2007年9月アーカイブ

馬喰町の路地で

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なんとなく、久々に路地らしい路地で撮った写真をエントリーするような気がします。先日、池袋の人世横丁の路地で撮った写真はアップしましたが、あちらは、いわゆる飲み屋街ですから、同じ路地と言っても、ちょっと匂いが違います。こちらは生活空間としての路地...。やはり濃密です。
さて、この路地ですが、歩いたのは今日ではなく、この写真を撮ったのと同じ日です。馬喰町あたりは、日本一の衣料系の問屋街ですから、どこを歩いても、中小規模のビルばかりで、その間に、かろうじて看板建築が残っている程度だろう...と想像していました。ところがどっこい...です。残っているものです。ビルの谷間ではありますが、木造の平屋が...。
こちらは、どうやら、お米屋さんのようです。が、正面に清涼飲料水の自動販売機がドンと据えられていましたから、いまもお米を扱っていらっしゃるのか否か...は、表から見たかぎりでは分かりません。とにかく、そこには、昔ながらの、そして、人の暮らしの匂いのする路地が生きていました。
僕は、こうした環境で暮らした経験はありませんが、なぜか、こうした光景を目にすると、やたらと郷愁のようなものを感じてしまいます。最近では、もう、ジーンときてしまうくらいです(^^;

【場所】中央区日本橋馬喰町1丁目あたりです。

秋・霧雨夜景

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異常なほど暑い日がつづいていましたが、今日は、一変して、肌寒い日になりました。ま、本来の気温になった...というところでしょうか。そして、終日、傘をさそうかさすまいか...と、迷う程度の霧雨が降ったり止んだり...。なんとも陰気な一日でした。
今日の写真は、神保町と新宿をまわって、水道橋駅に降りたち、家に向かって歩いているときに撮ったものです。水道橋駅から本郷方面に向かう場合は、水道橋の交差点を斜めに渡らなければなりませんが、これがなかなかくせ者です。外堀通りと白山通りという、幹線同士の交差点ですから、横断歩道の距離がかなり長く、歩行者が横断歩道を渡りきる前に信号が点滅を始める...という感じです。したがって、信号が点滅を始めてから、走って横断歩道を渡る...ということは、まず危険。それはできません。ここでは、結構長い時間の信号待ちがつきもの...というわけです。
この写真を撮ったときの僕の状況は、白山通りを渡り、これから外堀通りを渡ろうと、信号を待っているところです。前方に、ラ・クーア(後楽園遊園地)の観覧車のピンクのライトが見えています。そして、ハイライトは、僕の前で信号待ちをしていた、若い男性のさすビニ傘です。信号待ちをする車のヘッドライトが、そのビニ傘を射るように照らし、半透明のビニールが、薄暗がりのなかで、輝くように浮き立っていました。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

水上交通のまち

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今日の写真も、一昨日につづき、神田川にかかる橋のうえから撮ったものです。一昨日の写真とは反対に、前方が河口になります。奥に見える橋のもうひとつ先に、柳橋がかかっています。写真ではちょとと見にくいのですが、ルーペで拡大して見ると、うっすらとアーチが見えると思います。それが柳橋。その先はもう隅田川(大川)です。また、ここから河口までは、神田川が区界になっていますから、右手が日本橋馬喰町、左手が台東区浅草橋...ということになります。

今日も所要で、馬喰町を歩いていたのですが、この橋に差し掛かったときに、ちょうど、橋の下から、ダルマ船を曳航する船が出てきました。水道橋やお茶の水の橋のうえからは、時々、こうした船を目にしますが、橋が高い位置にかかっているため、船がかなり遠くにしか見えません。が、この辺りにくると、水面がやたらに近く、船がすぐそこを通過してゆく感じです。そして、川の両岸には、屋形船や観光船などが係留していることもあって、いくらか...ですが、運河・水上交通のまち...という面影を感じることができるようです。
当たり前ですが、やはり低地なんですね...浅草橋や馬喰町ありたは...。

【場所】中央区日本橋馬喰町1丁目あたりです。

八広の夕空

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今日の写真は、タイトルそのままです。日暮れに、八広を歩いているときに、僕の前方に見えた空です。それも、この長屋の近くから見上げた空です。この電線の混み入った状態が、この空の下の様子を、よく物語っているようです。
もう荒川放水路のすぐそばですから、昔は、なし崩しに建てた建物がひしめいていたのでしょう。今では、それらの建て替えや化粧直し的な改築なども進んでいますが、この電線の具合を見ると、「頭かくして...」的なものを感じてしまいます。
荒川沿いは、スーパー堤防建設などの計画もあることですし、周辺ではマンションの建設もあります。こういった電線模様が懐かしく思えるようになるのも、時間の問題かも?ですね。

