2007年2月アーカイブ

後方視界

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拙ブログを訪問してくださる方は、とっくにご存知のことと思いますが、僕は、滅多にクルマに乗りません。都心に住んでいると、地下鉄などの交通網が張り巡らされていますから、何処に行くにも、駐車場の心配のない、電車やバスを利用します。カメラを持っている場合などは、特に、それらと徒歩の組み合わせが一番です。と言うか...そうでなくてはダメというくらいです。
そんな僕でも、バッテリー上がり防止のため、そしてペットボトル入り飲料など...重いものを購入するときは、クルマを走らせます。が、先日、駐停車に関する取り締まりが厳しくなり、たとえ停車中でも、運転者がクルマから一瞬たりとも離れてはいけない...ということになったため、これまでのように、ちょっと用を足して戻る...ということもできなくなりました。
そんなわけで、ちょっとした買い物をするため、後楽園のラクーアという遊園施設内にあるスーパーに立ち寄った家内を、車内で待っていました。
今日は、空気が澄んでいたのか、夕方の光の具合が独特で、陰まで光っている...という感じでした。そして、遠くのビルの稜線まですっきりと見えていました。だからでしょう...ふと振り返って、リアウインドウ越しに見た景色が、いつものこの辺りのそれとは違っていました。ん?...と気になり、シャッターを切ってみると、案の定...でした。

【場所】文京区春日1丁目あたりです。

下のエントリーに書いた通り、今日は、銀座に居ました。そして、夕方、時間ができましたので、来月から、いよいよ取り壊しが始まるという、勝どき1丁目の長屋が気になり、足を伸ばしてきました。
現地に行ってみると、既に、長屋一帯はフェンスに囲われ、関係者以外は、内部に立ち入ることができなくなっていました。
左の写真は、前回...2月2日に撮ったものです。このときは、1階の戸や窓にベニヤが打ちつけてあったものの、路地を歩くことはできました。が、今日行ってみると、右の写真のような状態で、もう一歩もなかに入ることはできませんでした。
長屋の連なる素晴らしい一画だったのに...。完全に見納めになってしまいました。

【追記】この長屋がまだ元気だった頃の写真がこちらにあります...。
【場所】中央区勝どき1丁目あたりです。

ギンザカフェ風景

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昨日・今日と、用あって、銀座に居ました。
銀座4丁目交差点のすぐ近くに、ギンザコアという古いビルがあります。そのビルが出来た当時は、ファッション系の雑居ビル…という感じでしたので、ちょくちょく訪れていましたが、ファッション関係から遠ざかってからというもの、まったく無縁になっていました。が、昨年だったでしょうか…その6階にブックファーストがオープンしたため、このところ、再び、コアビルに入る機会が増えています。そのビルの入口にあるのが、このカフェ"MOZART" です。看板からすると、どうやら、自由が丘に本店があるようです。
ところで、ガラズに隔てられてはいますが、こうして店内の様子が見えるのは、やはり面白いですね。席に誰がつくかによって、風景がガラリと様変わりしますから…。このときも、真っ赤なショールを纏った美しい女性が席についた途端、風景が一変です。これが、壁に隔てられていたら、いつ見ても、壁は壁ですからね〜。
やはり、人の気配とか、はみ出した個人生活…といったものこそが、まちの魅力であり、きわめて大切なもののようですね。

【場所】中央区銀座5丁目あたりです。

窓中飛翔

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このエスカレーターは、地下通路と六本木ヒルズ入口のある地上とをつないでいます。そして、その部分は、ガラスで出来たドーム状の建造物でスッポリと覆われています。このときは、ガラスドームの内側、外側ともに、Windows Vistaの宣伝幕が張りめぐらされていました。これが何ともイケませんでしたが…。
ま、それはともかく、ドームのなかをのぼってくる、長いエスカレータを撮ろうか?と思い、ドームのガラスにレンズをつけるようにして、やや下方を狙っていました。が、構図的に何か物足りません。そこで、あれこれと構図を変えていると、突然、左手前方にある大型スクリーンに、翼を広げて大空を飛ぶ鳥が映し出されました。それだけで、この場の雰囲気が一変したように感じました。そこで咄嗟にシャッターを切ったのですが、後になって考えてみると、それなりに理由はありました。言葉で説明するのは控えますが…。
しかし、ヒルズを神社に見立てれば、こちらは、まさに"鳥居"といったところです(^^; 位置関係からしても…。

