2010年3月アーカイブ

ドームと壱岐坂


用あって、夕方になって家を出ました。そして、すぐ近くの新壱岐坂通りを横切るときに撮った写真です。

この風景は、僕にとっては、見慣れ過ぎた...とも言える風景ですから、そうカメラを向けることはありません。が、今日は、その風景がひと味違っていました。上空を覆う雲が地平線近くで途切れ、すき間からオレンジ色の空が見えています。そしてそれが、やや異様さを伴いながら、ドーム球場を浮き上がらせる照明効果を生んでいました。というわけで、とりあえずシャッターを切った結果がこの写真です。

ところで、画面(紙面?(^^;)が余っていますので、ちょっと地理的な説明を...。この広い道路は上記したとおり新壱岐坂通りです。新がついているように、開通したのは昭和初期です。それまでは、左端と中央のビルに挟まれた細い道しか存在しませんでした。が、そちらこそが江戸期から存在する由緒正しい(^^; 壱岐(殿)坂と呼ばれる通りです。

その変遷を追える地図が拙ブログのエントリー「三河稲荷神社の祭り」にアップしてありますので、ご興味おありの方はぜひそちらをご参照ください。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

ジャンクスタイル

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渋谷から、渋谷川沿いに、恵比寿に向かって歩いているときに見かけた風景です。

渋谷川は、川と名が付いてはいるものの、実際には、分厚いコンクリート製の大型放水溝...と言ったほうが正確です。したがって、川沿いに..とは書いていますが、堤と並木...といった風情とはおよそ無縁な、無機質な風景のなかを歩くことになります。まあ、溜息をつきたくなるような風景の連続です(^^;

そんな "いちおう川" 沿いを、何だかな〜と思いながら歩いていると、いくら無機質とは言っても人は生活しているわけですから(^^; ところどころに、おや?と思わせる場面は出現します。

この場面もそんな一例です。こぢんまりとしたビルの外に、古びた椅子が雑然と並べられているのが目に入ってきました。近くまで行ってみると、西洋骨董屋さんの店先でした。どうりで、椅子には小さな値札が貼られていました。

いずれも、骨董とかアンティークと言うよりも古道具の部類でしょうが、造りやジャンク度、ヤレ具合などが吟味されていて、どれも魅力があります。このときはこの写真を撮らせていただいただけで通過しましたが、店内にもこういった感覚で集められた小物などが所狭しと置いてありました。ここは再訪せねば!です(^^;

【場所】渋谷区東3丁目あたりです。

冷たい雨の夕刻

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春はもうすぐそこ...という雰囲気の一昨日までとはうって変わり、昨日今日と、冷たい雨が降りつづきましたね。が、天気予報によれば、明日(アップした時点でもう今日ですが)は回復の兆しとか...。そう願いたいものです。

そんなわけで、寒さにからきし弱い僕としては、雨も降っていることですし、家から出ずにいました。そして、大した作業もしないうちに睡魔に襲われてバタン(^^; ハッと気がつくともう夕暮れどき...というパターンを繰り返してしまいました。まあ、天気を問わずノーテンキ...というのでしょうか(^^;

が、これではイカンとばかりに、冷雨をついて、ごく近所をひとまわり...だけはしました。ごく短時間、ちょっと外の空気を吸いに...という感じですが、いちおうカメラは持って...。

ここは壱岐坂です。路幅の広い新壱岐坂通りではなく、江戸時代からある壱岐(殿)坂のほうです。格調高い坂です(^^; とはいえ今やただの脇道ですが、そこを、ビニールの傘をさして家路をいそぐオトーさん...。冷たい雨は降るけれど、お互い、風邪ひかないように...あまり哀愁漂わないように...もうしばらく頑張りましょう...って感じですかね(^^;(^^;

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

学校前の文具店

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このところすっかり千駄木づいていますが、この写真も千駄木で撮ったものです。千駄木小学校の真正面に残っていた建物です。

