2009年1月アーカイブ

三筋町のらい

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この店は、三筋2丁目交差点にある「らい」です。かなり以前にも前を通りかかり、写真に撮っていたりするのですが、この町にご無沙汰している間に、その存在すら忘れていました。が、先日、この辺りに詳しいcenさんが、「とっておきの店があります」と教えてくれたのがこちらでした。

それを聞き、「もしやあの店...」とは思ったのですが、確信を持てず、さっそくcenさんと待ち合わせて現場確認(^^;に出かけました。その結果は、「やはりあの店...」でした。

最初の写真でご覧いただけるように、ひっそりとたっています。よくある(あった)町角の喫茶店...という感じです。ただ、テントがワイシャツの生地にありそうな柄であるところが、目を惹くといえば惹きます。それ以外はガラス窓の内側に貼られたレコードのジャケットに目が行くくらいです。
が、そのレコードの多くが、オールドジャズです。しかもビリー・ホリデイが多い...。そんなことが気になる人には、このあたりから大いに気になりはじめます。

そのあたりに惹かれながらドアを押すと、もういけません。そこには想像を超える世界が待っていました。静かで、穏やかで、渋く、お洒落(粋と書くべき?)で、清潔で...ご主人のお人柄そのまま...。筆力不足でそんな表現しかできませんが、とにかく、こんな良質な空間なんて滅多にあるもんじゃありません。ゆったりふわふわ...と、至福のときを過ごしてきました。

付け加えますが、この町のひと昔前の様子を、斉藤茂吉が、随筆「三筋町界隈」のなかに書き残しています。「らい」は47年前に開店なさったそうですが、茂吉の文章から立ち上る匂いを、どこか留めていらっしゃるように感じられてなりません。足繁く通うことになりそうです...。

【場所】台東区三筋2丁目あたりです。

無機的街景

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新宿のルミネと小田急デパートの間には、狭い空間があり、そこが通路になっています。

そして、その両側...場所によっては片側に、ファッション系や雑貨系のショップが配置されていますので、歩いていると、遊歩道とも路地ともつかないところに居る感覚になります。

新宿に来ると、ここは、わりと通り抜けることの多い通路なのですが、ちょっと見ないすきに(^^; 通路なかほどに、エスカレーターが設置されていました。それを利用すると、デパートの4階に行けるのだそうです。

僕は、デパートに入れる入れない...はどうでも良い(^^;のですが、この狭い空間を、ちょっと高い位置から眺めるとどんな感じなのか? そちらに興味が行ってしまいます。

ということで、とにかく、用もないのに、その真新しいエスカレーターに乗ってみました。そして、踊り場で降りて正面を見ると...この風景です。う〜ん、見事ではあるのですが、何とも言えません(^^; 感想は...まあ、いいですね(^^;

【場所】新宿区西新宿1丁目あたりです。

場末感覚

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一昨年の正月にこちらのエントリーで紹介した建物の全景です。

建物の位置や周囲の状況などは、前回のエントリーでおよそ紹介していますので、省略しますが、とにかく、目の前を幹線道路・川越街道が通っていて、トラックやクルマは頻繁過ぎるくらいに通り過ぎますが、とても人通りを期待できるような場所ではなさそうに見えます。

しかし、この建物、前回紹介したのが、一昨年の初めです。ということは、そこから既にまる2年が経過しています...。しかも、荒れた...という感じはしません。ということは現役...?ということになります。端で心配しなくても、けっこうお客さんはある...ということなのでしょうか...。

ま、何はともあれ、この建物の存続は嬉しいかぎりです。この由緒正しいヤレ具合(^^; この魅力です。惹かれます。引力すら感じます。そばをクルマで通るとハンドル取られますから...(^^; これって、やっぱ、場末の魅力ってんですかね〜(^^; ともすると近未来すら感じさせるこの感覚(^^; これからの時代に求められているのかも...ですね(^^;

【場所】埼玉県朝霞市栄町5丁目あたりです。

ヤレシック看板建築

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この建物は、台東区の台東というまちに在りました。いわゆる看板建築と言ってよいと思います。

看板建築と言うと、とかく、コテコテの装飾が施されていたりします。それらに比べると、この建物は、素っ気ないくらいで、かなり地味な印象を受けます。そんなわけで、あまり目立たないこの建物ですが、逆に、その地味なところが、味わい深い(^^;魅力になっているように感じます。

特筆すべきは、中央の、グレーとオフホワイトで塗られた部分の存在でしょう...。看板建築は多々あれど、この配色はちょっと見たことがありません。これがあるために、ヤレてもシック(^^;...というわけです。

