2009年6月アーカイブ

福富街

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今日の写真は、野毛のとなりまち福富町から...です。

福富町と野毛の間には、大岡川が流れていて、両まちは橋でつながれています。その橋を渡って、福富町に入り、そのまま2ブロックほど歩いた地点で振り返って撮ったのが、この写真です。

なんだか見るからに雰囲気が違います。間違いなく日本国横浜...なんですが、風景が違います。聞けば、ここは有名なコリアンタウンだとか...。なるほど...コリアンレストランやコリアンフードの店が多いです。しかし、韓国を知らずに言うのも何ですが、僕には、韓国系の風景というより中国・香港系の風景に見えます。

古びた低層ではあれ、とにかく"ビル"が両側にずらりと並んでいます。にも関わらず、この電線の混み具合です...。かなり自由奔放(^^; 加えて、道路に向かって跳ね上がるようなアーケードと日本的ではない漢字の看板など...。それらが相まって、ここを異国に見せているように感じます。

ところで、ここ福富町ですが、野毛に輪をかけた歓楽街です...というより、これぞ歓楽街と言ったほうが適切かもしれません(^^; と...まあ、そんな土地柄ですが、最近の都会の街が失いつつある生活感とバイタリティのようなものを感じさせられ、惹かれるものがありました。

【場所】横浜市中区福富町仲通あたりです。

野毛モダーン

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ここ数日、横浜野毛の風景を連続してエントリーしてきましたが、それらは、どちらかと言いますと、ヤレ・サビ色の強いものでした。確かに、そんな色の濃いまちには違いないのですが、この世の常で、それ一色...ということはありません。

例えば、古びたゴチャゴチャのまち...という印象のある新宿のゴールデン街に、とても洒落た店が存在するように、ここ野毛にも、おおっと思わせる、洒落た...または個性のある...そんな店も点在しています。さすがに横浜だな...と思わせるような...。

そんな思いにさせてくれた第一号が、このオフホワイトの小さな建物でした。特に左半分...そのまた左上方が膨らむような形になっているのが何ともいい感じです。また、白いレースのカーテンをバックにした蛍光ピンクのPianoの文字が、周囲から浮き上がって見えるのですが、妙に惹きつけるものがあります。

Lyonという名のピアノバーのようです。が、店の外に、枯れた鉢植えやテーブルの脚のようなものが置いてあります。こうして見たかぎりでは、営業しているものやら止めているものやら...という感じです。実際のところ、どうなんでしょうか...。もっと日が暮れてから、偵察に行ってみなくては...です。

【場所】横浜市中区野毛町1丁目あたりです。

野毛の三陽

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昨日、好事家(この方この方と僕です)が桜木町駅に集合し、野毛の名物中華屋・三陽に行ってきました。ただでさえ、朝から太陽が顔を出し、蒸し蒸しと暑苦しい不快指数の高い日に、わざわざ、その指数を飛躍的に高めるような店に入らなくても良さそうなものですが、まあ、好き...なんですね(^^;

この店、実は、4日前のエントリー野毛亜細亜景 (2)に看板だけが写り込んでいました。その写真を撮った時点では「うわ〜凄い店があるな〜。しかも昼間から混んでいて...」という印象でしたが、とにかく、隣の焼き鳥屋さんの建物の魅力に引っ張られ、三陽さんの様子を仔細に観察することはしませんでした。が、写真をアップしてみると、写っているのが看板だけ...にも関わらず、三陽にも大いに話題がおよび、アッと言う間に、三陽突入計画が練られ、実行に移されたのでした。

ちょうど空いていた店先の席に腰をおろすと、いきなり、小窓からオヤジの顔がのぞき、「まずはビール2本と、ネギ炒め、鶏肉のなんたら、でどう...。そうこうしてるうちに、ギョーザ"農薬入り"を3人前出す...」などと冗談まじりに一方的に話してきます。
まあ、この外観ですから、ご主人もそれなりに...とは想像していましたが、その想像を超え気味の展開に、「なんだ?(^^;」と、一瞬たじろぎます。が、考えてみれば、アレコレと注文に頭を悩ますこともありません。暑いし(^^; 「農薬入りは、食べるとちょっと体がしびれて暑さ対策にもなる(^^;」というので「じゃそれで...(ただし飲み物は一部変更)」ということに...。

