2007年12月アーカイブ

羽田空港暮景

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昨日の夕方、羽田空港に居ました。ビルの屋上に出てみると、前日の雨のおかげで、空気がとても澄んでいて、東京の都心部は言うに及ばず、対岸の川崎や千葉にいたるまで、はっきりと見渡すことができました。いつもは、遙か遠くにぼんやりと見えるところでも、なんだかすぐそこ…に在るように見えていました。やはり、空気の透明度の違いひとつでも、風景を大きく変化させるものですね。
そんな好条件のもと、空港ビルの屋上から、北東方向に向かって撮ったのが今日の写真です。
赤いアーチ状のものが見えていますが、これは「羽田スカイアーチ」と呼ばれていて、空港の2つのターミナルビルを結ぶ陸橋を吊っている橋梁だそうです。そして、そのアーチの向こうに見えるのが第2ターミナルビル。僕が立っているところが第1ターミナルビルになります。

さて、今日はもう大晦日ですね。今年も1年間、多くの方々にお立ち寄りいただき、そればかりか、様々なことをお教えいただき、感謝にたえません。ありがとうございました。
そんなわけで、「良い年に向かって飛び立つ」という縁起をかつぎ(^^; 羽田空港の写真を、本年最後のエントリーとさせていただきます。

それでは 皆様、どうぞ良い年をお迎えください!

【場所】大田区羽田空港3丁目あたりです。

開けた路地

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ここは東向島の路地(だった)ですが、部分的に建物が取り壊され、こうして路地として成立しない状態になっていました。左側にも建物が連なっていた頃は、さぞ濃密な空気が漂っていたことであろうことが、容易に想像できますが…。
現在、左手の建物の向こう側は、駐車場になっています。その駐車場は表通りに面していますから、右手の建物にとっては、屏風が無くなったも同然で、通りからスカスカに見える状態になっています。そのせいで、家のなかが明るくはなったでしょうが、玄関や窓を開け放って…という、安穏なことは難しくなったに違いありません。いったいどちらが良かったのでしょう…。おそらくは、路地の持つ、独特の、住人を包み保護するような感覚を懐かしむ声が聞けるのでは?と想像します。
ま、とにかく、ここでは、路地入口両側の家がまだ健在であり、路地の上に、ちょっと不可思議な木材と波板がわたされていたため、トンネル感覚があって、路地の匂いだけは感じとることができました。以前は、きっと、住人以外はとても歩けない、雰囲気のある路地だったことでしょうね。

【場所】墨田区東向島1丁目あたりです。

つい先日のこと、古い友人・よっちゃんから電話がありました。

よ「昨日の朝日新聞読んだ? イタセンパラのことが出てたでしょ...」
僕「なに...そのイタなんとかって?」
よ「前に、大阪の城北ワンドのことをブログに書いてたじゃない。あそこに棲んでた淡水魚なんだけどね」
僕「あ、ワンドの写真はアップしてるけど、あそこのことなんだ...」
よ「そうそう、まさにあの一帯のワンドのことなのよ。大阪時代に、よくあそこに釣りに行ってたのよ...」
僕「あ、そうだったよね。で、イタなんとかがどうしたのさ?」
よ「おたくは何新聞?」
僕「朝日だけど...」
よ「じゃ、昨日の夕刊の"窓"ってとこ読んでみてよ」

てなわけで、朝日夕刊(12月20日)の「"窓" 論説委員室から」という欄を読んでみました。その内容は以下のようなものでした。

気になる窓

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この窓を目にしたのは東向島ですが、この窓のある壁全体が、相当にヤレていました。ま、それは、言わなくても、写真をご覧いただけば分かることですが…。
よく見ると、いまは上下の窓とも固定されているようですが、作られた当時は、上下に動かして開閉する洋風の窓で、この地にあっては、目立った、洒落た感覚の窓だったのだろうと想像します。その後、何度か、窓枠の塗り直しはしてあるようですが、いまや塗料も剥げたままですし、ガラスにいたっては、割れた部分に、プラスチックの波形ボード(硬貨を乗せるものか?)をあててしのいでいる状態です。そして、その波形ボードすら、すでに、パリパリと割れてきています。ガラスの表面には、ほこりがこびりつき、元々は透明ガラスなのかスリガラスなのか判断が難しい…というくらいの状態です。
そんな状態のガラス窓を通して、窓際に置かれた台所洗剤らしき容器や観用植物などが、ちょっとぼやけて見えていました。ということは、この向こう側には、日々の暮らしがある…ということになります。実際の事情はわかりませんが、これも、核家族化や住人の高齢化などが生んだ光景なのでしょうか。詮索する気はありませんが、それとも…ですね。
ま、なににせよ、この窓を前にしたときに、ふと思い浮かんだのは、ちょっと飛躍するようですが、一本の蝋燭…でしたね〜。

