暑中見舞いにかえて…

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いよいよ夏本番という感じの暑い日がつづくようになりました。で、今日は、せめて視覚的に、多少なりとも涼をとっていただけたら…と思い、新潟の水田から、一部を拝借してきた写真です。
先日、新潟に滞在したことは報告しましたが、その最終日、新潟を発つときに、ちょっと夕方の水田風景も見ておきたいと思い、そちらに立ち寄りました。
晴れた日でしたが、夕方になるにしたがって雲が多くなり、地平線の向こうに燃える夕陽が…というわけにはいきませんでした。薄雲をまとった太陽が、雲の切れ目から、すこしだけ顔をのぞかせ、そしてまた、雲の向こうに隠れてしまいました。が、空が異様に広く、それが巨大な自然のディフューザー効果を生むのでしょうか、あたり一面が、これまでに見たことのない明るさに包まれています。それは、どこを見ても、影というものが見あたらないから…なんでしょう。
その薄暗い明るさに驚いていると、すぐ後ろにいらした玉井さんの口から「アッ!」という声が…。何事?と思って振り返ると、玉井さんが、水田の縁にしゃがみ込んで、イネの先あたりをじっと眺めていらっしゃいます。
あまりに広大な場所に立つと、人間の眼は、中遠距離に焦点を合わせ、近接するものに焦点を合わせることを忘れてしまうようです。僕も、すぐさま、眼の焦点を、玉井さんと同じ位置に合わせてみました。そして驚愕しました。イネの葉のあちこちに白いものが付着していることには気づいていたのですが、その白いものとは、夜露でしょう…なんと水滴だったのです。気がついてみると、それが水田のなかのすべてのイネの葉についていました。あたり一面…なのです。そして、その水滴が、控えめにキラリキラリと輝いているのです。その愛らしくも凄まじいこと、もう言葉にならない感動を覚えました。
勿論のこと、それを写真に収めようとシャッターを切りましたが、その感動をそのまま捉えることは、とてもできませんでした。ですが、水田に、そういうドラマが在るということをお伝えしたく、不満を残しつつも、そのとき撮った写真をアップし、同時に、今年の暑中御見舞いに代えさせていただきます。どうか、想像力で補完してご覧ください(^^;

【場所】新潟県新潟市です。

コメント(22)

masaさん、こんばんは。masaさんの写真をみて、瑞穂国という言葉を思い浮かべました。子供のころ見かけた、朝露や夕立に濡れる稲葉のみずみずしさ、このごろ、こういう情景を描く言葉が美しいと感じるようになりました。

masaさん、「ファンタスティック」
素晴らしい感動の体験を、思い起こしました。
Tnx 与

これは稲の精ですね きっと
masaさんたちを歓迎するために
すっと姿を見せたにちがいないな

なんと美しい事でしょう!
蛍なのかと思いました。

夜露と言うのは どのようにしてできるのでしょう?
稲が生きていると言う証拠でもありますが
この写真を見ていると 水滴も生きていて
稲との夜の会話を楽しんでいるようにも 見えてきますね。

私には このような体験が足りません。


う〜〜〜〜ん、本当に有難うございました。
ここの中でも 十分に感動しました。

>じんた堂さん
もしやマレーシアからコメントくださったのでしょうか…。ありがとうございます。みずほのくに…日本にそんな呼び名があるとは、恥ずかしながら、知りませんでした。ところで、都会は、感覚的にですが、乾きすぎていますね。こういった感覚シャワーが必要に思いました。

>菊坂の与太郎さん
きちんと補完して見ていただいたようで、ありがとうございます。次回…があれば、三脚立てて頑張ります(^^;

>たくsan
こんばんわ。この水滴ですが、最初は白の斑点に見えてましたので、「何だろう…虫の卵でも付いているのかな〜」なんて思っていたのです。知らないってのは恐ろしいです。それが何と水滴だと判ったときの驚きったらありませんでした。最後の最後に水田に寄ったご褒美ですかね?(^^;

