2007年7月アーカイブ

パリ便り (4)

| コメント(26)

今日もパリで撮った写真です。と言っても、写っているのはクルマのハンドル部分だけ…ですから、「何処で撮っても同じじゃん!」と言われると、「はい、そうですね」と答えるしかありません(^^;
それはさておき、このクルマですが、パリ郊外のミッシェル・ビゾ(Michel Bizot)駅近くの路上に駐車していました。プジョー203というモデルのようです。同社のサイトによれば「1948年にデビューした戦後初のニューモデルである203は…(省略)」とありますから、もうかなり古いクルマ…ということになります。ま、それは、ボディを見れば誰でもわかることですけどね(^^; で…、さほどクルマ好きでもないくせに好きな(^^; 僕としては、やはり通り過ぎるわけにいかず、しばらくウットリと眺めまわしていた…というわけです。
話は変わりますが、戦後間もない頃、日本では、日野自動車が仏ルノーと提携し、日野ルノーというクルマを製造販売していましたが、問題(でもないけれど…)は、そのハンドルを中心としたコクピットの雰囲気です。実は、20年以上昔に、江ノ島近くに駐車していた、その日野ルノーのハンドル部分を撮ったことがあるのですが、その雰囲気が、今日の写真に非常によく良く似ているんですね〜。見まごうほどに…。
時間的にも空間的にも、大きく離れた状態で、こうも似通った光景に出会うことがある…ということに、かるい驚きを感じながら、この写真をエントリーした次第です。

【場所】Michel Bizot, Paris あたりです。

パリ便り (3)

| コメント(8)

関東ではまだ梅雨があけず、まともに町歩きできずにいますので、今日は、やや唐突ですが、パリで撮った写真をアップします。なんせ、パリでの写真は2枚アップしたに留まっていましたので、ちょうど良い機会ですし…。
というわけで、簡単な、写真の説明にうつります。左右の写真は、セーヌ左岸(リヴゴーシュ)で撮ったものです。もっと特定すると、カルチエラタン〜サンジェルマンあたり…ということになります。
このあたりは、昔から学生街として知られていた地区ですが、その後、新進デザイナーであった頃のサンローランが、シャンゼリゼなどの目抜き通りを避け、このあたりにブティックを開いたことから、ファッションの新興勢力が集まるようになり、一気に、パリのニューウェーブ発信地として、世界の注目を集めるにいたった…と記憶しています。また、そのサンローランのブティック名が「サンローラン・リヴゴーシュ」であったことから、リヴゴーシュという単語とその意味が広く知られるキッカケにもなった…と記憶しています。
ま、僕は、30年ほど前に、そういった風潮に乗せられ、この地区を訪ねたわけですが、確かに、街に勢いが感じられたのを覚えています。今回の訪問では、当時のような勢いは感じませんでしたが、やはり、落ち着いた、渋めでキラリと光るショップが、さりげなく、そこここに存在しているのは、さすがです。そして、僕はやはりシャンゼリゼ派じゃないな〜と再確認した次第です(^^;
で、中央の写真は、そのシャンゼリゼ大通りから少しだけ入った場所で撮ったものです。少し入った…と言っても、その両側には、シャネルやフェラガモをはじめとした、有名ブランドのブティックが並んでいます。さすがに、華やいだ光景が目に入ります。が、その一方で、それを虚ろに感じさせる光景も多々目にした気がします…。

【場所】Paris, Franceです。

西新井本町原景

| コメント(4)

