オックスフォード便り(17)

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これは、僕がオックスフォードで最初に宿泊していた家の近くで目にした光景です。初老?のおじさんが、自宅の窓枠を塗り直しているところです。おそらく、これまでに、何度も塗り直しをしているのでしょう。梯子にのった姿勢が板についた感じがします。
日本でも、DO IT YOURSELF がかなり普及してきているとはいえ、イギリスに比べると、まだまだ...という感があります。僕が宿泊していた家のオウナーは、隠居した歯科医でしたが、ちょっとした不具合などを訴えると、すぐさまレンジローバーに工具を積んで駆けつけ、自ら修理をしていました。そんな感じですから、庭の簡単な手入れなどはもとより、窓枠の塗り替え程度は、誰もが、自分でやるもの...と思っているようなところがあります。
ところで、この、梯子にのって作業しているおじさんですが、そういったDIYの匂いとともに、ちょこんと鼻にのせた眼鏡やそのスタイルにもやられました。なんだか、ノーマン・ロックウェルが描いた絵の世界に通ずるものを感じさせられます。そして、このときふと思ったことがあります。ノーマン・ロックウェルが描いたのは "古き良きアメリカ" とよく言われます。確かにそうなのでしょうが、それらの絵のレイヤーを1枚めくると、そこには "懐かしい英国での日々" が潜んでいるに違いない...と。

【場所】Kingston Road, Oxfordあたりです。

コメント(14)

なるほど.........の写真ですね。
Be-selfbuilders に「Build It」というセルフビルド・DIY雑誌の紹介がありましたが、「発刊は1990年、発行部数は101,138と書いてあります。イギリスの人口は日本のおよそ半分で6,000万人。それを考えると結構な数字である。骨董品、ガーデニングと並んで、セルフビルドやDo it yourself も大好きな国民のようだ。」とありました。
http://gwald.com/blog1/2007/07/build_it_1.html

こんにちは。ホント、素敵な光景ですね。オックスフォードのお写真はどれも映画のワンシーンのように洒落てますね。それが普段の生活だっていうのがよいのですよね。
ノーマン・ロックウェル大好きなんです。ユーモアあって今にも動き出しそうな人物たちに惹かれます。この眼鏡のずらし方、そのまま画になりそうです。ちなみにmasaさんの眼鏡ずらしにも通ずるところがありますよ。(^^;

>AKiさん
こんにちわ。英国でのDIY&Selfbuild事情とのリンク役をありがとうございます。DIY&Selfbuildについては米国が図抜けているのか…とばかり思っていましたが、Be-selfbuildersさんが検索なさったところ、英国のサイトばかり表示されたと書いていらっしゃるのに驚きました。そういった傾向は、短期間の滞在でも、感じとれるものなのですね。
また、英国では、各家庭に、ゴミ回収箱とともに、庭まわりのゴミ(草や枝など)を収納しておく袋(繰り返し使用可能なもの)が配布されていまして、そのゴミもゴミ回収車が回収してくれます。このあたり、さすがにDIY園芸の国だな〜と感心いたしました。

>yukiりんsan
コメントありがとうございます〜。ほんとにもう、レンズをどこに向けて撮っても絵になってしまう…という感じですよ。それが、おっしゃるように、取り立ててオシャレ〜でやっていないところが良いですね〜。これって、伝統がある、経験豊富、レベルが高い…ってことなんでしょうね(^^;
この鼻眼鏡…よろしいでしょう…。いずれこの雰囲気が出るように、がんばるです(^^; はい。実は、この後、目が合いまして、おじさんがニコッとしてくれたんです。暖かいものを感じましたよ。

朝一でコメント入れさせていただいたつもりが無い!?
ハジマッテシマッタカ〜〜〜ナサケナイ(~_~;)
アメリカはネイティヴの方々以外は移民として渡った人々の子孫ですものね?
masaさまがアメリカの古き良き時代にイギリスを感じられたの当然♪・・・そう思ってコメントさせていただいたつもりでした。。。どう書いたかも忘れて・・・我ながらショック!
失礼致しました。。。

又、お邪魔します。
 この窓枠がそのまま使われているというところが良いですねぇ。日本ではほとんどこうした窓枠はアルミかなんかに置き換えられてしまっています。「そうは云っても不便なの」という声が聞こえてきそうですが、それに耐えなくちゃ。

各家庭のゴミ箱が豪州でもほぼ同じでした。隣のおばあさんがよくうちのゴミ箱に「入れさせてね」と切り落とした枝を持ってきていたのを想い出しました。

これはどんな気持ちの時に お撮りになった写真なのでしょう?
人物写真の中でも 柔らかで ユーモアもあって またまた 新しい境地に踏み出されたのかなあと思います。

珍しく キチッと感がこの方の太ももの裏とお尻辺りの頑張りに集中していて(masaさんの この手の「人体が何か頑張ってる写真」が好きですねん!) 
それ以外、ずらしメガネも窓枠も 植物も皆が笑っていますね〜。

いいな〜〜〜。
良い写真だな〜〜。
これから どんなのを撮っていかれるんだろうと ますます楽しみになっちゃう写真でした!

>chanoirさん
ええっ、コメント消滅してましたか…。拙サイトもエントリーが増えるに従い、時々変な動作をすることがあります。ま、運営者に似てきたとも言えますが(^^; ともかく、そういうのってガックリきますよね〜。大変申し訳ありませんでした。
ところで、僕がこの光景から感じたことは、当たり前と言えば当たり前のことですが、自分の感覚を通して入ってくると、おお〜っという感じがするものですね。

>nsw2072さん
いえ、そんなことおっしゃらず、ぜひ頻繁にお願いいたします。
イギリスでも、最近は、徐々にルミフレームの窓枠に置き替えられていました。残念なことですが…。が、それでも、日本(消防法という制約があるとはいえ)に比べれば、はるかにマシですね。あの、何層にも塗り重ねられた塗料が部分的に剥がれ、下から昔の塗料の色がのぞいている…というのは味がありますね。非常に惹かれます。やはり、煉瓦造りの家には木枠だろう…と思いました。

>光代さん
確かに、これ、傾向が違いますね(^^; どうも、僕のなかに定住願望があるものの定住できない…という問題がありまして、それが、この光景を目にしたときに、「あ、この平穏平凡さだよ…羨ましい」と感じたのだと思います。
とかく、普通ではないと思われるところにレンズを向けがちになりますが、普通であることにももっと焦点を合わせる必要があると、最近思ってるんですよ、実は…。

コメントの最後の数行(このときふと思ったことが……以下)に、内心うなりました。
ここ数日、この文章と写真が頭から離れませんでした。

>アンヌさん
僕が正直に感じたこととは言え、実は「外してるかな?」という心配もあります。が、その感触を、アンヌさんに支持していただけたと思うと、なんだかホッとします。コメントをありがとうございました!

おはようございます。masaさん、みなさま
煉瓦壁と花、穏やかな日差しの中、脚立を伸ばした梯子にちょこんと鼻にのせた眼鏡の男性、・・にも魅せられましたが。masaさまコメントの「それらの絵のレイヤーを1枚めくると、そこには "懐かしい英国での日々" が潜んでいるに違いない…と。」イヤー、参ってしまいました。イー・イ〜イー与。もっと見せて与。

>菊坂の与太郎さん
同じように感じてくださる方がいらっしゃると、なんとなく安心します(^^; ロックウェル的世界を強く感じさせる写真がもう一枚あるのですが、それはなんとパリで撮ったものでした(^^;



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