【場所】港区六本木6丁目あたりです。

山間の橋

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今日の午後、山口から東京に戻りました。
僕の郷里のある山陰から、宇部空港のある山陽に向かうには、国道316号線を走り、中国山地を越えることになります。いわゆる、峠越え…というやつです。今日の写真は、その途中で、気になり、ちょっと車を停めて撮った、山間の、橋のある農村風景です。
場所は、定かではありませんが、峠を越えてしばらく行った辺りだった…と思います。小さな集落があり、その近くに、ほぼ自然のままと思われる土手の残る川が流れています。そして、その川をまたぐ橋のたもとに、大きな樹がたっています。山降ろしの強い風に吹かれるのか? 水平方向に枝を張り、手入れしてもなかなかこうはゆかない…という、こんもりとした枝振り・樹形になっています。その佇まいが、なんとも、ゆったりとしておおらか、かつ印象的で、通るたびに、気になっていました。
しかし、一本道をひたすら目的地に向かって走行しているときは、「おっ」と気になる風景などが目に行っても、停車して…という気にまでは、なかなかなれないものです。が、今日は、光の具合が良かったのか、気分が良かったのか…、ブレーキペダルを踏まされた…という感じでした。

【場所】山口県美祢市あたりです。

千葉県市川市の菅野というところに行ってきました。主たる目的は、菅野駅近くの古い建物と八幡の商店街を見ることでした。親しくしていただいているブログ [こちら] に、その辺りに関するエントリーがアップされ、それに刺激されて...という次第です。
というわけで、お天気も良いし、京成線で菅野駅に向かいました。例によって、京成線の絡む路線は、乗り入れや乗り換えなどが実にややこしく、どこに行くにも、なかなかスッキリとは到着できません。今日も、途中駅で電車を乗り換えたり待ったり、下車したい駅を通過して戻ったりと...ジタバタしたあげく、やっと目的の菅野駅に到着した...という感じです。
しかも、何を勘違いしたのか、八幡方向に歩くべきところを、逆方向に歩きはじめてしまい、いくら探しても、目的の建物の姿が見えてきません。ま、当たり前ですね。方向が逆なんですから...。が、何が幸いするかわかりません。そのお陰で、今日の写真に写っている家に出会えた...というわけです。「なんとやらを転じて福となす」ですか(^^;
いかがでしょう...この家。強烈に惹かれるものがありました。洋風部分の窓辺だけを切り取ってみると、まるでアンドリュー・ワイエスの絵「ゼラニウム」です(^^; が、ちょっと目を転じると、瓦屋根とトタンが...。かなりあちこち痛んでいましたが、その部分は生真面目というより神経質なくらいにキッチリと補修されていました。
市川という町は、東京からアクセスしやすい距離にあり、昔から文化人が住んだりと、ちょっと別荘地のような匂いをもつ町だったと聞きますが、確かにそうなんでしょうね。こんな建物が残っているところを見ると...。

【場所】千葉県市川市新田5丁目あたりです。
【追記】この辺りを歩いているときに携帯が鳴りました。郷里からの電話でした。つい先日、帰郷したおりに見舞った叔父が他界した...という知らせでした。明日から2、3日ですが、また留守にします。宜しくお願いいたします。

麻布十番色

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麻布十番というと、昔は、六本木から坂をくだってゆくとある町…と、僕の頭のなかには記憶されていました。そこは、華やかにキラめく六本木と比較すると、ずっと落ち着いた、生活者の町…いわゆる山の手の下町といった匂いに覆われていたような気がします。
しかし、六本木と麻布十番の間に森ビルが聳えたことが一番の原因でしょうが、その下町風情のあった町も、急速にキラメキの度合いを強めているように感じます。
ところで、麻布十番を下町(風)…と書いていますが、そこには、僕が常日頃歩いている、隅田川や荒川放水路沿いに横たわる低湿地の下町とは、かけ離れた雰囲気があります。ともに、ひと昔前の匂いが残っている点は共通しますが、麻布十番のほうは、お山のうえに、六本木という歓楽街や、麻布という大使館などが集まる場所が控えているせいか、どことなく、お洒落な感覚が漂っています。建物のみをとってみると、低湿地のほうがよっぽど凝った建物があるよ…とも思うのですが、小ワザ部分で大差がついている…といった感じです。
ほんとうに大雑把ですが、低湿地の町が江戸を向いているのに対し、麻布十番は"異人さんの頃"の西洋を向いている…とでも言えそうな気がします。そう、外国船が寄港する町の匂いがするって感じでしょうか…。今日の断片写真に、ちょっとそんな匂いが感じられませんか?