先ずは、かなりヤレたトタンの店舗部分が目を惹きます。が、その部分と最近改修されたように見える住居部分、その左後方の新築建物の三者がうまく重なり合って、左右対称のひとつの建物のように見えます。そして、そのことが、視覚的にバランスの良いキリッとした印象を与え、魅力を倍増させているようです。

店舗部分の電光看板には、"三菱鉛筆"と"市川平和堂"の文字がありました。それからすると、こちらは、どうやら文房具店...だったようです。というのも、見たところ、電光看板の"文房具店"(と思われる)部分がテープで隠されていたことからも伺えたことですが、もう営業はなさっていないようです。駄菓子屋半分という雰囲気もあって、いい感じなんですけどね〜。

【場所】文京区千駄木3丁目あたりです。

団子坂下昨今

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ここは千駄木です。団子坂下の交差点からすこしだけ奥に入ったところです。右手には不忍通りが、左手にはよみせ通りがとおっています。

この一帯は、よみせ通り...川を暗渠化した道...に近いことからも分かるように、土地の低いところです。いわゆる下町...庶民のまちが展開していた場所です。そんな性格の場所ですから、昔は、低層の小さな家が押し合うようにしてたち並んでいたはずです。

それが、いつの間にか、特に表通りに面した場所から、高層マンションへの立て替えが進み、一歩裏に入ると、マンションの城壁に囲まれたような様相を目にするようになりました。

写真をひどく大雑把に説明すると、写っているビルは全て、表通りに面して建つ10階以上のマンションの裏側です。まさに城壁です。そして(本末転倒ですが)違和感いっぱいに写っているなかほどの建物は、やはり表通りに面して建つ看板建築の裏側です。

このあたりには、元々、なかほどの建物のような家が身を寄せ合うように建ち、その裏手には生活感の溢れる路地がありました。それがこうまで変貌をとげています。それも、過渡期だからこそ変貌ということが分かりますが、それも分からない状態にまで...もうすぐのようです。

【場所】文京区千駄木3丁目あたりです。

律儀な屋号の店

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このところ、千駄木に行く用事があり、そのおかげで、久しぶりに谷根千あたりを歩く機会を得ました。写真は、千駄木と谷中の町境にもなる道"よみせ通り"の商店街で撮ったものです。

この通り沿いには、古い店舗建物がけっこう残っていて、そのなかには、いつか歪みの無い状態できちんと写真に収めておきたい...と思う店舗がいくつかありました。

しかし、今の東京では、しばらく疎遠にしているうちに...ということがままあります。というわけで、今回、とりあえず駆けつけるように、この店舗のある場所に行ってみましたが、こうして元気な姿を目にすることができました。

この典型的な長屋看板建築の店舗ですが、両店ともに、こぢんまりと、そして淡々と生真面目に...という感じがして、なんとも惹かれます。また、最近は珍しくなった、長いけれど分かりやすい屋号「小林仁成堂薬局」と「石川屋食品店」にもグッときます。

ま、とにかく、こうして写真に収めてブログにアップできて、理由もなく、なんだかひと安心...やれやれという感じです(^^;

【場所】台東区谷中3丁目あたりです。

古書の森の劇場

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先日よりお知らせしていましたように、昨日(3月20日)、千駄木の「古書ほうろう」で『古書の森の劇場 : 高山宏講演会 × さすらい姉妹 "谷間の百合"』が催されました。

その様子ですが、まちの出来事としての様子を含め、谷根千ウロウロさんが、こちらこちらで詳しく紹介してくださっています。

僕は「古書の森の劇場」の舞台とも言えるような位置で撮影をしていました。したがって、この日、舞台ではどんな芝居や事件(^^;が繰り広げられていたのか...その記録写真を掲載すべきところですが、それは、後日、別のサイトにアップすることになろうかと思います。

