2006年10月アーカイブ

なんじゃ

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向島の『とも』さんで、もんじゃ焼きを食べながら…という会があり、夕方から夜にかけて、押上〜京島〜向島あたりをそぞろ歩くことに…。
『とも』さんでは、すぐにもんじゃ焼きが出てくるもの…と思っていましたが、事前に、地元民(^^;の手がまわっていたため、特別メニューが次々と…。思わぬ珍しいものをいただいてきました。と、ま、本来は料理エントリーになるところですが、そちら方面はどうも熱心ではないため、またいずれ…です(^^; で、結局は、熱心になれる(^^;町観察エントリーです。
左の写真は、向島から押上駅に向かっているときに気になったお店を窓越しに撮ったものです。手前に見えるロゴマークと、店内に見える椅子の形と色に惹かれてしまいました。シザーハンズという店名が、これまた良いです。なんだか、次回は、こちらでカットしてもらおうかな?…と思わせるものがあります。
右の写真は、京島から向島に向かっているときに撮ったものです。以前、拙ブログにも登場している場所です。頭上を電車が通っていて、その下は狭いトンネルになっています。そのトンネルを抜けると、現れたのがこの風景でした。ま、工事中ですから、一時的な仮風景なんでしょうが、これでも、町の風景ですからね〜。何とも言えません(^^;

【追記】姉妹サイト(^^;に「もんじゃ」がエントリーされています。こちらです。
【場所】(左)墨田区押上2丁目・(右)墨田区京島1丁目あたりです。

TOTAN GALLERY

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阿佐ヶ谷テラスハウスのつづきです。今日、高円寺あたりから、善福寺川沿いに、阿佐ヶ谷までダイブしていらしたiGaさんと、阿佐ヶ谷住宅で合流し、TOTAN GALLERYをお訪ねしてきました。こちらは、阿佐ヶ谷住宅が取り壊しを迎える日まで、1階がギャラリーで2階がお住まい...というスタイルで、活動をなさるということです。詳しくは、TOTAN GALLERYのウェブをご覧いただくとして...。
お訪ねしたときに展示されていたのは、フォトブロガー・hanaさんの写真でした。が、ちょっと残念なことに、その展示も明日まで...。はい、明日(29日)が最終日です。時間の都合がつく...という方は、ぜひ足をお運びください。

三角関係

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つつきです。今日は、阿佐ヶ谷住宅に先回りして、iGaさんを待ち伏せしていましたが、じっと伏せているのも退屈です(^^; iGaさんの姿が現れるまで、阿佐ヶ谷住宅の敷地内をウロウロしていました。
今日は土曜日のせいか、何人もの若いフォトグラファーとすれ違いました。どうも最近の若い人の手には、古い銀塩一眼レフが握られています (この人はデジタル一眼か?)。なかには、二眼レフという強者女性の姿も…。この傾向は、吉祥寺のいせや総本店を撮っているときにも感じましたね〜。
ま、それはそれとして…、この写真の説明ですが、なんとなくユーモラスじゃありません? 実は、住宅を撮っていた若いフォトグラファーを、このネコが、道端からジッと見つめていました。それに気づいたフォトグラファーが、振り向いてネコにレンズを向けます。すると、こんどはネコが…あまのじゃくですね〜…クルッと僕のほうに首をまわしました。そこで「両者と僕の関係」を「僕のカメラ」でパチリ…というわけです(^^; ネコの目線が全て…ですね。

【場所】杉並区成田東4丁目あたりです。

分光嶺景

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しばらく、足立周辺の低湿地帯から離れていましたが、そろそろ、あの一帯が恋しくなってきました(^^; というわけで、今日は、そちら寄り(^^;小岩の街角風景です。と言っても、今日歩いたわけではありませんが…。
小岩は、北側はかなり再開発が進んでいますが、南側はまだ再開発が始まったばかり…という感じで、いまでも、けっこう古い町並みが残されていました。ま、化粧直し程度の補修が施されているところは多いようですが…。小岩の町を歩いていて、まず気づくことは、道が複雑なカーブを描き、かつ入り組んでいる…ということです。その程度は、これまでに歩いたどの町をも凌駕しています。家の3面が道路に面している…なんて例も珍しくはありません。これ、どういう意味か?と言いますと、道が家に巻くつくように、U字形に曲がっている…ということです。
そういった道のパターンに、これまで歩いた町の例をあてはめて考えますと、「小岩の道は暗渠 (旧川筋) だらけ…」と思いがちですが、実は、その多くは古くからのあぜ道が残ったもののようです。その一例として、ある古い酒屋さんの前を、やはり曲がりくねった細い道が通っているのですが、その道が、実は「昔は国道で、陛下がお通りになった…」ということを耳にしました。なかなか町の地理を読むのは難しいものですね。

