半和半洋ちとバラック

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千葉県市川市の菅野というところに行ってきました。主たる目的は、菅野駅近くの古い建物と八幡の商店街を見ることでした。親しくしていただいているブログ [こちら] に、その辺りに関するエントリーがアップされ、それに刺激されて...という次第です。
というわけで、お天気も良いし、京成線で菅野駅に向かいました。例によって、京成線の絡む路線は、乗り入れや乗り換えなどが実にややこしく、どこに行くにも、なかなかスッキリとは到着できません。今日も、途中駅で電車を乗り換えたり待ったり、下車したい駅を通過して戻ったりと...ジタバタしたあげく、やっと目的の菅野駅に到着した...という感じです。
しかも、何を勘違いしたのか、八幡方向に歩くべきところを、逆方向に歩きはじめてしまい、いくら探しても、目的の建物の姿が見えてきません。ま、当たり前ですね。方向が逆なんですから...。が、何が幸いするかわかりません。そのお陰で、今日の写真に写っている家に出会えた...というわけです。「なんとやらを転じて福となす」ですか(^^;
いかがでしょう...この家。強烈に惹かれるものがありました。洋風部分の窓辺だけを切り取ってみると、まるでアンドリュー・ワイエスの絵「ゼラニウム」です(^^; が、ちょっと目を転じると、瓦屋根とトタンが...。かなりあちこち痛んでいましたが、その部分は生真面目というより神経質なくらいにキッチリと補修されていました。
市川という町は、東京からアクセスしやすい距離にあり、昔から文化人が住んだりと、ちょっと別荘地のような匂いをもつ町だったと聞きますが、確かにそうなんでしょうね。こんな建物が残っているところを見ると...。

【場所】千葉県市川市新田5丁目あたりです。
【追記】この辺りを歩いているときに携帯が鳴りました。郷里からの電話でした。つい先日、帰郷したおりに見舞った叔父が他界した...という知らせでした。明日から2、3日ですが、また留守にします。宜しくお願いいたします。

コメント(14)

この物件は「あさみ新聞」の「和風—洋風スケール」にちと測定させたいところ(^^;)
http://www.e-asami.com/2007/02/post_35e3.html

洋風窓辺は確かにワイエスしてますね〜。
そして和風側の引き戸は和風洋風どっちともつかず、ただ、向かって左の戸の内側に掛かってるのれんのようなものの人か仏像の顔のように見えて気になります。

それと屋根の向こうに見える白い壁は奥の家のものですよね?
でも、手前に和洋風どっちつかずの引き戸の生真面目な白さと呼応して同じ建物だと思いたくなってしまう感じでもあります。

>m-louisさん
こんばんわ。「和風—洋風スケール」エントリー拝読してまいりました。かなりワハハなものが出来上がりそうで楽しみになりますね。のれんのように見えるのは、仰るように、仏像の頭部を画いた紙でして、それが内側から貼り付けられていました。何でしょうね〜これって…。不思議でした。奥の白い壁は、おそらく、奥のお宅の壁か?と思いますが、それにしても接近していましたし、白壁の右側側面にはツタがびっしりです。その辺りも、通りからは、シカとは確認できていません。
しかし、下見張り部分は、材木が跳ねていたりするのですが、その部分が、キッチリと、真新しいクギで叩いてありました。きっともの凄く几帳面な方がお住まいなのでしょうね。と、いう面もあるのですが、お庭に、「この傘、何ヶ月、いや何年干してあるの?」という傘もあったりして、なかなか楽しいお宅でした(^^;

いいお宅ですねー。古い開業医さんにこういうたたずまいが時々ありますが、憧れます。
叔父様のご冥福をお祈りいたします。

こんにちは
なんとも不思議な建物ですね〜
右隣の洋館も気になります。

>braryさん
こんばんわ〜。久々のダイアルアップです(^^; そうですね。開業医の匂いはありますね。か、仏像の絵がるところを見ると、画家のアトリエ併設のご自宅かな?とも想像していました。