というわけで、ここでは、昨夜のイメージ写真を2点のみ紹介させていただきます。

左の写真は、数々の特異な著書で知られる"綺想の学魔" 高山宏さんです。水族館劇場に絡ませ、言葉巧みに観客に魔術をかけていらっしゃるところです。ところで...ですが、この写真、実は左右を反転しています。そうすることで、高山宏さんを鏡のなかに閉じ込め、虚像になっていただきました。それが氏の実像のような気がして...。

右の写真は、"谷間の百合" のいち場面のいち部分です。芝居の題材である一条さゆり(池田和子)の、過去と現在あるいは現在と未来であるところの、和子(あれからの一条さゆり) と さゆり(これからの池田和子) の葛藤の場面ですが、目も眩ませる芝居の化粧を落としてゆくと現れる骨格はこのような図ではなかろうか...と思って選んだ写真です。

■カテゴリー : 水族館劇場

【追記】さすらい姉妹:水族館劇場の小ユニットで、凝った大道具などは使わず、文字通りさすらうように、まちのあちこちを舞台にして芝居をする。
【場所】文京区千駄木3丁目です。

水族館劇場 2010 (3)

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明日(3月20日)の土曜日、千駄木の "古書ほうろう" で "古書の森の劇場" と銘打った、水族館劇場の駒込大観音公演プレイベントが行われることは、前エントリーでお伝えしたとおりです。

そして、前エントリーでは、そこで演じられる『谷間の百合』の野稽古風景をご覧いただきましたが、今日紹介させていただくのは、野稽古の後、場所を "古書ほうろう" に移し、通し稽古に入る直前の風景です。

役者さんはもう芝居用の衣装に着替え、最終的な注意を確認(中央の写真)したり、「スタート」の声がかかるのを待っている状態です。この時間帯の役者さんを見ていると、現実の自分と芝居の役との間を行ったり来たりしているふしが見受けられ、とても興味深いものがありました。特に、僕は、これまでこういう場に居合わせたことがありませんでしたので...。

...というわけで、この後は、明日、"古書ほうろう"でのお楽しみ...です。

■カテゴリー : 水族館劇場

【場所】文京区千駄木3丁目です。

水族館劇場 2010 (2)

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前エントリーでも触れましたが、今週の土曜日(3月20日)に、千駄木の "古書ほうろう" で "古書の森の劇場" と銘打った、水族館劇場の駒込大観音公演プレイベントが催されます。内容については、こちらこちらをご参照ください。

写真は、3枚ともに、"古書の森の劇場" での公演「谷間の百合」の野稽古風景です。土曜日には、この役者たちが、衣装をつけ、たった一夜のために設えられた古書店内外の空間に、立ち演ずることになります。この写真からその本番風景を想像するのはなかなか難しいですが、当日、どのような展開になるのか...非常に楽しみです。

また、この公演は、普段は営業している古書店で行うわけですから、用意できる席数に限りがあります。そこに水族館劇場の登場とあって、席はあっと言うまに予約で埋まったようです。が、今日、"古書ほうろう" の上記エントリーをみると、(無謀にも(^^;) 当日券を出すことになったようです。ま、それだけ、予約できなかった...けど観たいという、熱心なファンが多いということですが...。

■カテゴリー : 水族館劇場

【場所】文京区千駄木3丁目あたりです。

水族館劇場 2010 (1)

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昨年、このブログでも紹介させていただいた水族館劇場ですが、今年も駒込大観音での公演に向けた動きが表面化してきたようです。

昨年の『メランコリア 死の舞踏』には、その準備段階を含め、3回ほど足を運びましたが、想像をはるかに超える、劇団の在り方と運営、劇そのもの...などに、大いに魅了されました。そして、習性的(^^;に、この劇団を写真に収めたい...という思いを強く感じていました。少なくとも誰かがやる価値がある...と思っていました。

ところが...不思議なもので、実は、その僕の思いを見透かしたかのように「水族館劇場の撮影をやらないか」という打診をいただいたのです。これは、劇団の方々と懇意にしていらっしゃるやまださんが強く推薦してくださってこそ...のことでしたが、とにかく、昨日、劇団を率いる桃山邑さんにお目にかかり、話し合いの結果、撮影をさせていただくことになりました。