【場所】港区麻布十番2丁目あたりです。

六本木光影

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このところ、ちょくちょく麻布十番に行く用事ができます。今日も、同じ用事で、行ってきました。その用事というのが、写真に関係があり、その関係から、できれば六本木の写真もあったほうが良いということになったため、十番の事務所を後にし、早速、六本木方面に向かいました。なんだかよく分からん説明ですね(^^; ま、いずれ具体的にお知らせできるか?と思います。
と、そんなわけで、漠然と六本木...というだけで、特にターゲットを定めることなく、気になったところでシャッターを切る...という、ま、いつも通りと言えばいつも通りのスタイルで、写真を撮り歩いていました。
で、メイ牛山のビルあたりがちょっと気になり、構図を決め、歩行者の流れを観察していました。すると、どうでしょう...。フレームのなかに、風景の性格を変えてしまう人影が入ってきました。そこでシャッターを切ったのが、この写真です。どこかで見たようなお姿が見えます。お分かりになりますか? 右端を大股で歩いている人です。実は、この方です(^^; 思わず声をおかけしよう...と思いましたが、このところ執筆でお忙しそうですし、僕も、この後にも用があったため、涙をのみました(^^; いや〜偶然とは言え、よくもまあ...という感じです。
そんなことをしながら、六本木の交差点近くまでウロつき、入り込んだ路地から撮ったのが、今日の写真です。その路地は、凸凹の激しい六本木の凸部を這っています。そして、その突き当たりが、ちょうどビル1棟分の空き地になっているため、スリットができて、その向こうに、六本木ヒルズが見えていました。地形的には、僕が立っている場所は昔からの高台。ヒルズが建っている場所は、昔は低地...です。が、見るからに、形勢は完全に逆転していますね。

【場所】港区六本木7丁目あたりです。

湊町光線

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ここは中央区の湊と呼ばれる町です。昔は本湊町、そのまた昔の江戸期には、鉄砲洲と呼ばれていたところです。
現在、このすぐ近くの岸壁にのぼってみると、対岸に佃島や月島があり、その間を隅田川が流れている風景がひろがっています。しかし、この辺りが鉄砲洲と呼ばれていた頃には、重ね地図 (江戸期と現在)を見れば分かるように、小さな石川島と佃島が浮かんではいたものの、眼前には海がひろがり、沖合で漁をする船影なども見えたはずです。
この辺りは、現在でも、聖路加病院の超高層ビルを除けば、まだ低層のビルや戦前からの古い家屋・長屋が残っています。ま、それに負けず劣らす、バブル期の名残である空地も、いたる所に残ってはいますが…。
で、やっと今日のお題目です(^^; そんな町を歩いていて、この路地に入ったときです。なんとなく、ん?と感じるものがありました。それは、漁港のある町…しかも鄙びたそれ…を歩いているときに感じる光と同種の光です。どこかに、漁網やガラスの浮き、ひらいた魚などが干してあっても不思議はないような…そんな匂いを感じたのですが…。やはり湊町なのか…妄想なのか?(^^;

【場所】中央区湊2〜3丁目あたりです。

檻中植物

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恒例のバッテリーあがり予防ドライブをしてきました。車を走らせたい気分でもないのに、とにかく義務感で車を走行させる...といのは、なんとも面倒でしかたありませんが、そうそうJAFさんのお世話になるわけにもいきませんので、黙々と、目的もなく近所を走りまわることになります。
そんなとき、つい行ってしまうのでが目白台あたりです。道路が広く、パーキングメーターが数多く設置されているため、車を停めやすいのがその理由です。本来は、駐車などせず、走りつづけるべきなのですが、多少は楽しみも絡めないとやってられません(^^; そんなわけで、目白台から坂をくだり、高田あたりまで歩く機会を得た...というわけです。
その坂道の途中で目にしたのが、今日の写真に写っている図です。部分的に切り取っていますので、ちょっと分かり難いかもしれませんが、この金網(と言ってもかなり丈夫)は、歩道を通る排水溝のうえに、転落防止のために設置されているものです。
そのなかに、こうして、雑草が育っていました。「こんな虐げられた場所に...」と、可哀想に思いましたが、考えてみれば、この環境だからこそ、雑草が生きのびることができるんですね。なんとも皮肉なことに...。ふと、メーテルリンクの「青い鳥」を思い浮かべてしまいました。

