団子坂下昨今

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ここは千駄木です。団子坂下の交差点からすこしだけ奥に入ったところです。右手には不忍通りが、左手にはよみせ通りがとおっています。

この一帯は、よみせ通り...川を暗渠化した道...に近いことからも分かるように、土地の低いところです。いわゆる下町...庶民のまちが展開していた場所です。そんな性格の場所ですから、昔は、低層の小さな家が押し合うようにしてたち並んでいたはずです。

それが、いつの間にか、特に表通りに面した場所から、高層マンションへの立て替えが進み、一歩裏に入ると、マンションの城壁に囲まれたような様相を目にするようになりました。

写真をひどく大雑把に説明すると、写っているビルは全て、表通りに面して建つ10階以上のマンションの裏側です。まさに城壁です。そして(本末転倒ですが)違和感いっぱいに写っているなかほどの建物は、やはり表通りに面して建つ看板建築の裏側です。

このあたりには、元々、なかほどの建物のような家が身を寄せ合うように建ち、その裏手には生活感の溢れる路地がありました。それがこうまで変貌をとげています。それも、過渡期だからこそ変貌ということが分かりますが、それも分からない状態にまで...もうすぐのようです。

【場所】文京区千駄木3丁目あたりです。

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こんばんは。
アメリカ社会を腐食させた元凶の一つが産軍複合体だとすれば、日本のそれは間違いなくゼネコンやディベロッパーなどの土建屋複合体ではないでしょうか。土木建築産業は雇用の創出に大きな役割を果たしてきたとよく言われますが、役人をしていたときの実感からすれば、あくまでも日雇い的雇用が中心の"質の悪い雇用"であるように思います。景気対策のために都市計画規制を際限なく緩和しつづける愚策を、一刻もはやく止めさせなければ・・・といった話はさておき、厳しい時間帯にもかかわらず、素敵な写真ですね。光の粒が降り注いでいるように感じました。

>Rambler5439さん
こんばんわ。政治経済にまったく疎いまま老境を迎えつつある僕(^^;です。が、行政の建築認可なくして、こういった支離滅裂とも言える都市風景は出現しないわけですから、Rambler5439さんの仰ることに納得です。
ところで、この写真ですが、実は、真っ昼間に撮ったものです。が、城壁の内側は昼なお暗いジャングル状態でした。



ninepeace.jpg




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