
用あって、夕方になって家を出ました。そして、すぐ近くの新壱岐坂通りを横切るときに撮った写真です。
この風景は、僕にとっては、見慣れ過ぎた...とも言える風景ですから、そうカメラを向けることはありません。が、今日は、その風景がひと味違っていました。上空を覆う雲が地平線近くで途切れ、すき間からオレンジ色の空が見えています。そしてそれが、やや異様さを伴いながら、ドーム球場を浮き上がらせる照明効果を生んでいました。というわけで、とりあえずシャッターを切った結果がこの写真です。
ところで、画面(紙面?(^^;)が余っていますので、ちょっと地理的な説明を...。この広い道路は上記したとおり新壱岐坂通りです。新がついているように、開通したのは昭和初期です。それまでは、左端と中央のビルに挟まれた細い道しか存在しませんでした。が、そちらこそが江戸期から存在する由緒正しい(^^; 壱岐(殿)坂と呼ばれる通りです。
その変遷を追える地図が拙ブログのエントリー「三河稲荷神社の祭り」にアップしてありますので、ご興味おありの方はぜひそちらをご参照ください。
【場所】文京区本郷1丁目あたりです。