継ぎ接ぎ系

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大田区の東糀谷というまちで目にした工場です。ここから右方向に一区画、鉄工系と思われる町工場が連なっていました。

この工場は、配色のせいか、わりと見た目に地味で、つい素通りしそうにも思いますが、見ればなかなかやってくれています。歴史がありそうです...ストーリーがありそうです(^^; やはり、一時のアイデアに基づく造形よりも、そういった積み重ねによる、木で言うと年輪のような造形はよろしいですよね〜。

この建物ですが、最寄り駅は京急線の大鳥居になります。したがって、最近つづけて紹介した大田区南部の建物よりも内陸部(^^;に在ります。やはり、こちらのほうが"街度"が増すからでしょうか、同じ工場とはいえ、建物らしさも増しているようです。

ところで、ついでですが、こちらの写真をご覧になってみてください。今日の写真中の工場の在る区画のいちばん右端を撮ったものです。その左手に見えるのは、新築のマンションのようですが、入口にまわってみると"JAL航空機整備東京社員寮"とありました。

この、通り1本隔てた、古い鉄工系工場と真新しい集合住宅との対比...やはり"街度"が増すから起きることなのでしょうが、なかなか印象深く、考えさせるものがありました。...バスケットのコートが見えるってのが象徴的ですね。

なんだか、エントリーのタイトルと言ってることがズレているようでもありますが、ま、そんなわけでです(^^;

【場所】大田区東糀谷2丁目あたりです。

コメント(2)

 隣が空き地になったから見えるようになったものではあるけれど、この家あるいは町工場は、となりとくっついていたのではなくて路地に面していたんですね。一階にはちゃんとした塀があって、はじめは建物との間を少しあけてあったようだけれど、その間の空間も屋根をかけてありますね。
 はじめは奥に庭もあって、路地からの潜り戸もあったんでしょうが、それも建物の中に取り込まれるほど、かつては商売が繁盛して増築を重ねたのでしょう。一階には窓がないところをみると、工場から音が出たのでしょうね。上の階には窓があるのも、路地に面しているからですね。
窓も、スチールサッシからアルミに変わって行き、それもなぜかあとでふさいでいるところがある。あれこれ解読するたのしさがありますね。いちど中に入れてもらいたくなります。
こういうところのしごとが、海外にもっていかれたんでしょうね。

>玉井さん
コメントをありがとうございます。そうか...そういうふうに読み取れるのか...と、頷きながら読ませていただきました。

この建物も、実は、3年ほど前から気になっていた建物でした。当時は、この手前に更地(駐車場)があって、写真にするにはクルマが邪魔だな...などと思ったことを、うろ憶えながら憶えています。
しかし、塀が建物の外壁に取り込まれてしまった例(玉井さんのご指摘で気づいたのですが)というのは、極めて珍しいですね! ますますこの建物と工場の歴史を知りたくなりました。

しかし、この建物...を含む一画も、そう遠からず消えるのは、よほどのことが無いかぎり、間違いないことのように思われます。このまち自体も、この建物を横に置いたような、継ぎ接ぎだらけの様相を呈しています。



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