しかし、こちらのご主人、なんせ憎めないです。天真爛漫型と言いますか、笑顔が良いし愛らしい...。ガサツで失礼を絵に描いたようにも思えるのですが、実は、実に細かい気配りをしているのが分かります。しかも、客が押してほしいポイントを絶妙のタイミングでちょいと押す...といった感じです。

例えば、持ち帰りのギョーザが焼けるのを待っている、そこそこ高齢のオトーさんが居ました。ご主人は、まずは「店内で腰をおろして待ってくれ」と声をかけます。が、オトーさんは「いいよここで...」と、道に立ったままです。暑いので、道の反対側の陰に入って...。すると、しばらくして、思ったよりも時間がかかっていることに気づいたご主人が、店員さんに、「オトーさんに椅子を...」と指示。しかも、鍋をふる手を休めることなく...です。

常連客が多く繁盛している秘密...それは、どうやら、この徹底したユーモアとサービス精神にある...という感じです。憎めな過ぎます(^^; また行ってしまいそうです(^^;

オマケです。看板の下に書いてある"毛沢東語録"をご覧ください。これがまた笑えて暑気払いになります(^^; 語録拡大写真1語録拡大写真2

【場所】横浜市中区野毛町1丁目です。

野毛のはずれ

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横浜の、野毛の最寄り駅というと"桜木町駅"または"日の出町駅"になりますが、両駅の間は、さほど離れていません。そして、その両駅に、花咲町・野毛町・宮川町の3町が挟まれています。有名な飲屋街"野毛"は、どうやら、その野毛町を中心に両翼(花咲町と宮川町)にひろがる一帯...と考えてよさそうです。

今日の写真は、桜木町駅から歩きはじめ、野毛町を通りこして宮川町に入り、日ノ出町に近づいた場所で撮ったものです。したがって、飲屋街"野毛"としてみると、もうはずれ...ということになります。

飲み屋だらけ...という感じから、飲み屋もあるけれど、商店や民家もあり、その間にぽつぽつとホテルなども混じる...という感じになってきます。ま、これは歓楽街であればいずこも...という傾向でしょうが...。

こうして、ほんのちょっと中心部をはずれるだけで、まちは、急に静けさを取り戻したりします。こうした、まちの性格の変わり目...とでも言えそうな地帯、このあたりに立つと、まちが、静かに、深〜いため息をついているような雰囲気があって、捨てがたい魅力を感じることがあります。加えてここは、まちの変遷をも見せてくれているようでした。

【場所】横浜市中区宮川町2丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (3)

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今日も前エントリーのつづきです。ここは、正確にいうと、野毛の隣りになりますが、イメージ的には、大きく野毛でくくって良いように思います。

ここは、歩けば誰もが目を奪われると思います。ゆるやかにカーブした二階建ての建物が、細かく仕切られ、そのひとつひとつが独立した店になっています。ここは、近くにかかる橋の名にちなんで、都橋商店街と呼ばれています。成立した由来は、同商店街のHPに書いてありますが、「昭和39年(1964年) 東京オリンピック開催に伴い、野毛本通りの街並みを美しくするために、露店・屋台を収納して出来たのが都橋商店街です」とあります。

また、気になる建物のカーブですが、その理由はこちらにあります。このすぐ裏手を流れる大岡川に沿って建てられたがゆえのカーブでした。

ここを歩いたのは、ちょうど梅雨の晴れ間の、蒸し暑い日でした。そのせいもあってか、この、ちょっとヤレた建物と、細かく仕切られた商店と不揃いに突き出したテント、ズラリと並んだ看板、店先で仕事をする靴職人の姿...などがあいまって、まるで亜細亜のどこかに迷い込んだような気分でした。雰囲気あります。ネット検索すると膨大な数の情報にヒットするはずです...。