【場所】文京区目白台1丁目あたりです。

店仕舞い

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元気に営業をつづけていると思っていた店が、たまたま前を通りかかると、廃業していた...ということが、ままあります。今日の写真は、ともに、そういった例です。
今日は、郵便局に用があり、本郷の本局まで歩いて行ったのですが、その途中...本妙寺坂に向かう道に入ったところで、葬祭屋さんの金文字の看板が剥がされているのに気づきました。八百屋さんと和菓子屋さんに挟まれて、この辺りでは、ひと昔まえを感じさせる風景のひとつの中心になっていた建物でしたが、ついに...時を迎えたようです。(こちらは、すぐ近所に移転...という情報をいただきました)
郵便局で用事を済ませ、ちょうど買い物をしていた家内と連絡をとり、春日あたりで落ち合って遅い昼食を済ませた後、また二手に分かれ、僕は、春日あたりをぶらつきながら家に向かいました。その途中で目にしたのが、右の写真に写っている光景です。ラーメン屋さんでしたが、入口のガラスドアに、目隠しでしょう...内側から新聞紙が貼り付けてあります。2005年11月19日の讀賣新聞でした。この日付が閉店日の前後なのか否かは不明ですし、「太楼」という文字はまだ古さを感じさせませんでしたが、新聞とそれを貼り付けた 粘着テープは変色し、閉店が昨日今日のことではないことを示していました。
が、ともに、よく目にする定番「永らくご愛顧いただきまして...」という、閉店を知らせる貼り紙はありません。その無言であることが、なんとなくひっかかって...。

【場所】文京区本郷4丁目(左)・小石川1丁目(右)あたりです。

ショーウィンドウ

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ちょっと面白い状況です。実は、あるブティックのセールスレディ(店員と書くとちょっとね〜という感じ(^^;)が、ショーウィンドウ内に洋服を飾り付けるため、ディスプレイ台のうえに膝をついてのっているところです。
ちょっとだけ写っていますが、ショーウィンドウの左端には柱があり、それが陰となって、彼女から僕は見えません。が、僕のほうからは、彼女の背中側が見える…という状態です。
ま、この状況を撮るというのも、失礼な話かもしれませんが、彼女のスラリとした後ろ姿と構図に惹かれてシャッターを切ってしまいました(^^; やはり、この細くサラリとたしなやかな線は、日本人を含め、東洋人でなくてはでませんね。蒸せかえるように濃厚な…というのは、昔からどうも苦手です(^^;

ところで、なぜ銀座に…と言いますと、孫娘が飼うことになったワンコの首輪を探しに行ったんですけどね(^^;

【場所】中央区銀座5丁目あたりです。

麻布十番商店街で

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今日は、全国的に、雨をともなう強風が吹き荒れたりと、大変な一日になったようですが、東京では、前日の予報ほどに荒れた天候にはならず、傘をさしている人もさしていない人も…という程度で、僕が歩いたかぎりでは、強風も突風も吹きませんでした。とは言うものの、空は厚い雲に覆われていて、ショボショボと雨も降っていました。
麻布十番で所用を済ませ、外に出たのは午後4時半をまわった頃でしたが、どんよりとした空のせいで、いまの時期にしては、かなり暗くなっていました。が、写真が撮れない暗さではありません。そこで、せっかくですから、最寄りの麻布十番駅ではなく、六本木駅まで歩いてみることにしました。
一の橋交差点から六本木ヒルズあたりまでは、麻布十番の商店街が連なっています。かなり古くからの商店街です。昔は、六本木交差点から坂を下って、この商店街あたりまでくると、とても港区の六本木近くとは思えない、下町的な匂いがしたものでした。が、いまでは、ヒルズができたり地下鉄が開通したことも手伝って、その匂いは薄れ、滅多に足を踏み入れることのない僕などは、「こんなだったかな〜」と、戸惑うばかりです。
が、そんな六本木の匂いの強い通りでも、時々、低湿地帯でよく目にするような、カートを引いた老婦人の姿も見かけました。特に、銭湯の周辺では…。そういった、昔から麻布十番にお住まいの方々の目には、どんどんよそ行き姿になってゆく町が、どのように映っているのでしょう…。
今日の写真は、そういった町で、定番のように目にする、再開発の現場です。更地状態でしたが、目隠しシートに、中国で撮ったと思われる写真がプリントされていました。「温故知新…よく言うよ」と思いながらも、写真に力があるので、視線は持っていかれます。ま、煉瓦塀にみせかけるような、妙な覆いなどに比べれば、遙かによろしいですしね。
ここは、しばらく様子を見ていましが、外国人を含め、老若男女…様々な人たちが通ります。通る人によって、写真の見え方も違ってきます。なかなか興味深いです。で、今日の写真は、この老人との組み合わせになりました。

