小 津 橋

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今日は、じんた堂さんと、深川の住吉神社詣でがてら、江東区の南部…大横川沿いを、特に狙いを定めずに散策してきました。
ほんわかと晴れた日に、骨がありながら、やはりほんわかとしたお人柄のじんた堂さんと歩く、牡丹・古石場あたり…。高い建物が少ないせいもあってか、上空がひらけた感じがし、終始、のんびりと穏やかな気分で過ごすことができました。
特に狙いを定めず…と書いたとおり、今日は、足の向くまま気の向くまま…です。途中、何度もお茶兼休憩をはさみます。が、休憩のポイントは、実は、じんた堂さんが、ちゃんと考えてくださってたようで、そのなかのひとつが、古石場文化センターでした。その館内には、小規模ながら、小津安二郎 紹介展示コーナーがあります。その展示をひと通り見て、さ、散策のつづき…と思ったときでした。展示コーナーの案内板に「12月12日は、小津の誕生日にして命日にあたる」旨の掲示があるのに気づきました。
僕は、小津映画を観ているとは言えませんが、彼の存在がそもそも好き…という、ちょっとズレたファンではあります。そんな僕が、初めて、しかも偶然に、小津安二郎 紹介展示コーナーを訪れた日が、偶然にも、彼の誕生日にして命日です…。う〜ん、なにやら縁を感じます(^^; というわけで、せっかくですから、古石場文化センターの近くにある小津橋へも…。てなわけで、今日のエントリーになりました。

【追記】住吉神社については、じんた堂さんのエントリー「深川・佃町・住吉神社」をぜひ!です。

【追記】この小津橋は、大正5年に、近隣の小津秀祐(小津安二郎の親戚のようです)という人が私費で建造したものだそうです。そのことについて、江東区教育委員会編の「おはなし江東区・川と橋の話」という冊子に、「おじいさんがかけた小津橋」というタイトルの文が収録されていますので、以下に一部引用します。
「この橋は、わたしのおじいさんの小津秀祐が、大正5年11月に古石場川にかけた橋ですよ。たった10メートルほどの川はばでも、ここに橋をかけないと不便でね。向こう岸に行くのに、ずいぶんと遠回りをしなくてはならなかったそうですよ。となりの関口橋も、関口さんの家でかけた橋です。左の絵は、かんせい当時の小津橋の様子をえがいたものです。橋は木で作られていますね。まわりは家も少なくて、この橋の上から富士山もよく見えました。今とはずいぶんちがいますね。橋がかんせいした日は、雨がふっていましたが、橋の様子をひとめ見ようと近所の子どもたちが、たくさん集まってきました。おじいさんは、みんながこの橋を安全にわたってくれることをねがっていました。」
この橋をかけた小津秀祐さんのまごの政子さんは、このように話してくれました。
秀祐さんは、三重県の松坂市の生まれですが、江東区の古石場町にうつり住みました。そして、自分のざいさんを投じて古石場川に木造の橋をかけました。橋の名前も、自分のみょうじから「小津橋」としました。
その後、小津橋は、昭和27年に鉄筋コンクリートにかけかえられました。

【場所】江東区古石場2丁目あたりです。

コメント(6)

おはようございます、
古石場文化センターでの休憩は予定していたのですが、まさか昨日が小津の命日だったとは思ってもいませんでした。天気も良かったし、新たな発見もあり、なかなか良い散策でした。次は坂道の町あたりをご一緒させて下さい。

>じんた堂さん
こんにちわ。予定が延び延びになり、急に決めた日取りでしたが、それが小津さんの命日、小津さん所縁の土地…というのは、いわゆる「呼ばれた」感じですね(^^; それにしても、穏やかな一日でした。終日お付き合いいただき、ほんとにありがとうございました。次は凸凹系で…。

あっ、この男性は・・・(^0^)。

>wakkykenさん
はい、さすがに命日…。小津さんが魔法使いオズとなり、ここに佇んでいらっしゃいました(^^;

懐かしい・・・
江戸城から見て横に流れる大きい川大横川
江戸古地図を持って歩いたものです・・・
江東区民の前は駒込に住みました・・・
「素顔」のあたりも懐かしい・・40年近く前・・
チト古すぎますね〜〜〜ホッとしたりして(^^♪

>chatnoirさん
こんにちわ。大横川の名の由縁には、江戸城から見て…という枕詞がつくわけですね。なるほど…です。40年前でしたら東京都心でも、住む町という雰囲気が、いまとは比べものにならないほど強かったでしょうね。
この古石場川も、この写真に写っていますように、いまは人工的に水を流す公園になっていますが、なんとも不自然で…。東京は、今後「回帰」におおわらわになるように思えてなりません。



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