ぼんやりとした日差しの、蒸し暑い日でした。風があったのが救いでしたが、いっそ直射でガンガンきてくれ!という感じです(^^;
そんななか、今日も、足立区中央部を歩いていました。西新井大師周辺には、なかなか進展しない再開発途中…という感じの、なんとも中途半端な空き地のある風景がそこらじゅうに転がっていますが、この写真に写っている区画も、実は、その一例です。右手には、かなり広い空き地を利用した駐車場があります。そして、僕の背後には、やはり、この写真にあるような家が一軒残っています。したがって、この家と、僕の背後にある家が消えれば、現在の駐車場と合わせて、恰好のマンション用地になる…という寸法です。
ここに立ってみた感触からすると、用地になるのは時間の問題です。と言うのも、この家は、もう空き家でした。周囲の植物が元気いっぱいなのが、あだ花…という感じで、逆にもの悲しい感じです。が、僕の背後に建っている家は、一部がうち捨てられた状態ではありましたが、まだ住居として使われていました。そのことが、デベロッパーにとっては目の上のタンコブ状態で、ひいては、この家が取り壊されない理由かな?という感じがします。
僕が、この周辺を歩いたかぎりでは、この家は、このあたりで最も古い建物の部類にはいりそうです。きっと、昔の西新井本町あたりは、原っぱで、草むらがあちこちに見られ、こういった家が、ポツポツと建っていたのでは?と想像させる風景でした。

【場所】足立区西新井本町あたりです。

伊勢末酒店

| コメント(10)

久々に、足立区の西新井大師あたりを歩いてきました。良いお天気だというのに、いつものことながら、出遅れ…。歩きはじめてしばらくすると、光が黄色みを帯び始め、あれよあれよと言う間に、夜景の撮影に突入です(^^; どうもいけません。時計の文字盤をグンと右にまわしておかねば!です(^^;
ここは、大師前駅のすぐそばを通る環状7号線から大師へ通ずる参道です。両側には、飲食店や土産物屋さんがつらなっていますが、想像していたよりも、古い建物が残っていました。なかには、有形文化財に指定されても不思議はない…というくらいに、立派な造りの煎餅屋さんなどもありました。
そんな通りの一画に、この伊勢末酒店があります。外から見ただけですが、店の半分で酒類の販売をしながら、残りの半分を酒場にしているという感じです。ここは、明るいうちにも通りかかりましたが、その時すでに、酒場のほうは、人でいっぱいでした。繁盛しているようです。入ってみたいな〜と思うものの、なんせ呑めない悲しさ(^^; 写真に収めるに留めて退散です。
しかし、看板などを見ると、かなり経年変化していますが、店舗部分には活気が感じられます。ゴチャゴチャしているようでいて、どこか整然としていますしね。僕自身は、こういった店には無縁なんですが、通りかかって目にするだけで、なんだか良いんですね〜。町にこういった風景が在るってだけで…。

【場所】足立区西新井6丁目あたりです。

ウットウシ坂

| コメント(11)

この写真は、渋谷駅のすぐそばを通る246号線と高架の首都高速道路を、その間にかけられた歩道橋のうえから撮ったものです。
最近は、渋谷に行くことは滅多にありませんが、今日はめずらしく、陽が傾いてから、渋谷に行ってきました。渋谷と言っても、繁華街のある方向ではなく、それとは反対の桜丘町に行く用があったため、この歩道橋を渡ることになったのですが、この、上と下を車両専用道路で挟まれた空間は、いつ歩いても、薄暗く、薄汚く、鬱陶しいですね〜。
今日は、今年初めての夏日で、よく晴れてきれいな光が射していましたが、それでコレです…。ま、実は、内緒ですが(^^; その光のせいで、妙なカッコ良さを感じなくもないのですが、そうは言っても、高架あって効果なし(^^; なんせ、この高架の高速道路というやつは、抜群の風景破壊力を秘めてますからね〜。