【場所】港区麻布十番あたりです。

space F

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麻布十番から六本木まで歩いたことは、上のエントリーに書きましたが、六本木ヒルズを通過して、六本木交差点に向かっている途中の、上り坂がはじまる辺りで、ふと、このフラッグが目にとまりました。可愛い(^^; 空の色が濃いブルーに写ることは分かっていましたので、撮ってみると、けっこうイケます(^^; そんなわけで、拙ブログでは初か?と思しき、可愛い写真です〜(^^; たまには、こんなのも良いですよね。
このお店は、犬中心のペットショップでした。通りからちょっと中の様子を見ただけですから、どんなお店なのかまったく分かりませんが、実を言うと、お店のほうは、このフラッグほどには洒落てはいませんでした(^^; (まだ準備が整わないだけかも?です)
実は、昨日、孫娘のところで、捨てられた子犬を飼うことになり、その子犬の首輪とリードを僕がプレゼントしよう…と思っていましたので、「これ幸い、もしやこのショップに…」なんて思ったのですが、そういった商品は、ほとんど置いてないように見えました。残念ながら…。
ワンコ好きな方は多いことですから、もしも、あそこが良い…といった情報がありましたら、教えてくださ〜い。

【場所】港区六本木6丁目(やや自信なし)あたりです。

勝どき長屋の星空

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写真としては未消化です。が、やはりアップせずにはいられなくて…。
ここは、来月にも取り壊わしが決まっている、勝どきの長屋の路地です。先日、住人の引越しが終わり、無人となったこの長屋を訪ねましたが、当然のことながら、夕方になっても、どの家からも灯りは漏れてきません。テレビの音や料理の匂いも漏れてきません。が、その日は、満月の翌日で、夜空にぽっかりと月が浮かんでいました。それが、黒々としたシルエットになった長屋の屋根の向こうにのぼると、全身から無駄な力がふっと抜けてゆくような、穏やかな光景がつくりだされました。それは、黒いシルエットになって横たわった長屋が、長い間隔をおいた、深い溜息をついているような、そんな気にさえさせる光景でした。
その光景に気をとられ、しばらくの間、写真を撮るのも忘れて、というよりも、撮る気になれなくて、ただぼんやりと、その方向を眺めていました。そして、「今日はもうお終いにしよう」と思い、勝どきの駅に向かって歩きはじめました。大通りに出て、もうすぐ駅に降りるエレベーター…というあたりまで来たときです。さっきまで居た位置とは反対側から、ちらりと路地に目をやると、上空がこの状態です。満天の星…です。勝どきの長屋の路地から見上げる星空って、こんなだったんですね。取り壊しが決まった今頃になって気がつきました…。

