パリ便り (4)

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今日もパリで撮った写真です。と言っても、写っているのはクルマのハンドル部分だけ…ですから、「何処で撮っても同じじゃん!」と言われると、「はい、そうですね」と答えるしかありません(^^;
それはさておき、このクルマですが、パリ郊外のミッシェル・ビゾ(Michel Bizot)駅近くの路上に駐車していました。プジョー203というモデルのようです。同社のサイトによれば「1948年にデビューした戦後初のニューモデルである203は…(省略)」とありますから、もうかなり古いクルマ…ということになります。ま、それは、ボディを見れば誰でもわかることですけどね(^^; で…、さほどクルマ好きでもないくせに好きな(^^; 僕としては、やはり通り過ぎるわけにいかず、しばらくウットリと眺めまわしていた…というわけです。
話は変わりますが、戦後間もない頃、日本では、日野自動車が仏ルノーと提携し、日野ルノーというクルマを製造販売していましたが、問題(でもないけれど…)は、そのハンドルを中心としたコクピットの雰囲気です。実は、20年以上昔に、江ノ島近くに駐車していた、その日野ルノーのハンドル部分を撮ったことがあるのですが、その雰囲気が、今日の写真に非常によく良く似ているんですね〜。見まごうほどに…。
時間的にも空間的にも、大きく離れた状態で、こうも似通った光景に出会うことがある…ということに、かるい驚きを感じながら、この写真をエントリーした次第です。

【場所】Michel Bizot, Paris あたりです。

コメント(26)

あの湘南シリーズのお写真の一枚ですね。このハンドルの写真を見てすぐにピ〜ンときました。ほんとに、光線の具合といいい、色のトーンといい、そっくりですね。ハンドルの形まで似ている。しかし、偶然見かけられたシーンでも、いつもどうしてこんなに味わいのある写りになるんでしょうか。やはり、なかなかの腕前でいらっしゃいますねぇ。羨ましいかぎりです。ワタシなんか、撮ろうとしてもいつもベタな写りになってしまうので、なんとか・・・と考えあぐねた挙句に、Carl Zeiss Tessar のレンズだったら「空気まで写せる・・・」と言いますから、さきほども eBay で出物がないか物色していたところです。まぁ〜、そんな下世話なことはさておき、masa先生のような写真をいつになったら写せるようになるのか・・・・・・。

わたくしも、ハッと思い、以前いただいた素敵なポストカードと見比べてみました! そして、うわぁ、似ている、似ている、と自分のことのように嬉しくなりましたです。
両方の写真とも、サイド・ウィンドウの「ガラス感」が素敵ですね。Paris versionでは、そのガラスに最新(?)のプジョーが映りこんでいるのがニクイです!

>中年写真学生 さん
はい、例の湘南ポストカードのなかの1枚です。それをご存じということは…ですし、eBayでTessarを…などということは、あのお方かな?と(^^;
ま、それはさておき、この場合は、何と言っても素材が良いですよね。場所がパリ、クルマが古いプジョーときてますから…。そのあたりに支えられています(^^;

>M.Niijima さん
あ、もしや、名刺交換のときに名刺に添えてお渡ししたものですよね。はい、あの写真です。似てますよね! Niijimaさんにそうおっしゃっていただくと、なんだか裏がとれたような気がします(^^; 最近のプジョーの写り込みは意識的ではないのですが、そういうことになってしまいました。いつも好意的に見てくださってありがとうございます。

>しばらくウットリと眺めまわしていた…
その気持ち解ります。これは手入れが行き届いて後ろ姿もチャーミングですね。
戦後のタクシーと云えばオースチンか日野ルノーでしたね。未だ輪タクも走っていた頃は日野ルノーのタクシーも贅沢でした。

>iGaさん
おおっっと…こんな時間に…不意をつかれました(^^; そうなんですよ、このクルマ、実用車だと思うんですが、ひじょうにきれいにしてもらってましたね。
そして、僕も、当然のことながら、オースチンや日野ルノーのタクシーを憶えています。日野ルノーは小型扱いで、普通のタクシーよりも、料金がちょっと安かったんですよね。しかし、輪タクは記憶にないんですが(^^;

