野毛亜細亜景 (1)

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先日、玉井さんから「横浜の野毛あたりに、古い、実に味のある自転車屋がある」というメールをいただきました。Googleのストリートビュー画像添付で...。その画像を見たとたん、家を飛び出しそうになってしまいました(^^;

さすがに、大人(^^;ですから、そうもいきませんでしたが、以来、頭のどこかで「ノゲ...ノゲ...」という音が響いていました。そして、昨日、梅雨の晴れ間の到来をとらえて、念願(^^;の野毛探索に行ってきました。

野毛に行く場合、最寄り駅は桜木町です。駅をおりると、海側には、あまり素直ではないデザインの高層ビルが何棟も見えます。いかにも人工的な風景がひろがっていそうです。で、それとは反対の方向に歩きはじめると、すぐに、ヤヤッ!ということに...。まずは、この"野口サイクル"さんの出迎えを受けました(^^;

この、トタンを多用した感じ、いかにも戦後すぐに...という雰囲気です。で、Googleで検索してみると、「大空襲直後の桜木町駅周辺の空撮写真」が出てきました。これを見ると、この一帯も、東京の下町同様に、壊滅的打撃を受けています。というわけで、この建物、まず間違いなく、戦後間もなく建てられた建物の生き残りだと思われます。

【場所】横浜市中区花咲町1丁目あたりです。

コメント(14)

此処の隣の中華屋で飲んだことがあります。野毛に行くのはたいてい夜帯なので、此処がこんなに素敵な自転車屋だとは存じませんでした。
野毛に行かれたとなると、大岡川沿いの飲み屋アパート(都橋ビル)はご覧になりましたでしょうか?

(野毛は戦後すぐに闇市ができた町と聞いております。)

野毛には「にぎわい座」があるので何度か行って、大いに「やや!」と思いました。
てっぺんに載ってる小さな青いところはどうなっているのでしょう。
そして、ミヤタ自転車の愛用者としては「エッヘン」という気持ちです。ヤツを連れて行ってやりたいです。

>M.Niijimaさん
おお〜このお隣で...ですか...。他のカットで見ますと「紹興酒楼」とあります。
やはり、呑める方がこのあたりを歩くのは夕方以降ですよね(^^; が、僕の場合は、下戸ですから特に、どの盛り場にしても、歩くのは昼間中心になります。したがって、どんな盛り場だろうと、時間帯の違いから、常連さんたちの見る風景とは違うものを見ることになるに違いないと思っていました。その違いををどう消化するか...によって、写真がおおいに違ってくるとも思いますけど...。
で、都橋商店街も見てきました。見事ですね...。そちらの写真もアップするつもりでいます。

>braryさん
はいはい、僕も、この前に立ってMIYATAの文字を見たとたん、反射的に、アルマックスG〜!という語が脳裏をかすめましたから(^^;
ところで、僕は、「にぎわい座」の前を通りながら、そうとは気づいていませんでした(^^; お、ビルなのに歌舞伎座みたい(^^;(^^;なんて感じで通りすぎていました。その隣のフレッシュネスバーガーには気づきましたが(^^;(^^;しまりません(^^;(^^;
で、てっぺんの青い部分ですが、お隣の建物のてっぺんの凸部のことでしょうか...。もしそれでしたら、屋根(屋上)に出る階段だと思うのですが....。また、看板の"イク"上方の青部分でしたら、隣の看板建築の飾り...だと...。

このあたりも大空襲で壊滅的状態だったのですね・・・東京下町の状態と本当に似てます・・・
野毛って地名は耳にして居りましたが未知の地です。
「亜細亜景」って響きが何ともミステリアス(=^エ^=)

ご丁寧に(しかも付け足していただいて!)ありがとうございます。"イク"ほうです!
ぼんぼりがついているやつですね。灯っているところも見たいですが、横が開きそうなのが気になりまして。
野口サイクルさんの領土はどこまでなのか?と思ったりもしています。青でいってますから、「お隣」はその後「ご自分」になっているような気もしたりして。

(いいなあ、と思って何度もみているので、しつこくてすみません~。)

>chatnoirさん
現地を歩いてみますと、「ここで60年...」とか「戦後の...」「戦後間もなく...」といった言葉を耳にしましたので、気になって調べてみますと、案の定...でした。ほんとに凄い被害を受けたのだな...と、こういった写真を見るたびに胸が痛みます。
で、野毛...ですが、僕も、ノゲという音を聞きますと、つい上野毛を思い浮かべてしまいます(^^;

