くらいは、衛星写真などで確認しようと思います。

あっ、masaさん、本当に文字通り「崖沿いに」とお考えだったのですね・・・。僕は、崖のはしあたりの道、ぐらいにしか考えていませんでした。いや〜、自分の甘さに反省です。

>wakkykenさん
思わず、「深いだろう〜、買いかぶっていただいたままにしようか?(^^;」なんて思ってしまいましたが、白状します。そんな根性はありません。もちろん「崖のはしあたりの道」です(^^;



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