山間の橋

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今日の午後、山口から東京に戻りました。
僕の郷里のある山陰から、宇部空港のある山陽に向かうには、国道316号線を走り、中国山地を越えることになります。いわゆる、峠越え…というやつです。今日の写真は、その途中で、気になり、ちょっと車を停めて撮った、山間の、橋のある農村風景です。
場所は、定かではありませんが、峠を越えてしばらく行った辺りだった…と思います。小さな集落があり、その近くに、ほぼ自然のままと思われる土手の残る川が流れています。そして、その川をまたぐ橋のたもとに、大きな樹がたっています。山降ろしの強い風に吹かれるのか? 水平方向に枝を張り、手入れしてもなかなかこうはゆかない…という、こんもりとした枝振り・樹形になっています。その佇まいが、なんとも、ゆったりとしておおらか、かつ印象的で、通るたびに、気になっていました。
しかし、一本道をひたすら目的地に向かって走行しているときは、「おっ」と気になる風景などが目に行っても、停車して…という気にまでは、なかなかなれないものです。が、今日は、光の具合が良かったのか、気分が良かったのか…、ブレーキペダルを踏まされた…という感じでした。

【場所】山口県美祢市あたりです。

コメント(16)

>masaさん オ・お帰りなさい。
峠越えとはまたまたステキですね。
丁度峠の茶屋にて一服したような一時だったのでしょうか。いやー、どこぞの放送局でやっておった残しておきたい原風景の一こまですね。masaに母方の田舎にもあったような風景です。今回は、ダイヤルUPして下さっていたのでそれ程寂しく無かったです与。お疲れ様でした。
本郷 菊坂の与太郎

>菊坂の与太郎さん
早速のコメントをありがとうございます! なんのことはない車で走破するだけなんですが、峠越え…と書きますと、ちょっと時代がかり、雰囲気でますね(^^;
ところで、この風景、コンクリート製の電柱が無ければ、かなり時代が不明でしょう。いまでも、山陰ってこうなんんですよ〜。土地が有り余っています(^^;
今回は、ダイヤルアップしましたが、それもトーンではなく、パルスでした(^^;(^^;(いまやこの意味が通じなくなっていそうですが(^^;)。なんせ山陰ってスゴいです(^^;

ウ〜ン。大切にしたい風景ですね、素晴しい。
いつも思うんですけどいい切り出ししますね。

■峠
あと、峠という字分かり易くって大好きです。
山の上下なんてネ。そういえば昔、時代劇で峠の旦那なんていう役ありましたね。では 与

「あ、何となく懐かしい・・・」って思える風景ですね。masaさん、こんばんは。子供の時から何度も眺めてきた田舎風景の共通分母・・そんなのがあるとしたら、たぶんこのような風景でしょうか・・・。しかしここで対向車がきたら、どこで離合しようか・・・って、そればっかり考えながら走ってしまいそうな細い道ですね。僕の通勤路もこんなところがあるんですよ。(たまに通る近道なんですがね)田舎ですねぇ。ははは。

>菊坂の与太郎さん
ありがとうございますm(__)m いろんな意味で…(^^;
確かに、峠って、実に、文字通りと言いますか、分かりやすいですね。が、その字に旦那が付くと、途端にワハハな感じになるのは何故なんでしょう?(^^;

>Cezanneさん
こんばんわ。郷里が山陽側だったら、Cezanneさんにお会いできるのにな〜と、山口に行くたびに思います。しかし、風景の共通分母って、鋭い言葉ですね〜。他にも似たよう概念を指す言葉はあるように思いますが、共通分母には参りました。なんだかスッキリと分かる気がします。
こうして見ますと、鄙びた風景だけど、どこか懐かしく暖かく包まれるようで…。なんとも言えませんでした。が、樹の陰になっている家屋(農家だと思います)が立派で、瓦もピカピカでした。この辺りの事情は知りませんが、どう見ても、米所という感じはしません。何か政治や制度…といった絡みを感じ、ちょっと淋しい気もしました。

偶然ですが、昨日、周防大島へ出かけてきたところです。最近、宮本常一にちょっと興味があって、前から、この民俗学者の故郷に行ってみたかったためです。
ひとくちに山口県といっても多彩な土地柄ですね。山陰側、山陽側があるというのも、他地域の人間には、そう云われてみなければ気づかないですし、周防大島は、本州、四国の伊予、九州と三地域三様の結びつきがあったようですし・・・
大畠のバス停では、3年ぶりに大島を出てきたというおじいさんと出会って、いろいろ話をききました。
山口県人には、大旅行家、大散歩者になる素質があるのかも知れませんね。