【場所】横浜市中区宮川町1丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (2)

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前エントリーのつづきです。野毛の飲屋街で撮ったものです。

野毛というところは、まともに歩くのは初めてでしたが、飲み屋を中心に、とにかく様々な店が寄り集まっていて、バラエティに富んだたいへん面白いまち...というのが印象として残りました。

もう少し具体的に言うと、新宿ゴールデン街の匂のする店があるかと思うと、新橋あたりのちょっとした小料理屋風情の店があったり、大井町あたりのゴチャッとした飲屋街的な店もあり、渋谷の百軒店あたりのホテル、小岩あたりのソープランドにいたるまで、歓楽と名のつくものは何でもござれの感あるまち...という感じです。

そんな野毛の歓楽街ですが、全般的には元気パワー(^^;を感じました。が、やはり悲喜こもごもです。空き家になっていたり更地になっているところもあります。この一画もそうでした。繁盛している店の隣が更地です。が、いつものこと...そのおかげで、こうして、想像を超える造形の妙を見ることができました。バラックからの発展型でしょうが、煙突からお稲荷さんまであって、とにかく素晴らしい...としか言いようがありません。

ところで、この焼き鳥屋さんは、開店準備中でしたが、ご主人の話では、戦後間もなく建てたもの...ということでした。やはり...という感じです。

【場所】横浜市中区野毛町1丁目あたりです。

野毛亜細亜景 (1)

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先日、玉井さんから「横浜の野毛あたりに、古い、実に味のある自転車屋がある」というメールをいただきました。Googleのストリートビュー画像添付で...。その画像を見たとたん、家を飛び出しそうになってしまいました(^^;

さすがに、大人(^^;ですから、そうもいきませんでしたが、以来、頭のどこかで「ノゲ...ノゲ...」という音が響いていました。そして、昨日、梅雨の晴れ間の到来をとらえて、念願(^^;の野毛探索に行ってきました。

野毛に行く場合、最寄り駅は桜木町です。駅をおりると、海側には、あまり素直ではないデザインの高層ビルが何棟も見えます。いかにも人工的な風景がひろがっていそうです。で、それとは反対の方向に歩きはじめると、すぐに、ヤヤッ!ということに...。まずは、この"野口サイクル"さんの出迎えを受けました(^^;

この、トタンを多用した感じ、いかにも戦後すぐに...という雰囲気です。で、Googleで検索してみると、「大空襲直後の桜木町駅周辺の空撮写真」が出てきました。これを見ると、この一帯も、東京の下町同様に、壊滅的打撃を受けています。というわけで、この建物、まず間違いなく、戦後間もなく建てられた建物の生き残りだと思われます。

【場所】横浜市中区花咲町1丁目あたりです。

梅雨どき夕暮

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ここは新宿です。と言っても、新宿駅と代々木駅との中間あたりです。

数年前までは、このあたりまでくると、さすがに新宿の喧噪も薄れていました。周囲には、日本旅館や料亭などがあり、そこそこに緑もあって、ちょっと落ち着いた雰囲気のある区画でした。

が、この左手に高島屋が建って以来、人の流れが変わり、それらの日本的な建物がどんどん四角いビルに立て替えられ、そこにファンション系のショップがオープン...というパターンがつづきました。そして、そんなパターンでほぼ埋め尽くされた感あり...です。

そんな区画の端に、都心にはきわめて珍しい、生コンクリートや砂などを扱う店があります。今日の写真は、その店に向かって撮ったものですが、なんせ看板だらけですから、説明しなければ、ここが店だとは分からないのではないでしょうか...。ともかく、見るからに、周囲の風景とは異質です(^^;

そんなわけで、ここはひっかかる場所なのですが、梅雨時の、湿気をたっぷりと含んだ空気のなかに、こうしてライトアップされた看板がふわっと浮きあがって見えていると、東南アジアの街的な匂いとともに、ちょっとばかり...旅情のようなものを感じさせます。この夕暮れ...けっこう雰囲気ありました。

【場所】新宿区新宿4丁目あたりです。

未知のまちで (続)

