2010年1月アーカイブ

自家製中心

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大森駅の西口に出て、駅前の通りを南に歩いていると、ほどなく環七通りにでます。この写真はその辺りで撮ったものです。

大森駅から環七までつづく道の両側は商店街になっています。そこにはかなり規模の大きいスーパーもありますが、古い小さな商店もまだ数多く残っています。が、駅から離れるにつれ、それらの商店は勢いを弱めていくように見えます。
そして、いよいよ環七通り...という所までくると、車と人の量は反比例する...といわんばかりに寂しくなってきます。

そんな界隈で見つけたのがこのお店でした。ご覧のとおり中華屋さんです。総トタンにあと一歩というくらいにトタンが多用されています。それも、細工がだいぶラフです。だいいち、垂直水平という概念が無いに等しく、どう撮ってもなんだか傾いている(^^;という感じで、これには参りました。

また、ふと品書きに目をやると"自家製"餃子とあります。電飾看板にも"手作り餃子"と書いてありますし、"担々麺"の文字は手描きです。そして、"コロッケ定食"などという、とても中華屋さんとは思えないメニュー(^^;まであったりします。

ま、そんなことをあわせて考えるに、こちらはよほど手作り・自家製といったことにこだわっていらっしゃるのですね。建物についても...です、きっと...。でも、だからでしょう、全体になんとも愛嬌がありますね!

【場所】大田区山王3丁目あたりです。

住み処

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大森駅から南にしばらく歩いたところです。線路沿いの飲み屋街です。

昨年の3月頃、大森駅周辺を、2、3度つづけて歩いたことがあります。毎回、この辺りをまわり、その後、線路の反対側の山王へ...というコースを辿ったと記憶しています。

で、この飲み屋街にもどりますが、残念ながら、繁盛しているようには見えません。飲み屋街というものは、昼間は、とかくひっそりとして感じられますが、それを差し引いても...です。

ところで、僕のすぐ前を、わりと背の高い男性が歩いていますが、この辺りを歩くたびに見かけました。右手に提げている荷物のひとつは毛布です。路上生活をはじめて間もない...という雰囲気でした。

実は、このすこし先右手に小さな公園があります。そこには水場もあります。まわりは人影の少ない飲み屋街です。目立たず身を置くには適当な場所のようです。

しかし、ついでのようになりますが、その公園の目の前のビルには「テナント募集」のビラが...。それが寂しくも恨めしく見えますね...。

【場所】大田区大森北1丁目あたりです。

FACES

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昨年の夏、渋谷の街ですれ違いざまに撮ったものです。

女性の顔の写真を丸く切り抜いて重ねたようなプリント柄のシャツと、黒地にゴールドの骸骨をプリントしたワンピース...という組み合わせです。
これは、どちらか一方だけでも目をひくと思いますが、こうしてダブルで来てしまうわけですから、ウワッ感はかなりなものでした(^^;

お二人ともなんともお洒落な感じでしたから、この生地というか柄というか...は、知られたアーティストによるデザインだったりするのだろうな...と想像しています。

しかし、特に、女性の顔のプリント柄の印象の強烈なこと...。これはもう奇抜とかいうレベルを超えていて、怖さすら感じます(^^; が、そう感じながらも、写真を捨てもせず...どころか、何度も見直すことになったのは、怖さだけではない何かが見える気がするから...なんですね。

【場所】渋谷区宇田川町あたりです。

ARAKiSS

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この筆跡とこのイラスト...見覚えのある方は多いのではないでしょうか。はい、アラーキーこと荒木経惟(のぶよし)さんがお残しになったものですね。

撮った場所は、湯島天神に近いところです。あるお店の窓ガラスに、こうして、外から見えるように貼ってありました。

最初は一番上に書かれてるいるDueの意味がわからず、?????状態だったのですが、何のことはない、Dueというのは、このお店の名前だったようです(^^; 「...さんへ」が省略されていたんですね。

大の人気者アラーキーさんのことですから、サインを求められる機会は非常に多いと思われます。が、それに応じるばかりか、こうして、念を入れたサインを残していらしゃることには驚きすら感じます。
そればかりか、東京の街を歩いていますと、「アラーキーが来てさ、写真撮ってくれたんだけどさ、それがこの写真...」なんてケースも二度三度あります。