【場所】墨田区東向島2丁目あたりです。

東向島の路地

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この路地は、昔はカフェー街だったと思われる場所にあります。まわりの家を見ると、角に丸みがあったり、豆タイルを貼った柱が残っていたりします。が、街が性格を変えてから、もう随分と時間が経っています。植物が家の壁を覆い、経年変化による劣化が進むにつれて、当時の記憶も、かなり薄れてきてきるようです。

また、最近は「路地の奥正面に背の高いビル」という風景が、東京下町の定番のようになっていますが、ここ東向島では、まだまだ「路地の奥にも低層の建物」という風景が随所に見られます。それだけでも他所とは雰囲気が異なってきますが、加えて、この奥の建物に、どことなく他所には無い意匠というものを感じます。さらに、ここでは、木の柱に裸電球と傘…という外灯が灯っていました。

カフェー街だった頃の記憶が薄れている…と書きましたが、それは確かなことです。しかし、例え薄れても、記憶というもの何らかの形で残り、こうして、東向島独特の路地風景を生み出しているようです。いいですね…東向島…。

【場所】墨田区東向島1丁目あたりです。

東向島の暮らし

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このところ拙ブログの写真の傾向が変わった…とお感じの方も多いと思いますが、それは本人も気づいています(^^; 実は、ブログ掲載とは性格の異なる写真を撮りすすめています。その関係上、歩く場所も違えば撮り方も違う…ことから、従来のような写真が、ここ二、三ヶ月ほどは、ほとんど撮れていません。写真は、できるだけ撮ったその日に掲載…という方針できましたし、それを変える積もりもありませんが、いましばらくはそうもいかない感じです。というわけで、しばらくは、以前に撮った写真を引っ張り出してきて…ということも多くなりそうです。
今日の写真も10月半ばに撮ったものです。場所は東向島です。このあたりは、言うまでもなく、花街である玉ノ井や鳩の街があったところとして知られています。が、現在では、当時を偲ばせる建物がチラホラと残ってはいるものの、歓楽街ではなく、ゴチャゴチャとした、ごく普通の下町…という風景がひろがっています。
しかし、同じ下町でも、いわゆる瓦屋根やトタン屋根の長屋がつづく…という感じではなく、これこそ華やかだった頃の記憶…なのかもしれませんが、建物の造作がちょっと凝っていたりします。この写真に写っている玄関も、白塗りの木枠の引き戸だったりします(ちょっと玄関の間口が大きいようにも感じますが…)。
レースのカーテンがひかれていますが、これはまるで暖簾です(^^; そして、下町の定番ですが、玄関先に洗濯物が干されてます。そして、引き戸は開け放たれたままです。いまどき、玄関が開け放たれたまま…という図は、下町でも滅多に目にできなくなりました。
そういった、ちょっと小細工のきいた家と、どっぷり下町の暮らしとがクロスオーバー(^^;したところに、このまちの特徴と面白さを感じます。ところで、こういった風景って、目にすると、やはり、ほっとしませんか…。

【場所】墨田区東向島1丁目あたりです。

満月のイブ

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芝浦埠頭から見た、クリスマスイブの月がのぼったところです。ちょうど満月です。この組み合わせを、次に見ることができるのは、19年後...だそうです。そうとは知らずに撮ったのですが、そういうことなら...と、記念にアップしておくことにしました。この写真に写っているとおり、赤い、不気味なくらいに迫力のある月でした。

ところで、月の下あたりに明かりが見えますが、その辺りが、以前にこのエントリーで紹介した、豊洲のハーバーです。そこにヒミコが停泊しています。この写真は縮小してありますから、確認はできませんが、元画像でははっきりと確認できました。
それにしても、クリスマスイブと満月の組み合わせの再現が19年後...ということは...(^^; う〜ん(^^;

【場所】港区海岸3丁目あたりです。

メリークリスマス!