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ここは新宿です。もう1ブロック後方に新宿駅があります。いわゆる目抜き通り...。東京で生活するようになってこのかた、もう数えきれない回数歩いている場所で、一帯は、見慣れに慣れた風景だらけです。

そんな目には、この一帯の風景は、いくら新宿だ!と言っても、新鮮でも何でもなく...どころか、もう退屈な部類に入ってしまうかもしれません。

ん...拙ブログを毎日訪ねてくださる方だったら、何か、つい先日読んだ文章だな...という気がなさるでしょうね。それもそのはずです。この男性の後ろ姿に見覚えがありませんか? 実は、この男性です!

なんと、こんどは新宿を歩いていて、またも、偶然にすれ違ってしまったのです...。しかし、しかし、こんなことってあるのでしょうか...。僕は、わりと、偶然に人と出会う特技(^^;はもっているのですが、それにしても...です。まあ、そんなことがあったからこうして写真をアップしているわけですが、どうもいまだに信じられません。これは何か良いことがある兆しだと思うことにします!(^^;

【場所】新宿区新宿3丁目あたりです。

秋葉原景

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秋葉原景と書いて、この場合は、アキバ原景...と読みます(^^; 再開発の進む旧電気街で撮ったものです。

このところ、秋葉原のまちは、驚くべきスピードで姿を変えつつあります。それも、「店舗長屋を解体して大型ビルを」などという感覚ではなく、「数区画をまっ更にして超高層ビルを」という感じです。中央通りから東側は、それですっかり違うまちになりましたが、その波が、いよいよ、昔からの電気街にも及んできています。

それでも、旧電気街には、まだ、昔の建物がかなり残っています。この一画もその例です。正面奥の建物はビルですが、木造モルタルでもビルだったりするノリが感じられます(^^; 化粧直しはしているようですが、古いですね。そして、左手に見えているのが、この一帯に最も多かったタイプの建物です。表通りに面したところでは、この手の建物が看板建築に仕立て上げられ、一階部分が店舗に...という感じです。

しかし、こうした場所でも、最近は、路地の奥や両側に、電子雑貨(^^;がひしめくように置かれていたり、メイド系アニメの看板が大きくはりだされていたりします。なんせ秋葉は、面積1平米あれば商売になる...という感じのまちです。したがって、こうして、秋葉電気街の旧日常をうかがわせる風景は、実は、ごく限られた数しか残っていません。

【場所】千代田区外神田3丁目あたりです。

アスファルト

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ここは水道橋の交差点です。左端に見える信号の向こうがJR水道橋駅、右端にちょっとだけ写っている高層ビルは東京ドームホテルです。相当に広い交差点です。

この交差点は、我が家からJR水道橋駅に向かうときに、必ず渡らなくてはならない交差点です。しかも、我が家のあるブロックと駅のあるブロックが、はす向かいに位置するため、歩道を2度渡らなくてはなりません。さらに、交差している道路がともに幹線ですから、交通量も多く、信号待ちの時間もそれなりに長くなります。これ...結構ストレスなのです(^^;

今日も梅雨晴れ...という感じで、湿度の高い、はっきりしない天気でしたが、いつものように、ここで信号待ちをしていると、微速で移動するバイクが視界に入ってきました。跨がっている男性に目をやると、これが! スレンダーを絵に描いたような体型...ムッチャクチャにかっこいいのです。モデルを探したってこうはいかない!というレベル。

「これはもうどうしても撮る!」という勢いで、その男性に向けてカメラをかざし、目で合図を送ると、向こうからも「いいだろう」との無言の返事が返ってきました。あとは決めるだけ...勝負...(^^; という感じです。で、できあがったのが今日の写真です。今日だけは、ここがフィールドに思えました...。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

未知のまちで

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ここは銀座です。もう1ブロック後方に銀座4丁目の交差点があります。いわゆる目抜き通り...。東京で生活するようになってこのかた、もう数えきれない回数歩いている場所で、一帯は、見慣れに見慣れた風景だらけです。