【場所】渋谷区桜丘町あたりです。

なんだか日替わりメニューのようになってしまいますが、今日はまた、オックスフォードで撮った写真です。もうすこし細かく言うと、オックスフォードのカウリー通り(Cowley Road)で撮ったものです。この通りは、便り(8)で紹介したように、街の中心部から南東方向に伸びていて、その両側にズラリと商店が並んでいます。とは言っても、商店があるのは通り沿いだけで、一歩なかに入ると、もう静かな住宅街になっています。
ま、そんな感じの通りの、ある食品を売っている店の側面に、本来は、屋上などの高い位置のビルボードになるべき...と思われる、大きなサイズのポスターが貼られていました。店の側面をほぼ覆うほどの大きさです。それが目の高さにあって、大きな目がこっちを見ているわけですから、実際に見ると、相当な迫力があります。したがって、ここを通りかかるたびに、このポスターが気になっていました。
しかも、通りかかるたびに、ポスターの手前に置かれているものが違っていました。何も無い日もあれば、ゴミ袋が置いてあったり、自転車が立てかけてあったり...と、様々です。それに加えて、この前を人が通りかかります。それらの組み合わせによって、この場の雰囲気が、大げさに言うと、万華鏡のように変化します。そのなかで、もっとも惹かれたのが、この日の組み合わせでした。ま、その理由は、自分でもよく分からないんですけどね(^^;

【場所】Cowley Road, Oxford あたりです。

夕刻の佃島で

| コメント(14)

このところ、人にお会いする機会が多かったこともあって、どうもブログの更新ができずにいました。また、英国で撮った写真のアップをつづけていましたが、もう帰国してかなりの時間が経ちましたので、それもどうかな?…そろそろ東京で撮った写真に戻したほうが…などと、余計なことを考えてしまうことも、写真選択の幅を広げてしまい、結果として、更新を鈍らせていました。で、今日は、まずは更新!ということで、あれこれ考えずに、先日、佃島の盆踊りの日に撮った写真をアップすることにしました。
この日は、盆踊りの初日でしたが、夕刻になっても会場には人影がまばらで、「これで盆踊りが成立するのかな?」と心配になるほどでした。この写真は、ちょうどそんな時間に撮ったものです。もうあたりは暗くなりはじめていました。浴衣を着た、小学校低学年かな?と思われる少女が、ひとりで、会場から橋のほうに向かって歩いてゆきます。そして、橋のたもとで立ち止まり、そこから動きません。何をしているのでしょう? 少女の後ろ姿を見ていると、なかなか来ない友達でも待っているのかな? 家族を待っているのかな? などと想像をめぐらせてしまいます。
実のところ、この少女が、いったい何を考え、何をしていたのか…は分かりませんが、夕暮れに、じっと一所に立ち、一点を見つめている少女の後ろ姿というものは、実に多くを物語ってくるものですね。ましてや、ここは佃島念仏踊りの会場です。まさか…霊を迎えているのでは…などという想像までしてしまいそうです。

【場所】中央区佃1丁目あたりです。

これは、僕がオックスフォードで最初に宿泊していた家の近くで目にした光景です。初老?のおじさんが、自宅の窓枠を塗り直しているところです。おそらく、これまでに、何度も塗り直しをしているのでしょう。梯子にのった姿勢が板についた感じがします。
日本でも、DO IT YOURSELF がかなり普及してきているとはいえ、イギリスに比べると、まだまだ...という感があります。僕が宿泊していた家のオウナーは、隠居した歯科医でしたが、ちょっとした不具合などを訴えると、すぐさまレンジローバーに工具を積んで駆けつけ、自ら修理をしていました。そんな感じですから、庭の簡単な手入れなどはもとより、窓枠の塗り替え程度は、誰もが、自分でやるもの...と思っているようなところがあります。
ところで、この、梯子にのって作業しているおじさんですが、そういったDIYの匂いとともに、ちょこんと鼻にのせた眼鏡やそのスタイルにもやられました。なんだか、ノーマン・ロックウェルが描いた絵の世界に通ずるものを感じさせられます。そして、このときふと思ったことがあります。ノーマン・ロックウェルが描いたのは "古き良きアメリカ" とよく言われます。確かにそうなのでしょうが、それらの絵のレイヤーを1枚めくると、そこには "懐かしい英国での日々" が潜んでいるに違いない...と。