左端の部分が、ちょっと雑な改修をされているのが残念です。これが、右部分と同じような感覚で残っていたら、相当に高い得点を叩き出していたに違いありません。が、まあ、とりあえず、取り壊さずに残してくれた...ということを評価です(^^;

【場所】台東区台東3丁目あたりです。

無味乾燥街

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今日もよく晴れてますが、この日も、良いお天気でした。空気が澄んでいたし、光もきれいで...。そんなわけで、通常であれば、見向きもしないような風景にも目が行きます。

この一帯、なんだか中途半端なビルが林立し、そのいずれもが、冴えない色の素材で覆われていたりします。手前には、古い蔵とそれにピッタリと寄り沿ったやはり古い建物(実はかなり興味深い) があるとは言え、片やペンキで塗られ、片や壁面がこの有様です。もはや風情も何もあったものではありません。

通常であれば、この場面、素通り...です。しかし、この光と、その光がつくりだした黒々とした影、空の深い青い色...。それらに引き留められました。光によるアクロバットみたいなものですね(^^;

しかし、この一帯の住居表記は "元浅草" 。ええっ?...です。とても浅草なんて響きとは縁遠い風景です。ちょっと告発調に響くのがいやですが、この風景の無味乾燥ぶり...あまりに凄いとお思いになりません?

【場所】台東区元浅草3丁目あたりです。

デミアン

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ここは、住居表記では高松になりますが、地下鉄有楽町線の要町駅から歩いて二三分...という位置です。山手通りに面しています。

一昨日、用あって、この辺りをクルマで通過しました。そのときに、どうにも気になる建物群を目にし、「これは翌日にでも撮りに行かねば...」と思っていました。が、その翌日は、雨だったため、見送り...。雨があがった今日、早速...というわけです。

写真は、デミアンというコーヒーショップですが、実は、最初のお目当ては、こちらではなく、この後方に、見える人には見える(^^;という感じで写っているトタン系の建物でした。

で、とにかく、そちらを撮り終わり、さあ場所を変えようと、要町駅に向かって歩きはじめました。そのときです。目の前にいいヤレ具合の建物が...。それがこのデミアンというお店でした。

通常は、撮って素通り...がパターンの僕ですが、この場合は、なんとなく呼ばれているような気がして(^^; ドアを押し、店内へ。仕切っていらっしゃるのはアラカンとおぼしきご夫妻。丁寧に淹れたコーヒーもさることながら、予想もしなかったことに、店内には、適音量のジャズが流れていました。レッド・ガーランドのトリオ。それも音源はLPレコードです。

そして、ここで特筆すべきは、いまどきターンテープルを回してジャズのLPをかけるお店なんてごくマレにも関わらず、「ジャズだ!アナログだ!」と、うるさく銘打っていらっしゃらないこと...なんですね〜。良い感じでした...。

【場所】豊島区高松1丁目あたりです。

窓 辺

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どこを歩いていても、窓というものは、そこらじゅうに、飽きるほど在りますが、うぬ〜と唸らせるほどのモノは、そうそう在るものではありません。

ところが、台東区は鳥越の隣町・小島に、在りました! ヤレの度合いが、まさに頃合い...。周囲のトタンのサビ具合も絶妙...。枠の傾き具合など、もう参りました...のひと言です。

しかも、ガラスに映るプラスチックボトルの色が計算されたか?のように浮いていますが(^^; そのまわりに、椿や南天の葉がのびて、その抑えにまわっているか?のようです。

この窓辺は絶品と言って良いでしょう...。しかし、どこが垂直でどこが水平なのか...ひじょうに判断が難しい状況で(^^; 撮るのには、なかなか苦労させられました(^^;

【場所】台東区小島1丁目あたりです。

京島の奇壁

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こうして見ると、なんがか、壁だけがたっていて、向こう側には何も無い...という感じがします。つっかい棒を外すとバタンと倒れそうです(^^;

が、実際には、そんなことはなく、壁の向こうには、しっかりと空間のある建物です。しかし、そうなると、こんどは、その空間が、いったいどのように折り合いをつけているのだろうか?という疑問が湧いてきます。

とにかく、この正面からの図を見ても、3つの壁が入り組んでいて、いったい、どこからどこまでがどの家なのやら?状態です。なんとも理解に苦しみます。

なんとか機会を見つけて、この謎を解明したいものだと思ってはいますが、はたしてそんな機会がくるのか?否か? どなたか「知ってるよ」という方はいらっしゃらないでしょうか?(^^;