そんな目には、この一帯の風景は、いくら銀座だ!と言っても、新鮮でも何でもなく...どころか、もう退屈な部類に入ってしまうのかもしれません。

が、実に、そこが問題なんでしょうね。実際には興味深いものを、面白くもないものに見せる眼鏡がかけられたようなものです。でもそれが人の習性のようなものでしょうし...難しいところです。

今日、すれ違ったこの男性、明らかに海外から日本に着いたばかりなのようです。地図を頼りに、予約を入れてあるホテルを目指しているようでした。どうやら日航ホテルあたりかな?という感じです。

ところで、この写真を撮った動機は「おお、カッコイイ」というものでしたが、帰って現像しながら眺めていると、「この時この男の眼に映っている風景」のことに想いがゆきはじめます。見知らぬ町に行ったときの、あの距離感のズレのようなもを感じながら、一抹の不安感や期待感をもって、周囲の風景を眺めているはずです。これ...ですね、忘れてはいけない感覚...。

【場所】中央区銀座5丁目あたりです。

唐突ですが、今月の20日(もう明日...ですね)に、写真雑誌『日本カメラ』の7月号が発売されます。

私事で恐縮ですが...その号で、僕の活動と写真集『時差ボケ東京』を紹介いただいています。よろしければ、本屋さんにお立ち寄りの折りにでも、ご覧いただけたら...と思います。そして、さらによろしければ、ぜひ!...です(^^; m(__)m

僕は、なかほどの「現代アマチュア精神の体現者たち」という特集記事のなかで紹介いただいています。その特集は、植田正治の言葉「わたしはアマチュアですから」の真意を問い、その答えを、実例をもって示そう...というものです。そして、光栄にも、そのいち例として、僕の"時差ボケ写真"を採り上げていただいた...というわけです。

「記事を見せろ!」という声が聞こえてくるようですが、そこはやはり、とても好意的な記事にしてくださった日本カメラ社さんやライターさんのことも考えて...です(^^; ぜひぜひ本屋さんに足をお運びください! 『日本カメラ』7月号の122/123ページです。...という速報でした。宜しくお願いいたしま〜すm(__)m

【記】日本カメラのホームページ
【追記】やはり、そのページの様子がまったくわからない...というのも可愛いくないので(^^; 雰囲気だけご覧いただけるようにしました。こちらです

本願寺参道から

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浅草本願寺の参道のなかほどです。本願寺は江戸切絵図にも記載のある有力なお寺ですが、最近では、このすぐ右手にある、調理厨房用品などで有名なかっぱ橋商店街の陰にかくれ、ややかすんでいるように見えます。

その参道の両側には、いまでも、二階建ての長屋がつづいています。ただでさえ規模の大きい本願寺があって空がひらけているのですが、そこへもってきて、両側に二階建て...ですから、ここに来ると、風景に圧迫感がなく、気分が清々します。見る角度と光によっては、ハワイの田舎町の匂いさえすることがあるのですが、今日はそれじゃありません(^^; また今度...です。

というわけで、今日の写真ですが、これは、参道沿いの長屋の切れ目を撮ったものです。このトタンでの処理を見ると、この手前に建物がつづいていたことは明らかです。実は、この反対側にも全く同様のトタン壁が見えます。ちょっと不自然...。こうなるには、それだけの理由がありそうです。が、残念ながら、僕の力では、風景からそれを聞き出すことはできませんでした〜(^^;

【場所】台東区西浅草1丁目あたりです。

アキバ街夜

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今日は梅雨晴れ...雲が薄く時々陽もさす...という感じの一日でした。

そんな今日、ちょっとした長距離移動をしてきました。中央線に乗って、西八王子まで行き、そこで折り返して秋葉原まで...という行程です。(^^;ま、「そんなの通勤距離でしょ」と言われてしまうと、「ごもっとも!」としか答えようのない距離ですが、僕にとっては...です(^^;

ま、それで...です。帰りの電車が水道橋駅に近づいたころ、本郷あたりの上空に、黒い雲がひろがっているのが見えます。梅雨晴れは長くはつづかないな...最後に降られそうだな...という感じです。