【場所】中央区勝どき1丁目あたりです。

アメ横原景

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アメ横というと、高校生の頃、流行のジーンズを安く手に入れるとか、ちょっとバタ臭い雑貨を探す、なんて時に行き始めたのが、付き合いのはじまりです。当時は、アメリカの臭いのする輸入品など、そうそう街中の店にはありませんでしたから、アメ横は、ごちゃごちゃとして汚いけれど、レアモノに出会える場所として、ある地位を占めていました。
その後、都内各所に洒落たブティックなどが、次々と生まれ、「なにもアメ横まで行く必要はないな」という時代になってゆきます。そうした時代や流行の波にもまれつづけるアメ横ですが、アメ横内での勢力図を変化させることにより、全体としては、その波を潜り抜け、いつの間にか劣勢を挽回している…ということを繰り返しているように感じます。
そんな小商いのダイナミズムを感じさせる場所だけに、下町には、「アメ横で修行してから、地元で商売を始めた」という人がいます。実際には、その経験をお持ちの方お二人に出会っただけですから、言い切るのはやや乱暴かもしれませんが、丁稚奉公という時代ではなくなった時代に、大店や学校で経営を学ぶ機会もなく…という下町の庶民にとっては、アメ横は、商いのよい修行の場でもあったようです。
今日の写真は、そのアメ横で撮ったものです。特にどうということはないのですが、背景に目をやってください。上野の森が見えています。これまでは、前方の白板の囲いの位置に、ビルが建っていて視界を遮り、上野の森を見通すことはできませんでした。そのビルが、昨年、再開発のため取り壊されたため、こうして、トンネル状の路地の向こうに木々を見る、という構図が生まれた…というわけです。
アメ横は闇市から発展したものだそうですが、闇市当時は、当然のことながら、青空市場に毛が生えたようなものだったはずで、そこからは、上野の山と森が見渡せたに違いありません。この構図に、そんな時代の匂いを一瞬感じ、ハッとしてシャッターを切った次第です。ところで、このオヤジさんの後姿も、そんな匂い助長にひと役かってくれてますでしょう(^^;

【場所】台東区上野4丁目あたりです。

200,000 アクセス

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気がつけば、なんと、カウンターが 200,000 を表示しようととています。URLを読む方式のカウンターであることを考えますと、凄い数字です。驚きます。
ということで、200,000番 をお踏みになられた方、その前後の数字をお踏みになられた方、メール(できましたら、その画像を添付して)をお送りください。ささやですが、プレゼントをお送りさせていただきたいと思います。なお、カウンターは、右欄下方にあります。
今回のプレゼントは、FREITAG(フライターグ)のトートバッグにしました。ご存知の方も多いと思いますが、FREITAGというのは、使用済みの、トラックの幌布や独車のシートベルトといった、リサイクル素材を使用したバッグを製作していることで有名な、スイスのメーカーです。このトートバッグに使われている素材も、トラックの幌布(防水)です。使用済みの幌布をカットして使用するため、2つとして、同じものが出来ない…という特徴があります。このタイプは、手軽であることから人気があるようですが、このプレゼントに関しては、もうひとつセールスポイントがあります。FREITAG製トートバッグの多くは、表側に柄が入っていても、裏側は無地であることが多いのです。が、このトートバッグの裏側には、写真でご覧いただけるように、ガッチリと柄が入っています。これは非常に珍品だ…ということです。
ところで、前後賞ですが、こちらはガクンと落ちまして、僕の写真を使ったポストカードセット…になります。

■ FREITAGのウェブサイトはこちらです。

ウツロイ

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うつろう…という言葉が好きです。彷徨いながら、穏やかに緩やかに変化する…という感触があって…。そして、この言葉には、盛りを過ぎゆく…という意味もあるようです。
東京の下町を歩いていると、「盛り場の喧噪は何なんだ」と思いたくなるほど、寂れた町が多いことに気づきます。どこの商店街を歩いても、シャッターを閉じたままの店舗や、閉店や休業を告げる貼り紙の貼られたドアを目にします。なかには、商店街全体が、ゴーストタウンのように静まりかえっている例さえあります。
こうした街を歩いていると、東京の激しい変化…というものを肌で感じます。この街はどうなってしまうんだろう?と、心配になる街だらけ…と言っても過言ではありません。うつろう…なんて死語です。よく言われていることでしょうが、東京は、そんな悠長な変化など許さず、「盛りを過ぎる前に叩き壊し、新たに建て直す」というタフでマッチョな精神が要求される街のようですね。無粋なことに…。嘆かわしいぞ(^^;