>braryさん
あ、そちらですね。元の写真を大きくして見ましたら、開くようにはなっていません。トタンが合わせてありますので、そんな感じに見えているようです。で、確かに...同じブルーつづきですね! そう言えば、こちらの店の方が、左奥のほうに出入りなさっていたような気がします。braryさんのご想像とおり、これはミヤタ本人になってますね(^^; いや〜これはちょっとした発見です(^^;

ぼくが撮るよりも、この店をmasaさんの手になる写真の被写体にさせてやりたいと思ったので、写真を撮れませんでした。この店の建物そのものがいいし、看板の剥げた様子、アーケードの鼻先の板につけた控えめな装飾、アーケードをつくったときに屈曲をさせられたであろう街灯の柱、まわりの建物・・・時間のレイアが幾重にも重なっているのが見て取れる。それが、いまも自転車屋としてしっかり生きているんだから、胸をさわがさずにはいられません。
戦後の写真を見ると、ここでも川を埋葬して道路にしてしまったのかと、くやまれます。

>玉井さん
この建物や野毛について教えてくださいまして、ありがとうございました。玉井さんから勧めていただかなかったら、このあたりの興味深い風景を見逃すところでした。
ここのアーケードがまたとても良いですね。やはりトタンなのでしょうか...。威圧されるくらいの迫力を感じました。そして、それを避けるようにカット&リベット細工された街灯の柱が泣かせますね(^^; ともかく、野毛にはもういちど行こうと思っています。
そして、川につきましては、全く同感です。ずいぶんと埋めてしまったのですね。それがいつ頃どうして...などなど、興味はつきません(^^;

港湾都市ですから、運河は縦横に走っていたのですね。
リンク先の戦後すぐの写真は、恐らく現ランドマークタワーのあたりから南へ向けて撮ったのでしょう。
奥にこんもりしているのが山手。その先の海は磯子。(左手にあるはずの横浜港がフレーム内に収まっていませんね)

・左下の舟がたくさん溜まっているのが大岡川の河口(すなわち、そこから右のほうへ向かっている川が大岡川=現存)。
・写真手前から大岡川までが桜川(戦後すぐに埋め立て)。
・その先から奥のほうへ(現JR根岸線に沿って)派大岡川=現在高速道路。
・写真真ん中あたり、派大岡川から右方向へ(現大通り公園)吉田川=横浜市営地下鉄を下に通して埋め立て(昭和40年代)
・写真奥のほう(山手の台地の手前)には中村川(現存)らしい筋も認められますが、はっきりしていませんね。

横浜大空襲は20年5月29日だったのだそうです。
焼け残ったビルなどのほとんどがGHQの施設として利用されたそうです。
長々と失礼いたしました。

>M.Niijimaさん
空撮写真について説明していただき、ありがとうございます。最初に写真を見たときは、土地勘のない横浜のこと...。桜木町上空...などと言われてもピンときませんでした。が、しばらく見ていると、駅周辺の様子や、特に大岡川と都橋商店街の位置が、およそ把握できました。そこに、こうして説明を加えていただきましたので、それを読ませていただきながら、改めて、現在の地図などと合わせながら見ていました。川や運河が残っていると実に照合が楽なんでしょうが、それらが埋め立てられると、ほんとに地図的にも、風景が大きく変化しますね。それにしましても、仔細なコメントをありがとうございました。

そういえば石川初氏が編集協力した「10+1 No.42 特集=グラウンディング 地図を描く身体」の表紙がこの空撮写真と略同じアングルです。桜木町駅前辺り、ダルマ船の数は減っていますが未だかなり繋留されてますね。
空撮写真の焼け野原の遠くに根岸競馬場とか横浜球場(横浜公園平和野球場)が焼け残ってますね。Wikipediaで横浜公園平和野球場を調べたら戦時中、スタンド下を捕虜収容所として捕虜にした連合軍兵士を収容していたそうですね。焼け残っている理由に合点。(^_^;)
根岸線が開通したのはオリンピックの年、昭和39年、わりと最近、それで横浜から石川町まで高架なんですね。

因みに野毛では30年以上前と20年くらい前に呑んだことがあるだけです。30年以上前は屋台に毛の生えた程度のオバチャン一人だけの沖縄料理の店...豚足に冷やしトマトに泡盛で...

>iGaさん
エエッとなって「10+1 No.42」を引っぱり出してみました。ほんとだ! しかし、iGaさんの記憶力ってのはほんとに凄いですね〜。観察力もだけど...。信じられません...。で、まあ、そうですね、連合軍というか米軍は、かなり正確に爆撃したってことですかね(^^;
で、東京では、オリンピックが街の開発(改造)の大きな節目になっていますが、その波はここ横浜にも及んでいたのですね。今日エントリーした都橋商店街なども、やはりオリンピックを機に建てられたとのこと...。こんなことを今日の今日まで知りませんでした(^^;



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