ウツロイ

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うつろう…という言葉が好きです。彷徨いながら、穏やかに緩やかに変化する…という感触があって…。そして、この言葉には、盛りを過ぎゆく…という意味もあるようです。
東京の下町を歩いていると、「盛り場の喧噪は何なんだ」と思いたくなるほど、寂れた町が多いことに気づきます。どこの商店街を歩いても、シャッターを閉じたままの店舗や、閉店や休業を告げる貼り紙の貼られたドアを目にします。なかには、商店街全体が、ゴーストタウンのように静まりかえっている例さえあります。
こうした街を歩いていると、東京の激しい変化…というものを肌で感じます。この街はどうなってしまうんだろう?と、心配になる街だらけ…と言っても過言ではありません。うつろう…なんて死語です。よく言われていることでしょうが、東京は、そんな悠長な変化など許さず、「盛りを過ぎる前に叩き壊し、新たに建て直す」というタフでマッチョな精神が要求される街のようですね。無粋なことに…。嘆かわしいぞ(^^;

【場所】葛飾区東新小岩あたりです。

コメント(12)

おっ、こちらの「緑の壁」から「緑の扉」を連想してしまいました。堀切の青木書店にいかなくっちゃ、です。扉の取っ手を確認しにいかなくちゃ、です(^^;;。

「うつろう」と言う言葉がお好きだったんですか!
どうりで 感性が合うといって頂くはずですわ。
私もですもん、「うつろう」と言うような緩やかな変化は 地球が 生物が 人間が ずっと経験してきたことですよね。
なんか その頃と違って 「人類の力技の変化」って自然に馴染まないから 空気とか土とか海が悲鳴を上げている気がします。

「しっぺがえし」が こわいなあ〜。


でも この美しい光景は 力技に負けた結果なのでしょう・・・・・・。

>wakkykenさん
あ、青木書店さんですね。いつも寄りたいな〜と思いつつ、堀切はなかなか通りません。今日も、お天気が良いですから、堀切方面に行ってきましょうかね(^^;

>光代さん
おお、光代さんも「うつろう」という言葉がお好きでしたか。現代の変化というものは、鋭い分水嶺を一気に越える…といった感じがしますよね。変化に汽水域が無いというか…。多様性の欠如、二極化といったものが、変化にも感じられますね。やはり無粋になってきたんでしょうね〜人間が…(^^;
(追加です)力技…ですが、そうではなく、偶然が力を貸してくれた結果…という感じです。写真というものは、演出ということを考えはするものの、ちょっとした偶然が頻発しないと面白くないようです。

私の申しました「力技」は 開発とか都市の再構築などと言って 「うつろい」を待たずに
流れを変えてしまった私達の時代の「発展と言う名の弱者つぶし」のことです。

格差は激しくなっていきます。


あれ???
なんか ずれたこと言ってます??

>光代さん
あ、僕が明後日な方向に理解していたようですね(^^; すみません。この店は、2軒長屋の看板建築の1軒なんですが、こちらもお隣も営業を止めているようです。が、いわゆるデベロッパーによる再開発か?否か?は、見たところからは判断できない状態です。昔は賑やかだった通りだったけれど、近くに大型店が出店したため、客足がそちらに流れ、徐々に寂れた…という感じがしましたが…。

世間じゃあ高齢化だ人口減少だとさわぐけど、いいじゃねえか。こちとら日本人は働きもんでえ。働くのがすきなんだ、ちきしょうめ。店だってな、客が減ったってよ、諦めてシャッターなんかおろさねえで頑張ってりゃあ、すいてる店がいいよってお客だっているってもんだ。
みろよ、この店だって、いい緑だねえ。床のモルタルのヒビもいいね。ほんとはな、このドアの足許が雨のはねっけえりでツヤがなくなってやがるから、こいつはちょいと脂っ気が要るよ。古いのがいいからって、ほっといちゃあいけねえ。こないだ、肌の手入れする佐伯なんとかっておばちゃんがいいこと言ってたよ。「シミやシワなんてあってもいいんです。ツヤが大事なの」ってね。張りって言ったかね。そいつはわすれちゃいけねえんだ。
とにかく、この味は簡単にゃあでてこねえぞ。
もっとも、このおっさんが写真を撮ると、よくみえすぎちゃうって話だがね。だから、ものはいいとこを見つけてやれば、むこうもその気になって、どんどんよくなっちまうって寸法よ。

>生きてれら san
おや、死んでれら〜と思ったら、旦那、生きてれら〜ってね(^^; いいこと言ってくれるじゃありやせんか。そうだ、そうだ、そういうことでさぁね〜。旦那のような方もいらっしゃるから、世の中捨てたもんじゃありませんね〜。生きてれらぁ〜そのうちいいことだってある…ってね。歳とるのも悪いことばっかじゃござんせんね〜。まったくも〜ちきしょうめ(^^; 張りが大事たぁこれまたいい言葉だね〜。吉原の太夫だ…、ねぇ旦那…(^^; これからも、そんな太夫に負けねぇ町娘を探し歩きまさぁ! (玉井さん、粋なコメントをありがとうございました)

 どーも、ご無沙汰しております、青木書店です。正確には青木書店のユーコです。写真とコメントが楽しみで、ときおり訪れています。
 堀切は、駅前ガード下の果物屋さんが撤去されて、居酒屋きよしが、ガードに張り付くように(ぶら下がるように?)、所在なげに建っています。

>ユーコさん
うわ〜、こんばんわ。なんと、その後もお立ち寄りいただいていたとは…大変に光栄です。ありがとうございます。その後、なかなかお訪ねできませんが、その間にも、あの辺りの風景が変わっているのですね。ご主人様とのお話やあの雰囲気が、忘れられずにいます。近々、きっとお邪魔させていただきたいです。その節にはまた宜しくお願いいたします。

 こちらこそ忘れずにいらしてくださったとは、光栄です。またいらしてくださいね。

>ユーコさん
お返事が遅れ、大変申し訳ありませんでした。青木書店さんのことは、忘れようにも忘れることはできません。こちらこそ、コメントいただくだけでも光栄に思っています。きっと近々…です!



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