【場所】墨田区八広6丁目あたりです。

神田川河口景

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今日の写真は、神田川が大川にそそぐ河口付近の様子を、柳橋のうえから撮ったものです。いやいや、ついに柳橋のうえに立ちました…という感じです。ま、いまや何てこともない運河のような流れのうえにグリーンの鉄橋がかかっているだけのことですが、その昔は、それはそれはたいそうな場所であったことで知られています。それにつきましては、僕があれこれ中途半端に説明するよりも、こちらをご参照いただいたほうが、話がはやい…というものです(^^;
さて、僕のなかでは、ある意味で、日本堤と双璧をなす柳橋ですが、今日は、柳橋を歩こう…と思って歩いたわけではなく、総武線の浅草橋で下車し、馬喰町に向かっているときに、神田川が目に入り、つい川沿いに足が動いて…という感じでした。そして、ある水上建物に当たる光が、なんとなく、映画にでも出てきそうな、ひと昔前を思わせる光のあたり方だな…などと思っていると、それが、有名な小松屋という船宿。となれば、そのそばに見える橋は柳橋ではないか!というわけです。
で、話は元に戻りますが、その橋のうえから川上(西)に向かって撮ったのが今日の写真です。こんなふうに、水上生活風景を目にしようとは思ってもいませんでしたので、少なからず驚きました。他所にも、こういった船溜まりはありますが、この辺り、風情がある…とまでは言い難いものの、なんとなく地味で、生活感があり、ほど良いバラック感覚も感じられ、なかなかのものですね。

【場所】台東区柳橋1丁目あたりです。

新宿3丁目角

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夕方、新宿を歩いていました。青梅街道沿いに、東口から西口に向かって…。空はまだ明るさを留めていましたが、ビルの谷間はもう暗く、歌舞伎町あたりの派手なネオンや電飾看板もすでに点灯し、夜を迎える準備万端…という感じでした。
そのあたりを通過して、JRなどの線路の下をくぐるガードに差し掛かったところで、ちょうど信号が赤に変わりました。その信号を待つ間に、周囲を見回すと、背後の区画…ちょうど3丁目の角…が再開発中で、フェンスに隠れていました。
最近の東京の街には、とにかく、工事現場を覆うフェンスが溢れていますので、もしも、信号待ちすることなく、横断歩道を渡っていたら、この角の再開発に気がつかなかったかもしれません。もう、僕の感覚が、フェンスに慣れっこ…を通り越して、麻痺しているようです。
というわけで、改めてフェンスを眺めてみると、角の部分がくぼんでいて、そこに自動販売機が設置されています。これがなんとも気になります。建物が取り壊される前から在ったものなのか? この工事に絡んで新たに設置・移動されたものなのか?
ま、そんなことを考えながら、向こうに少しだけ見える空の明るさと、手前の薄暗さとの対比にも惹かれ、シャッターを切ったわけです。そして、その写真が気になり、こうしてエントリーしているわけですが、その理由が、自分でもよく分かりませんでした。特に興味を惹くものも、記録すべき風物も写っていません。このフェンスなど、工事が終わればすぐに取り払われます。でも気になる…。で…、何故か?と、あれこれと考えているうちに、行き着いたのが、「これは街の波打ち際かな…」ということでした。

【場所】新宿区新宿3丁目あたりです。

初秋光線

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先日、秋というにはちょっと暑過ぎる日に、曳舟駅で下車し、京島を抜けて八広に向かうつもりで歩いていました。が、なんせ京島という町には、魅力的な路地や長屋、バラックといった要素が多く、どうしてもそれらに目が行き、つい深入り(^^;してしまいます。この日は、「京島で道草はくうまい」と、かなり強く自分に言い聞かせていたのですが、やはり、そういうわけにいきませんでした。
このあたりは、道が〜クネ〜クネ〜と曲がっているのが、またいけません。いつの間にか、方向感覚が狂い、あらぬ方角に進んでいたりします。そのあらぬ方角で出会ったのが、今日の写真の光景です。
真夏か?と思うほど暑い日でしたが、やや高さを増したか?と思われる空から注ぐ光がとてもきれいで、あちこちに、心惹かれる陰影ができていました。そして、思わず息を飲んだのが、この光景でした。普段なら、カーブした路地の真正面に現れる壁が、実に素っ気なく感じられ、ただ通過するところですが、この時は、その壁に投じられた陰影の美しさに、足が止まりました。