そんなわけで、早速ですが、昨日は、『NOMAD 恋する虜』のプレイベントである『谷間の百合』の野稽古と通し稽古("古書ほうろう"さんで)が行われましたので、そちらにも立ち会わせていただきました。勿論、久々に本格的に撮影もしてきました。

今日の写真は、野稽古の様子を見守る桃山さんです。とにかく、この人物、存在そのものに、人を惹きつけて止まない強烈な魅力があります。理不尽(^^;とも思える運営をつづける水族館劇場に多くの団員が集結しかつそれが存続している理由は、ひとえに、この人の魅力にあるのではなかろうか...と感じます。何にしても、水族館劇場は、この人の頭のなかから生まれてきたわけです。

そんなわけで、水族館劇場の撮影は、僕にとっての新たな旅にもなるわけですが、その旅立ちに際して、先ずは、劇団員の誰もが見つめ追ってきたであろう桃山さんの後ろ姿から...です。

■カテゴリー : 水族館劇場

【場所】文京区千駄木3丁目あたりです。

対岸の旧ウィーン

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ここはお茶の水です。10台ほどの車が見えますが、実は、その車がのっている部分は橋(お茶の水橋)です。下(はるか下)には神田川が流れています。

したがって、僕はこの風景を神田川の対岸から眺めていることになります。タイトルにある「対岸の」とはそういう意味です(^^;
また、余談ですが、この橋のなかほどが区境になっていて、僕の立っている位置は文京区湯島、対岸は千代田区神田駿河台になります。

そして、対岸の風景のなかに、ロシアあたりで見かけそうな建物が見えますが、それがタイトル後半の「旧ウィーン」にあたります。現在はチェーン系(らしき)飲食店が入るテナントビルになっているその建物ですが、その昔は「ウィーン」という有名なクラシック系の名曲喫茶だった...のでした。

というわけで、ここでシャッターを切った理由は、対岸の建物のコチャっとしたカタマリ感に惹かれたこともありますが、偶然にドイツ車とイタリア車が存在したことも大きいです。特にイタリア車(赤)のほうは、風景を変化すらさせますから...。モノ&デザインってやつは重要ですね...実に。ところで、この写真はつい先日撮ったものですが、光が、どことなく、もう春...を感じさせますね。

【場所】千代田区神田駿河台あたりです。

D E A R

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先日より、大嫌いな確定申告の準備をしています。毎年のことですが、この作業は本当に嫌で嫌で...溜息が出ます。が、もう締め切り日が近いので、今日、やっと本腰を入れて...というつもりでいました。

が、とにかく、こういった作業からは逃げられる限り逃げたい...という気があるものですから、午後になると、気分転換に神保町あたりひとまわりして来よう!と、家を出てしまいました。新装オープンしているはずの神保町ディスクユニオンもみることができるし...ということで...。

ま、これがいけなくて、結局、神保町とお茶の水のCDショップをまわり、そのまま渋谷までまわってしまうはめに...(^^; 帰宅した頃にはどっぷりと日が暮れていて、写真の現像もあるし、計算は明日かな?(^^;なんてことになりました。やれやれです。

そんな一日でしたが、アップした写真は、神保町からお茶の水に向かっているときに撮ったものです。ミロンガとラドリオという2軒の有名な店があることでも知られる路地です。多くの人が写真の題材にしています。僕も数え切れないくらいの回数撮っています。神保町の昔の雰囲気を残すほんとうに貴重な路地ですね。この感覚は消えないで欲しいと心底思います。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

G A Z E

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つい先日、原宿駅のホームで撮った写真ですが、実に、Kai-Wai 散策らしくない写真かもしれません(^^;

このときは、原宿駅のホームに面して立てられている大型宣伝ポスターのなかに気になるものがあり、それを撮るためにホームに降りたっていました。そして、それを撮り終わり、竹下口から外に出ようと、階段に向かって歩いていました。