で、ここからが論理的でないのですが、「じゃ、どうせ降られるのなら、アキバで用を足してから帰ろうかな」ということになりました。自分でもよく分からない思考ですが、ま、そんなわけで秋葉原駅で下りて、あきばお〜でブランクのDVDを買って、いざ帰路に...ということになりました。で、アキバの駅に向かっているときに、ウヌと気になったのがこの光景...。なんとなくサスペンスとかハードボイルドといった感触があります。アキバは、アニメとメイドだけの世界ではないようですね...。

【場所】千代田区外神田1丁目あたりです。

雨季新宿

日本では、雨季(雨期)とか乾季(乾期)とか言いませんね〜。ちょうど今時の、雨の多いシーズンを梅雨...とは呼びますが、雨季とは言わないようです。それに、晴れの多いシーズンでも、乾季とは言いませんよね。湿度の高い国ですから、乾季なんて無いんですね(^^;きっと...。

ま、それはそれとして...今日は新宿に行ってきました。西口一帯に点在するカメラ屋さんめぐりです。はい、機材にはわりと無頓着な僕ですが、たまには...です(^^; 実際には、無頓着と言うより、必要なもの以外に手がまわらない...ということで、事情が変われば(!!!)、あれこれと集めまくるかも?です(^^;

ところで、このところ、あまり家を出ていませんでしたので、まちを歩いているだけで結構新鮮です! 良いことです! が、なんと湿度の高いことよ...。もうすっかり梅雨だ...ということを、今日の今日まで体感していませんでした。不覚(^^;

しかし、何ですね...国会議員さんあたりが音頭をとって、省エネとかエコとか言って、カッコわるい夏服を普及させようともしましたが(^^; やはり、カッコわるいものは普及しませんね〜(^^; 最近は、若者の着こなしが乱れているとか何とか言いますが、それを含め、蒸すというのに、いや〜皆さん結構きっちり着るもの着てます...来てます...ニッポン(^^;

【場所】新宿区西新宿1丁目あたりです。
ご存じの方も多いと思いますが、『さくらんぼのしっぽ』という本があります。日本人の男性と結婚したフランス人女性が、故郷のフランスの習慣や生活を知ってもらいながら、両国の文化の橋渡しをしようと、日本語で書いた本です。

内容は、料理レシビ付きエッセイ集...といった趣で、体裁からすると、もう絵本と言ったほうがよいかもしれません。小洒落でもオサレでもなく、洒落た本です...本気で(^^;

その本にまつわる話は、ここで僕が語るよりも、こちら(MyPlace)こちら(aki's STOCKTAKING)をご覧いただくほうがはやいと思います(^^; ということで、しらばらくそちらへどうぞ...(^^;(^^;

まちの洋服店

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まちから、専門店というものがどんどん消えています。が、意外と健闘しているように思えるのが洋服店です。それも注文服専門...という感じの店。この花岡洋服店もそんな例です。

ここは文京区の向ヶ丘です。水族館劇場がテントを設営していた光源寺をはじめとして、お寺がとても多いまちです。また、この洋服店の前の通りは、白山上(本郷方面)と団子坂(谷根千方面)をむすんでいて、人通りも車の流れもそこそこにありますが、このあたりは、どうしても中間点・通過点になってしまうのか、商売に向いた場所ではなさそうに思えます。

そういったハンデを背負った土地にありながら、質実ではあるものの、こうして、夕方になると明かりをともし、暖かみと清潔感のある佇まいを見せているこの洋服店...ぐっと惹かれるものがありました。

で、考えてみると、確かにこの場所は商売に向かないのかもしれませんが、昔から、まちの仕立て屋さんは、服を誂えるお客の邸に出向いて、採寸や仮縫いをやっていたものです。この近くには、西片や駕町といった、お屋敷まちが控えています。こちらのご主人は、きっと、そういった古い顧客を多々抱えておいでなのだろう...と想像します。間違いなく、良い仕立てをなさるのでしょう...。

