呑んべ横丁

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先日、葛飾区の青戸あたりを歩いているうちに日が暮れ、地図で位置を確認すると、ちょうど青砥駅と立石駅の間あたりでした。そこで、「もう暗いけど、来た道を戻るより、立石を通って帰ろう」と、立石駅に向かうことにしました。
立石と言えども、やはり再開発は進んでいて、「おっ」と惹かれる風景は、そうそうありません。「明るいうちにもう一度来ようか?どうしようか?」などと考えながら、ともかく、駅の方向に歩いていました。そして、駅が視界に入った頃です。商店と商店の間に、なんとなく気になる空き地とも路地ともつかない空間があります。が、先が左に折れて、つづいていそうです。
またも「ついでだ」と、その空間に入ってみました。そして奥を左に曲がったときです。驚きです。ここは魔窟かギーガーか(^^;という世界が目の前に…。凄い。一瞬廃墟か?と思うほどの迫力です。が、よく見れば、路地の入口に「呑んべ横丁」の電飾看板がかかっています。「あ、ここがあの名高い…」と、その時やっと気づいた次第です。
狭い一画に、それこそ小さなバーなどのお店がゴチャゴチャ〜ッとひしめいています。新宿ゴールデン街に更に輪をかけた感じです。通路の上には屋根がついているため、細い煤けた洞窟内にできた街…という雰囲気すらします。どんよりと曇った夕方だったせいもあるでしょうが…。とにかく、この手の飲屋街としては、その迫力はトップクラスではないでしょうか。参りました(^^;

【場所】葛飾区立石7丁目あたりです。

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実は夜の立石はあまり知りません。街をじっくり散歩するのも疎かになりがちです。私の立石といえは駅を中心とした50メートルを半径をさしております。
3ヶ月に一度くらいしかいけない『もつ焼き宇ち多』には口開けを狙って昼過ぎに向かい、気持ち良くフラフラになりまだ明るいので、酔いざましと休憩がてら『ゑびす食堂』に落ち着くも眠たくなってしまい、散歩する事もなく京成電車で戻ってしまう。

なんだか下町情緒を味わえず本末転倒です。

なのであのアーケードが立石のイメージです。

唐揚げの美味しい 鳥房とゲームセンターの路地を闇雲にに入っていったものの薄暗さに引き返したことがあるくらい。

この路地はいつかmasaさんが取り上げていた初音小路(でしたか?)に似ていますね。

>スコッチエッグ♂さん
そうそう、立石と言うと、まずはスコッチエッグ♂さんの『もつ焼き宇ち多』記事を思い浮かべる状態でした。『宇ち多』の前も通りました。人が列をなしてました。「食べたいけど…飲めないからな〜」と、素通りしましたが…。あのアーケード商店街は、クラシックでなかなか良いですね。ところで、呑んべ横丁って、駅を挟んで『宇ち多』と反対というだけで、すごく駅に近いですよ。確かに初音小路系ですね。

ついに立石の「呑んべ横丁」まで行きましたか!まだ明るいうちに行ったことがありますが、不気味なぐらいな暗くて、私は入り口で思わず固まってしまいました。その一方、立石仲見世のアーケードのもつ焼き屋は昼間から満席。あれはいったいどういうお客さんなんだろうかと思っていましたが、スコッチエッグ♂さんのような人がいるんですね。

>じんた堂さん
はい、全くの偶然ですが、魔窟(^^;に入ってしまいました。立石仲見世アーケードでは、青果店のご主人とちょっと立ち話しましたが、「仲見世で景気が良いのはもつ焼き屋さんだけ、近くにスパーができてからは、客足が遠のき、サッパリだ…」ということでした。でも、僕には、けっこう元気に見えましたが…。
あのもつ焼き屋さん、まだ2回しか見ていませんが、並んでいる人の年齢層は、かなり広いですね。

じんた堂さん>こちらの宇ち多に行きたくなったのは、ちくま文庫から出ている、なぎら健壱さんの本の魅力的な文章に誘われてからです。現在居酒屋指南サイトは数々あれど、それらサイトの基本姿勢をなぎらさんは本能的に確立しついる観があるんです。なぎらさんも著作で仰っていますが居酒屋指南書にしないで欲しい…と。なんせサントリーオールドの梅干し割を美味しいと思っているからですって。これはもちろんなぎらさん流の謙遜ですが。
居酒屋指南書というよりは、なぎらさんの甘酸っぱい青い思い出の読み物としても楽しめます。

例えば私は格闘技など相撲は別として苦手なんですが、沢木耕太郎さんのボクサーのカシアス内藤との復活劇を扱ったノンフィクションに一瞬の夏という作品があるのですが、格闘技を超え一人のライターという立場を超え沢木耕太郎?カシアス内藤?エディ タウンゼントの絆の物語にも見えなくもない。そこまで主観的に関わっている沢木さんなのに、至って文章はもうひとりの沢木さんが客観的に著している。そんな青臭さがなぎらさんの中にも流れているような気がします。