【場所】墨田区京島3丁目あたりです。

隙 間

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この写真を撮った場所は、もう我が家のすぐそばです。この一帯は、江戸期には武家屋敷。時代が変わって、高名な医師や学者、高級官僚などの屋敷で占められていた...といいます。

そして、いま、また時代が変わり、かつての閑静なお屋敷まちも、高層マンション村(^^;に様変わりです。住居表記が本郷なだけにマンション郷とでも...(^^;

そんなわけで、高層のビルが立ち並ぶこの辺りには、こうして、ビルの隙間が至るところに見られるようになりました。昔は、まちの屋根の上に頭を出し、目印になっていたに違いない大樹も、こうして、ビルの谷間にひっそり状態...になっています。

この樹はサクラですが、樹形を見ると、いかにも、周囲のビルに気兼ねして伸びている...という感じがします。この大きさですから、周囲にビルの壁が迫るたびに、枝が詰められ、こうして細い縦長になってしまったのでしょうが...。

しかし、その樹形と背後のビルの隙間とのバランスが、たまたま...なのでしょうが、絶妙で、「ここには絵がある」と、長い間思っていました。そして、幾度となくトライしていましたが、先日、やっと撮れたのがこの写真...です。裏庭に旅...という感じでしょうか...(^^;

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

錨ハウス

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ここは元浅草です。その元浅草の、四本の大通りによって囲われた四角形のなかほど...という位置になります。「田」の字の真ん中...と言ったほうが分かりやすいでしょうか...。

交通の便を担う道路や鉄道、水路などの、どれをとっても"最寄り"のない場所。一般的な傾向として、そんな場所には、古く、興味深い建物や風景が残りやすいような気がします。

この家の、塀1枚を隔てた裏側は、お寺の敷地です。そのお寺の敷地に沿って、二階建ての看板建築がズラリと並んでいます。その並びの、この家一軒だけが平屋でした。

まさに凹状態で、それだけでも目立ちますが、黒く塗られたトタンと、継ぎ接ぎだらけの雨戸、よく見れば屋根には船で使うアンカーが...。とんでもなく目立ちます(^^; ちょっとギョッとします。が、同時に、思わず笑みも漏れてしまう...。そんな風景でした。

【場所】台東区元浅草3丁目あたりです。

闇光線

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このところ良い天気がつづいていますね。このとき...とばかり、時間が許すかぎり、カメラを抱えて町に出ています。

昨日(15日)は、タッグを組んでいるラブガーデンのyukiりんsanと共に、神保町のブックダイバーさんへ、ご機嫌うかがい(^^;がてら様子見に...。ご主人によれば「今日は町に人が居ないね〜。どうしたんだろう...」とのこと。ま、お話している間に、本の補充に見える参加者もあり、後半戦の巻き返しに期待です(^^;

で、そう長い時間お邪魔するのも何ですから、テキトーなところで切り上げ、いつもよりか〜なり早めに家路につきました。神保町から本郷は完全に歩く距離。まだ日は高いし...大通りを避け、行きつ戻りつしながら歩いていました。

そして、水道橋駅至近の東洋学園が道の真正面に見える位置に差しかかったときです。角度のついた壁面が、太陽の光を受け、眩いばかりに輝いていました。

自動調節機能をもつ人の眼には、こうは映りませんが、カメラは真っ正直に、街に潜伏していた(^^;こんな風景を写しとりました。

【場所】千代田区神田三崎町1丁目あたりです。

京島の秘境

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このところ、神保町のブックダイバーさんでの催しに、ラブガーデンさんと組んで参加...ということもあり、ちょくちょく京島に行く機会がありました。

京島は良いです。ひとがフツーに暮らしているまち...で。が、古い家屋がいよいよ限界に達しつつあるのか、行ってみると「あ、あの家が無い!」というケースが増えているような気がします。

今日の写真を撮った一画は、住人以外は地元の人でも知らない...というほど、ひっそりとした存在のようです。僕は、京島をそこそこに歩いていると思っていましたが、やはりここは知りませんでした。ごく近くまでは歩いていたのに...。秘境たる由縁です...。