【場所】墨田区京島2丁目あたりです。

弓町の祭り

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昨日・今日と、本郷 桜木神社のお祭りでした。神社のホームページに、氏子となる町会が書いてありますが、我が家も、旧・弓町にありますから、氏子ということになります。したがって、桜木神社の祭りは地元の祭り...ですから、できれば、毎年、記録しておきたいところです。が、他に用事ができたりと、なかなかそうもいきません。そんなわけで、せめて、近所を練っている御輿だけでも撮っておこうか...と思い、大横丁と呼ばれる通りに御輿が近づいたところで、家を出てみました。

うちのすぐ裏手で、弓壱(弓町1丁目町会)から弓貳(弓町2丁目)に引き継がれ、大横丁に入った御輿は、まもなく神酒所で一休みです。今日の写真は、その最中にスナップしたものです。ここでは、担ぎ手の誰もが、地べたに腰をおろし、水分やアルコール分(^^;を補給したり、町会で用意された軽食を口にしながら歓談...というパターンです。そのなかに、酒のケースを椅子がわりに、休憩する母子の姿がありました。これが実に絵になっていて、カッコイイし微笑ましいのです。伴纏の背に弓貳とありますから、どうやら、うちの隣町会の住人のようです。
しかし、隣の町会とはいえ、全く見たこともない顔が大半...という状態ですから、なんとも考えてしまいます。毎年、祭りの頃になると、もっと積極的に町内会に踏み込んでいかねば...と、思うのですが、喉元過ぎれば...も毎年のこと(^^; いったい僕は、いつになったら、伴纏を着ることになるのでしょう...(^^;

ところで、こちらが、大横丁を行く桜木神社の御輿です。この写真のなかには、実は、拙ブログに情報をくださる方のお顔も...(^^; そのあたりが、やはり、地元の祭り...なんでしょうね。

【場所】文京区本郷2丁目あたりです。

八広昼景

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今日は、気が利いているようで、なんともトボけた...と言いますか、安易と言いますか...。「ほんとにやるの?」という感じのエントリーです(^^; まあ、言うまでもありませんが、昨日のエントリーと同じ場所を昼間に撮った写真です。
こうして見ますと、どうやら四軒長屋...。それも、これだけ原型を留めているものは、都内でも少なくなったような気がします。しかも、屋根は、コールタールを流すように塗られているようです。これなどは、もう、完全に絶滅半歩手前種ですね。とにかく、この長屋、よく残っていたものだ...と思います。が、周囲には、以前から、空き地や空き家が多く見られます。と言うことは...言わずもがな...という状況。次回行ってみたら...ということが無きにしもあらずです。
と、まあ、これじゃ、あまりに素っ気ないかな?と思いながらも、妙に雑用も多く、ドタバタですので、今日は、これで...(^^;

【場所】墨田区八広6丁目あたりです。

八広夜景

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もう昨年のことになると思いますが、写真を保存している外付けハードディスクにトラブルが発生し、かなりの数の写真が消えてしまったことがありました。その消えた写真がいったい何をどう撮ったものだったのか…ということは、その時点では、はっきりと確認していませんでした。というよりも、なんとなく「確認したくなかった」というのが本音でした。消えた写真が気に入ったものであった場合に受けるショックが大きそうで、それを、せめて先延ばしすることにより、薄めることができるのでは…と考えていた節があります。
が、先日、やっと、消えた写真が何だったのか…を、前後のカットや記憶をたどりながらチェックし、それが、墨田区八広や葛飾区四つ木あたりで撮った写真であることを確認しました。やはり、なかには「ううっ、あの写真が消滅したか…」と、ショックを隠せないものもあります。が、消滅したものは仕方ありません。で、どうするかと言えば、撮り直すしかない…と(^^;
というわけで、以前撮った風景がその時に近い状態で残っているか否か…はわかりませんが、今日、とりあえず、八広に向かいました。が、京島から歩き始めたのが大失敗。なんせ気になる風景ばかりです…京島という街は…。したがって、なかなか八広に到達しません。で、やっと到達した頃には、もうサンセットが終わっていました(^^; でも、まあ、「残っていてくれ」と願っていた建物が存在することが確認できただけでも収穫です。出直しです(^^;
が、出直すにしても、そのまま帰路につくのも気が利きません。暗いなかでも、シャッターは切ってきました。それが今日の写真…というわけです。が、ちなみに、向こうに見えるマンションが建っているところは、もう住所が東墨田になります。

