2010年8月アーカイブ

継ぎ接ぎ系

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大田区の東糀谷というまちで目にした工場です。ここから右方向に一区画、鉄工系と思われる町工場が連なっていました。

この工場は、配色のせいか、わりと見た目に地味で、つい素通りしそうにも思いますが、見ればなかなかやってくれています。歴史がありそうです...ストーリーがありそうです(^^; やはり、一時のアイデアに基づく造形よりも、そういった積み重ねによる、木で言うと年輪のような造形はよろしいですよね〜。

この建物ですが、最寄り駅は京急線の大鳥居になります。したがって、最近つづけて紹介した大田区南部の建物よりも内陸部(^^;に在ります。やはり、こちらのほうが"街度"が増すからでしょうか、同じ工場とはいえ、建物らしさも増しているようです。

ところで、ついでですが、こちらの写真をご覧になってみてください。今日の写真中の工場の在る区画のいちばん右端を撮ったものです。その左手に見えるのは、新築のマンションのようですが、入口にまわってみると"JAL航空機整備東京社員寮"とありました。

この、通り1本隔てた、古い鉄工系工場と真新しい集合住宅との対比...やはり"街度"が増すから起きることなのでしょうが、なかなか印象深く、考えさせるものがありました。...バスケットのコートが見えるってのが象徴的ですね。

なんだか、エントリーのタイトルと言ってることがズレているようでもありますが、ま、そんなわけでです(^^;

【場所】大田区東糀谷2丁目あたりです。

羽田 トモエ食品店

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このところ大田区南部から...がつづきますが、今日もその界隈から...です。

大田区の南部は、極めて優秀な金属等加工工場が集中していることで知られますが、それらの大半は、いわゆる町工場で、失礼な言い方ですが、建物は安普請です。また、金属加工で栄える前は、漁業で栄えたまちですから、どちらにしても、立派な瓦屋根と土蔵の蔵...といったノリとは縁遠いまちと言えそうです。

しかし、構造物というものは不思議なもので、普請にお金をかければ魅力的なものができるか...というと、そんなことはなく、皮肉にも、その逆が意外と多いのが実情だったりします(^^;

ここ数日アップしている建物はすべてそういうタイプですし、このエントリーの建物もその例に漏れません。これは看板によれば食品店ですが、残念ながら、営業している時の姿を見たことがありません。3年前、すでにこんな具合で、仕舞た屋になっていました。

しかし、食品店にしては造りが凝っていました。左から見るとこんな感じ、右から見るとこんな感じです。いかがでしょう...正面から見たのとはけっこう感じが違いますよね。特に左から見たところは、食品店というよりも、何かの工場をおもわせます。

そんなわけで、何か興味深いストーリーが隠されていそうなこの建物ですが、実は、もう取り壊されていて存在しません。今後、記憶のなかにこの建物を残している人に出会えて、そのストーリーを掘り起こすことができるか...ですね。

【場所】大田区羽田3丁目あたりです。

羽田 丸与商店

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羽田...と言っても空港ではなく、大田区南東端のまちですが、そのまちの目抜き通りとも言えそうな幅広の道路沿いに建っている商店です。

ここは、昨日歩いたところですが、写真は3年前に撮ったものです。昔の写真を持ち出した訳はお分かりか...と思いますが、はい、もうこの姿は見られませんでした。

「この辺りにあの建物が在ったはずだ...」と、以前の記憶を辿りながら歩いていて、その建物が見つかったときは、遠くなった記憶がわっとよみがえりますが、その建物が見つからない場合、これはなかなか微妙なものがあります。

それが自分の生活圏ではない場合、「十中八九、これは消滅したな...」と分かっても、つい、しばらくの間、無い建物を探し歩いてしまいます。「見落としている」と思いたいのかもしれません。

この建物は、どうやら、建て替えに近い大改修が行われたようでした。同じ場所に建物はあるのですが、およそイメージが違っていました。サイディングの塊と化していました。何かとご都合はあったのでしょうが、昔の姿での撮り直しできなかったこと...残念至極でした。

【場所】大田区羽田6丁目あたりです。

フラット下見張

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前エントリーと同じく東京南端のまち六郷から...です。

こうした三角屋根の平屋というものは、都内からどんどん姿を消しつつあります。特に、床下にも天井裏にも空間はなさそう...という、超フラットな造りのものは激減しているように感じます。絶滅が危惧されるところです...。

この手の超フラット平屋の場合は、とかく外壁材はトタンで、こうして板が使われているものは少数派に属するかと思います。それにしても低いです。まあ、同じ大田区南部にあるトタン仕様のこちらにはさすがに負けますが...。

