2010年10月アーカイブ

初冬光景

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今年も、暖冬という言葉をあちらでもこちらでも耳にします。が、今日になって、空気がヒンヤリとして冬のそれらしくなってきました。

今年の冬は、僕にとっては...ですが、昨年までの冬と違って、自転車のうえでも迎え撃つことになるわけです。が、その辺りは未経験ですから、どんな具合なのか...ちょっと不安なような楽しみのような...という感じです。

僕は寒さにはからしき弱いのでちと身構えてしまいますが、いまは寒さ対策の用品も多々開発されていますし、ま、何と言っても、走りまわるのが海や山ではありませんから、何とかなるでしょう(^^;

てなことをいよいよ思わせる日でしたが、夕方、近所のホームセンターへ行こうと外に出ました。そして空を見上げると、雲がまだらに淡いピンクに染まっています。これはきれいな夕焼けに発展するかもしれない...と、急いで家に戻り、カメラを手にし、再びホームセンターに向けて歩きはじました。

そして、壱岐坂下の交差点にさしかかったところで視界に入ってきたのが、この光景でした。左の塊はマンション、右の塊はドームホテル、中央の造作は後楽園遊園地の一部です。ビルの足元があっと言う間に暗くなる季節の風景出現です。

【場所】文京区本郷1丁目あたりです。

野毛ソゾロ

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先日、横浜の野毛を歩き、そろそろ東京へ...と、桜木町駅に向かっているときに撮った写真です。

この角には雰囲気のある自転車屋さんがあります。その佇まいが良くて、拙ブログにも、過去に2回登場してもらっています。「野毛亜細亜景 (1)」と「花咲町夜景」です。

この日は定休日だったのか、シャッターが降りていましたが、それはそれでまた良し...でした。古い木製の骨組みのアーケードやそれに沿った白地に赤文字の看板など、惹きつけるものがあります。

その空間に、どことなく気怠そうに僕らの前を歩いていた女性の姿が入ると、何やら風景が反応を起こした気配...。反射的にシャッターを切りましたが、そこそこに暗かったので、手ぶれしてしまいました。が、これについては結果オーライ。はっきり写らないのも、時には良いものです...(^^;

ところで、自転車屋さんつながりで余談です。最近は自転車に乗っていることが多いのですが、それはもう良いことずくめです。が、唯一困りものは、ペダルに足を乗せていると、こうしたスナップショットができない...ということです。メッセンジャーがやれるほど自転車を乗りこなせれば話しは別なんでしょうが、僕の場合はね〜です(^^;

【場所】横浜市中区花咲町1丁目あたりです。

野毛スリム

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横浜の桜木町駅の南西に野毛(のげ)という街があります。そこは飲み屋街・歓楽街として知られますが、音楽好きには、ジャズ喫茶「ちぐさ」が在った街としても知られています。

なぜ突然に「ちぐさ」...と、お思いの方もいらっしゃると思いますが、実は、昨日(17日)まで、野毛で「ちぐさアーカイブ展」なるものが開催されていて、それに行ってきた...というわけです。

それについてはいずれまたor他力本願...ということにして、今日は、この、小さいけれどピリリと辛いヤツです(^^; 言わずもがな...ですが、細身の木造モルタル看板建築です。

実は、この建物、正確に言うと、野毛ではなく、宮川町の入口にたっています。したがって、タイトルに偽りあり(^^;なのですが、まあ、この飲み屋街一帯をノゲと呼んでも咎められることもないでしょう(^^; やはり、なんとなく、宮川スリムより野毛スリム...ですよね(^^;

とまあ、書いていることのまとまりの無さ...甚だしいですが、とにかく、この建物、小さいけれど意匠が凝っています。手間もかかっているようです。そんなわけで、けっこう古い建物が残っている野毛のなかでも注目していた建物でした。が、なんせこの前の路地が狭く、これまで、こうして全体を収めることができませんでした。が、今回、技術の進歩によりやっと...というわけです。

しかし、テントの上と下ではかなりの感覚的ギャップがあります。が、まあ、その辺りは適当に流していただき、上部中心に覧いただきたいと思います。

追記:本文でちょっと触れた「ちぐさアーカイブ展」ですが、それに関する記事を、玉井さんが、ご自身のブログ "MyPlace" にエントリー『野毛のジャズ喫茶「ちぐさ」再現』なさっています。

【場所】横浜市中区宮川町1丁目あたりです。

石萬石材店

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護国寺から南に向かって、幅広のまっすぐな道がのびていますが、その道が江戸川橋にかかるすこし手前で左に折れると、微妙にくねった、いかにも水の匂いのする通りに入ります。

水の匂い...と書きましたが、それもそのはずで、その通りは、江戸期に神田・日本橋あたりに給水していた神田上水(明治中頃に埋められた)に沿った道です。そんな古い通りですが、すぐ近く(写真で言うと右側)を流れる神田川の対岸に、新目白通りという広い道路が通ってからは、裏通り的な、通り沿いに用のある人や知る人のみ抜ける...的な存在になっています。