【場所】墨田区八広6丁目あたりです。

亀戸駅前の路地で

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亀戸駅の改札を出て、正面右手方向に歩くと、すぐに、昔ながらの駅前飲み屋街があります。細い路地の両側に一杯飲み屋などが連なり、派手な電飾看板が存在を誇示している…という、よくあるパターンの一画です。さほど規模は大きくありませんが、なかなか活気があります。その路地のなかほどに、その路地から折れる、更に細い路地がありました。その路地の両側にも、やはり飲食店などが並んでいますが、すでに閉鎖した店などもあり、この一画が、そう景気が良いわけでもないことを象徴しているようでした。が、そのなかほどにコインランドリーがあり、そちらは目立たない場所にも関わらず、けっこう人の出入りがあり、なかなか繁盛している様子でした。なかには、建設現場での仕事を終えたトビ職人の姿も…。
今日の写真は、そのコインランドリーのあたりから撮ったものです。細い路地は、ちょっと陽が傾くと、すぐに暗くなってしまうため、センサー付きの街灯が早めに点灯するようです。ここは、そう人通りもない路地にしては、街灯(と言って良いか否か?ですが)の数が多く、それが妙に目につきました。もしや、電飾看板がほとんど無く、その明かりが期待できないため、その代用…なのでしょうか…。設置理由はともかく、ここでは、その街灯の並びに、なんだか心地よいリズムを感じました。唄っているのか…踊っているのか…。そして、網状になった電線や、トタンやテントの色の取り合わせ…といった脇役も渋く、なかなかのものでした。

【場所】江東区亀戸5丁目あたりです。

サンシャイン通りで

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京島のラブガーデンさんが、池袋サンシャインビルの広場で開催されるフリーマーケットに出店なさる...というので、遠戚関係(^^;にある(^^;僕としては(^^; なんとしても顔を出さなくてはいけません。同様に遠戚関係(^^;であるいのうえさんfuRuさんとも現地で合流。台風か?と思うほどの強烈なビル風吹き抜ける心地良すぎる(^^;空間で、しばし歓談してきました。こちらがその様子です。
しかし、その風たるや半端な吹き方ではなく、かなりの出店者が、早めに引き上げる始末です。そんなわけで、我らがラブガーデンも早じまい...ということになってしまいました。

で、今日の写真ですが、そのフリマとは何の関係もありません(^^; 単に、フリマが開催されたサンシャインビルのある街・池袋で撮った...というだけのことです。
ここは、サンシャイン60通りと呼ばれる通りです。両側には、映画館やゲームセンター、衣料品店、飲食店、カラオケ店などが並び、とにかく、いつも人でごった返しています。その混雑ぶりたるや、呆れるばかりで、都内で最も歩きたくない通りのひとつ...です。そんな通りに面したあるビルの壁に、大型のディスプレイがはめ込まれていて、そこに、CMが映し出されています。そのディスプレイは、当たり前かもしれませんが、昼間はほとんど目につきません。が、夜になると、怪しい光(^^;を放ちはじめ、けっこう目に入ってくるようになります。そして、その前は歩道です。しかも人が多い...。というわけで、今日の写真...というわけです。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

中乃茶屋

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昨日のエントリー「亀戸のプチガウディ」の続きです。今日、再びこちらを訪ねてきました。夕方の開店を待ち、内部に突入。そして、蕎麦を食してきました。値段は、なんと、もりが300円、きつね/たぬきは380円、ざるも400円と、極めて良心的です。量も多いし...。つゆは濃いめですが、僕は好みでした。こちら、外からは蕎麦専門に見えますが、屋号が中乃茶屋となっているだけに、実は、メニューに中華麺もありました。