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この時期になると、クリスマスソングとともに「クリスチャンでもない僕が…」という常套句をよく目にしますが、ここでも、まずはその常套句を前置きです(^^;
それでも、僕の世代になると、気がついた頃には既に「クリスマスは、昔から、プレゼントを貰える日」と思っていましたから、本来の趣旨からは外れてはいても、もはや日本の行事のひとつ…と言ってもよさそうですね。

さて、今日の写真は、六本木ヒルズに据えられている巨大な蜘蛛を前景に、クリスマス色にライトアップされたタワーを撮ったものです。それを、クリスマスにちなんでアップすることにしました。
ところで、この巨大蜘蛛ですが、仏人作家によるブロンズ像で、ネット検索での情報ですが「ママン」という名前がついているそうです。

ま、とにかく、いつも拙ブログにお越しいただき、ありがとうございます。このエントリーの写真を、皆様へのクリスマスカード代わりとさせていただきます。良いクリスマスになりますよう…。

【場所】港区六本木6丁目あたりです。

東京湾の月

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今日、レインボーブリッジにのぼってきました。車やモノレールで渡ったことは何度もありますが、徒歩では初めて…です。田町駅から15分ほど歩くと、東京湾にかかる虹橋の西詰(^^;に出ます。ま〜とにかく、バケモノのように巨大な橋ですから、西詰とか橋のたもと…なんて言葉が似合いません(^^; ま、それはともかく、住所で言えば、港区海岸の3丁目の南端に、レインボーブリッジにあがるエレベーターが設置されていて、誰でも利用することができます。エレベーターの表示で言うと、ブリッジは7階になります。
というわけで、7階でエレベーターを下りると、そこはブリッジの歩道になっています。そこをテクテクと二、三分歩くと、展望スペースがあります。これは何カ所かあるようですが、僕は、最初の展望スペースから東京を眺めたところで引き返してきました。なんせもうドップリ暗くなっていましたので…。
てなわけで、レインボーブリッジの上から撮った写真をアップすれば良いようなものですが、今日は、ブリッジの直下で撮った写真です。
今日は、十五夜の前夜でもあり、澄んだ夜空に丸い月がのぼっていました。それが東京湾を煌々と照らし、穏やかな海面に、キラキラと輝く、一本の光の道をつくっていました。
海辺で生活していた頃は、月の光がつくる海上の道をよく見ていましたが、東京でそれを目にするのは初めてのことです。こういった場所を海辺と呼ぶのか否かわかりませんが、こうなると、やはり水辺って良いものですね。
ところで、手前に黒く見えているのは、芝浦埠頭に並んで停まっている大型のトレーラーとコンテナです。

【場所】港区海岸3丁目あたりです。

松島の旧カフェー

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江戸川区松島の旧カフェー街に残っている建物です。家の角のカーブなどを見ると、この建物がカフェーであった頃の名残かな?と思わされます。
この周囲には、以前のエントリーこちらこちらで紹介した建物がありますが、それらトタンの建物とはかなり雰囲気が異なります。その違いが、業種の違いによるものなのか?否か?が分からないところが情けないのですが...。
ともかく、この一画は、手前の空き地を見てもわかるように、再開発されることは、ほぼ間違いないようです。したがって、この写真を撮ったのが今年の1月ですから、もしや、この建物も既に...という、ヤな予感(^^;すらします。
しかし、そう思って見るからか...何の変哲もないモルタルの建物ですが、シュロの木と外灯が妙にマッチしていて、なんとなく艶めかしさを感じるのですが...。