>光代さん
夜露はですね〜、確か、「夕方になり気温が下がることにより、空気中に漂っていた水分(蒸気)が、水になる」ってなことだったと思います(^^; 人間の眼には見えない微細は雨が降ってるんですよ…きっと。こういう風景を前にしますと、あまりに圧倒的で、人間、素直になれそうな気がしました。

妖精をご覧になったのですね。
清々しく、透明感があり、気持ちいいです。
いま、ゴスペルが聞こえています。
新しい音響システムから流れるアリソン・クラウスの声です。
この映像とベストマッチです。
音響システム、昨日買っちゃいました(^^;

masaさん、こんにちは。今週はマレーシア・ペナンで仕事をしています。ペナンといえばリゾート地として知られていますが、私がいるのは緑も少ない工業団地で、まったく殺風景な場所です。というわけでmasaさんの写真が唯一の癒しです。

そういえば、ホテルから仕事先へ向かうタクシーから、カタカナで「バクテー」と書いてある看板のあるレストランを見ましたが、どうやらレストランは閉鎖しているようです(残念!)。真新しい高層ビルがある一方で、白亜の屋敷が廃屋になっていたり、ちょっと不思議な町です。

masaさん、みなさん、こんにちは。昨日は、カンカン照りのなか、街のなかを歩いていて、熱中症になりそうでした。今日は一転して、曇天ですが、こんどは台風がやってくるようで心配です。暑中見舞いの写真、素敵ですね〜。タクさんがお書きになっているように、本当に「稲の妖精」ですね!!

白い縁もこだわり、ですね。

うわぁ〜、綺麗ですね。みずみずしくて新鮮で...。だらけた気持ちが一気にシャキッとしそうな感じです。

>cenさん
お返事が遅れ、申し訳ありませんでした。そうか「妖精」だったんですね。まさにピッタリの表現です! ところで、アリスン・クラウスもさることながら、音響システムってのが気になります。近々、もんしぇんのチケットを買いがてら、お邪魔いたしますよ(^^;

>じんた堂さん
あ、そうですよ、シンガポール〜マレーシアにいらっしゃるのでしたら、ぜひバクテーをお食べにならなくては!です。じゃらん堂さんのブログ(http://shonanvil.exblog.jp/)のどこかに、マレーシアの美味しいバクテー屋さんの記事があるのですが、exblogは検索機能がなく、ササッと探せません…。が、本場の味を体験なさらなくては勿体ないですよ〜。

>wakkykenさん
稲の精 (by たくsan)、妖精 (by cenさん)ともに、写真に重なったレイヤーのような気がします。

>fuRuさん
あ、はい、読まれてます(^^; アップしたときは黒縁になるのですが、やはり黒はいけませんでした。

>あ88さん
こんばんわ。もう、これに気づいたときは、クダクダ言う気になりませんでした。キッレー、スッゴーイってだけでした(^^;

メカ系にレベルの低〜いLGことですから、いままでのCDラジカセが壊れてしまったので、清水の舞台から飛び下りたつもりですが、本当にレベル低いですから...(^^;
でも、ラジカセよりは1000...倍良く、CDくん達がやっとその真価を発揮して、歓喜の声をあげています。。

>cenさん
いっそ、cenさん、スピーカーボックスを自作なさったらいかがでしょう(^^; 玉井さんのご親友で、オーディオにうるさい方がいらっしゃいますから、その方に設計していただいたりして(^^; とにかく、行きます!(^^;

夜露、うちの場合は「朝露」と書いてしまいましたが、
ベランダのミニチュア苗(といっても苗自体はミニチュアではない)でも
露が付いて、ちょっとした感動を与えてくれました。
トラバ代わりに名前リンクにて。。

>m-louisさん
記事リンクをありがとうございました。いやいや、飛んだ先の写真の透明感が何とも言えません。素晴らしいですね。以前拝見してるのに…その時は、僕は、そもそもイネってものに反応できなかったのでしょうね。
ミニだろがマキシだろうが、ドラマは同じですね。同じ感動を覚えます。



ninepeace.jpg




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