まずは、その中乃茶屋という屋号の由来です。これは、いまのご主人の曾祖母にあたる方が、昔(江戸時代ですね)、富山のとある峠に茶屋をだしていらしたのだそうですが、その茶屋は、参勤交代の大名が立ち寄った...というほどに由緒あるもので、その屋号を中乃茶屋といったのだそうです。
時代は変わり、故有って、ご主人の父上が、この地のこの建物を入手さなり、蕎麦屋を開くにあたり、「そういえば、我が家には中乃茶屋という屋号があった」ということから、その名を復活させたのだそうです。
そして、もうひとつ衝撃的な事実が...。この辺りは、亀戸神社・天祖神社の近くです。昔から、神社・寺社のまわりには、とかく三業がつきものです。と書けばもうピンとくる方もいらっしゃるでしょうが、この辺りは、昔は遊郭があったところなのだそうです。そう言えば、新小岩の遊郭を拓いたのは、この亀戸遊郭の人たちが中心だったことを忘れていました。それを耳にしたときに、「そうか...ここだったのか...」と、なぜかとても感慨深いものがありました。

この辺りを、何も知らずに歩いていたかぎりでは、昔この辺りに遊郭があった...という名残も見当たりませんでしたし、そういった匂いも感じませんでした。しかし、まさに灯台もと暗しです。実に、この中乃茶屋さんの建物こそが、その唯一...と言っても過言ではない、名残だったのです。そして、元々は、この三角屋根の部分は、両方に広がっていたのだそうです。が、理由あって半分を手放されたときに、右半分だけを取り壊し、現在の姿になった...ということでした。

いや〜今日は、こういった話をうかがっただけで、感動とともにドーンと疲れた感じがしました。そして、この建物が、なんだか違って見えはじめました。偉いです...この建物...。

【場所】江東区亀戸3丁目あたりです。

今日の写真は、亀戸で発見したプチガウディです。以前、拙ブログで、文京区
白山のプチガウディを紹介しましたが、白山のほうは、もう取り壊されてしまいました。
この両者、なかなか甲乙つけがたい出来ですが、白山版はちと仕事が荒かったですね。この亀戸版のほうが、あらゆる面で、仕事が丁寧ですし、ふんだんに波形トタンが使われているところにも好感が持てます(^^; その色も、意図してか偶然か...ブルーからグリーンへのグラデーションには目を見張るものがあります。途中に、経年変化による中間色が配されているところなど、単に偶然とは思えません(^^;
正面の三角屋根部分と、後方のブロックを積み上げたような、何階建てなのかまったく読めない部分とのバランス感覚の欠如ぶり...これがかえって力強いですね〜(^^; 参ります。ほんとうは、その後方部分に魅力が詰まっていますので、そちらを撮った写真をエントリーしたいところですが、そちら側はなんせ道幅が狭く、また、すぐ隣には3階建ての家が接近して建っているため、満足のいく写真が撮れませんでした。
ま、この角度から見てもすんごいのですが、裏手から見ると、足が震えるほどなんです(^^; 実は...。いや、久々に、心を鷲づかみされるような惹かれかたをしました。こんな素敵な建物が潜んでいたとは...。亀戸界隈...もっと歩いてみなくては...です。

【場所】江東区亀戸あたりです。

人世横丁のグレ

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池袋の人世横丁で撮った写真です。この猫は、グレと呼ばれていますが、いつ通りかかっても、この洗濯機のうえで、横になっていたり、うずくまっていたりしています。そして、右隣の小料理屋さんの軒下では、黒猫が丸くなって寝ていますし、店内には、とても可愛い顔をした、超太ったグレーの縞猫がゴロリとしています。どうやら、この一画は、狭い人世横丁のなかの小さな猫町のようです。
ところで、今日、初めて、この横丁にお住まいの方と話す機会がありました。それによれば、この横丁も、存続するのは来年末まで...ということでした。先日、この辺りを歩いたときに、お店の世代交代が見られることから、しばらくは存続するのだろう...と思っていただけに、ちょっとビックリです。確かに、再開発の絶好のターゲットになりそうな感じです。とは言え「ここもか...」と、なにかやるせないものを感じてしまいます。
この辺りに生息している猫たちも、来年末までには、どこかに行かなくてはならないわけです。この猫のように、定位置確保組は、ご主人と一緒にどこかへ引っ越すこともできますが、定位置を確保できない猫たちは、行き場を失うことになりそうです。
ま、それはともかく、この猫くん、特に環境が良いわけでもないでしょうに、姿が実にスッキリシャッキリしています。凜としている...と言っても良いくらい...。そういえば、この前でバーを経営なさっていると思われる女性が、開店前に、路地と店内を、実に丁寧に掃除なさっていたのが印象に残っています。この横丁での暮らしって、いったいどんな感じなんでしょうね...。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

雨の日がつづきますね。こうつづくと、雨の本場、英国を思い出します…なんて(^^; カッコツケルナ!という雨アラレが降ってきそうですね(^^;