そのときでした。キリッとした感じの若い女性が階段の側壁に寄りかかって電車を待つ姿が目にとまりました。帽子と革のジャンパーの取り合わせもスッキリで堂に入っています。

そんなわけで、そちらに目をやりながら歩を進めてゆくと、今度は線路の向こうに立つ宣伝ポスターのなかの女性も視野に入ってきました。それがこちらを振り向いています...。

...と、言葉による説明はこの辺で...。あとは写真が語ってくれますように...。

【場所】渋谷区神宮前1丁目あたりです。

W A L L

ここは原宿駅と渋谷駅の中間あたりです。左へ行くと、丘の上にNHKがあり、右に行くとすぐに山手線沿いの通りに出ます。

壁は、衣料品店の入っているビルのものですが、もとは黒一色だったものが雨風に晒され、ここまで色褪せてしまったようです。かなりなこと(^^;になっています。が、言わば自然による作品。描こうと思ってもそう簡単に描けそうもないように思えます。

その出来に感心し、立ち止まって眺めていると、なんだか様々なものが見えてきたりもします。が、まあとにかく、写真に撮っておこうと思い、カメラを向けかけた時でした。僕と同じ側で坂をくだってきた男の子が、道を横切り、反対側を歩きはじめました。

その男の子の雰囲気に原宿渋谷な感じあり! 構図は自ずと決まってきます...。

【場所】渋谷区神南1丁目あたりです。

傘の貼り替え

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傘貼り...と言うと、時代劇のなかの長屋に住む浪人の内職...を思い浮かべますが、最近はビニール傘が全盛です、傘貼って何?という人も多いのかもしれません。

ここは浅草です。仲見世から1本はずれた通りです。したがって、仲見世ほどの賑わいや人通りはなく、こうして、道端に大きな傘をひろげて作業する余裕があるようです。

しかし、最近は、こうした手仕事場面をとんと目にしなくなりました。昔は、職人さんの家の前などは、それこそ"店がひろがって"いて、そこで作業する姿が見られたものですが、それも今は昔になってきています。

この写真のような作業も、いまや、多くの場合は、制作会社などに依頼され、こうして通行人に見える状態で作業されることは、きわめて少なくなっているような気がします。
この場合は、和食屋の板さんが「その気にさえなれば貼り替えくらい...」ということで、休憩時間にその作業に取りかかった...ように見えます。事実そうなのだろうと思います。

実のところ、画的には、糊と刷毛を使っていただきたかったところですが(^^; 贅沢は言いません。それにしても、こういう作業は、人間を無心にさせたり童心にかえしたりするのでしょうか、お二人の顔に穏やかな良い表情が浮かんでいました...。

【場所】台東区浅草1丁目あたりです。
ここは駿河台下のすずらん通りです。その通りにある "ほぼ楽器店と化した美術品店" です。

この並び(右手)には、以前は、楽器店がもう1軒あって、そちらは完全に楽器専門店。そして、こちらの三慶美術品店は美術店という言うにはちょっと楽器が多いな〜という感じだったと記憶しています。それが、楽器専門店のほうが店を閉じたため、その後、こちらの三慶美術品店さんが、楽器店の性格を強めた...もしくはそのように眼に映りはじめた...という経緯がありました。

何にせよ、こちらは、神保町の古い商店の面影を残す、数少ない店舗のひとつですから、貴重な存在です。

しかし...です。こちら、置いてあるものが古いホコリをかぶったものばかり...なんて思ったら大間違いです。実は、僕も、写真を拡大して見てはじめて気づいたのですが、左上に注目です。何やらワケの分からないモノがあります。早速ネットで検索してみると、こんなサイトがありました。明和電気というのは製造元か...と思いましたが、どうやら、パフォーマンス・グループの名前のようです。世の中、面白い人が居ますね〜。そして...ということは...三慶美術品店さんも...かなり...なのかもですね(^^;

