羽田 トモエ食品店

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このところ大田区南部から...がつづきますが、今日もその界隈から...です。

大田区の南部は、極めて優秀な金属等加工工場が集中していることで知られますが、それらの大半は、いわゆる町工場で、失礼な言い方ですが、建物は安普請です。また、金属加工で栄える前は、漁業で栄えたまちですから、どちらにしても、立派な瓦屋根と土蔵の蔵...といったノリとは縁遠いまちと言えそうです。

しかし、構造物というものは不思議なもので、普請にお金をかければ魅力的なものができるか...というと、そんなことはなく、皮肉にも、その逆が意外と多いのが実情だったりします(^^;

ここ数日アップしている建物はすべてそういうタイプですし、このエントリーの建物もその例に漏れません。これは看板によれば食品店ですが、残念ながら、営業している時の姿を見たことがありません。3年前、すでにこんな具合で、仕舞た屋になっていました。

しかし、食品店にしては造りが凝っていました。左から見るとこんな感じ、右から見るとこんな感じです。いかがでしょう...正面から見たのとはけっこう感じが違いますよね。特に左から見たところは、食品店というよりも、何かの工場をおもわせます。

そんなわけで、何か興味深いストーリーが隠されていそうなこの建物ですが、実は、もう取り壊されていて存在しません。今後、記憶のなかにこの建物を残している人に出会えて、そのストーリーを掘り起こすことができるか...ですね。

【場所】大田区羽田3丁目あたりです。

コメント(10)

masaさん、こんにちは〜。
毎日暑さが続きます。東京はいかがですか。こちらといいますか、私の自宅のばあい、朝起きたら室温が30℃を超えており、「気持ち的」にはかなりつらいものがあります。まち歩きされていとき、どうか熱中症にならないようにご注意ください。

さて、本日のエントリー、これまた、エエ感じですね〜♪
しかし、構造が複雑で、いろんな事情で増改築を積み重ねてこられた…という感じがしますね。「トモエ食品店」から前の部分、異様に低くて屋根も平たいですよね〜。不思議です。家を増改築するときに、古い解体した家の部材を使ったりすると聞いたことがありますが、ひょっとして、そのような部材の再利用かなにかで、少し不思議なバランスが生まれたのかな…と妄想しました。ま…ったく根拠はありませんけれど(^^;;。それはともかく、「ステルス型トタン家」もそうですが、かなり低い家がたくさん見られます。これには、何か理由があるんでしょうかね〜??ということで、「ステルス型トタン家」のコメント欄を読み直しています(^^;;。3年前のことですが、自分が書いているコメントを自分ではない別人が書いたコメントのように読んでいます(^^;;。ふ〜ん、こんなこと書いていたんだ。

>wakkykenさん
今日も早速コメントをありがとうございます。今日も東京も暑くなってきました。このところ、まち歩きの最中も帰ってからも、とにかく水物をガブ飲みしちゃいます。その量たるや異常なほどで、熱中症よりも、そちらの弊害が心配です(^^;

ところで、この建物ですが、こうなるには、なかで行われる作業の都合としか考えられません。それが食品とどう関係があるのか...いくら妄想力を逞しくしても???です。
しかし、仰るように、この辺りはフラットな建物がけっこう目につきます。建物の発祥がバラック系で、しかも海が近いので、時に半端ではない強風が吹く...などがフラット化の理由だったりするのかな...なんて想像してみるのですが、真相はいかに?です。

それから、「ステルス型トタン家」のコメント欄、いま読みますと、他人が書いているように感じますね。不思議です。けっこうコチャコチャしたことが書いてあって、読むのも面倒!(^^;なんて感じもありますね(^^;

masaさん

「読むのも面倒!(^^;なんて感じもありますね(^^;」ですか(^^;;。
あれま~、あの頃、なんかご迷惑をおかけしたようで…(^^;;。
まあ、それはともかくとして(^^;;、大田区の家の高さが低い件、ぜひ現地の関係者の方にお話しを伺いたいと思いますね~。チャンスがあったらいいな(^o^)。

>wakkykenさん
お返事が遅れました〜。読むのも面倒...というところは、僕自身が書いているのに...という前段を付けて読んでください(^^; あの頃は、あの辺りをかなり歩きこんでいる頃でして、呑川筋がどうのこうのと言っても、それが頭のなかの地図や風景とすぐに連動していましたからね。いまはもうそれらの記憶が薄れていますから、読むのがなかなか大変だな〜などと感じまして、それがメンドウという言葉になった...という次第です。
ところで、大田区の羽田あたりには確かに低い家が見られますが、それが全体的傾向とまでは言えないのかな?と思います。

masaさん
ああ、御丁寧に、すみませ〜ん。
そうですよね、もう、masaさんのエントリーの個々のコメントを読んで「強い刺激」を受けないと、記憶の億基底から「その当時」何を考えていたのか思い出せません…(^^;;;。

さて、「確かに低い家が見られますが、それが全体的傾向とまでは言えない」とのこと。そうですよね〜。でも、東京の「低湿地」を丹念にご自身の足で歩いてこられたmasaさんであれば、低い家の「出現率」の高低については何かお考えがあるのかな…と思いました(^0^)。

>wakkykenさん
はい、そんなわけで、ご理解くださいまして、ありがとうございます。
ところで、家の低さ傾向ですが、やはりバラック系(あまり良い意味ではないほうのバラックです)の多いところに多いことは確実ですが、それが多く分布するのは、やはり川沿い・海沿い...水の匂いの濃いところ...という気がします。

masaさん、おはようございます。

「川沿い・海沿い...水の匂いの濃いところ..」→なるほど。元々は(たとえば河川の治水技術が確立されていない古い時代)、土地利用が安定していない場所、土地所有がはっきりしない場所…という感じになりますし、低い家の出現率は、そのような場所の来歴を考えるうえでひとつの指標のような感じもしてきました。もっとも、そのような場所の来歴も、急激な開発(ときには、整備(?!)と呼ばれたりもしますが)が行われてしまうと一掃されてしまいますので、関係者がいらっしゃるあいだに、いろいろお話しをうかがってみたいものです。

>wakkykenさん
おはようございます。誰でも想像できそうな単純な返事でしたし、僕は自然条件のことばかり考えていましたが、そういった場所の「土地の利用や所有の曖昧さ」という特徴を引き出されてみますと、なるほどそうだな...と思わされます。
それにしても、バラック系建物の消滅ぶりはほんとにすさまじさを増しているような気がします。ちょっと性格が異なる例ですが、多摩川にごちゃごちゃと在った水上小屋なども、許可を得た建物以外は完全に一掃されていました。が、これと似たような開発が陸上でも行われますからね。京急の蒲田と羽田を結ぶ路線がいま大整備中!でして、あの辺りのローカルな風景がかなり影響を受けています。

masaさん

「多摩川にごちゃごちゃと在った水上小屋なども、許可を得た建物以外は完全に一掃されていました」>masaさん。ああ、そうなんですか…。『Kai-Wai散策』的な意味での「汽水」的な場所、両義的で曖昧な場所が消えていきますね〜。

>wakkykenさん

>「汽水」的な場所、両義的で曖昧な場所が消えていきますね〜。
そうそう、ほんとにそうなんですよ。あの辺りの水上小屋なんか、場所が河口だけに、文字通り汽水の上にたっていたわけですよね。ま、とにかく、凄い速度で線引きが明確化されてゆきますね。息がつまりそうです(^^;



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