ま、このお天気もあって、このところ、ほとんど街を歩いていません。今日も、ちょっと晴れ間が見えたものの、ほぼ一日中雨。結局、家にこもっていました。そして、英国で撮った写真の整理などをつづけていました。その作業中に気づいたことは、やはり晴れた日の風景が少ない…ということです。なんせ、どの日の写真を見ても、空はどんより。およそ3週間ほど滞在したわけですが、スカッとした青空が見えるのは、ほんの二三日だけ…という印象です。

今日エントリーした写真は、オックスフォードに向かうバスのなかから撮ったものです。この日は、午前中にパリを発ち、昼頃にロンドンに到着。そこからバスに乗り換えてオックスフォードに向かっていました。バスに乗っている間中ずっと雨だった…と記憶しています。ここは、場所は特定できないのですが、もうオックスフォードにほど近い、バスの停留所付近でした。バスを降りた乗客が、雨のなかを、傘をささずに歩いてゆきます。自宅に向かっているのでしょうか…。ただそれだけのことで、何の変哲もない日常の風景です。が、雨に濡れて光る路面と、バスの窓を伝う雨水が、それを特別な風景に仕立て上げていました。なんだか映画を観ているようだ…と感じながらシャッターを切った写真です。雨もまた良し…ですね。

【場所】Oxford, UK あたりです。

DYMO label cuticon

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これはダイモである。ラベルキューティコン ブルーというモデルで、今日、手元に届いたのだ。
で、DYMOと言えばAKiさんである。というわけで、今日は久々に「である調」なのである(^^;

ところで、なぜダイモが欲しくなったかと言うと、なんのことはない、カメラの小道具に "masa" と刻印したダイモテープを貼りたくなっただけのことなのだ。じゃ、どこかでダイモを借りれば用は足るのである。てなわけで、神楽坂の、とある事務所にお邪魔し、 ご主人に「ダイモはありますか?」と尋ねれば、二つ返事で「あるよ!」とのこと…。が、その時ハタと思い出したのだが、そのご主人は、モノに触れずにモノを壊せる(^^;というほどの、特異な能力をお持ちなのである。早速、引き出しの奥から引きずり出されたダイモだったが、かなり古そうだしガタガタである。親切で面倒見の良いご主人、何やら首をかしげながら、ダイモ本体を押したり叩いたり…。「来るべき所を間違えた」と後悔すれど、時すでに遅し(^^; じっと待つこと数分。どうやらダイモがカタカタとテープを送り出しはじめたのである。しかし、刻印された文字を見ると "MASA" なのである。 "masa" とは刻印できないのである。

天然カモフラドア

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ここは大田区の北糀谷です。いまどき珍しい、砂利道と町工場が残っている一画で、このドアを目にしました。
こちらは、一部が工場になっていたような気もしますが、ごく普通の住宅という感じでした。変形の敷地なのか? 建物の一角が、鋭角三角形の角をスパッと切り落としたような形になっていました。そして、その面の幅がほぼドア1枚分です。考えられています(^^;

ところで、話題にしたいのは、そのことではなく、ドアそのものです。表面の板目プリントが、経年変化でかなり褪色し、良い具合にヤレています。周囲のモルタル部分にも、やはり経年変化が見られますから、両者の相乗効果で、ドアが壁に溶け込んでいます。こうなると、自覚症状の有無は別として(^^; もう一種のカモフラージュ柄ですね。周囲がちょっと暗くなると、このドアを探すのは一苦労でしょう (なんてことはありませんね(^^;)。