【場所】Kingston Road, Oxfordあたりです。

この写真は、ブロード・ストリートと呼ばれる通りで撮ったものです。この通りは、文字通り、道幅がとても広く、広場のようにも見えます。道の一部がカフェになっていたり、道の中央にズラリとクルマが駐車していますが、それでも、まだ余裕…という感じです。
このクルマは、その道の中央に駐車していました。とにかく古い…ということは、ひと目見ればわかります。幌をおろした状態でしたので、コクピットもチェックしましたが、これはどう見ても本物でした。そして、ラジエターグリルに "Austin" のエンプレムがありましたので、オースチンであろう…ということだけは分かりましたが、年式などはとても分かりません。そこで、帰国してネットで調べたところ、どうやらオースチン セブンのツアラーというモデルのようです。1922年から1939年にかけて生産された…とありますから、このクルマは、生産されてから、すでに70年近く…またはそれ以上が経っていることになります。
これが、ピッカピカに仕上がった、いかにもクラシックカーという雰囲気でしたら「ほほ〜」程度で終わっていたのですが、問題はこのコンディションです。そこそこにヤレています。その具合がまた非常によろしいです。どう見てもほぼ実用車…という雰囲気で使われています。そこに痺れてしまいました。コクピット足元もこんな感じです。
…などと、駐車中のこのクルマを観察しているところへ、青年二人が近づいてきました。オウナー登場です。見ればまだ青年です。やりますね〜。で、ひと言ふた言かわした後、彼らはクルマに乗り込み、実に手慣れた様子で、発進してゆきます。う〜ぬ、参ります。しかし、この風景…西暦2007年に撮ったものとはとても思えません(^^; いまだに我が目を疑います(^^;

【場所】Broad Street, Oxfordあたりです。

佃島盆おどり

| コメント(24)






今日は、佃島の盆おどりの様子をアップします。この盆踊りについては、こちらのサイトに、ひじょうに詳しい記述がありますので、そちらをお読みいただきたいと思います。
ただ、現地で盆踊りの指導や解説などもなさっていらした中心人物にお話を伺う機会がありましたので、その内容を簡単に記しておきます。
その方によりますと、この念仏踊りとも呼ばれる佃島盆おどりは、他所の盆踊りとは性格が異なり、あくまでも仏様(無縁仏)の供養のために踊るものだそうです。それを物語るのがこれ...。提灯に「南無阿弥陀仏」と書かれています。したがって、踊りの輪に加わるときは、必ず無縁仏の前で焼香してから...ということでした。
また、いまでこそ、広い通りにやぐらを組んで、その周りをまわるようにして踊っていますが、昔は、佃島の町内を踊ってまわっていたのだそうです。しかも一晩中。したがって、複雑な踊り方をすると疲れてしまうため、踊りは実に単純で、基本的には4動作しかないのだそうです。
ところで、佃島漁民のルーツ佃島住吉神社のルーツといったエントリーもしている拙サイトとしては、気になるのが大阪との関係です。もしや大阪佃島にこの盆踊りのルーツがあるのでは?という疑問です。これも、上記の方にぶつけてみましたが、答えは「関係なさそう...」のひと言。ちょっと肩すかしをくらった感もありますが、ま、関係ないものはないんでしょうね(^^; 仕方ありません(^^; 上記サイトには「京都本願寺の踊りがルーツか?」といったことが書かれていますが、確認されたことではないようです。
この佃島盆おどり、今日も明日も予定されていたようですが、あいにくの台風接近による雨のため中止なんでしょうね...。初日に行って正解でした。

【場所】中央区佃1丁目あたりです。

またも遭遇…

| コメント(18)

夕方、佃島の盆踊りを見に行ったのですが、写真をご覧いただければお分かりいただけるように、またしても田中長徳さんと遭遇です。去年の夏、初めてお目にかかって以来、街で偶然お会いするのは、これで3回目です…。最初が南千住の鉄橋のうえ、2度目が六本木ヒルズ下の路上、そして今回の佃島の盆踊り会場…です。う〜ん、この広い東京の街中でばったり…というのが3回というのは凄すぎですね(^^; 長徳さんにとっては迷惑千万ってことでしょうが、何やらご縁が…などと思わずにはいられません(^^; このときは、「江古田でのスパゲティ大盛食べ損ない事件」やら「世界の旅客機事情今昔」「パリでの通貨切り替え初日の様子」といったこを話題にしばし雑談していただきました。とにかく、こんなに度重なる遭遇って、そうあることではないので、思わずエントリーしてしまいました。