今日の写真も、そんな道と再開発によるものと思われる空間とが作る、奇妙な風景を撮ったものです。道が同じようなカーブを描きながら左右に別れています。その別れ目に、ちょうどお店の角があり、その角を境目にして、壁の色も違えば、照明の状態も異なっています。なんとなく、この店の角で、町がスパッと2つに分かれているような印象を受けます。(というので、分水嶺ならぬ分光嶺です(^^;) そして、このお店の向こう側は、四つ角です。ということは…このお店は、四方を道に囲まれていることになります。これ、極めて珍しい状況ですね〜。

【場所】江戸川区南小岩8丁目あたりです。

数日前、急に右腰に違和感を覚え、あれ?と思っていたのですが、それが徐々に腰部全体の鈍痛にかわり、ついには妙な倦怠感を伴う全身の重さにまで発展してしまい、とにかく何もやる気がおきず、悶々としていました。が、午後遅くなって、その症状の進行が停止したような感触があり、思い切って、まさに重い腰を上げてみました。
というのも、実は、iGaさんのブログMADCONNECTIONで紹介されていた阿佐ヶ谷テラスハウスが気になっていたからです。そして、もうひとつは、なんと言っても、風雨の翌日の素晴らしい光です。この澄んだきれいな光に、家から引っ張り出された恰好です。
阿佐ヶ谷住宅へは、「南阿佐ヶ谷駅で下車し、テキトーに南へ歩け」とのiGaさんの説明どおり、テキトーに歩いて到着。到着した途端に大興奮(^^; こいつは素敵です。緑のなかに低層棟が連なっていて、いわゆる「ニホンじゃないみたい...」というやつです。この低層棟が、屋根の形のせいで、一見、天井の高い平屋に見えるところがミソなんでしょうか。実は、玄関側が平屋で奥が2階建て...という感じです。うまいことできてます。今日の写真は、その低層棟=テラスハウスの側面を撮ったものです。なかなかのものでしょう...。

ま、これだけではあまりに素っ気ないですから、以下に、もうすこし周囲の環境もからめた写真をアップしてあります。

つづきです。この手の写真は、色やコントラストの具合が微妙ですから、本来は、個々に環境の異なる、PCモニタでご覧いただくのには適していません。が、あえてアップしてみます。もしも、どぎつく見えたりしましたら、見なかったことにしてください(^^;
左の写真は、太陽が沈んでしばらくして、西の方向を撮ったものです。淡いピンクとブルーの層ができていました。外灯が点灯する前ですから、手前はほぼ真っ暗ですが、細部が消され、逆に、骨組みがはっきりと見えるように思います。
右の写真は、もうどっぷりと日が暮れて、外灯に照らし出されたテラスハウスを撮ったものです。やはり細部が闇に消え、地面からフラットに家に入る感じや、背の高いドア、シュロの木などが、「ニホンではないみたい...」感を強めているようです。

■関連エントリー:阿佐ヶ谷テラスハウス (1) / 阿佐ヶ谷テラスハウス (3) / 阿佐ヶ谷テラスハウス (4) / 阿佐ヶ谷テラスハウス (5) / TOTAN GALLERY / TOTAN GALLERY の午後

【場所】杉並区成田東4丁目あたりです。

谷中M類栖 /1f

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谷中界隈では、今月15日から、谷中芸工展と称する、町をあげてのアート展が行われています。そのため、日頃からお世話になっているM類栖さんが、大阪から帰京なさり、期間中は谷中にいらっしゃるというので、かなり出遅れ気味ではありますが、展示室にもなっているご自宅をお訪ねしてきました。
展示されているのは、M類栖さんの御祖父・丸井金猊(きんげい)画伯の作品10点他です。構成としては、絹地に彩色された絵が中心ですが、展示の核となっているのは、やはり、大作屏風絵『壁畫に集ふ』です。今日の写真は、その大作のほぼ全体を撮らせていただいたものです。この屏風は、以前にも拝見したことがあるのですが、その時は、半分が閉じた状態でした。なにしろ、横3.6メートル、縦2.6メートルという大作ですから、「ちょっと開いて全体を見せて」というわけにはいきません。そんなわけで、今回はじめて、全体を拝見する機会が得られた...というわけです。この絵を前にして、まず感じるのは、その迫力もさることながら、「なんとモダンでお洒落な感覚だろう...」ということです。制作されたのが1938年(昭和13年)ということを考えると、なおさらです。
他の作品は、上記したとおり、絹地に彩色された絵で、植物や花、鳥などがモチーフになっています。こちらは、非常にきめ細やかにに描き込まれたものが多く、精緻という言葉がぴったりと当てはまる感じです。例えばこんな感じです。部分によっては、ちょっとリアル過ぎて怖いくらいです(^^; が、構図には、やはり、どこか洒落たものが感じられます。
この芸工展ですが、期間は、明後日の22日までです。ちょっとご紹介するのが遅れてしまいましたね〜。でも、もしお時間がおありでしたら、ぜひ足を運んでみてください。こんな絵を、間近で鑑賞できる機会なんて、そうはありませんから...。