【場所】江戸川区松島3丁目あたりです。

愛すべき写真愛好家

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今日も、夕方、六本木に居ました。そして、六本木ヒルズあたりをウロウロしていました。ヒルズのテラスや庭園はクリスマスのイルミネーションで一面キラキラ。それを狙ってか、カメラを抱えた人が多数押し寄せていました。大多数の人は、やはりケータイをかざして記念にパチリ。その他大勢は、コンパクトデジカメで、風景とも記念写真ともつかない感じの構図で撮っている感じです。が、なかには、三脚を据え、その上にデジタル一眼レフをのせてジックリ…という本格的な人も…。余談ですが、そういったカメラの上には、とかく、水準器が取り付けられています。これって流行なのでしょうか…。
そんななか、あるひとりの、おじいちゃんに目がいきました。小柄なうえに、少し背中が丸くなっていますので、とても小さく見えます。歩き方を見ても、やや足元がおぼつかない…という感じです。が、写真撮影がお好きなのでしょう、コンパクトデジカメを一脚に取り付け、きわめて真面目に構図を決めて撮っていらっしゃいました。ま、一脚が、撮影機材なのか杖なのか分からない(^^;…という感じはありましたが、場面によって、ちゃんと高さの調整もしていらっしゃいましたし…。
で、ともかく…です。その様子を見ていると、思わず笑みが漏れてしまいました。なんとも可愛いんですね、このおじいちゃん…。しかも、とてもお洒落でいらっしゃいます。良い雰囲気です。なんだか、その姿・様子を見て、今日は、とても癒された感じがしました〜。

【場所】港区六本木6丁目あたりです。

芝浦バラック (2)

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芝浦の運河沿いに建つバラックです。この建物は、モノレールで羽田に向かうときに、進行方向に向かって左手に見えますが、そのたびに「おおっ」と、気になっていました。
そんなわけですから、以前にも、写真は撮っているのですが、なんとなく紹介する機会もなく、いつの間にか、このバラックが頭のなかから消えていました。
ところが、今日の夕方、たまたま芝浦に居ましたので、帰りに、回り道をしながら田町駅に向かっていたときです。もうすっかり暗くなっていましたが、道の向こうに見覚えのある建物が...。「あ、そうだ、こいつのことを忘れていた」ということで、そばまで行き、撮ってきたのがこの写真です。
この反対側は、もう運河に面しています。そちら側から見ると、植木もあり、住宅という雰囲気ですが、昼間は、こちら側から、廃品回収車が出入りしていましたので、どうやら、住まいとして使われているのではなく、そういった関係の仕事場になっているようです。
ところで、この建物の素性はわかりません。この辺りは、戦災で焼けてはいないようですが(運河対岸の田町側は焼失)、当時はいったい建物があったのでしょうか...。以前に、芝浦バラックというエントリーで、もう少し羽田よりのバラックを紹介しましたが、そちらにお住まいの方によれば、この辺りは、工場が多くあった土地柄で、バラックが多く建っていた...ということもなく、運河ははしけの係留場のような様相を呈していた...ということです。
ところで、この隣の区画では、大規模な再開発が仕上げの段階に入っています。また、以前紹介したバラックも、すぐ近くの橋の架け替え工事に伴い、遠からず取り壊されそう...とのことです。そんな意味からも、ここは、芝浦の埋立地の昔の面影を残す、数少ない風景のひとつであることは間違いなさそうです。

【追記】この翌日(17日)、偶然に、芝浦で生まれ育った方とお話する機会を得ましたので、この建物について伺ったところ、こちらは、元々は製材所だった...ということです。
【場所】港区芝浦2丁目あたりです。

ツェッペリン号

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つい先日、深川散策をご一緒させて頂いたじんた堂さんのブログにお邪魔してみると、12月15日付けで ZeppelinNT なるエントリーが…。ふぬ…です。実は、じんた堂さんがご覧になったツェッペリン号とおぼしき飛行船が代々木上空に差し掛かったところで、僕が、引き継ぐようにして、その姿を目撃していました。ということで、やはりエントリーを引き継ぐようにして(^^; 今日の写真をアップすることにしました。

しかし、飛行船ってやつは、風景を一変させますね。クラシカルな、なんとも不思議な雰囲気をもっています。いちどは乗ってみたい…というよりも、上空から飛行船を撮ってみたい…と思わされます。