そこで実際に立石の風情にのみこまれた次第です。宇ち多はみんなが美味しく食べるための思いやりががストイックに道場的になっていると思うのです。楽しく酒をが前提だから、その喜びを分かち合うために、だらしなく呑む人は追い出される。あの昼間から並ぶ方々は立ち会い稽古待ちなんですよ。(いわば)

しかしアーケードを通る買い物客からすれば、昼間から呑む単なる酔っ払いにしか思われていないかも…ですね。

どうしても昼間から呑むという事に後ろめたさからあれこれ御託を並べがちですね。

じんた堂さんも宇ち多で美味しいモツ煮を食べてみてください。ビール以外はどれも170円だと思います。

長々失礼しました。

>スコッチエッグ♂さん
こんばんわ。じんた堂さんは、決して、スコッチエッグさんを「昼間から呑む輩…」というふうに仰ってるわけではありませんで、むしろ親しみを込めて仰ってることですので、そのあたり、宜しくお願いいたします(って、お分かりですね(^^;)。
ところで、スコッチエッグさんが「青臭さ」と書いていらっしゃるもの…それは「飲み込まれない醒めた部分」のよううなものだと思うのですが、これは重要ですね。それを見失うと、とかく読んでいる側が赤面するようなものになりがちですよね。
しかし、「宇ち多」も道場的な感覚があるんですか…。スコッチエッグさんにそう言われると、下戸なのに、行ってみたくなります。なんだか良さそうですね〜。

masaさん補足説明ありがとうございます。
じんた堂さんにはそういった思いはないのは重々承知です。飲み助は色んな言い訳や前置きが必要な時があります!。
本好きのじんた堂さんには、わたしの取り上げた作品例で上手く伝わったかどうかですが。

こちらのお店ではお酒は駄目だけど新鮮なモツを味わいに来る方が烏龍茶やサイダーをお供にいらっしゃいますよ。こういったお客さんに対してお店側は好意的な印象にみうけられました。長徳さんとご一緒にいかれるとよろしいかと思います。

>スコッチエッグ♂さん
あ、良かった…。そうだろうとは思っていたのですが…。じんた堂さんは、話題豊富ですし、ほんとに穏やかな良い方ですから、いずれご紹介できたら…なんて思います。
スコッチエッグさんに、そう言われると、もういよいよ行きたくなります。でも、飲めない場合、最初は、ひとりで…というのがちょっと苦しいです。長徳さんは、とても気安くしてくださる方ですが、やはり、何と言っても大御所ですから、僕からお声をおかけするってのは、やはりチョットですね〜(^^; この際です、じんた堂さんにお願いしちゃいましょうかね(^^; でも、最近お忙しいので…。
PS:こんどは肋骨骨折なさったそうで…お大事になさってください(←スコッチさんのブログに書くべきですが(^^;)。

masaさん、スコッチエッグ♂さん、こんにちは、
masaさん補足していただきありがとうございます。スコッチエッグ♂さんからは、以前、川本三郎・武田花さんの話でコメントを頂きましたが、なぎらさんを含めて私の好みと重なる部分が多いですね。私もmasaさんと同じように飲まないのですが、深川にある魚屋さんがやっている店にいきます。このお店で高いものを注文しようとすると、ときどき今日はその下のもので十分だよと言ってくれるときがあります。これをうるさく思うひともいるようですが、私はこういう心づかいが好きですね。また縁日になると、昼時から飲んでいるお客さん(オバサンも含む)も増えますが、皆さん縁日だからいいよねとお客さん同士で適当に席をゆずりあいます。立石のお店も、こういう心づかいがありそうな気がしますが、そこにさりげなく溶け込んでいる人はステキだなと思いコメントした次第です。

>じんた堂さん
こんばんわ。あ、そうでした。既にブログ上で交流なさってたんですね。忘れてました。じんた堂さんの場合は、下戸ということではなく、控えていらっしゃる…のではありませんでしたっけ? 僕は完全に下戸…それも筋金入り(^^;ですから…。かるくちょっとカウンターに腰をおろせる人が、時々、ひどく羨ましく感じられることがあります。

これは秀作です。
この電飾看板は、かなり多くの写真家が撮影してますが、
案外、モノに引きずられてしまって、看板のアップになってしまいます。
あたしの場合もそうでした。

これだけ距離を置いて撮影し、しかも効果が出ているのはお世辞でもなんでもなく、凄い!の一言です。

この飲み屋街にも良く通いました。
クラシックライカのビデオをここで撮影したこともありました。

>田中長徳さん
こんばんわ。コメントをありがとうございます。ご評価いただきまして、恐縮ですが…ありがとうございます。
立石のこの横丁の卒業生でもいらっしゃったとは…。さすが…のひと言です。しかし、長徳さんは、知れば知るほど…ですが、低湿地帯を相当な絨毯爆撃スタイルで制覇なさっていらっしゃいますね。昔からご執筆でお忙しかったに違いない…というのに…です。二重に驚きます。



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