ま、冗談はさておき、この一角の、スッキリとした輪郭を残しながらのこの渋さ…なかなかお目にかかれるものではありません。

【場所】大田区北糀谷1丁目あたりです。

三河屋履物店

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今日は、お天気も良いので、もはや恒例となった、車の「バッテリーあがり予防ドライブ」に...。近所を、目的もなく、ただただ走行する...というやつです。
ほんとに、都心での生活に車は不要ですね。持っているだけで、駐車場代をはじめとする諸経費はバカになりませんし、放っておけば、機嫌を損ね、いざというときに動いてくれなかったりしますから、ほんとに始末が悪い代物です。が、重いものを買うときなどは、確かに便利ですから、なんとなく手放さずにいる...というのが現状です。
ま、それはそれとして...。今日の写真は、その無目的ドライブ中に、一時停止して撮ったものです。平屋看板建築の履物屋さんです。こちらは、かなり以前から気になっていて、もう何度も写真に収めているのですが、その魅力がなかなか捉えられず、エントリーを見送っていました。
で、今日は、光がとてもきれいでしたので、それに助けられ、発色という点では、これまでに撮った写真に勝っているようです。が、問題は、カメラのレンズです。一昨日も、常用している広角系レンズのフォーカシング・ユニットに問題があるというので、サービスセンターに預けたばかりですが、もう1本の常用レンズも、思うようにピントが合ってくれません (ブログ掲載サイズにまで縮小すると目立ちませんが...)。ピントが前後どちら側にズレるのか?すら特定できない...という訳のわからなさです。もしや手ブレか?とも思うのですが、さほどスローシャッターを切っているわけでもありませんし、このレンズの手ブレ補正ユニットは、つい先日、2万円を払って交換修理したばかり(市場価格6万円程度のレンズなのに)...。なんとも気持ちの悪い不具合です。
という訳で、これも決まり写真ではありませんが、なんせ、この建物、いつまで残っているのやら?ですから、ここらでエントリーしておくことにしました。とにかく、実に愛らしいでしょう...。

【場所】文京区大塚5丁目あたりです。

シェード

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用あって原宿に行ってきました。ところが、今日は土曜日。どこを見ても人だらけです。しかも、原宿あたりは、お祭りらしく、表参道を御輿が練り歩いていましたから、その混雑たるや大変なものでした。
ところで、写真の説明です。ここは、表参道に面した工事現場です。それを囲うフェンスに、大伸ばしした、女性の写真が貼ってありました。これを見た途端に「どこかで見たな〜」という感じです。記憶を辿ってみると、これでした。きっと同じモデルとフォトグラファーの作なのでしょう…まるで同じ匂いを放っています。感覚って恐ろしいものですね〜。
とにかく、こうして、低い位置に貼られているため、余計に大きさを感じるこの写真に引き留められてしまいました。で、手前は歩道ですから、当然、人が行き来します。「ポスターと人の組み合わせか…ありがちな構図だな〜」とは思いながらも、やはり気になるものは気になります。
そして、ぬぬっと気になったのが、今日の写真のシーンです。この二人の男性がどういう境遇にある人たちなのか…出で立ちからは、まったく想像がつきません。なんとも不思議な連れ合いに見えました。ただひとつ想像できたのは、きっと脇道に逸れて歩いている人たちなんだろうな〜ということだけ…。

【場所】渋谷区神宮前5丁目あたりです。

デジカメキッズ!

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ここは言わずと知れた…かもしれない、六本木の新名所・ミッドタウンの前庭…というか広場です。こちらのビル群にどんなショップや会社が入っているのか?については良く知りませんが、ともかく、新名所だけに、ビルを背景に記念写真に収まるお上りさん…というか観光客の姿を数多く見かけます。それは日本人だけに留まらず、国際色豊かです。
この男の子たちも、どうやら観光でこの場に居合わせたようです。日本に来て、アキバあたりで購入したのか?とおぼしきデジカメで、もうひとり居た仲間に、あれこれと、立ち位置とポーズの注文を出しながら、バシバシと記念写真を撮っていました。ときどき撮る側と撮られる側が交代しながら…。
とにかく、それだけで、けっこう楽しそうです。ま、新しいカメラを手にしたときというのは、それを振り回すだけで、嬉しく楽しいものですよね。分かります…その気分は…。というわけで、彼らはカメラに夢中。僕がかなり近い距離からレンズを向けてもまったく気づきません。
それに引き替え、僕のデジカメ達は、酷使されているせいか、最近、レンズを含め、かなり不調…。電子システムが組み込まれたカメラやレンズって(僕の場合はキヤノンしか知りませんが)、ほんとにタフさが足りません。もう買い換えの時期に入っているようです。が、………(^^;

