オックスフォード便り(16)

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この写真は、ブロード・ストリートと呼ばれる通りで撮ったものです。この通りは、文字通り、道幅がとても広く、広場のようにも見えます。道の一部がカフェになっていたり、道の中央にズラリとクルマが駐車していますが、それでも、まだ余裕…という感じです。
このクルマは、その道の中央に駐車していました。とにかく古い…ということは、ひと目見ればわかります。幌をおろした状態でしたので、コクピットもチェックしましたが、これはどう見ても本物でした。そして、ラジエターグリルに "Austin" のエンプレムがありましたので、オースチンであろう…ということだけは分かりましたが、年式などはとても分かりません。そこで、帰国してネットで調べたところ、どうやらオースチン セブンのツアラーというモデルのようです。1922年から1939年にかけて生産された…とありますから、このクルマは、生産されてから、すでに70年近く…またはそれ以上が経っていることになります。
これが、ピッカピカに仕上がった、いかにもクラシックカーという雰囲気でしたら「ほほ〜」程度で終わっていたのですが、問題はこのコンディションです。そこそこにヤレています。その具合がまた非常によろしいです。どう見てもほぼ実用車…という雰囲気で使われています。そこに痺れてしまいました。コクピット足元もこんな感じです。
…などと、駐車中のこのクルマを観察しているところへ、青年二人が近づいてきました。オウナー登場です。見ればまだ青年です。やりますね〜。で、ひと言ふた言かわした後、彼らはクルマに乗り込み、実に手慣れた様子で、発進してゆきます。う〜ぬ、参ります。しかし、この風景…西暦2007年に撮ったものとはとても思えません(^^; いまだに我が目を疑います(^^;

【場所】Broad Street, Oxfordあたりです。

コメント(17)

ダッシュボードに貼ってあるこのメモは一体なんのためでしょうね。
Cotswold Motor Museumでも随分オースチンは見ましたが、これよりも新しいものでした。平気で乗っているところが嬉しいですね。止まったら止まったでこのふたりの青年はそれまでしていた話をそのまま続けながら降りてふたりで押していきそうな雰囲気があります。

写真クリック!OH!OH!OH!
いかにもアングリサクソンという顔立ち?
トレンチコート?ん〜〜〜ん憎いですね〜〜〜
ニヤリとしたくなります♪

>nsw2072さん
僕もこのメモ"1mile 3min. 20secs" が何だろう?と思っていました。その右隣が写っている写真を見ると "1mile 3m 35" と書かれています。1マイル走行時の所要時間…という感じですが、ピンときません。
本当に、普段から乗り回しているのか否かは不明ですが、なんとなくそんな感じに見えるところに魅力を感じました。建物もクルマも、ま、何でもそうですが、博物館に入ってしまうと、生命を失ったも同然のように感じますので…。

>chanoirさん
この日は、雨が降ったり止んだり、しかも気温の低い日でした。が、このオースチン、きっと、降っても幌は上げないのだと思います。そのためのコートかな?と思います。実にニクイですね。

現代のオートマ免許では何処へも
 行けません

3分20秒/1マイルを計算してみると32.8km/hという、なかなかのスピードですね。しかも、これがスタートしてからの1マイルなのであれば、最高で40km/h以上出ているでしょうね。メーターは60まであるから、往年はもっとすごかったわけだ。
力を持て余したフェラーリに乗って発散できなでいるよりも、この方がはるかにスポーツだと思うなあ。

背の低い2シータースポーツなら
国内ヒストリックカーレースで何度も目にするが
普通に街中で走っていると言うのが
イギリスらしいというか
最早
カッコエエ
としか申せません

>仁さん
ここまで古いモデルですと、免許以外の問題もありますね(^^;

>tamさん
あ、換算までしていただき、申し訳ありませんm(__)m
しかし、おっしゃいますように、チカラ業にはスポーツを感じません。世の中全体に、もっと工夫業(^^;+ライトウェイトになるべきですね。このオースチンツアラーあたりですと、モーターサイクルの兄貴的なものを感じます。

>GG-1さん
こんばんわ。そうなんですよね。僕も、このクルマの実用車感覚に参ってしまいました。オースチンでもあり、やはり英国らしい…と言ってよいですよね。これが背景がパリになると、これだけシックリ来ないと思います。

そうか、彼らが元祖「オイリー・ボーイ」の由緒正しい末裔なんだ。
家も庭も車も、、、ですね。

>iGaさん
またまた、泣けるようなタイトルをつけていただいたようですね。「オイリーボーイの末裔」…素敵ですね〜。やはりコレですね。
ところで、そういうことになりますと、最近356を手放された方も、ある意味「オイリーボーイの末裔」ということになりますね〜(^^;

かつての豪州もマイルだったのですが、あの国は珍しくメトリック転換に成功したのです。2000年にタスマニアでお尋ねした豪州にお嫁さんに行かれた日本人のおばあさん姉妹が乗っておられた車が60年代のHoldenだったのですが、メーターがマイレージ。そのメーターの横にメトリックスとの換算表が手書きで貼ってありました。道路標識がメトリックスですからね。
そんなことを「メモ」から想い出しました。
長々と失礼しました。

>nsw2072さん
先日、田中長徳さんから、フラン->ユーロ切り替え日の大混乱ぶりをうかがったばかりですが、このマイル->キロメートル切り替えは、下手をすると命にもかかわりますから、大英断(大豪断(^^;)ってことになりますね。マイルとキロは換算時に1.6を乗除しますから、微妙なズレ感覚があるのか、どうもピンときません。換算表を貼り付ける…というのが分かる気がします。

masaさん、昨日はありがとうございました。短い時間でしたがお話を聞くと小生も勉強になります。masaさんは視野が広いですね。
さて、この写真に僭越ながらコメントします。
これは、18ステージの区間走行時間を想定したものではないかと想像します、他にもメモが張られていますし、ダッシュボード左にはなにやらイベントスポンサーらしきステッカーもついています。英国車は右にステアリングがあるので我々日本のドライバーにも親近感があります。
それにしても、東京でこの若者達のような光景をみることはありません。古い車をさりげなく乗りこなすなんぞ、相当なマニアの範疇ですから。文化の違いか、そもそも高望みしているのかな。

>kazuさん
こんばんわ。こちらこそお世話になりまして、ありがとうございました。なるほど…です。このメモは、ラリーのような催しに参加した痕跡なのかも?ですね。
ところで、日本では、とかく、ちょっと古いものを、ビンテージとか骨董などと呼んで、非日常的な扱いをしがちですよね。そのあたりが、まわりが歴史的建造物や骨董だらけの街で生活している人との感覚的相違なのかもしれませんね。

ホームズ君と・ワトソン君が乗っているみたいですね。これで、鳥打帽とパイプなんぞを片手にやっていたら、これはまりものです。しかし本物は実にいいですね。タイヤも生ゴム仕様でしょうか。ウ〜ン。またこれナレた運転席が素晴しいです。絵葉書にしちゃいたいですね。コレ。では、今宵はこの辺でまた寄らせてね。ありがとう  ・・・与より



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