【場所】台東区谷中1丁目あたりです。

まろいまろいたま

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このタイトル、どこかで目にしたぞ…とお思いの方もいらっしゃると思います。その通りです。玉井さんのブログの8月31日のエントリーと同タイトルです。その頃、まだ青かったカラタチの実が、今回行ってみると、すっかり黄色く…というよりも黄金色になっていました。まんまるで、まるで、地平線から離れたばかりの満月のようです。
よく見れば、海もあり、クレーターもあります。こうして、小さな果実を、じっくり眺める機会なんて、ほとんどありませんから、気づかないだけで、実は、愛らしいと同時に、それなりの宇宙を持っている…という感じがします。映画「もんしぇん」のなかで、ハルが「私のなかにも海がある…」と感じるのと同じように…。
ところで、今回は、このカラタチの実、味見してきました。やはり柑橘類です。酸っぱいです(^^; が、囓ったときは、かなり酸味が強く感じますが、それがすぐにまろやかに変化します。後味は甘いくらい…。そして、独特の香りがあります。しかし、その独特の香りってどんなんだ?と言われても、なんとも説明できません。カラタチの香り…なんですね(^^;

【場所】新潟県新潟市です。

堀田靴店

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「堀田靴店」というタイトルと写真が、ちょっとマッチしない感じがしますね。ところで、ここに写っているものは何だとお思いになりますか? 実は、シンデレラのガラスの靴底です…と書きたくなりますが、実は、これ、プラスチック製の靴ベラです。そして、この靴ベラに出会ったのが、新潟市の白山神社の仲見世にある堀田靴店さんだった…というわけです。発見時には、ショーケースのなかで、ヒール部をバーにかけてぶら下げられており、ホコリがこびり付いていましたので、「これはいった何なのだろう?」と、一瞬、靴ベラであることに気づけませんでした。が、靴店さんなのだから…と、ピンと来たとたん、なんとしても欲しくなってしまいました。そこで、ご主人に「これはいったい商品なのか否か」を尋ねてみました。すると、「商品のようでもあり、そうでもない」ような返事が返ってきます。が、つづけて「でも、あなたが見つけたのだから持っていきなさい」とのこと…。そんな経緯があって、新潟「堀田靴店」から、僕と一緒に東京に来ることになったという、由緒正しい(^^;靴ベラです。

その堀田靴店さんとはどんなお店なのか…、以下に、簡単にですが、ご紹介させていただきます。

nico

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上野に行った帰りに、湯島ハイタウンの1階にある、nico という輸入雑貨のお店を訪ねてきました。実は、以前に、谷中ボッサのご主人が着ていらしたブラジル系のTシャツが気に入り、どこで入手なさったものか訊ねたことがありました。その答えが「湯島のnico で...」でした。それ以来、「湯島のnico 」というお店が気になっていたのですが、なかなか行く機会がありませんでした。

新潟晩秋景

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晩秋の新潟を訪ねてきました。この写真は、はじめての新潟の左の写真を撮ったのと同じ場所です。新潟は、過去に二度訪れていますが、いずれもお天気には恵まれませんでした。が、今回は、穏やかな晴天に恵まれ、美しい光に照射された穀倉地帯の風景を満喫することができました。
前回訪れたときは、ここは、穂をつけるかつけないか、という状態の稲の海原だったのですが、今回行ってみると、既に稲は刈り取られ、水の退いた田に残った株から新たに芽吹いた葉が20センチほどに成長していました。背丈を揃えたかのように伸びた稲の新葉に覆われ、芝生のように見える田があるかと思うと、すでに耕耘機で耕され、凸凹とした田もあります。緑一色の海原だった場所が、今回は、巨大なモザイクのような文様を見せてくれました。
それにしても、新潟の穀倉地帯は広大です。ぐるっと360度が地平線という環境のなかで空を見上げていると、巨大なドームのなかにでも居るような...という本末転倒な感覚に陥ります。
夕方、サンセットを見ようと、この場に行ってみると、目の前の田を、耕耘機で耕しているところでした。一瞬、「あ、邪魔が入ってるな...」と思ったのですが、トコトコと動きまわる耕耘機を見ていると、コロッとした姿も良いですし、健気な感じがしてきます...。なんだか、かなり可愛いのです。邪魔どころか、こいつを撮らねば...と、予定変更。そんな訳で出来上がったのがこの写真です。

