MEGAFLOAT

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春の強風が吹き荒れた日の夕方撮った写真です。正面奥に見えているのは、豊洲のビル群です。そして、僕が立っているところは、晴海運河の浮島...中之島です。

浮島と書きましたが、現在では、中之島と越中島の間が埋め立てられ、正確には浮島ではなくなっています。が、越中島と月島を結ぶ橋(相生橋)からこの小島に降り立つと、時代感覚を含め雰囲気が一変します。そして、いまでも十分に浮島感覚(浮上航行している潜水艦の上に立っている感覚とでも...)を感じることができます。

また、小島の周囲には感潮池なるものがあり、満潮になるとそこが浸水します。これがかなりくせ者です。この写真を撮った時もそうですが、周囲が暗くなり、自分がたったひとり立っている小島の周囲が海水に洗われている...という状況は、自分の足が波にさらわれるような、ちょっと危うい感覚を覚えさせられます。

そんな状況下で、あらためて豊洲方面を眺めていると、そこのビル群が、なんと海面ぎりぎりから建ち上がっているのだろうかと、感心すると同時に、かるい恐怖のようなものを感じさせられます。

豊洲は埋立地であって、決して海に浮いているわけではありませんが、このとき、ふと頭に浮かんだのがメガフロート(巨大人工浮島)という言葉でした。
"海上の要塞" のようにも見えますが、"砂上の楼閣" ならぬ "海上の楼閣" という感覚もぬぐいきれないような...。

【場所】江東区越中島〜豊洲あたりです。

コメント(2)

こ、これはすごい写真ですね。
そうですか、満潮もしくはそれに近くなると中之島はこうなるのですね。そして撮られた時間と相まって傑作が!
海上の楼閣。はい、納得でございます。

>M.Niijimaさん
モニタによって色再現などに差がありますから、イメージが伝わらないかな...と思っていました。が、そこに、この写真への評価を...たいへんありがとうございます。M.Niijimaさんと僕は、かなり感覚に似ている(僭越ですが)...ということとしか思えません。m(__)m



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