まちの洋服店

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まちから、専門店というものがどんどん消えています。が、意外と健闘しているように思えるのが洋服店です。それも注文服専門...という感じの店。この花岡洋服店もそんな例です。

ここは文京区の向ヶ丘です。水族館劇場がテントを設営していた光源寺をはじめとして、お寺がとても多いまちです。また、この洋服店の前の通りは、白山上(本郷方面)と団子坂(谷根千方面)をむすんでいて、人通りも車の流れもそこそこにありますが、このあたりは、どうしても中間点・通過点になってしまうのか、商売に向いた場所ではなさそうに思えます。

そういったハンデを背負った土地にありながら、質実ではあるものの、こうして、夕方になると明かりをともし、暖かみと清潔感のある佇まいを見せているこの洋服店...ぐっと惹かれるものがありました。

で、考えてみると、確かにこの場所は商売に向かないのかもしれませんが、昔から、まちの仕立て屋さんは、服を誂えるお客の邸に出向いて、採寸や仮縫いをやっていたものです。この近くには、西片や駕町といった、お屋敷まちが控えています。こちらのご主人は、きっと、そういった古い顧客を多々抱えておいでなのだろう...と想像します。間違いなく、良い仕立てをなさるのでしょう...。

【場所】文京区向ヶ丘2丁目あたりです。

コメント(6)

何と御洒落な佇まいなのでしょう♪
masaさまの目線だから確実に捉えられるのですね~~~懐かしさとともに・・・
奥のトルソーは紳士服ですよね?紳士・婦人とも、お仕立てされるのですね?
文京区のお屋敷街・・・お得意様が多く存在していたのでは?と私も想像いたします。
貴重なお話が伺えそうですね~~~興味津津・・・不謹慎でしょうか~~(=^エ^=)

>chatnoirさん
早速コメントをありがとうございます。仰っしゃる通り、奥のトルソーは紳士用です。紳士・婦人ともに...というのは割と珍しいですよね。なんとなく、こちらはご夫妻で仕事をなさっているような気もします...単なるカンですが...。
ほんとに、ご主人にうかがえば (お話にはならないでしょうが) この界隈の本当の旦那衆の生態がわかろうか?と思います(^^; 昔は出入りの商人とか職人とか...ごく当たり前にありましたから、そのあたりからあれこれと話が伝搬したのでしょうね...。しかし、そういう旦那...というのが少なくなりましたね〜。

永遠にこのままいていただきたい~思ってしまいます。

>Gatta Italianaさん
きっと、水族館劇場の舞台となって残るような気がします(^^;(^^;

偶然、ここに立ち寄りました。
花岡さんよく存じ上げています。祖父の代から3代、70年の付き合いです。

>Gintetsuさん
コメントをお残しくださいまして、ありがとうございます。なんと、3代70年のお付き合いとは恐れ入りました。実は、家人の家は、白山に80年ほどありました(10年ほど前に引っ越しましたが)ので、もしやGintetsuさんともどこかで...という可能性がありますね。世間は広くもあり狭くもありますね(^^; これを機会にどうぞ宜しくお願いいたします。



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