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

IKE BUKURO

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ここは西武線の池袋駅のプラットホームです。光の具合の違いや人影が無かったりするだけで、"いわゆる池袋駅" とはかなりイメージが違って見えます。

今日は、タイトルを "IKE BUKURO" 豊島した(^^;が、そう書くだけで、"池袋" とはかなりイメージが違って感じられます(よね?)。同様に、"いけぶくろ" も "イケブクロ" も "Ikebukuro" も "IKEBUKURO" も、それぞれがそれぞれに少しずつ違うイメージを孕みながら、"池袋" とはイメージが異なります。

言葉のあや...かもしれませんが、そのような微妙な違いを増幅するのが、写真の得意ワザのひとつかもしれません。それは、視覚のあや...とでも。

【場所】豊島区南池袋1丁目あたりです。

ふれあい橋

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写っているのは "神田ふれあい橋" なる歩行者専用の橋です。神田川のうえに架かっていて、秋葉原駅の南口あたりと岩本町/須田町とを結んでいます。

すぐ左に見えるゴツイ鉄骨の塊は東北/上越新幹線の鉄橋の梁ですが、面白いことに、この橋(ふれあい橋)は、元々その鉄橋の工事用として架けられたものだそうです。したがって、本来は鉄橋完成後に撤去されるはずだったものを、周辺住民の要望により残し、一般の利用に供した...という経緯があるようです。

写真で言うと、左方に万世橋が、右方に和泉橋がありますが、この地点からは両橋ともに200メートルほど離れています。したがって、この橋は、対岸から秋葉原駅に向かうには大変便利な位置にあり、通勤の人たちも多く利用しています。このときは、ちょうど退社時刻に重なったせいもあって、会社員らしき人影が途切れることがありませんでした。

この橋からは、昼間は、神田川の下流方向を望むことができます。が、夜になると、それも闇のベールの向こうに隠れます。したがって、この橋は、上方が開けているというのに、なんとなくガード下感覚...もうひとつ言うとトンネル感覚...が強まります。それも、この無骨なまでのゴツさのせいか、どこか異次元的です(^^;

ま、元々が工事用だったわけですし便利な橋ですから、別に文句はないのですが、江戸期は、この背後の一帯は、川沿いに柳の並木があり、柳原土手と呼ばれ、夜鷹も立った...なんてことを思うと、やはりちょっと考えてしまいます(^^;

【場所】千代田区神田須田町2丁目あたりです。

図書館 棚事情

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STRADA

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前エントリーの写真を撮った後、その場を離れ、フライトジャケットなどで知られる衣料品店のウインドーをひやかしたりしながら、代々木駅方面に向かいました。

そして高島屋の入るビルあたりに差しかかった時でした。2本の柱の間から黒づくめのやや高齢の男性がフラリと姿を現し、柱にもたれかかるようにしてしゃがみ込み、煙草に火をつけ、所在なさそうに新聞を読みはじめました。

最初は、身ぎれいにしている路上生活者だな...と思ったのですが、直後に、そうではなさそうなことに気づきました。この日は土曜日でしたので、この近くにある場外馬券売り場に用のある人が時間つぶしをしているところ...だったようです。ということは、この男性、実は富豪ってこともあり得るわけですね...。

それにしても、この人、やたらとカッコいいです。生来の顔立ちが良いところに、年齢による渋さが加わって、なおいっそう...という感じです。どう見てもアンソニー・クイン (本物の写真はこちらです)。このまま映画スクリーンのなかに入れそうです。いますね〜カッコいい人というのが...ときどき...(^^;

そして、実は、この場面に出くわす前、上記の衣料品店の脇に、フェリーニの映画『8 1/2』のポスターが貼られているのを見て「おや?」と思ったばかりでした。その直後に、ここでアンソニー・クインです(^^; ...とくれば、思い浮かぶのは "La Strada (道)"。そんなことからこのタイトル...という次第です。

【場所】渋谷区千駄ヶ谷5丁目あたりです。


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