昭和の欠片景

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江戸川区の東瑞江で撮った写真です。長屋の片側を取り壊した際の傷口がまだ生々しく見える状態です。
地下鉄新宿線の瑞江駅に降り立ったのは、おそらく初めてのことです。ホームから地上に出たときに、どんな風景が待っているのか、想像もつかない状態でしたが、とにかく地上に出てみると、待っていたのは、中規模のビルが建ち並ぶ、ノッペリとした、何の特徴もない、いわゆる郊外の駅前風景でした。
「オッ」と思ったのは、駅近くに、地域給水用のかなり大きな円筒型タンクがドデンと居座っていたことくらいです。しば〜らく歩いても、やはり何の変哲もない、新建材戸建ての街が途切れません。
「これは面白くない!」と、引き返しそうになった頃でした。やっと、何やら気になる四角い煙突が見えてきました。ヤレていますが、どうやら銭湯の煙突のようです。銭湯の煙突は、町歩きの強い味方です(^^; 歩を早め、まっしぐらに、その煙突を目差しました。すると、その周囲に、やはり残っていました。所々ではありますが、昔の瑞江を想わせる建物が…。が、もうそれらは、現役遺跡(^^;という状態。周囲は、やはり新建材の建物で固められていました。
今日の写真は、そんな一画で撮ったものです。木造モルタル長屋の片割れです。周囲の家もすっかり取り壊されたようで、駐車場に囲まれた状態でした。したがって、皮肉にも、空間に余裕が感じられます。そして、まわりに、今風な家が写り込まないからでしょう。この場の性格が、この家に決定づけられ、昭和の匂いが強く漂っているのを感じました。ただ、乱暴で、もの悲しさ感じさせる風景であることには変わりありませんね。

【場所】江戸川区東瑞江あたりです。

コメント(4)

屋根の切りとられた痕が 痛々しいですね・・・。

>光代さん
コメントをありがとうございます。都内でよく目にするパターンですが、こんなに周囲が空いているケースはあまりありません。後ろの樹の姿がまた、ひどいでしょう…。

いや〜本当に後ろの樹の姿がひどいですね〜、家の中から生えていんですかね〜(^^;
大根の葉っぱの微妙な部分のようなカタチですね〜、涙、涙…。

>cenさん
お返事が遅れてすみまceeenでした。ほんとに、ひどいものでしょう。これだけひどい切り方を見ると、この一帯の再開発が決定的なんだろうな〜と思わせますね。枯れなかったら、もの凄い徒長をするでしょうね。



ninepeace.jpg




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