夏の昼下がりの路地

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路地といっても、この看板の多さですから、ひと目で飲み屋街だということは分かりますね。見たとたんに場所がおわかりになった方も多いことだと思いますが、ここは、新宿のゴールデン街です。

ゴールデン街は、拙ブログでも、これまでに何度か紹介させていただいてますが、過密ともいえるほどバーの密集した地帯ですし、素性が素性です(ぜひゴールデン街の歴史をご覧になってみてください)。どうしても、アンダーグラウンドなややアブナイ魅力に焦点をあてていました。

ところで、上記URLに「...当時は1階がバー、2階が経営者の住居と泊り客の部屋、3階がいわゆる<ちょいの間>で...」と書かれてるように、この一帯は人の生活の場でもあったわけです。が、時の流れとともに、その生活の匂いが薄らいでいっているようです。

それが、先日、ここを通りかかったときに、この光景が目に飛び込んできました。これまでにも、何度か、生活の匂いのする場面には遭遇していましたが、こんなふうに、いわゆる下町で目にするような「路地にたらい」の図を目にしたのは初めてでしたし、目にしようとは思っていませんでした。

この新宿ゴールデン街というまちが、どこか、他にはない懐の深さを感じさせるのは、こういった、生活に直結した部分がまだ残っている...ということが、隠れた、大きな理由のひとつだったのかな?と思わされた場面でした...。

【場所】新宿区歌舞伎町1丁目あたりです。

コメント(4)

懐かしい下町の雰囲気と陽が落ちて賑やかに灯されるであろう看板・・・
アンバランスと思えるのに落ち着いてホッとさせるものがあります・・・不思議です。
masaさまと太陽の優しさが教えてくれるのですね~(=^エ^=)

>chatnoirさん
縁の下の力持ち...なんて言葉も、いまや忘れ去られているようですが、これがこのまちを下支えしているのだと感じました。
ここが「行く場所でありながら帰る場所でもある」のは、実にこれだと思った次第です。人の営みって良いものだと、なんだか久々に感じました...。

>これがこのまちを下支えしているのだと感じました。
私は社会支えとる感じています。何故ならば、「貴方しょっちゅう帰りに飲で・・、だから私も近くのビストロでお昼くらは良いでしょう」等とオヤジ達(長老ですが^_^;)は嫌味に耐えています。もし、所謂赤提灯、一杯飲み屋がなければ世は殺伐たるものかも等と考えたりもします。長くなりましたが、こう言う人目を気にせぬ風情も好きです。ハイレベルの方が多い中の、少数意見です。以前、高校同窓会二次会で行きましたが、そのメンバーの二人は今じゃ鬼籍に入っています。(T^T)

>FKSnoopyさん
お暑うございます...。なるほど...この効果はこのまちに留まらず...なわけですね。確かに、こういった場所というのは、様々に中継ぎとか緩衝とかという機能を持っているようですね。
最近は、人間が生身であることを忘れたかのような光景・風景を多々目にしますが、やはり、生身であることを思い出させてくれる場所は必要ですよね...。



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