おかげで想い出しました。日野ルノーのタクシーは私の記憶では初乗り40円だったと思います。他のタクシー(車種がなんだったか想い出せないのですが)は60円だったと思います。ラーメンも40円か60円くらいだったような気がします。幌がかかった輪タクには乗ったことはありませんが、走っているのは覚えています。

右に伸びているレバーは今のようにワイパーでしょうか?だとすると方向指示器はどうやってだしたんでしょ?気になります。

車のインパネ関係は、トヨタの広告の仕事で1970年頃によく撮影しました。
当時のパブリカ800とか、カローラ1100とか、あのトヨタ2000GTとか、懐かしいです。

一方、車のインパネを撮影は、写真家でも名作を傑出しています。1960年代の写真集で、Dan Micalesのフィアット500のインパネを真正面から撮影した作品が好きで、良く真似をしました。

この時代のクルマのインパネには、単発飛行機のなごりがとどめられていて、それが良い感じです。

そう言えば、サーブのコラムシフトもよかったなあ。

masaさんが乗ってたコンテッサを思い出しました(^〜^)
僕は最近旧いランチアで遊んでます。

>nsw2072 さん
うわっ、初乗り料金まで記憶なさっていらっしゃるとは…驚きます。他のタクシーは、トヨペットあたりだったような気がします。そして、そうですよねラーメンも50-60円程度だったように思います。いや〜妙に懐かしいですね(^^;
ところで、この頃は、さすがに方向指示はランプだと思います。写真では、ステアリングコラム左側の方向指示レバーが隠れているようです。ランプ以前ですと、ボディのサイドから矢印状のものがパタッと飛び出して方向指示していましたよね。

> 田中長徳 さん
先日は失礼いたしましたm(__)m で、また失礼ながら、僕は、長徳さんがコマーシャルもお撮りになってらしたことを知りませんでした。70年頃といいますと、まだ本当にお若い頃のことになりますね…。
確かに、この頃のコクピットは、プロペラ機の匂いがありますね。飛行機産業と自動車産業の距離が、いまよりずっと近かった…ということも、それに一役買っているのでしょうか…。
いま、乗用車にはコラムシフトが実に少なくなりましたが、ベンチシート+コラムシフト(アメ車ですが)って、僕はいまだに好きです(^^;
インパネの写真については、いただいたヒントを軸に、ちっとは勉強しておきます(^^; はい。

>おやじsan
そういえば、中古のコンテッサクーペに乗ってましたね〜(^^; 路上で炎上しましたが(^^;
しかし、こんな写真を撮ってしまうのも、ガキの頃からお付き合いいただいている、おやじsanの影響が大きいですね〜。で、なんと、いまはランチャですか…ヤンチャの間違いでは?(^^;

> ヤンチャの間違いでは?(^^;
がはは、
これです「ランチア・フルビア」http://www.webcg.net/WEBCG/essays/i0000016635.html
パリの203と同じくコラムシフトです

>おやじsan
いやまた渋いね〜。素晴らしい! さすがにおやじsan!
おやじsanって、昔、ルノーゴルディーニにも乗ってたし、こういう頑固なデザインがお好きですね。しかも、コラムシフトか…。参りました(^^;

>さほどクルマ好きでもないくせに・・・
同じくどう言うわけかこの手の車や画像をみるとうっとり眺めてしまいます。街で目の前をはしっていたらしばらく付いて行ってしまいますから。あぶない!濃紺のジャガー(多分)とすれ違ったりしたときなどどんな紳士が乗っているのかしばらく観察してりして。今回も壁紙、ポストカードに利用させ下さ〜い。

 これってだいぶ古い車ですよね、にしては
  スゴクキレイで豪く手入れの様
 リアガラスの横に写ってる現代の車は
 恐らく206。曾孫にあたりますか?
 