【場所】葛飾区東新小岩あたりです。

勝どきの路地で

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先日、勝どき1丁目の、解体を待つ長屋の写真をアップしましたが、今日の写真は、隣接する3丁目にある、現役長屋の路地で撮ったものです。ま、現役とは言え、そう遠からず...という臭いが漂ってはいますが...。
ところで、赤い自転車の左側の板壁ですが、かなり渋いですよね。実は、これ、廃屋の壁面です。その全景は以前に、拙ブログにエントリーしています。昼と夜、撮り方によって、ずいぶんと表情が違ってくるものですね。が、表情の違う理由は、それだけではないようです。同じ板壁でも、場所によって、痛み具合が違っています。その違いを生むのは、前に住む方の人柄...が大きく影響しているようです。板壁との付き合い方の違い...とも言えますが...。
それは、下部に並ぶ植物の状態と板壁の状態が、ほぼイコールであることから推察できます。実際のところ、この自転車の正面のお宅は、玄関先にも、手入れの行き届いた鉢が並んでいました。おそらくは、そこにお住まいの方が、毎日、板壁側の鉢にも水をやり、その際に板壁にも(意識せずに)目をやっているに違いありません。そして、板壁に何か問題があれば、それが小さいうちにちょっと手を入れる...ということが積み重ねられているのでは...と想像します。
街を歩いていると、所々で目にしますが、廃屋なのに廃屋臭くない...という場合は、そこに、近所の人の目が届いている...というケースが多いようです。ほんとうに、それだけで、壁ひとつとっても、表情は違ってくるもののようですね。この路地風景の場合、なんだか、トタン&板壁に、タイトさすら感じられませんか?

【場所】中央区勝どき3丁目あたりです。

東京に戻りました

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9日の夕方、東京に戻りました。留守中にも、ご訪問ならびにコメントをいただいていました。恐縮しています。ありがとうございました。
今回の山口滞在中は、法要・老人見舞い・役所関係の事務手続きなどで急がしく、そのうえ風邪も悪化していましたので、ネットに接続する機会もありませんでした。したがって、写真も、土地関連資料となるものしか撮っていませんので、山口土産エントリーもできそうもありません(^^; といったところですが、とにかく、今日から稼働いたします。どうぞ宜しくお願いいたします。
お土産画像(^^;を追加アップしました。これは、説明の必要もありませんが、往きの機内から見た富士山です。

隅田川岸から

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僕が立っているのは、いまの住居表記で言うと、湊3丁目になります。このすぐそばに、「佃島渡船」と刻んだ石碑が据えられています。昔、対岸の佃島への渡船が発着した場所です。石碑のそばに立つ案内板によれば、昭和39年に、このすぐ右手にある佃大橋 (写真には写っていません) が完成したことにより、江戸期より300年つづいた渡船は廃止された…とあります。
ふぬ、そんな歴史のある渡船の発着場がここにあったのか…と思うと、いまでは、隅田川岸の一部でしかないこの位置が、なんとなく特別なものに……は、やはり、感じられません(^^; ま、僕は、地霊とのお話はできませんから(^^; 仕方のないことです。
というわけで、という場所から、リバーシティ21と呼ばれる一帯の高層マンション群方向を撮ったのが、この写真です。一昨日撮ったものです。そのリバーシティ21も、石川島播磨重工業の工場跡地に建設されたものですが、これまた、その匂いすら感じられません。また、この位置からは、マンションが重なって見えるため、あまり棟数が多く感じられませんが、角度によっては、まさに「超高層マンションの林立」という眺めになります。
この日は、よく晴れていましたが、ところどころにちぎれ雲が浮いていて、ときおり、部分的に日が陰る…という状態でした。ここに立ったときは、リバーシティ21にも光が射していて、マンション群も眩しいほどに輝いていました。が、カメラを構えたとたんに、ふっと、マンション群が陰に入りました。すると、太陽の直射をうけていた、停泊中の船の船尾が、風景のなかで、ぐっと浮きあがってきます。この表情だな…と、シャッターボタンを押した、という次第です。