ところで、この建物ですが、こうして真正面から見るかぎり、長屋か小さな一軒家に見えます。が、実は相当に奥行きがあって、向こう側は二階家につながっています。そして、その二階家からまた横方向に平屋が張りだす...という造りをしています。ストーリーのありそうな構造なんです。

そして、最後に、やはり、太く短い臭突(?)が何ともいえない味...というか匂い(^^;を出していますね(^^; しかし、こういう愛らしさのある家が減ってゆきます...。

【場所】大田区仲六郷2丁目あたりです。

六郷の古トタン家

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昨日撮った写真です。このところ、ちょっと自転車ブログの観を呈していた本ブログですが、今日は原点復帰...サビトタン系です(^^; 

この建物は、東京南端のまち...六郷にあります。最初に見たのは3年ほど前ですが、その印象は強烈で、以来、あの建物はどうなっているか...と、気になってしょうがない建物のひとつになりました。

この建物、かなり傷んではいますが、輪郭はしっかりしていますし、窓や出入り口などに新しいアルミサッシが取り付けられていたりします。きちんと住所などを記した郵便受けがあったりもします。

そんな様子からすると、人は住んでいないけれど物置として使われている...という感じでしょうか...。以前通りかかったときは、出入り口に物は置かれていませんでしたので、この写真で見るより以上に"使われている感"が強く感じられました。

それにしても、こいつ、こぢんまりとしたサイズのわりには凸凹が多く、複雑な形状をしています。そのせいか、なんとも模型的な可愛らしさがあります(^^;

【場所】大田区東六郷3丁目あたりです。

PEDAL DAY

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先日紹介させていただいた "自転車生活デザイン展" の一環として、18日に、代々木公園で "PEDAL DAY" なる催しがありました。これは現在の東京のバイクシーンを見知る良い機会だと思い、短時間ですが、行ってきました。

催しの概要についてご興味ある方は、上記リンク先の記載などを読んでいただくとして、ここでは、当日気になった自転車紹介...ということにさせていただきます。

当日、会場に集まってきた自転車の多くは、ピスト系やロード系とその変形でしたが、このところロングテール系が気になっている僕としては、どうしても、今日掲載した写真のようなタイプに目が行ってしまいました。

今日は、とにかく、見て楽しんでいただけたら...と思います(^^; しかし、いろんな自転車があるものです。

【場所】渋谷区神南2丁目(代々木公園)です。

絵空景

つい先日、代々木公園で目にした光景です。

代々木公園のA地区とB地区とを結ぶ陸橋の下に、30人ほどの若い男女が、何をするでもなく、ただ集まっている...という感じで集まっているのが目に入りました。

最初、離れた場所からその集団を目にしたときは、ほとんど全員が金髪だったり薄い茶髪だったこともあり、外国人の集団だとばかり思っていました。日本人の集団だと分かったのは、彼らまで10メートルほどに近づいてやっと...です。日本人のイメージが、若者中心に...ですが、本当に変わってきています...。

しかし、こんな場所に、特に何をやるでもなさそうなのに、何故に大勢の若者が集まっているのか...です。所在なさげにしている者も居れば、携帯で話しに夢中の者も居れば、誰かの冗談に笑い声をあげる者も居れば、海辺でもないのに大きな浮き輪で遊ぶ者もあり...です。

ま、最後までこの様子を見届けたわけではありませんので、この後、何らかの集団行動があり、その前の時間潰し中だったのかもしれません。それに、目的なく集まることがいけない...とも思いません。が、この集団が発するフワフワとした無力感...。

【場所】渋谷区神南2丁目あたりです。



つい先日、ブログを巡回していて "PACIFIC PEDAL LIFE DESIGN / アジア-パシフィックの自転車生活デザイン展" が開催されていることを知りました。

これは、東京ミッドタウンデザインハブなる団体による企画展...という位置づけだそうですが、その主旨は以下のように記されています:
アジアの都市生活の未来は、自転車とともに、快適に楽しく生活することにある。
クリーンでエコロジカルな移動手段として、ファッションやカルチャーとして、またインダストリーとして、いま改めて注目されるのが自転車です。 急速な経済成長をとげつつあるアジア諸国、とりわけ中国では、3.2人に1台、じつに4億台以上の自転車が、移動、運搬、販売など、生活のさまざまなシーンに重要な役割を果たしています。一方、クルマ社会が成熟した欧米では、メッセンジャーなどの仕事をはじめ、マウンテンバイクやBMX、知的に、オシャレに自転車を楽しむ生活など、新しいカルチャーが次々と発信されています。 本展ではこうした自転車を、「働く」「考える」「食べる」「走る」「遊ぶ」の5つの動詞から考え、実車と映像を交えて紹介します。