ところで、この飛行船の由来や遊覧飛行については、じんた堂さんが、要領良くまとめてくださっていますから、ここでは繰り返しません。あ〜、昨日といい、今日といい、他ブログにはり付いた小判鮫のようなエントリーですね〜(^^;

【場所】渋谷区代々木あたりからです。

地下鉄の駅構内で

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時々コメントをくださる光代さんのブログにお邪魔してみると、「美しい人」というエントリーがありました。偶然、同じ電車に乗り合わせた、何気ない洋服にとても綺麗な色のマフラーをした女性がとても素敵だ…とお思いになった光代さんが、それを伝えたくて、思い切って「貴女のマフラーはとても綺麗な色ですね。それに、とてもよく似合っていらっしゃる!」と声をかけて電車を降りた…という内容です。
こういうことって、時々あります。が、それを伝える…なんて習慣はありませんし、もしや声をかけて、「変な人」…などと思われても困りますから、多くの場合は、思ってはいても口には出さず…ということになります。
このエピソードを読んで、すぐに思ったのが、「これって写真を撮るときの心理に似てる…」ということでした。というわけで、その一例として、今日の写真をアップすることにしました。
ここは、ロンドンの地下鉄の駅ホームです。ちょっと肌の浅黒い、わりとガッシリした体格の女性が、電車を待つ間に、バックからコンパクトを取り出し、ササッとお化粧の状態をチェックし、そのコンパクトを閉じたところです。
この写真を撮るまでの、僕の心理は、まさに光代さんのエントリーにあるようなものでした。急なエレベーターでホームに下りると、ちょっと離れた位置で、この女性が、コンパクトを開いて、鏡で化粧をチェックしているところでした。周囲がベージュ一色。浅黒い肌に、黒髪、黒いワンピース、黒のハイヒール、黒のバッグ…という黒ずくめです。体つきは、いわゆる細いモデルタイプではなく、どちらかと言うと骨太…という感じです。が、なんとも健康な美しさを感じさせます。ヘルシーエレガンス…とでも言いますか…(^^;
思わず「いや〜お美しいです。そして、ガッシリとしていらしゃるところが格別によろしいです(^^;」と感じる人間が居るんだよ…ということを伝えたくなります。が、それができない関係上、せめて、こうして写真にしている…という感じなんです。その際、結構思い切ってレンズを向けてシャッターを切るわけですが、これが、思い切って口に出す…のに似ていると思うのです。実は、これって風景を撮るときも、似たり寄ったり…なんです。いや〜今日は思わぬエントリーをしてしまいました(^^;

【場所】London, UK です。

奥村書店

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銀座松屋デパートの裏手にある古書店…奥村書店です。銀座にあるキヤノンのサービスセンターに立ち寄った後に、よくこの前を通りかかります。その都度店内に入ることはありませんが、店先に並んだ本には、さっと目がゆく…といった感じです。日本文化や美術、映画…といった関係に強い古書店さんというイメージがあります。
ギラついてゆく一方の銀座にあって、松屋の裏手…場外馬券売場あたり…の通りには、まだ、いくらか、昔の面影を残す商店が残っています。この奥村書店さんも、そのなかの貴重な1軒ですが、ネットで検索してみると、あちこちのサイトに「奥村書店が今月いっぱいで閉店」という記事が掲載されています。どうやら、また、銀座から、古き良き…という風景が消えるようです。
余談ですが、奥村書店は、こちらが3丁目店で、歌舞伎座近くに4丁目店があったようです。そちらは、歌舞伎関連の本の専門店だったそうですが、今年の夏頃に突然閉店し、ファンをやきもきさせていたようですが、秋になって、木挽堂書店として再開したということです。
ま、そんなことからも、あれこれとご事情はあるのでしょうが、こういった、銀座の気骨のようなものを感じさせる店が姿を消すのは寂しいかぎりですね。