前置きが長くなりましたが、その通りに入って間もなく、大日坂下(だいにちざかした)という交差点があります。その角にたっていたのが、この石萬石材店でした。
下見張りの懐かしさを感じさせる建物と単純ですが目につく看板が印象的で、強く記憶に残り、この建物を見ると、この通りに入ったことを実感する...というほどに、この辺りの目印的な存在でした。

それが、つい先日のこと、自転車でここを通りかかったのですが、歩いているときとは違って、右後方のクルマにかなり気を配っているせいか、この交差点も、何か違和感を感じながらもすっと通過しました。が、しばら行ってから、「ん、もしやあの家が無かったのでは...」と気になりはじめ、引き返してみました。するとやはり、在るべき建物が在るべき所に在りませんでした。ついに取り壊されたようです。

というわけで、今日の写真は、この家の在りし日の姿...ということになってしまいました。2007年の3月初旬に撮ったものです。

【場所】文京区小日向2丁目あたりです。

看板建築 "連"

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超級のお天気に恵まれた体育の日、行こう行こうと思いながらなかなか...だった、菅沼書店(健在でした!)のある北品川に行ってきました。

これまでなら、北品川の駅で降りて、駅前を通る旧東海道を南下して...というコースで菅沼書店をめざしたに違いないのですが、今回は、自転車で行きましたので、駅から離れたところを通りました。

その途中で目に入ったのがこの看板建築でした。2階に"連"とあります。なんとなく看板のような看板ではないような...。で、ネット検索してみると、"連"という屋号の(洋風?)小料理屋さんのようです。

ところで、この建物ですが、右後方にある高台(御殿山)への登り口とも言える位置にたっています。また、こちらのお店のHPには以下のように書かれています。ちょっと長くなりますが、引用させていただきます:
「当店は、江戸落語でお馴染みの「居残り佐平次」に登場する鰻の名店「荒井家」さんの跡を拝借し開店しております。場所は旧東海道、品川宿へ上がる坂道の入り口角。」
「魚介類の宝庫・品川浦が目の前に広がり、背後には桜の名所・御殿山、紅葉の名所・海安寺の山が連なり、そして水清らかな目黒川が流れる。海と、山と、川に囲まれた品川宿は、江戸の人々にとって日帰りの観光にもってこいのレジャースポットでした。しかもそこは、大小の料亭が軒を連ねるグルメスポットでもあり、浮き世を忘れて遊びに興じるプレイスポットでもあったのです。それはまさに、日本に初めて登場した一大テーマパーク、24時間眠ることを知らないエンターテイメントタウンだったのです。」


なるほど...です。それで目の前に船溜まりがあったりするわけです。というわけで、この記述の雰囲気を地図(というタイムマシン(^^;)の力を借りて感じとろうと、『江戸・明治・東京 重ね地図』を立ち上げてみました。が、残念なことに、この場所は圏外...収録されていません( を参照ください)。ならば、先日発売されたばかりの iPhoneアプリ『東京時層地図』です。

こちらにはこの場所がカバーされていました。そこに収録されている地図の「現在」と「文明開花期(明治9年 - 19年)」を重ねて透過表示させた(パソコン画像ソフトで)のがこの地図です。そして、赤丸がこの建物がたっている位置です。もう海が目の前です。品川浦という語がぴったりであることが分かります。う〜ん、なんだか、この建物の2階から品川の海を見晴らしているような気分になってきました(^^;

追:『東京時層地図』の「現在」と「段彩陰影(凸凹地図)」を重ねて透過表示させた(パソコン画像ソフトで)地図を追加しました。こちらです。

追: 『江戸・明治・東京 重ね地図』に収録されていない...というのは間違いで、ちゃんと収録されていました。失礼いたしました。あらためて、同地図から、以下の部分を引用掲載させていただきます。左から、江戸、明治、現在です。



【場所】品川区北品川1丁目あたりです。

背伸びする街


汐留から虎ノ門にかけて、いまどき、幅広(40m)の道路が建設中です。その道路については以前にも触れたことがありますが、マッカーサー道路と呼ばれ、基本計画が構想されたのはなんと1946年のこと...。それが、これまたなんと、半世紀後の2005年になって着工された...という、いろんな意味でお化けのような道路です。

昨日、自転車で皇居のあたりを走っていて、ふとその工事のことを思い出し、そちらに向かってみました。

現地に着いてみてビックリです。工事は着々と進んでいて、昨年あたりまでポツリポツリと残っていた古い建物はすべて無くなり、ポッカリと空間の帯が出来あがっていました。

そればかりか...です。昨年までは無かった(と思う)ビルが建ちあがっていました。下階が商業スペースで上階が住宅...というつくりでしたから、きっと、道路建設によって立ち退かれた方々もこちらに住まわれるのだろうと思われます。

それにしても、なんという素早さ、なんという変わりかた...です。そして、こうしてみると、人の暮らす標高平均がどんどん上がっていくのがわかります。さすがに最近のこの傾向...ちょっとまともじゃない気がします。