" s m i l e "

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昨日、六本木の東京ミッドタウンの前庭で出会った笑顔です。

実は、このところ、とかく気持ちが曇りがちでした。が、その曇りをぱっと払ってくれたのが、この最高の笑顔でした。

僕は、彼のことは何も知りません。このとき初めて出会い、彼の足もとにちょこんと佇むイングリッシュコッカー君が可愛くて、写真を撮らせてもらい、その後、コッカー君と彼の組み合わせがこれまた素敵なので、「ご一緒に...」と1枚だけ撮らせていただいたのがこの写真です。

それなのに、なんて素晴らしい笑顔なのでしょうか...。

この笑顔を見ていると、いやがおうにも "Smile" のメロディーが頭のなかを流れだします。「微笑もう たとえ心が痛んでいても / 微笑もう たとえ心が折れそうな時でも / 空が雲におおわれていても / だいじょうぶ...微笑みさえすれば / 人生まだ捨てたもんじゃない...」といった歌詞にのって...。

【場所】港区赤坂9丁目あたりです。

Summer Wind

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世の中、お盆休みのようですね。暦と関係のない生活に入って長くなると、どうもそのあたりがピンと来なくなっています。

しかし、今年も、8月に入ってから、太陽が照りつける暑い日がつづきましたが、お盆に入ったころから、その陽射しもいくらか和らいだように感じます。...ませんか?(^^; [追記:翌日になってみると暑さがぶり返していました(^^;]

そんなわけで、今日は、残暑お見舞いを兼ねたエントリーです。

暑中見舞いや残暑見舞い...ということになると、やはり南の島で撮った抜けるようなエメラルドグリーン中心の写真などが使われますが、ここはちょっとひねって、オックスフォードで撮った渋め写真で迫ります。肌寒いほどの冷夏のなか撮ったものですから、見るだけで涼しくなる効果があるかも?ですし...(^^;

ところで、この写真は、オックスフォードのアップタウンとダウンダウンをわける川をまたぐ橋のうえから撮ったものです。このあたりは、けっこう川筋が入り組んでいますし、見たところ流れも速くはなさそうなので、こうしたボートをレンタルしてのんびりと漕いでまわれば、涼をとりながら楽しめそうです。

というわけで、この風景がすこしでも涼やかな風を送ってくれることを願いながら、残暑お見舞い...申し上げます!

【場所】The Plain, Oxford, UKです。

街裏壮観

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僕にとってはご近所風景になりますが、けっこうシュールです。(^^;

この風景が出来上がった経緯は知りませんが、手前にあった家屋またはビルが取り壊され、結果この風景が出現したのだろうことは想像に難くありません。都会ではよくあるパターンです。

しかし、ここで目が行くのは、やはり、中央に見える、瓦屋根の古家でしょうか...。良く言えば、周囲のビルの懐に抱かれているかのようです。ま、そう言うとむしろイヤミに聞こえますね(^^; 取り残された...というのがあたっているようです。

ところで、この瓦屋根の家は、どうやら、その左に見えるモルタルの建物とつながっているようなのです。どんな経緯でそうなったのか...こちらは想像もつきません。何とも不思議な感じがします。

また、手前の空き地は、写真で分かるように、有料駐車場になっていますが、入口側(僕の背中側)には、細い急な坂道があるだけです。が、すぐ左手にわりと交通量の多い新壱岐坂通りがとおっているせいか、こんな奥まった感のある場所にもかかわらず、けっこう利用者が多いのです。文字通り、穴場駐車場にでもなっているのかもしれません。

そんなわけで、ここは、以前から注目の風景だったのですが、なかなかクルマ無しの図が撮れずにいました。それが今回やっと...という、ちょっとした裏話し付きの街裏風景でした(^^;

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

二丁目の古書店

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「二丁目」という言うだけで何処のことだか分かる...という例は、きわめて稀だと思われますが、新宿の御苑の北にひろがる「二丁目」は、 "彼らのまち" として知られ、その方面の代名詞のようになっています。

とはいうものの、彼らの集う店が集中している...というだけのことで、外から見るかぎり、他のまちとそう大きく変わるところはありません。

この古書店は、そんな「二丁目」の外れにあります。かなり古そうなモルタルの看板建築です。けっこうヤレていて、貫禄とか風格という言葉が適切か否か(^^;迷うところですが、大いに好感を感じさせる建物であることは間違いありません。