>胸の振り子さん
ええっ、僕と前後して山口にいらしたとは…、偶然ってありますね〜。驚きます。僕も、このブログを始めてからですが、コメントをくださる方々から、宮本常一さんの存在を知り、以来、氏が残された膨大な記録に興味を抱いています。同郷であることも手伝って、なんとなく親しみも覚えます。おっしゃいますように、同じ県内でも、中央に横たわる山地の北と南では、気候風土がかなり違います。従って、人の気質にも違いがあるようです。また、萩は、県内でも、武士の町であった名残でしょうか…独特の風習が残っていました。
町であろうが村であろうが、歩けば歩くほど未知の世界が広がってゆくようですね。宮本常一さんは偉大すぎますが、せめて東京というまちを、多少なりとも、氏のような視線・視点で読み取れるようになれたらな〜というのが目標のひとつです。

宮本常一が、全国を歩き回って撮った写真は、周防大島文化センターに10万枚のネガフィルムとして残っているようです。アサヒフレックス、キャノネット、オリンパス・ペンFなどで即物的に撮影された写真群は、膨大すぎて、誰も正当に評価できないかも知れませんが、今後、われわれは、宮本の残した写真を通じて、戦後30年の日本というものを、再構成するようになるのかもしれませんね。昭和30年代の日本の写真の展示がありましたが、興味深いです。青山の同潤会アパートや、建設途中の東京タワーなんかの写真までありました。

あー、いい風景ですね。
こんな田舎道が好きです。
橋も懐かしい。
この橋が懐かしく感じられるのは、
子供の頃、ほんの一時期川崎の田舎に住んでいて、
こういう橋を渡ったことがあるからです。
品川の祖母の家に預けられていて、
週末になると親が引っ越した川崎の家に泊まりに行きました。
母が弟たちを連れて駅まで迎えに来てくれて、
こんな道を歩いて家へ向かいました。
今はもう記憶の中にあるだけの風景。
この橋を渡って歩いていったら、
あの頃に戻れそうな気がします。

>胸の振り子さん
ブログで周防大島の写真を拝見してきました。3年ぶりに島を出てスーパーで買い物をしていらしたというご老人のお話は、やはりぐっときます。都会に居ますと、いつの間にか、都会が世界だ…という錯覚に陥りがちですが、決してそうではないことに気づかされます。
ところで、宮本常一氏の撮影なさった写真は、素晴らしいことに、ネットでもその多くを閲覧できるようになっていますね。氏の写真を見ていますと、アラーキーさんの「ドラマは被写体にあり」という言葉を思い出します。
周防大島へは、なかなか行けそうもありませんが、いちどは足を運ばねば…と、改めて思わされました。ありがとうございました。

>アンヌさん
こんばんわ。素敵なコメントをありがとうございます。「この橋を渡って歩いていったら、あの頃に戻れそうな気がします。」というくだり…。特にジーンときます。そして、そんな発想と文章が出てきたらな〜と、つくづく思います。コメントを拝読し、「そうか、その辺りに惹きつけられたのか…」と、再認識している始末です。やはりコメントをくださったCezanneさんの言葉をお借りすると、人里という共通分母のある風景なのかもしれませんね…。

ご無沙汰しています。

確かに、クルマを運転しているとシャッターを切りたくなる場面(風景)に遭遇することはありますね。実際にクルマを止めて。。。というのは殆どありませんが。(^^ゞ

郷里が山陰なのですか?これは偶然。私は米子です。あのあたり、ある意味フォトジェニックだと思いませんか?

そうそう、急にどうしても「止らなきゃ」と思う風景に出くわすことってありますね。私も熊野を旅したときに土地に感じるものがいろいろありました。
この写真、ぱっと見たとき、広島でm-louisさんたちと活動した、灰塚のあるスポットをすぐイメージして「おや」っと不思議な気持ちになりました。

>亀吉さん
こんにちわ。僕が運転していると、キョロキョロとよそ見が多く、危なくてしょうがない…と、いつも家内に言われます(^^; でも、やはり、クルマを止めることは滅多にありませんね〜。今回止める気になった理由のひとつは交通量の少なさ…ですね。
僕の郷里は、長門市の三隅町という、海に面した鄙びた町です。確かに、都会とは対局にある風景が残っていますね。が、米子や松江と聞きますと、やはり植田正治さんを思い浮かべるせいもあって、同じ山陰でも、山口よりずっとフォトジェニックなイメージを思い浮かべますよ(^^;

>mitsubakoさん
あるんですよね〜、そういうケースって…。やはり、写真を撮ろうと思ったら、クルマから降りて歩くしかないですね。でも、歩いて峠越えはきついしな〜(^^; この風景って、典型的な谷戸単位の集落風景でしょうから、山口と広島とはいえ、同じ中国山地系ですから、どこか共通するものがあるのでしょうね。あ〜、見はじめると、東京も広いですが、日本も広過ぎます(^^;



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