が、ここも、訪れるのが二三ヶ月遅かったようです。連続して建っていた平屋の一部が取り壊され、地元の人でも溜め息...という路地が失われてしまったとのことでした。

写真に写っているのは、その路地ではなく、家の裏手と裏手が接する部分です。ま、こちらのほうが、本来の意味での路地になるとは思いますが...。

本来、ここには、光が強ければ強いほど暗い...という空間が在ったはずです。そこに太陽の光が燦々と注いでいます...現在は...。しかし、それもまた、美しい風景になっていました。さすがに秘境。あ、もう秘境じゃないか...(^^; ま、ともかく、皮肉ですね...。

【場所】墨田区京島3丁目あたりです。
昨日のつづきエントリーです。いよいよ今日(13日)から、待ちに待った(誰が?(^^;)、神保町の古書店・ブックダイバーで、ミニ古本市...とも言える催し...初春「女子とふるぽん~」寄港市が始まります。

ゲストで参加させていただく、我ら masa & LOVE GARDENも、販売させていただく品(バスケット中心)と、昨日紹介した『"masa & LOVE GARDEN" 刻印入り革製開運しおり (おみくじ付き) + masa撮影ポストカード7枚』セットなどを搬入。場所取り(^^;なども行ってきました。

今日の写真は、参加なさる方々が、ブックダイバー閉店後に、それぞれにセレクトなさった本を持ち込み、趣向を凝らして並べていらっしゃるところです。皆さん、和気あいあい...楽しみながらも真剣です。で、その参加者につきましては、こちらのエントリーを...。

ということで、本日から「女子とふるぽん~」寄港市 @ 神保町ブックダイバー、スタートします。ぜひともお立ち寄りください。そして、masa & LOVE GARDENの品もお忘れなく〜!(^^;

【場所】千代田区神田神保町 2-12 川島ビル1Fです。
え〜明日(13日大安)から、神保町の秘境とも呼ばれる古書店「ブックダイバー」さんで、『初春「女子とふるぽん~」寄港市』なる催しがスタートします。

今回、そこにゲストとしてお招きをいただきました。他ならぬブックダイバーさんからのお誘い、何とかせねば...なんですが、僕には本を出品するなんてことはとても無理。そこで、急遽、京島のラブガーデンさんに応援を依頼。それを快く引き受けてくださったラブガーデンさんと、タッグを組み、参加させていただくことになった...という次第です。

そんなわけで、masa&LOVEGARDENチームは、参加するといっても、本を出品するわけではありません。なんせゲストですから、まあ、何でもあり(^^; 「女子とふるぽん~」だし、古本にまじってラブガーデンのバスケットなど、雑貨を並べるのもの良いじゃないか...ということに...。

しかし、それだけでは能がありませんので、ラブガーデンさんの発案で『"masa & LOVE GARDEN" 刻印入り革製開運しおり (おみくじ付き) + masa撮影ポストカード7枚(七福神)』セット...なるものを用意しました。

この革製しおりは、小さいものですが、cenさん(ラブガーデン店主)により、完全手作業で製作されます。例えば、masaの部分は、m, a, s, a, と、一文字ずつ打刻しなくてはならない...など、大変手間がかかっています。というわけで、限定50セットしか用意できませんが、その革製しおりも含めてセットで380円(^^;というのはとってもお買い得だと思いま〜す!

また、期間中にラブガーデンの品をお買い求めくださった方には、もれなく、masa撮影ポストカード4枚(獅子舞)セットを差し上げます! どうぞお立ち寄りくださいm(__)m

詳しくは、ブックダイバーさんのこのエントリーや、ラブガーデンさんのこちらのエントリーを参照してくださ〜い。

鳥越の路地

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おかず横丁と呼ばれる商店街から直角に伸びる路地の風景です。ここは、かの大神輿で有名な鳥越神社の近くです。

鳥越神社は、1350年も前から、この地に鎮座している...ということですから、そのお膝元である、この一帯も、かなり古くからまちを形成していたであろうことが想像できます。

しかも、おかず横丁のあたりは、戦災による焼失を免れています。だから...でしょうか、とにかく、ひと昔前の建物と空間が、現役のまま残っています。まあ、そうした姿で残っている理由が、喜ばしいものばかりではないでしょうが...。

ここでも、建て替えなどが進行してはいます。が、まだまだ、かつての町並みを思い浮かべることが十分に可能な状態です。大袈裟に言えば時間を遡ることだってできますよ...。

【場所】台東区鳥越1丁目あたりです。

ショール

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町を歩いていますと、妙な場所や妙なモノにグサリとヤられることがあります...よね(^^;