こうしたことって、なかなかできることではありませんね。さすがです。爪の垢を煎じて...ってやつです。

ところで、最近、前立腺癌の手術をなさったようですが、完治なさって、これまで通り、元気で洒脱でいて頂きたい...と、心から思います。ま、術後「生欲わいた」そうですから、大丈夫でしょう(^^;

【場所】文京区湯島3丁目あたりです。

STREET BIKE

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最近街を歩いていると、以前にも増して、オオッ!と思わせる自転車を目にします。そのカスタマイズたるや、とにかく半端じゃありません。というわけで、思わずシャッターを切らされることが多発(^^;しています。で、そんな写真が結構溜まってきましたので、ここで一部を紹介させて頂くことにしました。

ただし、僕の場合は、自転車の性能や構造云々については知識を持ち合わせません。したがって、ここでは、単にオブジェとして見る...という感じでお願いいたします。

【場所】東京都内各所です。

VIVIENNE/NIKE

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2枚ともに、撮った場所は原宿です。関連がありそうでなさそうで...という感じです(^^;

左の写真は、SEXY DYNAMITEという、パンク系ロック感覚を柱とする(ようだ(^^;)衣料品店のネオンサインです。まあ、僕とは縁のなさそうなショップですが、気になったのはその一番下にあるVIVIENNE WESTWOODの文字です。

VIVIENNE WESTWOODといえば、70年代はじめのロンドンで、異彩を放つロック系ファッションで一躍有名になったデザイナーであり、ロンドンパンクの生みの親とも仕掛け人とも言われる人物のひとりです。僕は、こちらともそう縁はありませんが、無関心ではいられないシーンの住人であることは確かです。

このサインを見て、VIVIENNE WESTWOODの名に懐かしさを覚え、ちょっとネット検索などしてみると、彼女は、いまだ現役...どころか、益々盛んなんですね。彼女のサイトにリンクされていますが、ここ!!ここ!!!は必見です。

で...、右の写真ですが、言わずと知れたアメリカのスポーツ系衣料ブランド NIKEのロゴです。最近、表参道に大型店をオープンさせ、こちらも益々意気軒昂といったところです(この写真はそのショップではありません)。

そして、この2枚の写真を並べてエントリーした理由ですが、ま、雰囲気です(^^; いまや、あらゆる垣根を越えてのコラボの時代ですから...。

【場所】渋谷区神宮前あたりです。

JINBOCHO THEATER BLDG.

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ここは古書の街・神保町です。中央の鉄仮面を思わせる建造物は"ビル"です(^^; 神保町シアタービルという名がついています。

この外観からするとちょっと意外な感じがしますが、このビルには、小学館が運営する小映画館 "神保町シアター" そして吉本興業の劇場"神保町花月"や養成所などが入っています。

この辺りは、神保町の古本屋街のひとつ裏手になりますから、元々は、低層の建物がごちゃごちゃと並んでいた区画です。その一画で何やら再開発工事が始まったな...と思っていると、突如現れたのがこのビルでした。

しかし、凄いかたちをしています...。最初は、ただただ驚き、口あんぐり...という感じでした。が、とかく思い切ろうとしながらもタメライが感じられるデザインが多い日本にしてはイザギヨシ!と思うようになってきました。

また、かなり眼が慣れてきたこともあって、最近では、見た目のイメージが、鉄仮面からカラス(^^;に変化するなど、なんだか愛嬌さえ感じられるようになりました。凄いと感じることには変わりありませんが...。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

BASSKID

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場所は渋谷の路上。ベースを抱えて街をゆく若い男性。しばらく後を追って撮った写真です。

ベースプレイヤーのことをベースマンとは言いますが、ベースキッドと言うのは聞いたことがありません。が、この男性の場合は、ファッション感覚からくる印象ですが、ベースマンと呼ぶのはちょっと"違う"気がします。そもそも、若い男性とか男性と呼ぶのも"違う"気がするのですが...(^^;

ジャズの世界(彼がこの世界の人と決まったわけではありませんが)には、仕立ての良いスーツを着こなしたり...と、もっと大人びた感覚をしたプレイヤーは多く居ました。が、こうしたストリート系のファッション感覚のプレイヤーは思い当たりません。もしや、僕が知らないだけで、最近は、こんな感覚のプレイヤーが増えているのでしょうか...。

そんなわけで、タイトルをベースキッドとしたわけですが、この男性、いったいどんな音を出すのでしょう...。おおいに興味あり...です。

【場所】渋谷区宇田川町あたりです。

SUNDAY EVENING

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場所はお茶の水の路上、時間はちょうど5時頃でした。閉じたシャッターの前にうずくまり、携帯の画面に見入る女の子を目にしました。