【場所】新潟県新潟市です。

新潟残照景

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その後、夕陽が地平線に触れた頃、耕耘機はあぜ道に上がり、自走して帰ってゆきました。それに呼応するかのように、時々、農作業を終えて家に向かっていると思しき軽トラが、砂埃を上げながら、あぜ道を走ってゆきます。が、それも3、4台といったところ...。犬の散歩をする人の姿がいつの間にか見えなくなると、その後は、あたり一面、人影すら見あたりません。
太陽が地平線の向こうに姿を隠すと、さすがに晩秋です。一気に気温が下がり、ジャケットのボタンを首まで留めても、まだ肌寒いくらいです。「もう戻ろう...」と思って振り返ると、白いシャツを着た人の姿が見えます。近づいてみると、すぐ近くにお住まいで、農業を営んでいらっしゃる作一さんという方でした。昼間お会いするときは、いつも、麦わら帽にゴム長という姿ですから、一瞬、作一さんとは気づけなかったのですが...。作一さんは、昔から玉井家に出入りなさっているそうで、玉井さんとはとても親しくしていらっしゃる方です。その玉井さんの知人ということで、僕にも、とても親切にしてくださいます(役得ってやつですね(^^;)。にこやかで円満、良い人の代名詞のようなお人柄です。
その作一さんとお話をしながら歩いていると、こんどは、向こうから玉井さんのお姿が...。3人になり、なんとはなしに、話題が昔の新潟の水田に飛ぶと、それなら...と、作一さんが、家から当時の水田の様子を収録した本などを出してきて見せてくださいます。その写真を見ながらまた話が膨らみ...などとやっているうちに、どっぷりと日が暮れ、あたりは真っ暗です。が、ふと太陽が沈んだ方向に目をやると、上空が照り返しで淡く明るいピンクに染まっています。「ややっ」とばかりに、ふたたび元の場所に戻ります。すると、赤、黄橙、藍と変化するグラデュエーションが...。建物のシルエットが絡まない、このグラデを目にするのは、本当に久しぶりです。しかも、大自然の名残が残っている土地では、このように、沈んだ太陽が、地中に潜った姿まで見えるようです(^^; 世界初の決定的瞬間ですね(^^; [追:間違っても本気にしないでください(^^;]

【場所】新潟県新潟市です。

ホンゴウ秋夜景

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明日早朝に東京を発って新潟へ向かうことになったため、今日は、家で雑用処理にあたっていました。しかし、まる一日家のなかに居るのも口惜しい...と、夕方になって、近所をひとまわり。こういうときの定番「菊坂〜真砂コース」です。
しかし、日が暮れるのがほんとうに早くなっています。あっという間に夜景撮影モードに突入します。ところで、都心の空気は、澄んでいるとは言い難いものの、冬が近づくにつれ、やはり多少なりとも透明感が増してゆきます。夜空が、澄んだ群青色に写ると、なんとなく、気分が良くなり、シャッターを押す回数もついつい増える...というものです。
今日の写真は、菊坂からうちに向かう途中にある、ツタですっぽりと覆われた家周辺を撮ったものです。昔は歯科医院だったような形跡がありますが、現在は、一部が住居として使われているだけのようです。

【場所】文京区本郷4丁目あたりです。

晩秋へ...