ここは浅草橋の問屋街です。あるショーウィンドウに、中高年のご婦人用と思われるショールが、このようにディスプレイされていました。

問屋さんなんだから当たり前かもしれませんが、実に簡素です。が、変に凝ったディスプレイよりスッキリとして分かりやすいし、見れば配置やバランスが良く練られていて、なかなかのものです。惹かれるものがありました。

ここでは、もうひとつ惹かれる理由がありました。それは入院中の母のことでした。母はとんでもない寒がりで、冬になるとショールや襟巻きが欠かせませんでした。が、いまでは一年中、空調の効いた病室です。もはやショールは必要なくなりました。このショーウィンドウの前を通りかかったとき、そんな母のことが急に思い出され、足が止まった...というわけです。

【場所】台東区浅草橋1丁目あたりです。

トタンビューティ

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所用で浅草橋に行ってきました。用事を済ませた後は、方向も何も決めず、ただ気の向くままにそこらを徘徊...。

古い建物づたい歩いていると、いつの間にか鳥越神社の前に出ました。ついでですから、境内の様子をうかがうと、氏子が大勢集まって竹をクルマに積み込んでいます。まわりには消防士の姿も...。どうやら「とんど焼き」が終わったところだったようです。ちょっと残念...。

というわけで、そこも素通りし、おおよそ上野の方向を目差して歩きつづけました。その途中で出会ったのが、今日の写真の建物です。この辺りは以前に歩いているのですが、この建物を見るのは初めてでした。路地1本ずれたために出会えなかった...という場合もありますが、とにかく東京は広いです(^^;

それにしても、この建物、一番上の部分は、おそら背を高く見せるための板のみ...という構造だと思いますが、かなり上背があります。現役で使われているせいもあってでしょう...錆びこそ浮いていますが、傷みはひどくありませんし、しっかりと立っている感じがします。左端の窓の日除けテントが無いのが惜しまれますが、まあ、総合的に見て、かなりな高得点です! 都内でも有数の...という感じがします。

【場所】台東区小島1丁目あたりです。

月に向かって...

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昨日は、南千住にある墨田川貨物駅の北〜東側を歩いていました。
その辺りで目に飛び込んでくるものは、まずは高層のマンション群、そして広大な面積を占める貨物駅と巨大なガスタンクです。とにかくかなり大味な風景の要素が揃っています。

なにしろ、造作の大きいものが多いので、環境としては広々としているのですが、それがそうは感じられません。不思議なものです。むしろ、妙な息苦しさ...と言いますか、圧迫感すら感じさせられます。

そんな南千住駅の東側の地域ですが、隅田川の土手に近づくと、いくらか、古い町並みを目にすることができました。なかには、秀逸な総トタンの建物も...。
そんな一画に、おや?と思わせる立派な神社があります。石浜神社です。その敷地は、なんでも、室町時代の武蔵千葉氏の居城だった石浜城の址の有力候補なんだそうです。いまでは、鳥居の向こうにガスタンクが見えたりしますが(^^; かなり由緒のある神社のようです。

そんな石浜神社に参拝し、そろそろ帰路につこうか...と思い、鳥居くぐり、階段を降りかかったときでした。上空に、白い雲がスーッと伸びてゆきます。その伸び方が実にスムーズで気持ちが良いのです。そしてふと気がつくと、その雲が伸びてゆく先に月が浮かんでいます。いや〜なんだか見ているだけで気分が爽快に...。これも御利益かも?ですね!

【場所】荒川区南千住3丁目上空です。

南千住のはずれで

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やはり...と言いますか...年が明けてから南千住あたりが気になりはじめ、昨日今日と歩いてきました。

日本堤や清川も歩きましたが、正月というのに、いつものごとく、町には活気がなく、ズーンと沈み込むような重たい空気が漂っていました。年末から正月にかけて、玉姫公園に路上生活者のためのテントをはり、有志による炊き出しなども行われたようですが、それも4日には撤収。その後は?です。

それはそれとして...南千住駅の東側には、かなり広大な面積を占める墨田川貨物駅がありますが、この写真は、その敷地のさらに東側...もうすぐ隅田川...という地点で撮ったものです。写真の左にちょっとだけ石垣が写っていますが、その向こう側には川沿いの道が1本通っていて、その道の反対側はもう堤防です。

南千住あたりは、もう何度も歩いていますが、この貨物駅の裏側を歩いたのは、今回が初めてでした。昔の風景を知りませんので、何とも...なのですが、現在は、巨大なマンションだらけ...。一種異様な寒さと違和感を感じながら歩いていました。