こうなると、その集中の度合いは相当なものらしく、こちらがかなり接近してカメラを向けても、まったく気づかず...です。撮影者にとっては好都合なんですが、もしも僕がカメラ以外のもので狙っていたとしても、こうしてまったく無防備なんだろうな...と思うと、ちょっと心配もしたくなったりします(^^;

まあ、一瞬たりとも油断ができない街...なんてゴメンですから、そういった意味では、こうした状況が見られるのは好ましいことなのかもしれませんが...。

ところで、この女の子は、メールでも交換しているのでしょうか、ネットで何か調べものでもしているのでしょうか...。かなりな入れ込みかたで、思考は遙かどこかへ飛んでいっています。間違いなくここにうずくまって居るのですが、それは体が在るというだけで、まるで抜け殻...でした。

【場所】千代田区神田駿河台2丁目あたりです。

BLACK COAT

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原宿の、表参道と明治通りが交わる交差点です。

交差点の角には、アメリカ系の衣料量販店GAPが在り、つい先日まで営業していましたが、そのGAPが原宿駅の真正面に移転。こちらの店舗は閉鎖され、現在は、こうしてグリーンのフェンスで囲まれています。

フェンスのなかには、小型のパワーショベルが1台停まっていて、地面を掘り返した跡はありますが、まだ本格的な工事は始まっていません。したがって、看板や垂れ幕の類がすべて剥がされた白い建物が、所在なさげにたっている...という感じで、実にヌメッとした感触の風景が生まれています。

その様子を撮ろうと思い、アングルを探していると、そちらよりも気になるシルエットが目に飛び込んできました。黒いロングコートとその裾から伸びるヒールです。ちょうど渋谷の方向にあった太陽の直射で、黒いコートの稜線が照らし出され、それがシルエットを浮き上がらせています。人待ちでしょうか、眩しそうに、手で光を遮りながら、何かを探す仕草も良い感じでです。というわけで、アングル変更になりました(^^;

【場所】渋谷区神宮前4丁目あたりです。

NEIGHBORHOOD/BRIAN HEAD

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2枚ともに、撮影場所は原宿です。両者には、撮った場所が近いというだけで、直接的な関係はありません。が、感覚的に通ずるものがあり、こうして並べてエントリーすることになりました。

左の写真は、NEIGHBORHOODという、コアな支持者を持つ衣料品店のドアを撮ったものです。僕の勝手な解釈ですが、こちらのデザイン感覚は、一瞬アメリカを想わせますが、軸足はあくまでもイギリス...それもモッズやロンドンパンク...に置かれている感じがします。

右の写真は、もう暗くなった原宿の路上で出会った美少年が乗っていたバイクの前輪あたりを撮ったものです。写っている写真は、ローリング・ストーンズのオリジナルメンバーだった BRIAN JONES です。その少年は「ブライアンが大好きで、自分が生まれ変わりとさえ思う」と...。

【場所】渋谷区神宮前4/5丁目あたりです。

明神様の崖階段

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この写真は2006年12月に撮ったものです。昔撮った写真は、とかくハードディスクの肥やし(^^;になりがちですが、たまには掘り起こしてみなくてはいけないですね。

写真は、神田明神から秋葉原方面へ下る階段の途中で撮ったものです。いちばん奥に、灯が点いているビルが見えると思いますが、そのあたりがもう秋葉原です。

実は、この左方にも階段があり、そちらは幅も広く真っ直ぐで、いかにも明神様の脇参道...という感じです。が、こちらは、生活路確保のために崖につけた階段...という感じで、とにかく傾斜が急...そして曲がっていて、途中に踊り場があったりと、いわゆる"坂のまち"という雰囲気を感じさせます。

また、この辺りは都心ですから、建物が混んでいて、ほとんど見通しがきかなくなっています。が、ここでは、この階段が在ることにより、狭い隙間が残り、こうして、崖下までをどうやら見通すことができます。

本郷台地の崖には階段が多々ありますが、この階段からの眺めは、現在の東京にあって、名勝のひとつ(^^;に数えてよいと思います。そのポイントは、急傾斜もさることながら、やはり、まだいくらか残る生活感、そして階段幅の狭さと曲がり故に "上り下りにつれ見え隠れする部分がある" というところでしょうか...。