【場所】中央区湊3丁目あたりから。
【追記】今日から3,4日、東京を離れますので、エントリーやお返事ができなくなる可能性があります。宜しくお願いいたします。

曙ハウス - 再び

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今日の写真は、昨年(2006年)の1月31日の午後4時頃に撮ったものです。背景は、根津にあった曙ハウス。そして、唐草模様の布にくるまれているのは、曙ハウスの玄関にかかっていた「スウハ曙」プレートです。
拙ブログの過去のエントリーを読んでいただければ、「曙ハウスとは何か?」「そして何があったのか?」といった、およそのことはお分かりいただけると思いますが、ひと口で説明すると、「曙ハウスという、根津の象徴的な古い建物が、去年解体された」そして「解体されてみると、それを惜しむ声が、地元の方々をはじめ多くの人から聞かれた」ということです。
解体に先立ち、当然のことながら、各部屋の所有者による荷物の搬出・引取などが行われるわけですが、なかには所有者不明...といった荷物などもあり、最終的には、業者による処分...ということになりました。そして、その処分最終日に、「スウハ曙」プレートも取り外されました。
プレートは、木とトタン(ブリキ?)で出来ていましたが、乾燥しきっているのか、わりと軽く、下手に持ち上げると、ボロリと壊れてしまいそうでした。そこで、業者さんは、ありあわせの布団でプレートをくるみ、トラックの屋根に載せてくれました。これは、あの時のあの場では、できるかぎりの丁寧な保護措置だったと思います。
こうして、ごみとして処分されずに、運び出された「スウハ曙」プレートですが、その後、公的機関である「文京ふるさと歴史館」に収蔵されました。そして、今月の10日から、そのプレートが、曙ハウスの解体後はじめて、我々の前に姿を現わすことになりました。以下は、そのお知らせです。
企画展「文京・まち再発見2 近代建築 街角の造形デザイン」
会場:文京ふるさと歴史館 文京区本郷4-9-29
会期:2007年2月10日(土)〜3月18日(日)
時間:10:00〜17:00 月曜日休館

■ 文京ふるさと歴史館での展示風景を追加しました。(2月12日)

この企画展と連携するように、愛らしい建物で知られる根津教会で、建物写真展が開催されます。こちらにも曙ハウスの画や写真が展示されます。以下は、そのお知らせです。
まちかどの近代建築写真展 in 根津
会場:日本基督教団根津教会 文京区根津1-19-6
会期:2月10日(土)〜2月17日(土)
時間:10:00〜17:00(最終日は15:00まで)

■「曙ハウス」関連エントリー:
曙ハウス・プレートの行方 / 曙ハウス / 曙ハウス最後の日 / 曙ハウスの路地で / 曙ハウスの階段 / 根津のブラックホール

勝どき1丁目

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昨年の5月、「勝どきの長屋」と「勝どきの長屋路地」というエントリーをしましたが、当時、お住まいの方々から聞いた話...遠からず取り壊される...が、現実のものになったようです。

久々に訪れてみると、無人となった家の玄関や窓にには、板が打ちつけられていて、2、3軒をのぞき、長屋の一画はもぬけの殻状態になっていました。迷路のようだった路地も、園芸などが取り払われ、サッパリとし過ぎるほどサッパリしていました。が、通り抜けやすくなったためか、近所の子供たちの恰好の遊び場になっているようです。

今日の写真は、その一画で、最も現役感覚が感じられた場所を撮ったものです。それもそのはずで、運送会社の看板のかかるお宅は、夕方になると、部屋の電気が灯りました。そう言えば、去年、この辺りを撮っているときに、看板建築部分のお店のご主人から、取り壊しについて聞いたのでした...。
もうしばらくすると、この家の引き戸も、板で覆われてしまうはずです...。

【場所】中央区勝どき1丁目あたりです。

月夜の大横丁で

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数日前から、なんとなく喉がガサついていたのですが、一昨日から、ついに風邪の症状がはっきり現れ、体全体にダルさがあり、家のなかでウダウダしていました。が、どうやら昨夜がピークだったようで、今日は、多少動こうか?という気になれる状態でした。
そんなわけで、今日も、大事をとって、家に籠もっていたのですが、夕方になると、急に強風が吹き始め、雲があやしげな表情を見せはじめました。が、その風が収まりかけた頃、再び空を見ると、見事な月が浮かんでいます。なんだか呼ばれているかんじです(^^;
「いま頃外に出ては治る風邪も治らない」と思いながらも、結局、その誘惑に負けて、カメラ1台だけ持って、ごく近所を歩いてみました。「何も無くてもともと」という気分で...。でも、月が浮かんでいるだけで、町の表情は、日常とはかなり違って見えるものです。
左の写真は大横丁商店街で、中央と右の写真は商店街から1本裏に入ったところで撮ったものです。月を見上げながら自転車を押す豆腐屋さんが雰囲気ありました。

【場所】文京区本郷2丁目あたりです。



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