【場所】中央区佃1丁目あたりです。



ここまでに、英国の運河とナローボートについて、何度か紹介させていただきました。そして、産業革命の遺産ともいうべきそれらを、形をかえながら現在に活かしている、英国の文化の豊かさや奥深さに感心した...という内容の記述をしてきました。が、実は、手放しで感心してばかりはいられない...というのが今日のエントリーです。

中央の写真は、オックスフォードの家々の窓辺で目にした貼り紙ですが、最初は「何かな? 遊覧船の宣伝?」などと思っていました。が、これが大間違いでした。オクスフォード便り(11)で紹介したナローボートの住人たちに聞いてはじめて知ったことですが、こちらのサイトにも書いてあるように、いま、オックスフォードの貴重なボートヤードが、デベロッパーに買収され、再開発されようとしているのです。ボートヤードというのは、ボードを係留・陸揚げして、メンテナンスや修理などを行える施設のことで、これが無くなると、ナローボートの維持管理が極めて難しくなり、「運河+ナローボート」というシステムと文化そのものが大打撃を受けることになります。目にした貼り紙は、その再開発反対の意思表明だったわけです。

左の写真が、そのボートヤードですが、既にフェンスで囲われ、使用できない状態になっていました。そして、右の写真は、やはり、そのボートヤードの近くで撮ったものですが、かなり大規模な再開発によるマンション建設が進んでいました。そこには、昔、製鉄工場があった...と聞きました。とにかく、今後は、運河沿いの空間は、再開発すれば、ウォーターフロント住宅・施設として高値で販売できるため、デベロッパーが放っておかない...ということになり、こんな風景が増えるのは間違いなさそうです。
こうしてみると、運河とナローボートという素敵な文化も、実は、決して安泰なものではなく、それを育んだ土壌からやせ細ってゆく...という危機に瀕してもいるようです。

【追記】中央写真の貼り紙の画像はこちらにあります。
【場所】Oxford Canal, Oxfordです。




オックスフォードに滞在してみると、当然のことながら、東京との違いがあれこれ目につきますが、そのなかのひとつに自転車がありました。自転車を利用する人がとても多いことにも驚きましたが、自転車のデザインが豊富なことにも驚かされました。それも、わりとフツーな自転車のデザインが良いんですね。

東京or日本ですと、自転車に凝っている人と凝らない人との乖離が激しく、前者はとかく "カッコ良すぎる" 自転車に乗り、後者はママチャリに...という印象ですが、オックスフォードor英国では、フツーの人が乗るフツーの自転車がカッコイイんですね〜。それも "どことなく..." というのが良い感じです。

そんなことから、つい、おっ!と思う自転車に出会ったときは、できるだけ記録しておいたのですが、今日紹介するのは、そんななかから選んだ "働く自転車" です。これも、日本では、あまり目にしませんね。目にしても、黒塗りで、後部の荷台が大きい...程度のものが多くて...。ところが、英国では、ご覧いただければ分かるように、業種に合わせて様々な改造が施されています。どれも見ているだけで楽しい...って感じがしませんか? これに加えて、一般人の乗る自転車 &乗り方も面白いのが多いですから、それらだけ見ていても、街歩きが楽しくなります。

と言いながら、僕は、チャリすら持っていませんので(^^; 各自転車についての解説は省略です。以上、チャリコレでした(^^;