【場所】港区赤坂9丁目あたりです。

シブヤハード

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いかにも台風が接近しているという感じの日でしたね。雲の切れ目から陽が射していたかと思うと、次の瞬間、まるでシャワーの取っ手を捻ったかのように、突然ザーッと降り出す雨には参りました。湿度100%?というくらいに蒸し蒸しでしたし…。そんななか、渋谷を歩いていました。
ここは、道玄坂の途中から東急デパート方面に抜ける細い道です。本来は、お店でも入っているべき…と思われる、ビルの1階部分が、大きなモノクロの写真で覆われていました。モノクロの写真が、このくらい大きく引き伸ばされると、それだけでもカッコ良くて、引き付けられます。というのに…それを背景にして、モーターサイクルが2台停まっていました。1台は英国系(ノートンあたりか?)で、もう1台はハーレーデビッドソン。ともに、暗がりのなかで、クロームパーツを光らせています。その右側のバー入口では、ハイネッケン・ロゴのネオンが光っています。左側のアルバイト情報誌のようなやつがちょっと頂けません(^^;が、ま、それが渋谷なんだと思いましょう(^^;
男の子ってのは、幾つになっても、モーターサイクルのクロームパーツやシルバーアクセサリーの輝き、ブラックレザーの鈍い光…といったものに弱いもののようです。この延長線上にあるモノクロの写真…これをいつか撮らねば!なんて思っています。

【場所】渋谷区円山町あたりです。

人世横丁 (2)

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池袋の人世横丁で撮った写真です。この人世横丁と呼ばれる一画については、ご存知の方も多いと思いますが、「人世横丁って、いったい街のなかでどんな存在なの?」とお思いの方も多いと思い、その全景も撮ってきました。こんな感じです。こうして、改めて眺めてみると、よくぞこのバラック軍団が残っていたものだ...と感心すらします。
先日も、この横丁で撮った写真をアップしましたが、それは、この横丁内部の路地で撮ったものでした。が、今日の写真は、表通りに面した部分を撮ったものです。
こういった飲み屋街の常で、建物はほぼ昔のままに残っていても、営業内容的には、世代交代が進んでいる...というケースが多いのですが、ここ人世横丁も例外ではないようです。そんななか、外壁こそ派手な色に塗り変えられていますが、昔からこの場所で頑張っていらしたのでは?と思われるお店がありました。それが、この氷店でした。氷専門店って、街ではすっかり見かけなくなってしまいましたが、この遺跡(^^;とも思える一画で、こうして元気に営業をつづけていらっしゃることに、ちょっと驚かされました。が、よく考えてみると、この一画が残っているかぎり、この氷店も安泰なのかも?ですね。

【場所】豊島区東池袋1丁目あたりです。

野花束

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新潟滞在中に撮った写真です。水溜まりができていることからもお分かりいただけるように、この日も雨が降っていました。新潟穀倉地帯の薄暗い日でした。が、9月1日のエントリーでも似たようなことを書きましたが、暗いところには、必ずと言ってよいほど、その暗さを中和するような、明るい光景が潜んでいるようです。
この花の塊は、グレーに近い色に覆われた一帯にあって、目を射すほどに鮮やかでした。背景となっているバラックの色も秀逸です。しかし、この花たちは、庭に植えた…という感じではありません。空き地に鉢を転がしておいたら…種を蒔いておいたら…または種が飛んできて、いつの間にかこうなっていた…というところでしょう。いかにも、条件に適合したという生育ぶりです。
色とりどりで、あまりに美しかったので、新潟土産の花束として、皆様にお贈りしようと思い、アップした次第です。

【場所】新潟県新潟市です。

ひまわり

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この写真に写っているのは、ビニールがかかっていないビニールハウスです。言わばフレームハウスか?(^^;というところですが、新潟の玉井邸から、こちらこちらで紹介した水田地帯につづく道沿いにあります。ビニールがかかっていないわりには、なかにちゃんと野菜などが植えられていて、なんともよく分からないハウスですが、適度なヤレ具合がなかなかよろしく、いつも気になる存在です。
今回、新潟に到着した日は、あいにく天候が優れず、雨が降ったり止んだりでした。空はどんよりとした雲に覆われ、低地であることも手伝ってか...きわめて湿度の高い蒸し蒸しとした日でした。したがって、どこを見ても、陰湿...という語があてはまるくらいにくら〜い(洒落ではありません(^^;)感じがしていました。
今回、僕をここに引き寄せたのは、やはり、ハウス入り口に咲く一輪のひまわりでした。暗いなかでも、明るくにこやかな表情でバンザイをしているように見えた...というのがその理由です。そして、もうひとつの理由は、このハウス後方の、薄い雲を通して射してくる光の強さでした。絶対値としての明るさは、晴れた日に遠く及ばないのですが、周囲が暗いせいで、まぶしいほどの明るさを感じました。妙な言い方かもしれませんが、暗い日には、晴れた日以上に明るく感じる光が射す...ってことがあるようですね。

【場所】新潟県新潟市です。



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