息を呑むほど 美しいです。

masaさんは ガラスに映りこんでいる景色を写真に取り込む魔術師ですね。
masaさんのこのような写真を見ていると、いつも ガラスに景色が映りこんでいるからこそ美しいと思わされます。

その感性が好きです。


そこに 生き生きと息をする物達が見えます。
実物を見ている以上に 彼らが物を言っているように感じます。

>aiさん
こんばんわ。そうでしょう…。古めのクルマって魅力がありますよね。何なんでしょうね…ツヤがあるっていうのでしょうか…。いまのクルマはシンプルなようでいて、不要な装備や装置の塊ですからね〜。そばに置きたくないクルマばかりです(^^;

>仁さん
ほんとに古いわりにきれいなクルマでした。左奥に見えるのは、おそらく206ではなく307かな?と思います。ひ孫くらいにはなりますね(^^;

>光代さん
コメントをありがとうございます。この写真をご覧になって、そうおっしゃっていただける…ということは、やはり感性的に似ているのでしょうね(僭越ではありますが(^^;)。同じ対象であっても、撮り手によって違いが生じ、そこには好き嫌いが出てきますから…。同じ音符も、歌い手によって、表情を大きく変えるのに似て…ですね。

masaさん
 なるほど!
わかりました。

音楽で話しますと、レコーディング・セッションのように 
編曲をし、音の環境を整え、ある程度 計画し 計算し、
作り上げられた音を 更にチェックして仕上げていく・・・そんな音と 
ライブ・セッションのように そのときの共演者の出す音や 
聞いてくださっているお客様の雰囲気や 
その場所の空気感で作り上げられるものがありますよね。

masaさんの写真は まさにその「ライブ・セッション」ですね。
照明器具や 演出のための小道具を使わず
遭遇した「今」「ここ」を そのままに、
masaさんのセンスで切り取っていらっしゃるのですから。

そうですよね!
このブログで その時々のmasaさんのライブを 私達は見せていただいているん
ですね。

わたしはmasaさんにいただいた湘南のハンドルのポストカードを、アクリルのフレームに入れて通称「青コーナー」に飾っています。最初みたとき、この写真をアップなさったのかと思いました。ブルーのトーンや窓から差し込む光の具合が本当によく似ています。

>時間的にも空間的にも、大きく離れた状態で、こうも似通った光景に出会うことがある…
のは、そこにやっぱりmasaさんの眼があるからなのです!

masaさん、こんばんは、
プジョー203ですが、少し青みがかかったグレーのように見える色合いがとてもステキですね!こういう地味な色の使い方は、ヨーロッパの人はとてもうまいようで、以前、ドイツで開発された製品の発表資料を見たことありますが、赤も緑も少し青味が入ったような深い色合いに驚いた経験があります。ところで古いAutomobile Revueを開いたらプジョーの宣伝ページに203が載っていました、当時はイチオシの車種だったようです。

>光代さん
お返事が遅れ、申し訳ありませんでした〜。そうですね…言われてみると、僕の場合は、路上で、モノや光などを相手にセッションしているライブって感じですね…確かに…。また、ひとりで歩いているときと、二人や三人、または大勢で歩いているときとでは、また写真に違いがでてくるような気もしていました。
これは、どんなアートにも通ずることののようですね…。

>braryさん
こんばんわ。なんと、なんと、braryさんの青コーナーに置いていただいているとは…ひどく光栄です!
とにかく似てますでしょう。見比べるとさすがに違いはあるのですが、記憶のなかで見ると、もう同じと言ってもよいくらいですよね。で、僕の眼ですが、湘南の頃は遠視でしたが、いまは老眼……何のことやら(^^;です。

>じんた堂さん
こんばんわ。おっしゃる通りだと思います。グレー系の色がなんとも良い色なんですよね〜欧州車って…。特に昔のクルマは…。し、しかし、こんなところで、古いAutomobile Revue誌なんぞが出てくるとは…。じんた堂さんは東京本…というイメージが強すぎました〜。改めておきます!



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