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まだ、そう寒さは感じませんが、やはりもう10月...。ぐっと秋めいてきました。町を歩いている人の、衣や、ちょっとだけ身を縮めるような姿勢などにも、秋の深まりを感じます。僕も、先日、薄手のダウンジャケットを買って、冬に備えました...。

【場所】水道橋駅あたりです。

イッカク軒

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ここは北新宿です。右の道路を挟んで、青果を扱う淀橋市場…という立地です。この建物、よくある店舗兼住宅という造りではなく、元々、1階部分が店舗で2階部分が賃貸しアパート…として建てられているようです。僕の独自実地検分(^^;によれば…ですが。
この建物の右端には、各店舗に裏からアクセスするためと思われる廊下(長屋で言えば路地)の入口があり、さらに、右端側面には、直接2階にあがれる階段(外付けではない)の入口がありました。ちょっと面白いつくりです。
正面の看板は、もう剥げ剥げで、解読も困難ですが、どうやら「山本容器商会」と書いてあったようです。ガラス戸に貼ってあったビラなどからすると、お弁当などを入れる容器 (コンビニなどでよく目にするやつ) を販売なさっていたようです。
ところで、最初にこの建物を見たときに「おおーっ」と感じるのは、この煙突が目に飛び込んでくるからです。「なんだ…四角いツノが生えてる!」というふう見えます。しかし、この煙突、なんとも建物とのバランスが良くありません。それもそのはずで、実は、この煙突、左隣の建物のものでした。その建物というのが、実は、銭湯なんです。が、その銭湯が、また、ちっとも銭湯らしくないんですね〜。なんだか、アパートかマンションを改造して銭湯にした…なんて感じなのです。ま、そんなわけないでしょうが…。そこにもってきて、この電線の数です。わりとフツーなんですが、かなり変…という空間で、なかなか貴重です(^^; しかし、もう解体を待つ…という雰囲気でした。

【場所】新宿区北新宿4丁目あたりです。

吉祥寺のいせや総本店の、その後の様子を見に行ってきました。写真のように、全体がシートで覆われ、解体が始まっていました。シートがかけられたのが一昨日、昨日から作業が始まり、今日から本格的な解体作業に入った...とのことでした。シートの間から、ちょっとだけ内部を覗かせていただきましたが、2階の床も一部抜けた状態でした。瓦屋根の一部はまだ見えていましたが、それも、夕方までには解体されているのでしょう。見納めになりました...。

■関連エントリー:いせや総本店最後の日 / いせや総本店最後の日 (2) / いせや総本店最後の日 (3) / 高田渡さんのいせや / 吉祥寺 いせや

【場所】武蔵野市御殿山1丁目あたりです。

夜光ヒトデビル

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先日、かなり長い時間、梅島に居たのですが、夜になって、ちょっと時間が空き、駅周辺をぐるっとまわってみました。
梅島駅の改札を出ると、目の前に旧日光街道が通っています。その旧街道沿いは、ありきたりの商店が軒を連ねていて、もうひと目見ただけで、面白くなさそうです。そこで、旧街道から1本裏の通りに入りました。その裏通りは、どこにでもあるような、ごく普通の、商店と住宅が入り混じった区画を通っています。ちょっと「ここも外れかな?」と思いながら歩いていると、前方に、ボ〜ッと光っている箇所があります。何か?と思い、そちらに近づいていくと、目に飛び込んできたのがこの建物です。
ほんとうに唐突という言葉がピッタリです。しかも、この電球の配置です。そして、入口には、"超"日本的なミニ庭園まで設けてあります。同行していた人と、思わず顔を見合わせてしまいました。いや〜参りました。「夜咲くネオンは 嘘(うそ)の花〜」という唄がありますが、まさにそんな感じです。見方によっては、水中花のようでもあります。
これは、おそらく、知る人ぞ知る…という感じで、有名なんでしょうね〜。最近の拙ブログの感じではない題材ですが、ま、「よくぞここまで系標本」ということで…(^^;

【場所】足立区梅島1丁目あたりです。

RGB路地

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実は、ここ、とんでもなく狭い路地です。路地というよりも隙間…。さすがに住んでいる人以外は通れません。偶然にも、この辺りにお住まいの方と知り合っていなければ、とてもこの場所で写真を撮る…なんてことはできませんでした。その方は、隣町のお生まれだそうですが、ご結婚を機に、ご主人のお住まいである、日本堤にいらしたのだそうです。戦時中は、ここから、ご親戚のある秩父に疎開され、終戦になって、再びこちらで暮らしはじめた…ということです。その方のご主人が、最近、デジカメを趣味にしていらっしゃるとのこと…。それもあって、快く撮らせていただけた…というわけです。