>yutaさん
こんばんわ。コメントをありがとうございます。なんだか微妙なズレ感じが各所にありますよね。右の洋館は新築でしたが、かなり大きなお宅でした。

>遠方のmasaさんへ、前回忙しかったでしょうけどお会い出来ててよかったですね。ごくろうさまです。

・コメントを読まずに画像をみたら・・・。
マァ、根津教会の牧師館?。なんて思ってしまいました。そしたらイエス様の絵ではなく仏様の絵が見えるのでこりゃ違う。
絵画教室かもとか考えながら、自由回転で水平はドコカイナと、基準を決めて見たらこれまた結構な傾斜地に建っている。それも右を基準としたら左を増築し傾斜に合わせている、ウ〜ン。戸が自動ドアになっているのかな〜と引き戸の周りの壁を見てトタンに思った。
左を基準に考えるとこれまたかなり違うのでこのギャップにまず感心(歓心)。しかし蔦の絡まる右側部分、おしゃぶりしたくなるような錆び(寂び)の出来具合、なんとも味わい深いスルメのようでございますね〜。 シロートメ(素人目)の与 今日は戸越銀座界隈に行って来ます。本郷で待ってますね。

>菊坂の与太郎さん
こんばんわ。今日、戻りました。ほんとに10日ほど前に、入院中とはいえ元気な姿だった人が突然…ですから、わからないものですね。
この家、実際に見ますと、もう少し右に傾いているように感じます。なんとなく、洋風部分と和風部分との合体部分がズレたかな?というふうな感じで、折れ曲がっているようでもありますね。仰るように、見た瞬間にドッヒャー!という感じではなく、まさにスルメ型ですよね(^^; 同感です。

masaさん、おかえりなさい。
昨日のバクテーズ@逗子でお会い出来なくて残念でした。
ところで、菅野駅は私の実家のすぐ近くです。
この界隈で育ちましたので、今度市川にいらっしゃる時は御案内しますね!

こんにちわ〜。ご無沙汰しています。昨日は久々にお会いできるな〜と、とても楽しみにしていたのですが、突発的な事情で行くことができず、残念無念でした。
ところで、市川…というと、やはりこうきsanを思い浮かべていました。荷風とともに…(^^; また、ぜひ、菅野の成り立ちや昔の話しを聞かせてください。あの辺り、松が多く、ここは海岸近くか?という気すらしました。とても気になるところで、また近々、足を運ばされそうです(^^;

こんばんは。ワイエスの絵はクリスティーナやヘルガの絵を見て中学生の頃から好きな画家でした。残念ながらゼラニュームの絵を見た記憶がないのですが、左側のパッチワークのような窓の色や赤い屋根を興味深く拝見し、また菅野を歩きたくなりました。

masaさん、こんばんは、さきほど出張から戻ってきました。
菅野駅周辺は、外環道路建設のための空き地が目立ちますが、それでも所々に松の大木があり、はるか昔は水辺だったような名残がありますね。ところで、菅野は永井荷風が住んだ地ですが、幸田露伴が亡くなった地でもあります。川本三郎さんの本に、市川での荷風と露伴について書いた文章がありましたが、荷風も露伴の娘である幸田文も、市川に古き向島の面影があるように語っているとの話しがあり、やはり水辺のイメージを実感していたようです。市川別荘地説も、かつて向島に別荘や別邸があったことと、どこか似通ったところがあるかもしれません。

>pasyari さん
こんばんわ。この家は、もう市川真間に近い場所にありました。そこまで歩いて、やっと、これは逆に歩いている…と気づいた次第です(^^; この辺りを、じんた堂さんや、こうきsan、pasyariさん、皆で歩けたら、これまた楽しそうな気がしますね〜。

>じんた堂さん
お帰りなさい! 菅野駅周辺の空き地は外環道路建設のためだったのですか〜。どうなっているのだろう?と不思議でした。
ところで、菅野が、露伴が亡くなった地ということを知りませんでした。露伴・文さんといいますと、文京の表町…だけを思い浮かべていました。市川別荘地説は、実は、昔、僕の母(新宿角筈育ちです)から聞いたことでした。「千葉でも市川は違う」と…。
いや、じんた堂さんとpasyariさんに触発されて市川を歩く機会を得ましたが、近々また訪れよう…と思っています。いずれ、また、ご一緒させていただきたいと思います…。



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