【場所】中央区銀座3丁目あたりです。

小 津 橋

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今日は、じんた堂さんと、深川の住吉神社詣でがてら、江東区の南部…大横川沿いを、特に狙いを定めずに散策してきました。
ほんわかと晴れた日に、骨がありながら、やはりほんわかとしたお人柄のじんた堂さんと歩く、牡丹・古石場あたり…。高い建物が少ないせいもあってか、上空がひらけた感じがし、終始、のんびりと穏やかな気分で過ごすことができました。
特に狙いを定めず…と書いたとおり、今日は、足の向くまま気の向くまま…です。途中、何度もお茶兼休憩をはさみます。が、休憩のポイントは、実は、じんた堂さんが、ちゃんと考えてくださってたようで、そのなかのひとつが、古石場文化センターでした。その館内には、小規模ながら、小津安二郎 紹介展示コーナーがあります。その展示をひと通り見て、さ、散策のつづき…と思ったときでした。展示コーナーの案内板に「12月12日は、小津の誕生日にして命日にあたる」旨の掲示があるのに気づきました。
僕は、小津映画を観ているとは言えませんが、彼の存在がそもそも好き…という、ちょっとズレたファンではあります。そんな僕が、初めて、しかも偶然に、小津安二郎 紹介展示コーナーを訪れた日が、偶然にも、彼の誕生日にして命日です…。う〜ん、なにやら縁を感じます(^^; というわけで、せっかくですから、古石場文化センターの近くにある小津橋へも…。てなわけで、今日のエントリーになりました。

素 顔

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ここは、東京ドームのお膝元...壱岐坂下...白山通りと新壱岐坂通りが交わる交差点です。この交差点は、新壱岐坂通りを通したときにできたものですが、そのときの余波で、交差点に面し、三角州のようなかたちに残った一画があります。そこには、いかにも一昔前を思わせる建物が肩を寄せ合うようにして建っていました。そこが、交差点寄りの角の家から取り壊されはじめ、つい先日、角から2番目3番目の建物も取り壊されました。
とにかく、そう広くはない所に、隙間もないほど接近して、何軒もの家が建っていましたから、この一画の家の側面は、当然のことながら、見ることもできませんでした。が、手前の家が取り壊され、長年隠されていた隣家の側面が現れていました。いったい何十年ぶりに日の光に晒されているのやら?です。
この辺りは、建て替えも進み、ビル・マンションだらけで、古い長屋風の家などはもう無いと言ってよいほどの地域です。この一画も、通りから見える面は、化粧直ししてあったため、周囲からそう浮き上がった感じでもありませんでした。が、こうして、手を入れることすらできなかった側面を見ると、周囲との相当な落差を感じます。なにしろ、交差点のはす向かいには東京ドームやドームホテルがある...という立地ですから...。
しかし、これを目にしたとき、こんな感じが本郷一丁目あたりの低地の素顔だったんだろうな...と、ちょっと感慨深いものがありました。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

ここはオックスフォード運河沿いの散策路(元は馬がボートを曳いて歩いた道)です。市内から歩いてほんの15〜20分ほどのところです。そんな場所で、なんと白鳥が子育てをしています。子育て最中の親鳥は気が立っていますから、この道を通る人や犬を、凄い形相で威嚇してきます。したがって、ここを通過するには、親鳥のすきを見て、できるだけ離れた場所をそっとすり抜ける以外に方法がありません。犬の散歩でこの場面に遭遇し、しばらく待ってはみたものの、通り抜けるのは無理とみて、やむなく引き返す人の姿も目にしました。それも微笑みながら…です。ここでは、誰もが、白鳥の親子に、文字通り、道を譲っているようです。
繰り返しますが、ここは街の中心から、歩いてほんの15〜20分ほどのところです。周囲は住宅街で、この散策路は、通勤にも使われていますし、散歩する人の姿も多く見かけます。人里離れた…という環境ではありません。そこが凄いんですね〜。
東京では、皇居あたりで子育てをするカルガモ親子が新聞やテレビで報じられるほど大事件だというのに、オクスフォードでは、こんな風景は当たり前のことです。こうした風景を目の前にすると、キラキラしたビルやブランドが連なり、高級車が道路を埋め尽くす街が、はたして先進的で豊かな街なのか…と、強い疑問を感じます。僕たちは、何か勘違いしているような気がしてなりません。東京とオックフードを同じテーブルのうえで比較するのは無理がありますが、それを承知のうえなお…です。