【場所】Oxford, UKです。

僕がオックスフォードに着いてから2週間滞在した家は、キングストン通りにありました。そこから街の中心部へは歩いて行くわけですが、その通りの名が、途中からウォールトン・ストリートに変わります。ちょうどそのあたりまで来ると、かの有名なオックスフォード・ユニヴァシティ・プレスの建物が見えてきます。そして、通りを挟んでその反対側あたりに、
こんなカフェレストランがありました。なんだかやたらと古そうな建物です。が、毎日のようにこの前を歩きながら、建物の素性を聞き忘れてしまい、言われがわかりません (確か…古い教会だったと思うのですが…)。すみません(^^; 今日の写真は、そのカフェレストランで目にした光景です。

イギリスでもフランスでも…ですが、犬の犬権がしっかりと護られているな〜と感じさせる光景をいたるところで目にしました。電車や地下鉄へは、リード付きではあるものの、犬自身が歩いて乗車するのは当たり前。レストランでは、飼い主が食事を終えるまで、その足元でゴロンと横になっている犬の姿すら目にしました。

ところで、この犬は、イングリッシュコッカーでしょうか…。屋外のテーブルにつき、のんびりと新聞を読む飼い主の膝のうえにちょこんと座り、実にお行儀良くしていました。「これは撮りたい!」と思い、歩を止めたのですが、位置が真正面になるため、ちょっとカメラを向けにくい状態でした。が、実に良いタイミングで、飼い主の婦人が、カップを返すようにして、コーヒー(ティーか?)を飲み干しました。顔がカップに覆われ、チャンス到来…というわけです。が、その瞬間、イングリッシュコッカー君が、恥ずかしかったのか、コクッと顔を下向きに…(^^;

【場所】Walton Street, Oxfordあたりです。

さて、昨日まで、オックスフォードと言っても、その周辺部に偏って報告していましたが、今日は、街の中心部に戻ります。オックスフォードという街は、街全体が大学(ユニヴァシティ)…と考えて間違いないようで、街中いたるところに城壁か?と思うような石の建物が連なり、その一部に、経年変化し、いかにも歴史を感じさせる門扉があって、それ開くと、奥にひらけた庭と校舎が見える…という具合です。そこは、門扉のある表通りからは想像もつかないほどに静かで、風格のある建物とさすがに園芸の国と思わせる庭とで、入り組んだ世界が展開しています。今日の写真は、そんな大学(カレッジ)などの多いハイストリートから折れる裏道で撮ったものです。

オクスフォードには、東京の路地のような道は、無くはないのですが、さほど多くありません。…というよりも無いに等しいと言ったほうが正確です。この写真の道も路地と呼べるかどうか?ですが、ま、表通りにくらべれば、かなり狭い部類に入ります。路上を細かく見ると、たばこの吸い殻や、ときには犬の糞まで落ちていたりと、さほどきれいでもないのですが、こうして写真にしてみると、風景の屋台骨がしっかりとしているせいか、そんなものをかき消してしまうパワーがあります。こんな街で生活しているのと、現在の東京の街で生活しているのとでは、住人の感覚が違ってくるのは無理もないですね(^^;

【場所】High Street, Oxfordあたりです。




今日も、引き続き、オックスフォード運河からです。イギリスは、とにかく、土地が平坦ですが、そうは言っても、やはり高低差はあります。したがって、そこを通る運河にも、当然高低差が生じます(と言うか…高低差をつけることにより浅い運河が確保できる…ということですね)。したがって、その高低差を解消し、ボートがどこまでも航行をつづけることができるよう、所々に、ロック(Lock /水門とほぼ同義 /辞書には閘門(こうもん)と記されています)が設けられています。この構造を正確に説明するためには、多くの写真やイラストを使用しなくては難しいので省きますが、ざっと説明しますと、水門を開閉して水を移動させるのではなく、この写真(手前がオックスフォード運河、向こう側がテムズ河です)のように、ラック&ピニオンのギア装置を使用して、パドル(paddle)と呼ばれる横穴or水門下部の扉を開いて水を移動させ、水位を合わせます。そして、水位が合ったところで、中央の写真のように、水門をスイングさせるように開きます。と、まあ、実に雑な説明ですが、なんとなくお分かりいただけたでしょうか?(^^; ちょっと雑過ぎますね(^^; ま、ご覧になる方々の想像力に期待です(^^;