【場所】文京区向ヶ丘2丁目あたりです。

菊坂夕刻

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本郷の菊坂通りです。この季節の夕刻、太陽が通りの奥のほうに沈むようです。夕陽に染められた通りは、いつもとはちと違う、いい感じの表情(^^;を見せていました。

先日来、退場疱疹...アレ(^^; 帯状疱疹などを患い、ヘタヘタしていましたが、それがやっと下火になると、こんどはMacが絶不調になり、結局Apple Storeに入院というはめに...。入院期間は1週間とのことです。Windows機があるとはいえ、それで1週間をしのぐ..ということは考えらません。急遽、代替えMacを購入せざるを得ませんでした。こういうのを、masaに泣きっ面に蜂ってんでしょうね(^^;

というわけで、新マシンが来たわけですが、そのセットアップになかなか時間がかかります。なにしろ、先代マシンがデータを引き抜く前にダウンしてしまったわけですから、それと同等の環境を新マシンで再現するにあたっては、記憶や外付けHDに残っていたデータなどに頼らざるをえません。とにかく能率が良くありません。

しかも、やはり、僕も大人ですから(^^; 外での用事もあります。そうそう新マシンのセットアップにかかりきり...というわけにもいきません。そんなわけで、ここ数日は、残りの時間は、まち歩きどころではない状態がつづいていまいした。ま、実は、セットアップも結構おもしろかったりはするのですが...。

とは言うものの、根を詰めますから、けっこう疲れます。そんなわけで、今日は、夕方になってきれいな光が差していましので、気分転換がてら近所の東大まで散歩に...。その途中で目にしたの今日の写真の風景でした。

【場所】文京区本郷4/5丁目あたりです。

水族館劇場 (3)

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水族館劇場そして水族館劇場 (2)...と紹介させていただいた劇団の、今回の公演としては最終日となる昨夜(6月8日)、駒込大観音光源寺の境内に行ってきました。

境内に入ると、「あれ〜あの人だ」という人や、「あ、あなただったのですか」という人や、「なんだあなたじゃん」という人など...多士済々です。そして、いつの間にやら、境内が、文字通り、人で埋め尽くされます。

そんなこんなで(と、やたらとはしょります)、あたりがやっと暗くなった頃、この劇団の公演がスタートします。まずは、テントの外で行われるプロローグから...です。このあたりからして、この劇団、すでにひと味ふた味ちがいます。左の写真は、その風景です。こうした状況で行われているため、役者、舞台、観客、まち、日常...などの"境"が、きわめて曖昧です。

それが終わると、こんどは、入場券を持っている人が、番号順にテントのなかに誘導されます。テントのなかでは、鳶姿の座長が、ハンドマイク片手に指示をとばしていて、それに沿って案内係の人に導かれて着席します。これがまたかなり見物です(^^;

そんなわけで...と、またもはしょりますが、わりとすんなりと幕が開きます。が、舞台で芝居が演じられている間は撮影は禁止ですから、当然のことながら、その写真はありません。

で、もう芝居が終わった後にうつります(^^; 右の写真です。もう割れんばかりの拍手のなか、座長(中央の鳶職に見えるひと)が、役者と裏方のひとりひとりを、丁寧に、観客に紹介してゆきます。芝居も良いけどここも良い...のです。 この座長は放っておくと、団員の紹介が終わったら、こんどは、「...カクカクシカジかで...千駄木からお越しの○○さん!」などと、観客ひとりひとりの紹介にうつりかねません(^^; ま、そんな精神をお持ちだ...ということのたとえ...ですが...。

実は、僕は、この前日が千秋楽だと思い込んでいて、前日にも、この芝居を観たのです。が、ほとんど芝居を観たこともない僕に、単純に「これは翌日も観たい...」と感じさせるものがありました。凄いのです...この劇団。

■カテゴリー : 水族館劇場

【追記】Blog"谷根千ウロウロ"のエントリー「水族館劇場・メランコリアの日々
【場所】文京区向丘2丁目あたりです。

向島夕刻

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ここは向島...知られた料亭街です。と言われても、この感じです。「そうなの...」で終わりそうですね(^^; 確かに、町並みとしては、どうと言うこともないです。特にここは、右手に工場が見えたりもして...。

