新潟T氏邸の断片

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新潟滞在中は、ついに晴れ間がのぞくことがなく、泊めていただいていたT氏邸内での時間がかなりありました。そこは、新潟市街から南にくだった水田地帯のなかにあります。地所は相当に広く、その一画は深い森になっています。その森を庭に見る位置に、その家は建っていました。元々が派手さを抑えた上質な日本家屋ですが、それをT氏ご自身が、縮小なさり、改修も施されています。その結果、物理的にも精神的にも、和と洋が割とラフなかたちでぶつかり合い、独特の匂いを発しています。が、それが、実に「足が地に着いている」のです。どこを見ても、ひと味ふた味違います。それが重なると、全体としては大違い…といったところです。
T氏邸は四方を木々に囲まれています。なかでも、ダイニングと和室は、目の前まで森が迫っており、そこから窓の外の濃い緑を眺めていると、まるで高原の別荘にでも居るような気分です。この時は、緑が雨に濡れて鮮やかさを増し、周囲が暗いにも関わらず、緑が目に沁みるようでした。
今日の写真は、そのT氏邸内をウロウロしながら脈絡なく撮った写真です。特に、どこをどう紹介しよう…などと考えて撮ったわけでもなく、どういった匂いを感じさせよう…などとも考えず、ただただカメラがあったから、ファインダーをのぞき、ついでにシャッターも切ったという写真のなかからピックアップしたものです。したがって、この4枚だけでT氏邸のイメージを固定なさらないでください。実際のT氏邸は、落ち着きのある素敵な表情を、もっともっと備えていますので…。

【場所】新潟県新潟市です。

コメント(6)

masaさん、こんにちは。時々書いてきたかもしれませんが、都市郊外の団地や新興住宅地で育ってきた僕のあこがれは、こういった森とともに生活することなのです。このまえまでは、たぶんそんな暮らしは無理だろうな〜と漠然と考えていましたが、最近は、いつかきっとそんな暮らしをするぞと強く思うようにしています。それも、具体的な暮らしぶりまで想像するように努力しています。そうすると、現実がむこうからやってくるような気がするからです(←50前のオジサンの書くことではありませんが(^^;))。今日のエントリーは、そのことを再び僕に強く思わせる写真と文章でした。四方を木に囲まれている暮らしっていいですね〜。「4枚だけでT氏邸のイメージを固定なさらないでください」とお書きになっているので、ここからは、ちょっと禁欲的な(^^;)コメントになります。森ももちろんですが、神棚のようにところに祀られた観音像と、和室の書にひきつけられました。T氏(^^;)にお会いしたときに、直接伺ってみます。

こんばんわ、奈良のmasayuizです。
新潟は仕事の関係で行った事があります。普通のファミレスでもご飯がすこぶる美味かった印象があります。
僕も、明日から、休みを取って和歌山の勝浦温泉へ行きます。雨だろうな。がっかり。
では、また

>wakkykenさん
こんばんわ。「強く思うようにしています」って大事なことのようですね。そう思わなくては、とにかく始まらないですから…。「叶わぬともガッカリせずに強く思い、少し努力する」ってのが基本なんでしょうね。
ところで、T氏邸には、仏壇(と言うより仏像空間)の上に神棚がありました。そして、和室の書ですが、これには「断」と大きく書かれています。そして、その横に、「いったん決断したことは、神をも恐れずに貫け!」(だったと思います(^^;)といった内容のことが書かれていました。これもすごいですね。

>MASAYUKIZさん
こんばんわ。コメントをありがとうございます。実は、僕らも、帰りに、ちょっと腹ごしらえのつもりで、回転寿司屋に入ったんです(地元でも評判が良い店だということでしたが)。それがおっしゃるように、シャリの味がとても良いんですね。キングサーモントロってのを5ー6カン食べてしまいました。
ところで、明日から温泉ですか〜、羨ましい。温泉なら雨もまたオツってものではないでしょうか…。湯船につかりながら、霧に煙る山河と、雨に濡れる緑を愛でるなんて…、ううう、かなり良さそうではありませんか(^^;

masaさん、仏像空間の上に神棚があるのですか!この仏像空間の前には、榊を活けた花瓶がありますね、これがなんとなく僕には神道的な雰囲気を醸し出しているように感じられました(^^;)。この仏像は、どうも菩薩様のようですが、ご先祖様のお位牌等は見えませんし、こちらの菩薩様を直接に信仰の対象になさっているようにも思えてきます。噂の(?)T氏を差し置いて勝手な想像をするのはいけないことなのですが、なんだかこちらの菩薩様に惹かれてしまいます。ところで、この菩薩様のうえのほうに、神棚があるのですね〜。お庭には、屋敷神がお祀りされていませんでしたか?古い歴史のあるお宅は、あちこちに神様がおいでになりますから。にもかかわらば、「いったん決断したことは、神をも恐れずに貫け!」であり、『断』!!!!ですからね〜、いやまいりました、です(^^;)。

>wakkykenさん
そうそう、確かに、この榊(なんでしょうね)と白い花器が神道の匂いを発しているんですよね。お位牌はですね、先祖代々(表記は「先祖代々」ではありませんでしたが…)のものが1本だけ置いてありました。僕には、それが大正解に思え、いずれ我が家もそうしようと思いました。屋敷神については不明です。というよりそんなこと知りませんでしたので、チェックしませんでした。雨も降っていましたし…。
とにかく、T氏家では、家のあちこちに漂う雰囲気からも、「強靱な精神と強固な意志」というものが、脈々と受け継がれているように感じました。それが家と家人との間で循環し、あの清々とした感覚になるのだろうと思います。



ninepeace.jpg




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