この路地ですが、実にきれに清掃されていました。そして、タイトル通り、光の三原色が揃っていました(^^; なんとも地味派手と言いますか…なかなかの美しさでした。
で、その路地なかほどにベージュのポリ容器が見えますが、そこを近写するとこんな具合でした。これは何かと言うと、漬け物に使う容器と石です(^^; 知り合った方の母上は、娘(知り合った方)に、「冬物は夏に準備し、夏物は冬に準備しなさい」などといった生活上の知恵のような言葉を、よく口になさっていたそうですが、そのなかのひとつに「冬場になったら白菜を漬けなさい」という言葉があったそうです。それで、いまでも、娘時代に教えられた通り、冬になると白菜を漬けている…とのことでした。そして、この重しの石ですが、なんと、これも母上から引き継がれ、ずっと使いつづけていらっしゃるものだ…ということです。路地の隅に転がっているただの石ですが、実は、とても気持ちのこもった大切な石だったんですね。こういう話って、もう耳にしませんね〜。

【場所】台東区日本堤あたりです。

トタンアーチ路地

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日本堤と言えば、山谷とも呼ばれるところで、僕にとっては、町歩きの聖域のように感じられていた場所です。「あそこは最後の最後...」と思っていました。いくら、いまでは女子供でも歩けま〜す、と言われても、問題は、そんなところにはありません。そんなことは百も承知。ただ、僕の気持ちのなかで、最も敷居が高く、十分に修行(^^;を積んだ後でなければ...という場所でした。
それが、最近になって、表通りなら歩かせてもらってもよいかな?と感じはじめたのです。そのキッカケとなったのは、田中長徳さんに、日本堤にある酒場「大林」に連れていっていただいたことです。それが、一種のパスをもらったような気分にしてくれたようです。
そんなわけで、今日、初めて、短時間ではありますが、まともに日本堤を歩いてきました。しばらく歩いたところで、立派な銅販張り看板建築の裏手に、細い路地とも隙間ともつかない筋を発見。奥には、錆朱のような色に塗った波形トタンが見えます。「その奥が見たい」と思っても、やはり、この辺りでは、すっと入り込む気にはなれません。が、立ち去り難く、表通りからしばらく奥の様子をうかがっていました。すると、若い2人連れが、何の躊躇もなく、その筋に入り、奥に姿を消しました。その様子から、2人連れは、住人であることが想像できます。そんな若い人が住んでいるところなら...と思い、そっと、その筋に足を踏み入れ、その奥で目にしたのが、今日の写真の風景です。
路地のうえに、トタンと板で出来た変形のアーチをかけたようになっていました。内部がどういう構造になっているのか分かりませんが、おそらくは階段なのでしょう。経年変化の激しい板と波形トタンが相俟って、痺れるほどの出来...。ここでは、70才手前のご婦人とお話する機会を得ましたが、どうやら、この長屋、震災後に建てられたもののようです。

と、まあ、今日の日本堤歩きは、ここで日暮れを迎えました。が、実は、その前にちょっとしたハプニングが...。




今日は、梅島にあるユーコトピアの15周年記念ライブの2日目でした。サンディ・ロスマン氏を中心とするバンドについては、先日、ちょっとお伝えしましたが、海外からのもうひとりのゲストについては、まだ写真で紹介していませんでしたので、今日は、その女性…アリシア・ベイ・ローレルさんのステージの様子をお伝えすることにしました。
アリシアさんと言えば、何と言っても、あの「地球の上に生きる」の著者として有名です。僕は、失礼ながら、今回お会いするまで、音楽をやっていらっしゃることを知りませんでした。が、ユーコトピアで、彼女の最新CD "what living's all about" を聴かせてもらうと、これが、耳当たりが良く、実にすんなり入ってきます。レパートリーは、ちょっと古めのジャズやブルース、ゴスペル、そして反米プロテスト・ソングまで…。毒気をうまく糖衣錠にしてある…といった感じです。

南千住晩秋景

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先日お伝えしたとおり、今日は、梅島にあるユーコトピアの15周年記念ライブの初日です。大切な友人でもあるサンディ・ロスマン氏も出演します。彼の様子も見なければ…と、すこし早めに家を出ました。が、台風が去った翌日というのは、光がきれいです。地下鉄が地上に出ると、その光がわずかに黄味を増し、なんとも言えない晩秋色の光が町に降り注いでいます。それに惹かれて、電車が南千住で停車したところで、思わず下車してしまいました。