【場所】千代田区外神田2丁目あたりです。

タワーとツリー

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スカイツリーの背が相当に高くなり、街を歩いていると、「え、ここから...」と思う場所からも、姿が見えるようになってきました。

そんなこともあってか、最近は、ネットや新聞、TVなどで頻繁に目にするようになり、ついには、スカイツリーが見える...ことをウリにしたホテルまで建設されるとか...。スカイツリーを新たな観光資源に...という動きが活発化してきているようです...。

そんなスカイツリーに圧倒され、最近ちょっと影が薄いのが東京タワーです。ライトアップに変化をつけてみたりと、あれこれ工夫はしているようですが、やはり、世界一背が高くなる新人を相手の競争は、なかなかしんどいようです(^^;

ところで、スカイツリーの表情がかなりハッキリしてきたいま感じるようになったことがあります。それは、"人間が造った建造物...東京タワー" に対し "ロボットが造った建造物...スカイツリー" という違いです。そこには決定的な温度差を感じます。

風景として見るときに、この違いは、ボディブローのように、いずれ効いてくるような気がしてなりません。エッフェル塔に比べると貧相な東京タワーですが、スカイツリーに比べればずっと暖かみがある...と感じるようになりました。スカイツリーの世界一はいいですが、競うポイントがもう既に前時代的ですね...。

【場所】港区三田3丁目/芝5丁目あたりです。

夢一夜

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大晦日の浅草で撮った写真です。閉じたシャッターの間に木馬座の新春公演ポスターが貼られ、その下方に、松飾りが見えます。

左のシャッターは、もう長い間閉じたまま...と記憶しています。建物自体もかなり傷んでいます。右のシャッターは日頃どんな具合だったか...記憶が定かではありません。が、大晦日の浅草で、こうして、店舗らしい建物のシャッターが降りているのは淋しいと言わざるをえません。

が、ここで、その淋しさを紛らわせてくれるのが、ガムテープでの補修と松飾りの存在です。
ガムテープが真新しいところをみると、この補修は、年末の大掃除...といったノリで施されたもののようです。そして、この松飾りの存在です。誰が立てたものか分かりませんが、どう見ても「えっ、ここに...?!」という場所です。が、こうして、あたりを清めるようにして立っていました。

この場面には、この界隈の人たちの心意気が感じられるように思えます。そして、さすがに浅草だな...と。

【場所】台東区浅草2丁目あたりです。

潜む

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建物の隙間から見えているのは 映画 "パティ・スミス : ドリーム・オブ・ライフ" のポスターです。

が、このときシャッターを切った一番の理由は、そのポスターではなく、手前の猫の存在でした。

ところが、妙にお思いになるかもしれませんが、その後、この場面を前にして、ハンク・ウィリアムズの歌声があたまのなかを巡りはじめました。

ペイル・ブルー・アイズ という美しい曲があります。ポスターの主 パティ・スミスが、あるライブの会場で、その曲を、演奏する前に、次のように紹介しています。
「薬の飲み過ぎで、公演会場に向かう途中、リムジンの後席で息絶えたハンク・ウィリアムズへのはなむけに、ルー・リードが書いた曲」と...。

そんなエピソードや、昨年末からハンク・ウィリアムズの歌をよく聴いていたことから、ハンクの歌声を思ったのですが、物事の筋道というものは、時に、こうも複雑ですね(^^; 特に文字にすると...。

【追記】ハンク・ウィリアムズは弱冠29歳で生涯を閉じていますが、その日は1953年の元旦でした...。
【場所】新宿区歌舞伎町1丁目あたりです。

謹賀新年 2010

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「来年も...」などと言っていたのが、時報とともに、こんどは「明けまして...」と、なかなか忙しいですね(^^; が、ともかく、本年も、拙ブログをどうぞ宜しくお願いいたします。

というわけで、2010年初のエントリーは、隅田川沿いは吾妻橋東詰に佇む変形デザインのビルの写真です。なぜこのビルか...と言いますと、無理を承知ですが、このビルはアサヒビールの所有になる建物で、なんとなくこの形がカップを想わせます。というわけで「カップでビールを飲み、酔っぱらい、トラになる」という程度のことです(^^;

この写真は、昨日撮ったものですが、実際には、僕はお酒は飲みませんし、とにかく隅田川を渡ってくる冷たい強風に吹かれ、凍えそうになりながら撮ってきた写真です。

ま、そんなわけで、今年も従来通りのペースでスタートです。

【場所】墨田区吾妻橋1丁目あたりです。


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