左右の写真は、このロックで解消する水位の差を示す写真です。ボートが逆向きになっていますが、このときは、方向転換するために、いったん川幅の広い場所にボードを出し、回転させて元の運河に戻していたためです。ま、それはそれとして、この2枚の写真を見比べると、けっこうな水位差があることがお分かりいただけると思います。しかし、この程度の水位差は、どうということはないレベルのようです。他所では、2メートル程度の差を解消するロックを見ましたし、ロックが何段にも連なる場所もあるようです。
それにしても、原始的な装置ではありますが、これを実際に見ると、やはり、よく考えたものだ…と感心します。そして、それを日常的な道具として、当たり前のように操作するナローボート住人たちに、敬意を表したくなってしまいます。素敵なヤツらですよ…ナローボートの住人たちって…。

【追加】東京にもロックゲートなるものが存在するようです。こちらのブログで紹介されていました。
【場所】Oxford Canal, Oxfordです。



昨日に引き続き、オックスフォード運河で撮った写真です。運河沿いには、ずらりとナローボートが停泊していて、そのなかで人が生活しています。しかし、どこにどう停泊しても良い...ということではなく、イングランドやスコットランド、ウェールズの運河を管理する公共団体 British Waterways により、短期停泊可または長期停泊可...など、一定のルールが決められています。そして、河岸にはボート生活者のための水道蛇口なども設置されていました。場所によっては、郵便受けや電源すら設置されています。これら施設(水門を含む)の利用者は、運河やテムズ河を管理する団体の会員であり、ボートの大きさなどに応じて、年間300〜400ポンドの会費を支払っているそうです。
今日の写真は、そんなナローボートでの生活が感じられる場面集...という感じです。一枚ごとの説明は省きますが、ちょっと違いますよね〜やはり。しかし、このあたりに、ちょっとですが、長屋路地...といった匂いを感じました。

【場所】Oxford Canal, Oxfordです。



昨日の午後、東京に戻りました。オックスフォード滞在中に、もう少しエントリーしたかったのですが、その後、ネット接続ができない状態がつづき、結局、帰国した今日になって...ということになってしまいました。また、引き続き、宜しくお願いいたします。
今日の写真は、オックスフォード便り(5)で紹介させていただいたオックスフォード運河沿いで撮ったものです。運河沿いには、細い1本の道が延びていて、いまは、その道が散策路や自転車での通勤路として使われていますが、昔は、ボートを曳く馬が歩く道だったということです。
写真は、3枚ともに、その細道から、対岸の家の裏庭を撮ったものです。所々に、建物の一部である茶褐色の煉瓦が見えますが、その建物の向こう側は、もう普通の住宅街...という表情をした町並みです。そちら側を歩いているかぎりでは、とても、こういった、鬱蒼とした緑に覆われた運河風景など、想像もできません。事実、僕も、クルマが連なるように駐車している町並みの裏手に、今日の写真のような風景が潜んでいようとは、想像もできませんでした。見てびっくりです。また、細道を挟んで反対側(僕の立ち位置から言うと背中側)には、もう草原が広がり、そこでは、野ウサギが跳ねたりしています。運河の存在に気づいて以来、この住空間と大自然との距離の近さ...このことに驚かされつづけていました。
ま、東京の街には、住空間とコンビニ・自販機との距離の近さ...という利点はありますけどね〜(^^;

【場所】Oxford Canal, Oxfordです。



ninepeace.jpg




月別アーカイブ(Archives)



Photo Gallery

写 真 集


おすすめ




おことわり

エントリー、コメント、トラックバックにつきましては、管理者の判断により削除させていただく場合があります。予めご了承ください。
Powered by Movable Type 4.22-ja





copyright © 2004-2017 masa