それにしても、「二丁目」という語の響きからはちょっと想像し難い風体の建物です。が、ちょっとそれを匂わせるのが、右側面のテントに残る「デイトライン」の文字です。「デイトライン」とは「日付変更線」のことのようですが、これがなんとなくその方面への入口を連想させます。

あ、ところで、こちらの古書店"昭友社書店"さんの棚ですが、特に「二丁目」を思わせる品揃えではありませんでした。が、もしや穴場なのか、ある日、こちらの棚を物色なさる、神保町の古書店主 ("彼ら"ではない(^^;) を見かけました...。

【場所】新宿区新宿2丁目あたりです。

スカッSHINJUKU

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陽射しの強い日がつづきます。とにかく光が強烈で、世界の彩度が上がったようにも、全色彩が白んだようにも感じられます。ま、要はクラクラくるくらいに眩しいということでしょうか...(^^;

この写真は昨日(8月5日)、新宿で撮ったものです。歌舞伎町に行こうと、東口を出たところで信号待ちをしていると、向こうから、先日、名古屋で開催されたというコスプレサミットにでも出場したのか...という感じの三人連れがやって来るのが見えました。

かなり奇抜かつ派手なファッションです。しかし、光がこれだけ強烈になると、特に違和感はありません。南の島感覚になるのでしょうか...「おお、きれい...」というだけです(^^; というわけで、他意なく、真正面からレンズを向けると、その他意のなさが伝わったのか、向こうも暑さでテキトーになっているのか(^^; 手で遮ったり顔をそむけることもなく、この直後ニコッと...。

ところで、驚くことに、この男性ですが、この時は髪をのぞいてはごくフツーの格好ですが、先日渋谷で前エントリーの写真を撮っているときに、コスプレ衣装に身を包んで僕の目の前を通った人物だったのです。その写真もあるのですが、まあ、添えなくてもいいですね(^^;

【場所】新宿区新宿3丁目あたりです。

盛夏道玄坂

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昨日(8月3日)の渋谷・道玄坂下交差点の様子です。よく晴れて空は青く、陽射しも強く、光が白く眩しく感じられる日でした。

その光に引っ張り出されるように家を出て、なんとなく「今日は街だ...繁華街だ」という気がして、渋谷をひとまわりしてきました。

僕の場合、何か買い物があるとか用事があるとき以外は、足は自然と、繁華街とは反対の方向に向くのですが、こうして、特に光りがきれいとか、異様なほど暑いとか寒いとか...自然条件がひとつの極限を示したときは、とかく街の様子が気になるようです。

というわけで、道元坂下で撮った写真になったわけですが、近年の変化というと、ついこの間完成したばかりの、中央に見える東宝マークのついたビルでしょうか...。

そして、このところ、それにも増して気になるのが、ビルの壁面などに貼られた宣伝です。女の子の顔のイラストとともに「○○メール」なる語の踊る看板の増殖ぶりです。なんせ、ビルの屋上や壁面だけでなく、宣伝用の大型トラックがいつも街を流している状態です。およそ想像はつくものの、いったい実体は何なのでしょうか...。盛夏とはいえ、寒さも感じさせる風景ですね...。

【場所】渋谷区道玄坂2丁目あたりです。

晴海運河風景

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こうして、宇宙船ヒミコが写りこむと、晴海運河の...というよりは、晴海運河を航くヒミコの写真という感じですね(^^;

今日も、実は、この遺構が気に入った...という御方と豊洲を歩いたのですが、ひどく暑い日でしたので、すこしでも涼しいところを通って...と思い、ララポート豊洲というショッピング&飲食施設のなかを通り抜けて、運河沿いに出ました。

当初は、そこは通り抜けるだけで、まっすぐに遺構(春海鉄道橋)を目差すつもりだったのですが、通り抜けたそのとき、真正面に、ちょうど入港してくるヒミコの姿が...。となると、やはりヒミコには引っ張られます(^^;

というわけで、ヒミコが出港するまでの間(ほんの5分程度ですが)、ドックの縁に陣取って、シャッターを切りながら見物です。やはりコイツは、何時何度見ても迫力があります。そして前後左右どこからでも絵になってくれます。

写真は、ララポートを出港したヒミコが、浅草を目差して晴海運河を北上しているところです。対岸に、まだどうやら東京湾埋立地の匂いを残しているセメント工場が見えます。その工場とヒミコとの組み合わせ...これはいま、僕には...ですが、このあたりの運河風景としてはベストのひとつに思われます。

【場所】中央区晴海2丁目・江東区豊洲2丁目あたりです。


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