【場所】Oxford, UK あたりです。

この写真は、いまや神保町名物となった三鈴堂眼鏡店のショーウィンドウを撮ったものです。こちらに関する文や写真は、ネット上に多々見られますので、いまさら…という感もありますが、やはり拙ブログにも掲載しておかなくては…と、以前から思っていましたので、ジョン・レノンの命日である今日、それに絡めてアップしておくことにしました。
こちらは、靖国通りに面した、雰囲気のある洋風長屋の一軒でしたが、昨年か一昨年か…長屋の半分が取り壊され、いよいよ絶滅危惧種…という感じになってきました。いつか、こちらで眼鏡をつくっていただき、その際にお話をうかがってからエントリーを…と、ずっと思っていたのですが、なかなかそれも実現せず、ついに、先行エントリーということになってしまいました。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

ここは、オックスフォードの近郊…といった場所です。オックスフォードで行動を供にしていた方のご友人の邸宅があるところです。そこでの昼食会に、僕も招待していただいたため、厚かましくも、お邪魔してきた…というわけです。
こちらは、オックスフォード市内からタクシーでおよそ1時間程度の距離です。通常であれば、列車やバスを利用するところですが、この時は、スケジュールが詰まっていたこともあって、タクシーを利用しました。そのせいもあって、申し訳ないのですが、どうも位置がはっきり把握できていません。

この辺りまで来ると、辺り一面が草原と森…になり、そこに家屋が点在している…という感じです。昼食後、せっかく郊外に来たのだから…と、近所を散策してみました。すると、すぐそばに、古い石造りの教会があり、その周囲には、墓石が林立していました。苔むしたものも多く、昼間でも迫力満点です。なんせ人影も物音もありませんので…。
が、怖い物見たさに近い好奇心で、墓石の間を抜け、墓地のはずれまで来たときです。その向こうにひらけた一画が…。そして、すぐ目の前に、草を食む馬が…。こういった風景に慣れていない僕は、少なからず(実は大いに(^^;)驚きました。が、それは馬も同様のようです(^^; 見慣れない客にギクリとしたのか、草を食むのを止め、警戒&威嚇するような目で僕のほうを見ています。
状況を説明すると、そんなとこなのですが、このときの、上空を黒い雲が覆っている割には、明るく射す光を浴びたこの白馬。そしてこの環境。背後には墓地と石造りの古い教会。あたりは静まりかえっています…。何か別世界…夢の世界か…に迷い込んだような、ユニコーンにでも遭遇したような、痺れる感覚に包まれながら撮った写真です。

【場所】Oxford, UK あたりです。

落葉の舟

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どうやら風邪が抜けたようで、多少元気がでてきたため、東大構内へ、気になっていた紅葉の様子を見に行ってきました。
イチョウは大半が黄色く色づき、傾いた陽が当たると、葉そのものが発光しているような燃えているような...凄い輝きを見せていましたが、木によっては、まだ緑の葉が残っていたり、そうかと思うと、風が吹くたびに、大量を葉を降らせていたり...と、バラつきがあります。それがまたおもしろきかな...ですね。
構内には、ケヤキの大木も数多くありますが、そちらは、大半が茶褐色の葉を雪のように降らせていました。
また、三四郎池のまわりのモミジは真っ赤に色づいていましたが、枝の先の葉はもう褐色に変わり、どうやら、紅葉のピークをわずかに越えたな...というところでした。

そんなわけで、ちょっとタイミングを逸した感のある紅葉も撮るには撮ったのですが、どうも気に入りません。というわけで、今年は、三四郎池の水面に浮かぶ落葉の写真をアップすることにしました。落葉の舟です。それも、多くは、まだ浸水していない舟です。これも、考えてみると、枝から離れた葉が風に運ばれ、水面に着水した後、そう時間が経たないうちでなくては見ることができないわけですから、なかなか貴重な瞬間ということもできます。
そういえば、笹舟に乗って彼岸へ...という映画があったけれど、落葉舟に乗ると、いったい何処へ行けるのでしょうね...。