が、しかし(^^; そうは言っても向島です。この少し手前には、見番通り...と呼ばれる通りがあります。ひと昔前は、多数の見番があったそうです。そして、この一帯には、料亭が軒を連ねていた...ということも考えあわせると、当時の、華やぎと賑わい...は、そうとうなものであったろうことが想像できます。

ところで、この通りから左右に折れる道がありますが、それらの道に入ってみると、いまでも、ぽつぽつと、料亭の姿を目にすることができます。点在...ではありますが、「へえ、まだこんなに残ってるんだ」という印象です。

ということは、その料亭のお座敷を盛り上げる芸妓さんも存在するわけなんですね。ここ向島では、夕刻になると、そういった筋の方とおぼしき姿が通りに見られるようになります。明らかに、空気が艶やかさを増しはじめます。花街の記憶が立ちのぼってくる時刻...とでも言えそうです。いい感じです(^^;

【場所】墨田区向島2丁目あたりです。

やきとり"バナナ園"

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ここは十条にある富士見銀座という商店街です。露店に毛が生えたような、古い、実に小さな、愛らしい店が残っていました。

まずは、右の店ですが、看板にうなぎとありますが、実際に店頭にならぶ商品は青果です。夕方になると、どこからかおじさんがやってきて、シャッターの前に積まれた箱を路上にひろげ、そのうえに青果を並べて開店...となります。

そして、その左のやきとり屋さんが今日の主役です。これは、ご主人に聞いた話ですが、その昔、ご主人のお父さんが、ここでバナナを売りはじめたのが、この場所での商売のはじまりだったのだそうです。いわゆる叩き売りのようなものだったようです。バナナの叩き売り...なんとも懐かしい響きです。

で、その後、バナナの商いはやめ、やきとり屋に転身なさったのだそうですが、その際に、(面倒なので)看板を書き替えることなく、そのまま、やきとりを焼いて売って...を始めたのだそうです。世にも珍しい「やきとり"バナナ園"」の誕生です(^^; その頃の写真を見せていただきました。残念ながら、その看板は写っていないのですが...。

ところで、こちらの店ですが、どういうわけか、店前のテーブルと椅子に婦人が陣取っているのをよく目にします。なぜかな?と思っていたのですが、ご主人と話をしているうちに、その理由も分かった気がしました。

こちら、営業は主に昼間で、夕方を過ぎると閉店してしまいます。しかも、メニューに飲料がありません。ご主人が酔っぱらいが嫌いなので、飲みたい人は、どこかで買ってきて好きに飲んでもらう主義なのだとか...。これだと、酒類を買いに行くのが面倒なので、ベロベロになるまで飲む人はまず居ないのだそうです。なるほど!でした。ここは僕向きだ!(^^;

【場所】北区十条仲原2丁目あたりです。

上十条古町景

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こんなわけで、十条駅でwakkykenさんと待ち合わせた後、とりあえず簡単にお昼を...ということになりましたが、その前に、ちょっとだけ、十条という町のひと頃の姿を感じさせる風景を見ておこう...ということになりました。

十条駅に降りて、南へちょっとだけ行くと、駅のホーム南端をかすめるようにして、王子方面へ向かう道がのびています。その道沿いには、まだ、ひと昔前の十条にはこんな風景がひろがっていたのだろう...と思わせる、いかにも古い看板建築などが残っています。が、勿論(?)のこと、そういった古い建物が整理(?)され、新しいマンションに衣替えしている風景もチラホラと見られます。

そんな現状を見ながら、王子方向にしばらく歩いていると、平屋の八百屋が見えてきます。2階建てがつづく町並みにあっては目につく存在です。しかも、その背後に、銭湯の煙突がそびえて見えます。ここで面白いのは、そのふたつがセットになって、何やら風景の化学反応(^^;が起きていることです。三角屋根の平屋と煙突...という不滅(^^;の組み合わせ、何ともノホンとしてて、気分がゆるみます(^^;

【場所】北区上十条1丁目あたりです。


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