シルクロード裏路地

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シルクロードといっても、赤羽駅東口にひろがる商店街・赤羽1番街にあるシルクロードのことです。
赤羽1番街と呼ばれる大きな商店街は、戦災で焼け野原となったこの一帯を復興するため、戦前からこの辺りでご商売なさっていた方々が集まり、区画整理と前後するようにして、商業活動を始めたのが発端となっているようです。当時の様子を収めた写真を、商店街のホームページのこちらで見ることができます。
この赤羽の商店街の規模に驚いていましたが、規模だけではなく、歴史も古いし由緒もある、筋金入り商店街なんですね。知らない…ということは恐ろしいです(^^;

ところで、今日の写真ですが、すでに書いたとおり、シルクロードと呼ばれる商店街の裏手を撮ったものです。表側は、当然ですが、店舗の構えになっていて、店舗に挟まれる通路にはキャンバスの屋根がかけられ、いわゆるアーケードになっています。入口には、立派なモルタル看板建築の呉服屋さんがあったりしますが、とにかく、何もかもが古さを感じさせます。もしや、ここも戦後間もなく建てられたものなのか?という感じがします。
写真をご覧いただければ分かることですが、ここは路地というより隙間です。この日は、幸か不幸か…ここの殆どのお店がお休みでしたので、こうして通り抜けることができましたが、住人の方の出入りがある日は、ちょっとよそ者が通るには狭すぎます。だいいち気が引けます。しかし、ここは、古いには違いありませんが、きたな古くなっていません。やはり写真からお分かりか…と思いますが、よく清掃されています。そして、雑然とした感じがありません。むしろ、スッキリしている…と言ってもよいくらいです。こういった木造(と思う)長屋の維持は大変だ…ということは、そこらじゅうで耳にしますが、こちらでも、維持管理にはかなりな労力を使っていらっしゃるようお見受けします。なんだか、ご老体とはいえ、久々に元気な現役トタン張りと路地を見た気がします。

【場所】北区赤羽1丁目あたりです。

コメント(6)

きたな古くない!
心意気を感じます♪
寄り添って懸命に復興に力を注いだであろう当時の方々を思うと胸が熱くなりますね〜
戦後60年を過ぎると当時現役の方々も少なくなられ・・・当然知る方々も年々少なくなるのですね・・・
感慨に浸り過ぎるのもどうかと思いますがあまりに変貌を急ぎすぎるのも考えものだと思う今日この頃です・・・
最近・・中途半端な年代なのかな?と感じることがあります。

>chatnoirさん
こんにちわ。最初にこの商店街を中心にして、この地を復興させようと立ち上がった18名の方々の頭のなかには、それぞれのご商売のこともあったでしょうが、それを遙かに超える地域への想いがあったに違いないことを考えてしまいました。ほんとに現在の官僚屋と政治屋に、欠片でもそんな気持ちがあったら…と、つくづく思います。町の変貌はあるものだと思いますが、その変貌の理由がいただけないことが多いですよね〜。

こういう景色が好きです。
洗濯物にバケツに箒!!
錆びたトタンに懐かしいガラス窓!!
いつかどこかで見たことがあるような景色。
そこの人たちの生活が垣間見えるような景色がいいです。

確かにここを通るときはちょっとした不審者になってしまいますね(^ω^;)

masaさんの写真と出会うまで”建物の裏側”なんて気にしたことがなかったのでいつも新鮮な驚きがあります!!

この路地には2回ほどアタックしたのですが、日頃の悪行がたたったのでしょうか、2回とも人影があって、怪訝そうな眼差しを浴びただけで退却を余儀なくされましたorz。いずれ撮りに行かなければと気になっていたのですが、masaさんがキッチリ撮ってらっしゃったことを知って、ホッとすると同時に嬉しくなりました。

>アンさん
こんばんわ。こういった風景が、町からどんどん減っていますが、良い意味での、こうした淀みのような空間が町には必要であるように思います。ここは淀みと言っても安全な淀みです。が、再開発された無機的な町並みには、そもそも淀みがありませんし、たまたま存在するのは危険な淀み…という気がしてなりません。
ま、それとは別に、ここを通り抜けるヤツは、お住まいの方からすれば、やはり不審ですよね(^^;

>Rambler5439 さん
やはりここに目をやっていらしのですね。この日は、本文にも書きましたが、アーケードのなかはほぼ全店シャッターが降りていました。そのおかげか、裏には人影もなく、通り抜けることができました。が、ここでは、どうしても、あまりジックリという気にはなれませんね(^^;
とにかく、記録と言う意味では、誰かが撮っておけば…ですよね。



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