小菅事情

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先日来、何度か松戸に行く機会がありました。都内から行く場合は、JR常磐線や地下鉄日比谷線で行くわけですが、途中、千住や小菅あたりを通ります。

小菅では、やはり何と言っても目につくのは東京拘置所の建物です。トップ左側の写真がそれですが、かなり大きな建物です。が、僕はまだ、この建物のまわりを歩いたことがありませんでした。そんなわけで、この機会に初めて小菅駅で降りてみました。

駅を出て、拘置所方面を目差すと、まず目につくのが、裏門堰と呼ばれる水路です。すぐに考えたことは、「拘置所の在る一画は、荒川と綾瀬川そしてこの水路で、陸から切り離された状態にあるわけだな」ということでした。

その裏門堰に沿って拘置所の裏手を歩いていると、最初は拘置所職員の団地などが見えていますが、そのうちトップ右側のような背の高い古びた塀が見えてきます。いかにも刑務所とか監獄という語の響きを思わせる風景になってきます。

そんなちょっと暗い風景を見ながら綾瀬川まで歩き、そこを右(南)に曲がると、こんどは突如として、夢でも見ているのか...という風景を目にすることになります。



在るはずの(トップ右側の写真に見られるような)塀が無くなっているのです。そして、これらの写真から分かるように、東京拘置所のすぐ横に、真新しいマンションらしき建物が何棟も並んでいます。両者の間には、どこでも目にする網のフェンスが在るだけです。

これは、東京拘置所は刑務所ではないにも関わらず、昔の刑務所時代の施設(塀や監視塔)が残っていて、それらが収容されている人の人権にかかわる...ということから、塀が取り壊され、同時に、施設の整理整備によって空いた地所に公務員(拘置所と財務省の職員)用の集合住宅を建てた...結果のようです。

写真左:左手の建物が住宅です。右手の、上部にヘリポート(円盤状)が見える建物が東京拘置所です。
写真中:両側の建物が住宅です。中央に見えるのが東京拘置所です。こんなに接近しています。
写真右:中央に見える低層の建物には、今月19日に、コンビニがオープンするようです。左手の建物が東京拘置所、右手の建物が住宅です。

と、小菅の拘置所あたりは、現在こんなことになっていました。全周囲が高い塀で囲われた時代は終わったようです。しかし、今度はこの解放ぶり...隔世の感ありですね。正直言って驚きました。あ、それから、現在残っている塀も、いずれ取り壊されるそうです。

【場所】葛飾区小菅1丁目あたりです。

コメント(2)

 なんだか、その宿舎も拘置所の延長のように見えないこともないですねぇ。 随分明るいイメージです!でも、これで良いのかなぁ。

>nsw2072さん
早速コメントをありがとうございます。ほんとに...拘置所の建物のほうが高級感があったりしますね(^^; 小菅ヒルズと悪口を言われる由縁かもしれません。しかし、拘置所とはいうものの地下には死刑執行する部屋があるということですし、なんとも...です。なにか釈然としないものがあります。



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