立門前の古長屋

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川越というところは、地域をあげて、景観保存に力を入れているようですが、その余波か、蔵造りなどの立派な建物以外にも、古い建物が多く残っています。

この建物もその一例です。立門前通り(りつもんぜん / 蓮馨寺というお寺の参道) と川越街道がT字にぶつかる角に建っていました。かなり古そうな長屋です。

実は、この向かい側(僕の背後)には、明治初期の創業で、建物も明治20年代後半のもの...といわれる芋菓子で有名な「芋十」さんがあります。
この写真を撮っていると、いつの間にか、そちらの奥様や若ご主人と話しが始まり、「実は、この長屋は、保存目的もあって、芋十さんが所有なさっていること」や「右に背の高い建物が接しているが、元々は、そちらも同じ長屋のつづきだったこと」などをうかがうことができました。また、「この建物の左側は川越初の喫茶店だった」とか「右側は寿司屋さんだった」といったことも...。

この建物、元々は、全体が、現在の右側2階部分のような造りだったそうですが、傷みが進むにつれ、表面をトタンなどで覆い、現在の姿になった...とのことです。築年などうかがうのを忘れてしまいましたが、ま、見るからに古く、良い感じにヤレていますね(^^; そして、ここでも、川越のあちこちで目にする「スカラ座の看板」が効いています。

あ、そしてもうひとつ...。左上に「立門前商栄会」の看板がありますが、その上に、三 四年前まで「ミュージックホール入口」のサインが在ったそうです。ということは、この参道が、ひと頃は、相当な人出で賑わっていた...ということを証明しています。それも併せて考えると、当時は、この建物も、喫茶店と寿司屋の看板が掲げられ、参道入口の建物として、輝いていたに違いない...ことが想像できますね...。

【場所】埼玉県川越市松江町あたりです。

コメント(2)

またまたよく知っている景色です。
写真の左端の奥にかすかに移っている比較的新しい建物は現在病院のはずです。その左奥の古い建物(写っていない)は先代の先生までたしか耳鼻科だったような??? 電話番号が「川越局69」の古いホウロウの案内が玄関脇にあったような? 川越で公共機関以外では限りなく1番最初に近い電話番号だったのでしょうね。

記憶が少しあいまいですが、たまたま見知った景色でした。

また素敵な写真を楽しみにしています。  

>富岡KDさん
こんばんわ。情報含みのコメントをありがとうございます。そうでした...左手にも、興味を惹く建物がありました。どうも最近改修されたような雰囲気でしたが...。しかし、お仕事でいらしてるわりには、まちをよく観察なさってますね〜もしやいつもライカご持参なのでしょうか...(^^;
富岡KDさんとは、どう考えても趣味が似ているわけですから、これからのエントリーも、富岡KDさんにとっては「あ、ここだ! あそこだ!」という風景の連発になるかもしれません。そういった場合は、今日のように、補強コメントをどうぞ宜しくお願いいたします!



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