さくらんぼのしっぽの素

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ご存じの方も多いと思いますが、『さくらんぼのしっぽ』という本があります。日本人の男性と結婚したフランス人女性が、故郷のフランスの習慣や生活を知ってもらいながら、両国の文化の橋渡しをしようと、日本語で書いた本です。

内容は、料理レシビ付きエッセイ集...といった趣で、体裁からすると、もう絵本と言ったほうがよいかもしれません。小洒落でもオサレでもなく、洒落た本です...本気で(^^;

その本にまつわる話は、ここで僕が語るよりも、こちら(MyPlace)こちら(aki's STOCKTAKING)をご覧いただくほうがはやいと思います(^^; ということで、しらばらくそちらへどうぞ...(^^;(^^;

お帰りなさい!(^^;
様子がつかめましたでしょうか? そんなわけなんです。

で、玉井さんのブログに掲載されている写真をクリックすると表示されるページに、以下の文があります:
「私は、父方のひいおばあさんたち、グラン・メール・シュボシェとグラン・メール・ゴデの料理ノートも持っています。これらはもともと父方の祖母のグラン・ママンが持っていたものを、彼女が亡くなったときに私が譲り受けたのです。」

なんとも素敵な話です。素敵なだけではなく、なにか、とても重要なことを教えられる思いにさせる話ですね。

実は、先日、村松さんのご自宅をお訪ねする機会を得たのですが、そのときに、エマニュエルさんが受け継がれた料理ノートのことが話題にのぼりました。その時に、そのノートの一部を見せていただき、撮ったのが今日の写真...というわけです。ノートの一部が、木の葉(間違いなくフランスのものでしょう)やワインのラベル、果物の皮などと一緒に額に入れられ、部屋の壁にかけられていました...。

【場所】東京都調布市あたりです。

コメント(6)

おはようございます(^^♪
「さくらんぼのしっぽ」妹にプレゼントしました♪
妹から姪へと伝わっているようでチョッピリ嬉しいのです(=^エ^=)
masaさまのおっしゃりたいこと心に響きます・・・

>chatnoirさん
こんにちわ。「さくらんぼのしっぽ」って、プレゼントの精神...それも家族的な...があふれたような本ですから、プレゼントされるためにある本という気さえします。それが、妹さんのところで引き継がれて...なんて、この本の内容とダブってきます...。素敵な話をありがとうございました。

 むかしは、代々、家庭の味を受け継いできたものだとは、日本の家庭でもよく言われることですが、レシピというかたちにしてそれを受け渡すという話は、あまり聞いたことがないように思います。なにごとも、どうも日本では秘伝のようにしてつたえられることが多いですね。
エマニュエルさんがひいおばあさんのレシピをお祖母さまから受け継いで使っていらっしゃるということをこの本で読んだときに、ほんとうにいい話だなと思いました。
 しかも、身近なひとの中でもとくに料理のデキる小野寺さんが、この本を愛読・愛用のあまり今ではボロボロになっているとコメントに書いてくださったときには、ますますうれしくなりました。
フランスの、3世代も前の方がお書きになったレシピの血を受け継いだ本が、日本でもそんなに愛されているといるんですからね。なんだか、生命の一部がそうやって受け継がれているような気がしました。
これを見せていただいたmasaさんがうらやましい。というより、おかげでだれもがその断片を見て思いを広げることができるのですから、ゆたかな気持ちにさせてくれます。

>玉井さん
コメントをありがとうございます。この本、そしてこの料理ノートの話を、玉井さんのブログで初めて知ったときは、僕はまだエマニュエルさんを存知あげませんでした。が、お目にかかってみますと、この本を読んでイメージした通り...といいますか、この本を鏡に映したようなお人柄だと感じました。そして、こうして、熱い思いがストレートに詰まった本はやはり違う...と、つくづく感じました。そんな本が、村松さんご一家と縁者の方々のあいだだけではなく、小野寺さんやchatnoirさんの妹さんという、近隣の方々のあいだでも、読まれ、レシピが受け渡されていると思うと、ほんとに気持ちが暖かなくなります。今回、幸運にも、村松さんのお宅をお訪ねする機会を得ましたので、その際にはぜひ!と思っていたことのひとつが、そのノートを見せていただくことでした。そのノートは既に、エマニュエルさんのノートに書き写されているので、すぐには出せないところにしまってありましたので、それを出していただくのは遠慮し、代わりと言っては変ですが、切り離したページを見せていただいた...というわけです。「お〜あなたでしたか...やっと会えた〜」という感じでした...。

お久しぶりです。

「さくらんぼのしっぽ」は、別荘の書庫にありますので、今度行った時持ち帰ります。出版当時、川好きotokoは柏書房で取締役でした。松村さんの話は彼から聞いていたのですが建てられた家、というのが秋山さんの設計作品だったとは…、いやはや、月並みですが「世間は狭い」です。

私はお菓子作りも一応はしたのですが、「お母さんのお菓子はあまりおいしくない」と娘の批評です。レシピがいい加減できちんと計らないで作るのが一因かとも思いましたが、粉が数グラム多かろうが少なかろうが、火加減や塩梅でなんとかおいしくなるのでしょうね。
まぁ、それはともかくとして、フランスの家庭では、その家に代々伝わるレシピ集がある、とはよく聞いていたことです。「じんた堂さん」とも話したのですが、日本の家庭料理は昭和30年代後半から、簡単にした洋風料理など(私に言わせれば「和製英語」ならぬ「和製洋風料理」)が全国的に広まった。昭和30年代前半の日本の家庭料理レシピの本が欲しい、とはじんた堂さん。
代々のレシピ集などが、日本の家庭には無さそうな…。大体、料理のレシピを文字で書き付けておく、などは私の曾祖母・祖母の頃はしなかったですものね。
上製束見本を「我が家のレシピ集」にして書き込んでいるのですが、さて将来娘が見てくれるものやら…。

>川好きonnaさん
こんばんわ。コメントをありがとうございます。「さくらんぼのしっぽ」を初めて手にしたときから出版元「柏書房」が気になっていました...実は。が、それに触れて、川好きさんを引っ張りだすことになってもな...と思い、触れずにいました。
しかし、こうしてみますと、本当に世間は狭いですね。コレジオさんの「川の地図辞典」を拙ブログで紹介させていただいた時点では、まるで結びついていなかったものが、あれ以来、あっという間に、渦を巻くように繋がった感があります。

家庭の料理ノートですが、日本では、家庭それぞれの味...というものはあっても、それがレシピというかたちで受け継がれる...などとは聞いたことがありません。が、昭和中頃の家庭料理の献立...などは、暮らしの手帖(^^;や幸田さんのご家庭あたりにはありそうな気がしないでもありません(が、じんた堂さんが探していらっしゃるということは、無いのでしょうね)。

ところで、さくらんぼのしっぽですが、そのノートの魅力のひとつは、家族以外の目を一切意識していない...というところではないか?と思いました。最近のブログ世界では、料理系がきわめて元気です。これは形を変えた料理ノートかもしれない...と思うことがあるのですが、その大半は、主に外部の目を意識しています。そのあたりがとても気になります...。
川好きonnaさんが、お残しになるものは、必ずや、外を向いていない「独り言型(^^;」に違いありませんね。その手のものこそ、お嬢様そしてお孫さんの宝物になるに違いありません。あ、ついで...ですが、うちに、日暮里仕込みのキムチのレシピを輸出お願いいたします!(^^;



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