しかし、こうして、昔ながらの家並みが残っているところもあります。ほんとに所々ですが...。やはり、こうした、錆びの浮いたトタンに洗濯物、傾いた電柱とその間を這う電線...という組み合わせには、どこかホッとさせるものがありますね。光もきれいでしたし...。

【場所】荒川区南千住3丁目あたりです。

浅草仲見世 2009

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今年は、さほど「正月っ!」という感じの風景をアップしていませんでしたので、ここらで、とにかくとそ気分の強いものを...(^^;

写真は、4日の浅草寺参道の様子です。仲見世には、縁起物の、まちの簪(かんざし)とも言えそうな、舞玉が飾られ、それが青空に映えます。そして、ところどころに、正月をモチーフにした看板が吊られています。この位置には、破魔矢と干支の牛をあしらったものが...。そしてさらに、正面奥には、浅草寺の山門が控えています。そこに黒山の初詣客です。ベタベタな定番ではありますが、江戸の...ひいては日本の代表的な正月風景のひとつ...と言えそうです。

初詣にいらっしゃれなかった人、東京で正月を過ごすつもりが実現できなかった人(実は、うちの娘・孫娘もこれに含まれます(^^;)、東京の初詣だよ〜っというエントリーでした(^^;

しかし、ベタとか何とか言いながら、やはり、この日のこの光と環境...かなり清々しさを感じさせました。やはり、正月って特別ですね。当たり前ですが...。

【場所】台東区浅草1丁目あたりです。

浅草ジンタ号

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コイツはいったい何でしょう? ちょっと面白いカタチをしています。惹かれるものがあります...そーとーに...(^^; なんとなく音波銃装備装甲チャリヤカー(提灯はオプション装備)(^^;という感じがします。え?しません? そうかな〜。

ま、とにかくこれまで見たことのないこの物体、浅草の、創業大正元年という "音のヨーロー堂" さんの店先に置いてありました。そして、そのヨーロー堂さんのHPがこちらです。雷門と風神雷神を配した紅白のマークがこれまた良いですね〜。こんな物体が置いてあるのも、そんなヨーロー堂さんならでは...という感じもします(^^;

で、とにかく、お店の方にこの物体は何なのか?うかがってみました。すると次のような返事が...。「これは"浅草ジンタ"というバンドのメンバーが造ったもので、これを囲んでまちを練り歩きながら演奏する」のだそうです。
で、そのバンドのHPがこちらです。いや〜恐れ多いことに、僕はこのバンドのことを知りませんでしたが、既に相当に有名なようですね。Youtubeあたりに行くと、多数のビデオがアップされていました。

しかし、この浅草ジンタ号、追求の余地(^^;あり...ですね。とにかくいちど、実際に稼働しているところを見てみたいものです。

【場所】台東区浅草1丁目あたりです。

笑門福来

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2009年のエントリーはこのご老人の笑顔でスタートです! いやもう、1年中こんな笑顔でいたいものです。皆がこんな優しい笑顔でいれば、世の中、争いごとは起きないのでは?と思われます。

昨年の大晦日...といってもつい昨日(^^;のことですが...は、浅草に居ました。年末に開催された〆飾り市が終わったかと思う間もなく、そのあとには、今日からの初詣客を見込んだ露店がズラ〜ッと並んでいました。まだテント準備中の店があるかと思えば、仕込みの真っ最中だったり、チャッカリと営業を始めていたり...と、まだ足並みは揃っていませんでしたが、さすがに正月気分が色濃く漂う境内でした。

そんな派手な色のテント風景を撮っていたのですが、本当に、いつの間にか、どこからか降って湧いたように、このご老人が、僕の目の前に立っていました。通常であれば、「あ、レンズを向けてはいけないな...」と思う状況でしたが、このときはなぜか、自動的にレンズがそちらに向いてしまった...という感じです。
すると、そのご老人は、僕に向かって「撮ってくれる? いい記念になるわ」と言って、ご機嫌で、実に優しい笑顔を浮かべ、こうして写真に納まってくれました。

このとき思いましたね...。これは、このところ毎日のように観音様に通っている僕に、観音様が姿を変えて会いにきてくださったに違いないと...。このお姿です。まずその説は間違っていないと思われます。これ、半分は冗談ですが、実は、半分は本気なんですね(^^; きっと、僕は、神様に出会ったのです。だから、この写真をご覧になったあなたも、神様に出会ったことになります。きっとご利益がありますよ! 明けまして、おめでとうございます! 良い年になれ〜〜〜!

【場所】台東区浅草2丁目あたりです。


ninepeace.jpg




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