【場所】港区新橋4丁目あたりです。

煙る東京湾

全国的に雨のところが多いようですが、東京も久々にお天気がぐずついています。

そのぐずついたお天気を記念して(^^;...ってことはありませんが、ま、なんとなく短絡的な発想から、今日のような、どんよりとした日の東京の風景をエントリーすることにしました。が、撮ったのはもうだいぶ前のことで、昨年の7月です。

しかし、東京湾...それもこうしてどんよりと雲が垂れ込めた状態では、撮った時期や季節なんか関係ありませんね。もしや、この辺りで一年を過ごす人だったら、何かを手がかりに、季節を言い当てることができるのでしょうか...。

ま、それはそれとして、晴れた日の港の風景も良いものですが、こうして、小雨に煙る埠頭の風景というものは、なにかもっと確信犯的に人を惹きつけるものがありますね。

【場所】港区港南・品川埠頭あたりです。
ブロンプトンという自転車が僕のところにやってきて、もう1ヶ月が過ぎました。雨の日以外はほぼ毎日、ブロンプトンのペダルを踏んで、都内の自転車店などをたずねたり、その途中で道を逸れて写真を撮ったりしていました。

そんな具合で、ま、当たり前といえば当たり前ですが、電車やバスに変わる移動手段として使っていました。

とはいえ、自力でペダルを踏んで移動するわけですから、良い運動になります。それも、ことさら意識して無理などしなければ、その時点での体力に見合った運動になります。

どうも、この「体力に見合った運動」というのが良いようです。僕は、昨年来、体調がいまひとつ...という状態がつづいていたのですが、自転車に乗るようになってからというもの、その状態から脱却できそうな気がしてきています。

僕は、いちおう無理のないフォームで自転車に乗っている積もりですが、そうして過大な負荷をかけないように自転車を走らせているだけで、それもたった1ヶ月間で、腰が柔らかさとバネを取り戻していることを実感しています。また、車道を走っているときは、右後方の交通状況を確認するため、幾度となく振り向きます。これも凝り固まっていた首部を柔らかくしてくれているようです。

しかも、それが、トレーニングといったワザワザ的なものではなく、移動していると余録的についてくる...というのが素晴らしいです。

そんな大余録もさることながら、自転車というものは、ちょこちょこと手を入れて自分好みにすること...これがまたかなり楽しい作業です。そんなわけで、今日の写真は、今日のブロンプトンの姿になりました。前回の姿とそう変わっていないように見えると思いますが、ハンドルまわりやペダルなど、よく見ると結構変わっています。いや、かなり可愛くなってきました(^^;

【場所】文京区本郷・東大構内です。

二重家格

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縦横に走る大通りがつくる四角形のなかほど...は、まちを歩くものにとって、とかく空白になりやすいように思います。この家もそんな位置にあります。

まえを通りかかると、板張りの壁と"京ネオン"の看板に吸い寄せられるように目が行きます。しかも、大きいわりにさりげなくたっていますので、気づくまでに時間がかかりますが、見ればなんと木造3階建て...。見た瞬間に「デカッ!」という印象を受けるはずです。

そこにもってきて、左右でスッパリと色分けされたこの状態...なんとも不思議です。一軒家に見えて、実は二軒長屋のように使われていたりするのでしょうか...。それとも片側のみ改修の必要にかられたからでしょうか...。それとも...と、見るほどに興味はつきません。

ま、放っといてくれ...という声が聞こえそうな気がしますので、これくらいにしときますけど...(^^;

【場所】台東区台東3丁目あたりです。
蔵前橋通りに面してたつこの2軒の店...以前から気になる存在でしたが、ここは錦糸町駅に近いこともあって交通量が多く、クルマも歩行者もいない状態で写真に収めることがなかなかできずにいました。

このところ、僕の興味の中心というと、やはり先日手にいれた自転車です。その後も、あれやこれやと部品を外したり付けたりしていますが、昨日は、ペダルを交換しました。

その調子をみる意味もあって、特に目的地を決めずに家を出ました。すると驚きです。踏み心地というのか感触というのか...それがペダルによって随分と違うものです。靴底への食いつきが良い...という感じで、ペダルを踏むのがますます楽しくなってきます。

なわけで、その途中、たまたま通りかかったこのお店ですが、実は、前述したように、以前からとても気になっていました。なんせこのテント地の看板です。注文服専門店「かもしか」さん(もう閉店の貼り紙がでていました...)もさることながら、お隣の看板にある英単語の羅列...。これは目をひきます。そして、もうまちから少なくなった、進駐軍といった時代の残り香のようなものを感じさせます。

店名は、1階のウインドーに、ひらがなで「えつこのみせ」と書かれています。そしてその下に、やはりひらがなで「せいかつをたのしくするざっかや」とも書かれています。外観からすると、てっきり厨房用品などの卸商だろうと思っていましたので、これはかなり意外でした。

というわけで、いちどなかを見せていただかなくては...なんですが、なかなか...なかなかです(^^;

【場所】墨田区太平3丁目あたりです。


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