【場所】文京区本郷東京大学構内です。

「オックスフォード便り」というタイトルで、エントリーを20もしてきましたが、気づけば、大学の街オックスフォードに滞在しながら、肝心の大学風景を全く紹介していませんでした。というわけで、少しは大学の匂いのする写真をアップしておくことにしました。
ここは、オックスフォード・ユニオン(Oxford Union)と呼ばれる施設の内部です。まず、オックスフォード・ユニオンとは何ぞや?ということですが、それについてはOxford UnionのWebsiteをご覧いただければ…と思います。すべて英語ですので、読むのがなんとも面倒ではありますが…。
それによれば、ここはオックスフォード大学に通う学生や卒業生が、会費制のメンバーとなって利用する施設のようです。内部には、演説や討論を行う部屋やバー、ビリヤードルーム、図書室などがあって、会員は、そのいずれも自由に使うことができるようです。どうやら、オックスフォード大学に強く依存する一種の会員制倶楽部…ただし遊びの匂いは無い…といった感じですね。日本では学士会館がこれに近い性格をもっているのでしょうか…。
そんなわけですから、こちらの会員でもない僕が、この施設内に入れるわけがありません。が、この時は、オックスフォード大学生と一緒だったこともあり、特別に、図書室だけを見せてもらった…というわけです。図書室と言っても、実は、ものすごく天井が高く、その天井が凝った作りをしています。が、内部はとても暗く、撮影は断念。窓からの光がまわっている部分だけを撮ってきた…という経緯があります。
とにかく、書棚に並んでいる書籍が、どれもこれも古そうです。おそらく、百年や二百年前の本などそう古いほうではない…という勢いだと思います。そして、その書棚と、その前にドンと置かれている濃緑の革張りの椅子との対比が、なんとも言えない落ち着きのある重厚な雰囲気を作り上げていました。う〜ん、やっぱ、違うな…と、だただた感じ入ってきた次第です。しかも、おまけに、閲覧スペースではこんな光景も…。この環境でiMacです。参ります。なんだか、ここでマウス触っただけで、頭が良くなりそうな雰囲気でした(^^;与(^^;

【場所】Frewin Court, Oxford, UK あたりです。

築地市場 (9)

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ちょっと間があきましたが、再び、築地市場の写真です。築地場内...と言うと「魚!」と相場が決まっているような気がします。が、実は、築地では「野菜」も扱っています。これ、実は、僕は知りませんでした(^^;
築地市場 (2)の写真で言いますと、右端に見える高層ビルの下...あたりに低層の建物が見えますが、そこが「青果部」になります。敷地全体の面積比で言うと、やはり「水産物部」の占める割合が圧倒的ですが、そもそも敷地がかなり広いですから、青果部も、間近で見ると相当な広さです。
ところで、青果部のイメージを、1枚や2枚の写真で伝えよう...というのがそもそも無理ですし、しかも、今日の写真は2枚ともに、青果部の仲卸業者売場スペースで撮ったもので、とても青果部全体のイメージを表しているとは言い難いのですが、ま、水産物部との共通点と相違点を、薄々でも、感じていただけるのでは?と思い、とりあえずエントリーです。

【場所】中央区築地5丁目あたりです。

オン・ザ・コーナー

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このところ、風邪に起因する気力不足(^^;から、ブログの更新が鈍っていますが、「お前、そりゃ歳のせいだよ」という声も聞こえたり聞こえなかったり…ということで、ま、ぼちぼち…です(^^;
というわけで…もないんですが、今日は、秋葉原で撮った写真です。もう、ちょっと前のことになりますが、アキバのヨドバシを出て、ガード下を通って駅に向かっているときでした。先方に工事中の白いフェンスが見え、それを駅構内の明かりが照らしています。その手前は、角度的に、その光がまわり込みませんから、ガード下でもあり、かなり暗い状態です。そのちょうと角に、スラッとした長身の男性が背中でもたれかかり、携帯を取り出し、なにやら操作をしています。メールのやり取りでもしているようです。
光の状態は、上記のごとくですから、白背景に、その男性の姿がシルエットになって浮かびあがります。そこで、うん、なんだか雰囲気あるな…と、切り取ったのがこの写真です。
しかし、実は、ここは駅構内のようなものですから、人通りが非常に多く、けっこう苦心してるんです(^^;

【場所】千代田区神田佐久間町1丁目あたりです。



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