
通常、駅のホームから見晴らす風景には、必ずと言ってよいほど、商店や商店街が入ってきますが、ここではそれが当てはまりません。また、どこに道があるの?と訊きたくなるほど、建物が密集しています。しかも、建物のタイプがまちまち...色もまちまち...です。で...です。一見すると平凡な風景なのですが、実は、とても変化に富んでいます。見れば見るほど...という感じなのです。それがわざわざ写真にしてアップした理由です。
この、建物の段丘または谷戸(^^;のようになっている状況も興味深いのですが、その谷部分に、最も古そうなトタン家が見えます。その向こうに木造モルタル家。そのまた向こうと手前にコンクリートor鉄骨の低層ビル、そして高層のマンションです。そしてそして、ここには写っていませんが、実は、この右手には、完成間近になった、曳舟駅前再開発の目玉・超高層マンションが聳えています。
いかがでしょう...。その超高層は別にしても、ここは、なんだか、下町の建物変遷博物館(^^;といった様相を呈しているように思うのですが(^^;
【場所】墨田区東向島2丁目〜京島1丁目あたりです。