Sandy Rothman @ Yukotopia

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サンディ・ロスマンという人がいます。彼は、フロリダで生まれ、7才のときに母親とともにサンフランシスコに移住。以来、西海岸を拠点に、音楽一筋の生活を送っています。若くして、西海岸におけるブルーグラスシーンで頭角を現し、当時、やはりサンフランシスコでブルーグラスやマウンテンミュージックを演っていた、ジェリー・ガルシアやデヴィッド・ネルソン、ロバート・ハンター等と出会い、彼らとバンド結成にいたっています。また、ジェリー・ガルシアと共に、全米のブルーグラスフェスを追いかけ、出演したバンドの演奏を録音してまわっていました。その体験が、後に、ジェリー・ガルシアが率いたバンド"グレイトフルデッド"が、会場での録音を許可した伏線にもなっています。
日本の団塊世代よりもひとつ上の世代であるサンディ・ロスマンは、その後、60年代後半にはいり、当然のようにヒッピームーブメントに巻き込まれます。そして、周囲のミュージシャンたちは、皆、アクースティックからエレクトリック・ギターに持ち替え、ロックの世界に旅立ちます。サンディ・ロスマンもご多分に漏れず、ブルースロックバンドでエレクトリック・ギターを弾いてはみたのですが、コアなブルーグラッサーであった彼は、結局、ブルーグラスから離れられず、東部の、よりブルーグラス色の強い地域へと旅立ち、アール・テイラーという、筋金入り特濃ブルーグラスプレイヤーのバンドに参加。その後、全米をツアーして歩くことになります。

新宿ゴールデン街 (5)

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懲りもせず、今日も、日が暮れてから、新宿ゴールデン街を歩いてきました。これまでで、最も遅い時間帯だったように思います。すでに、開店しているお店もあり、開け放ったドアから店内の様子をうかがえるところもありました。とにかく総じて、店内は狭いですね。数人も入ればいっぱい...という感じのお店が多かったように思います。また、意外だったのは、若い女性店主の姿がけっこう目についたことです。ゴールデン街も、様変わりしているんですね...やはり...。
で、今日の写真は、新宿ゴールデン街 (4)のコメント欄に、wakkykenさんが調べて書いてくださった、「建物は4戸で一つの連棟式つまり棟割長屋になっており、その連棟と連棟との間を細い路地が通っている」という記述のなかに出てくる、「連棟と連棟との間を通っている細い路地」を撮ったものです。確かに、かなり細い路地です。そして、なかには、2階部分が両側からせり出し、それが屋根となり、トンネル路地と化しているところもあります。路地それぞれに特徴があり、それらを1本1本眺め歩くだけでも、けっこう飽きません。両側の壁面が、経年変化しているため、どこも煤けてどす黒く、路地というよりも洞窟のような感覚があります。やはり、こういった風景ひとつとっても、ゴールデン街は、他の歓楽街や飲み屋街とは、ひと味違うように思います。気骨のようなものがある...というのか...。

ところで、「ゴールデン街では、今月の15日(日曜日)の 11:00 から 17:00 までフリーマーケットをやります」という貼り紙を目にしました。古本やCD、衣料その他もろもろが出品されるようです。出店するのは、お店の方であったり、その方々と常連客が一緒に...というケースもあるようです。これ、ちょっと面白そうなので、お知らせです。

■関連エントリー:新宿ゴールデン街 / 新宿ゴールデン街 (2) / 新宿ゴールデン街 (3) / 新宿ゴールデン街 (4)

【追記】新宿ゴールデン街のホームページはこちらです。
【場所】新宿区歌舞伎町1丁目あたりです。

トウキョウ深南部景

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新宿〜中野とまわっていました。別に写真を撮りに行ったわけではなく…です。が、中野で用事が済んだため、ちょっと辺りをウロウロしてみることにしました。有名な中野ブロードウェイのなかは、およそ内部を知っていますし、予想がつきますので、その裾野という感じで拡がる路地系の商店街に入ってみました。
この商店街は、高校生の頃歩いたっきり…という感じです。そして、その記憶も、自慢じゃありませんが、完全に飛んでいます(^^; だから何時何処に行っても…新鮮(^^; ま、そんなわけで、その路地を歩いていると、偶然にフジヤカメラを発見。中古品も新品も扱う、カメラファンの間では評判の良いカメラ屋さんですが、僕は見るのも初めてです。とりあえず店内をチェック…。路地を挟んで反対側にも、部品専門部があったりと、なかなか繁盛なさっているようです。
で、そこを出て、さらに奥に向かってみました。すると、「ふれあいロード」という看板を掲げた、長い直線路地に出ました。両側には、電飾看板がズラリ。それが、整然としていて、いかにも人工的です。ここは、もういいや…と思ったのですが、その飲み屋街の入口あたりに、ちょっと興味を惹く壁面が見えます。板張りで、そのうえにペンキで文字が描かれています。なかなかです。そこだけを見れば、日本じゃありません。どうやら音楽を聴かせるパブのようです。で、とりあえず、その壁面を撮ろうと近づいてみると、暗い位置にダークスーツを着た老人が…。保護色になっていて、最初は気づかなかったのですが、ジワリと湧き出してきた感じでそこに居ます。そして、なんだか疲れた感で腰を下ろし、もぞもぞと財布らしきものをチェックしている様子です。
「うぬ!これは中野のニューオリンズだ!(^^;」とばかりに撮ってきたのが今日の写真なんです(^^; と書いてきて思いましたが、この手の写真は説明しちゃダメですね(^^;

【追記】このHARAH'Sというお店は、google検索してみると、どうやら、古いロックを聴かせる洋風居酒屋のようです。しかし、Honky Tonk と Jackie McLean という組み合わせが腑に落ちません(^^;
【場所】中野区中野5丁目あたりです。

プランタン通りで

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今日は、銀座に行ってきました。行った先は、キヤノン・サービスセンター。修理からかえってきたカメラの受け取りです。実は、先日、いせやさんの撮影をしているときに、なぜか突然、1台の20Dのシャッターボタンのストロークが深くなり、そのうち、思いっきり力を入れないと、シャッターが切れなくなってしまったのです。これには困りました。ここだ!と思ってシャッターボタンを押してもシャッターが切れないわけですから…。が、何度か力を込めて押すと、切れようになるんですね〜。そんな状態の繰り返しでしたが、いせや撮影中は、修理に出すわけにもいかず、そんなカメラをだましだまし使っていたというわけです。で、先日、やっとサービスセンターに持ち込み、修理をお願いしてあったのです。
で、今回もシャッターユニットの交換になるのだろう…と思っていたのですが、伝票を見ると「レリーズスイッチの交換」とだけあります。その単価はたったの200円。しっかし…です、技術料金なるものが12000円となっています。結局、請求額は12810円でした。なんだか妙にわりきれない感じ…(^^;
が、まあ、そういうものなんでしょうね(^^; 仕方ありません。直ってきたカメラを受け取り、外に出ました。特に用もなかったのですが、もう辺りは暗くなりはじめていましたし、時折、ポツリと雨粒が落ちていましたので、どこにも寄らず、帰宅することにし、いつものように松屋の脇を抜けて、丸の内線の駅に向かって歩きはじめました。そして、プランタン銀座の脇に差し掛かったときです。前方から、赤いハンチングをかぶった男性が歩いてきます。観光客かな?という感じです。が、雰囲気はあります。で、すれ違ったところで、振り向き、修理済みシャッターボタンを押した(^^;のが今日の写真です。さすがにフランス志向のプランタン。なんとなくトウキョウ巴里景(^^;な感じがしませんか?(^^;

【場所】中央区銀座3丁目あたりです。

高田渡さんのいせや

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吉祥寺の「いせや」と言えば、創業から80年にもなるという古株で、毎日、多くの常連客で賑わうことで有名ですが、僕の頭のなかには、まずは、「高田渡さんが日参なさった場所」としてインプットされていました。
以前にも書いていますが、僕は、高田渡さんにお会いしたこともありませんし、ライブで唄を聴いたこともありません。高田さんが亡くなってから、人に勧められ、はじめて"記録"で高田渡さんの唄や人柄に触れ、やおらファンになった類です。時すでに遅し...というやつです。が、まあ、仕方ありません。高田渡さんのことです...どこかで、「ま、いいじゃないの、あの世に来れば、何時でもお会いできます。ねぇ」とおっしゃってるような気がする今日この頃です(^^;
そんなわけで、今回、いせや総本店の建て替えにあたり、その最後の姿を記録する機会を与えられたのも、何かの縁か?と思い、高田さんが、生前、いつも腰をおろしていらした場所と、その場所から高田さんが眺めていらしたであろう風景を、僕なりに、写真に収めておきました。

記録映画「タカダワタル的」にも登場なさっている、いせやの長老・西島さんによれば、高田さんは、早朝、井の頭公園で唄や楽器の練習をなさり、その足で、午前7時ころ、開店前のいせやに立ち寄り、ウーロンハイを一杯飲り、わりと早めに立ち去られていた...ということです。
トップの写真は、高田渡さんが、早朝、いつも腰を下ろしていらした...という席です。「タカダワタル的」のなかで高田さんが就いていらっしゃる席とは異なりますが、入口から入って奥...ということでは、同じ場所と言ってよいようです。

そして、以下に掲載した写真は、その席からの眺めを撮ったものです。



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