五軒看板建築 (東日暮里)

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このところ、五軒長屋エントリーがつづいていますが、またまた五軒長屋の看板建築です。

この日は、南千住に向かっていたのですが、道草ばかりで、到着した頃にはもうすっかり陽も落ちて...というパターンです(^^;
そんなわけで、目的のひとつだった、円通寺の黒門は、そばをすり抜けるがごとく眺めてUターン...ということになりました。

その後は、混雑を避けるため、大通りの一本裏の通りを選んでひた走り...です。その道は、以前よく歩いた道だったのですが、自転車で走ってみると、記憶にある道筋以上にくねっています。これがちょっとイヤな感じです。方向感覚を狂わせてくれます(^^;

案の定、途中で、コッチだ!と判断して折れたところ、記憶と実際とがズレてしまい、予期していたのとは異なる風景が出現です(^^; GPSを持っていても迷う...この方向感覚の悪さよ(^^; 何とかならないものか?(^^;

が、まあ、そんなわけで遭遇したのが今日の建物でした。後になって調べてみると、この場所は、三河島駅と鶯谷駅のなかほど。両駅をほぼ直線で結ぶ道路沿いです。

こうして見ると、建物表面に銅板が張られているわけでも、左官による紋様があるわけでもありません。ノッペリとしたモルタル仕上げで、さして愛想もありません(^^; が、なんせ都心では数少ない五軒長屋...それに物語性が強く感じられます。どこか...ロバート・ウェストール好みの匂いが感じられてならないのだ(^^;

【場所】荒川区東日暮里5丁目あたりです。

コメント(4)

 とても不思議なバランスがありますね。壁の装飾もない無愛想な建物でありながら、まどのてすりの形式もみなそろっているし、ガラスの割り付けもそろっている。はじめに作ったままであるにしろ、作り替えたときに以前のままの形式を継承したにせよ、そういう気遣いが持続していたことをしめしているわけですからね。さらに、窓の並び方が均等ではなくて、間口もさまざまなのでしょう。
 ロバート・ウェストールを思わせるというのは、ブラッカムというよりも「水深五尋」のマルタ人たちの棲みついた「こわいまち」のことですね。この不思議なバランスは、みかけが内容を示すものではないというものに、いいようのない魅力があるからでしょうか。とはいえ、大久保界隈ではハングルがすっかり身近になり、何を売る店なのかも一目瞭然、まちがいつも老若男女でにぎわうのを見ると、隣の国とのあいだが近づいたことをいいことだなと、つくづく思います。

>玉井さん
コメントをありがとうございます。東京のはずれまで行っていましたので、お返事が遅れ、失礼いたしました。
ここは、街灯があるわりに周囲が妙に暗く、そのなかにこの建物が、壁の色が白系であることもあるのか、モワッと浮かびあがった感じがして、まずはその感じに引かれました。
おっしゃいますように、リンクさせていただくエントリーが「ブラッカムの爆撃機」か「水深五尋」か...で迷いました。直接的に考えますと、「水深五尋」なのでしょうが、「ブラッカム」が、あちら側とこちら側を行き来する傾向が強い作品であることや、ウェストールの代表作でもあることから、後者のほうにした次第です。
ところで、本文に書こうか?と思いながらはしょってしまいましたが、三河島駅周辺は大久保に近い状態です。韓国系のお店がとても多いです。そちらは繁華な感じがして、観光地的匂いすらありますが、この写真の店は、駅前から離れるせいもあって、韓国の人のための韓国料理店...という雰囲気が強いような気がしるのですが、いかがでしょうか...。

なるほど、わけがあるのだろうとは思っていましたが、むこうの世界ということなんですね。どちらかといえば水深五尋の方が好みなので、そちらと結びつけてしまいました。おそらくタインマスのまちは、4m程度の細い道でしょう。
大久保よりこちらの方がコリアンタウンとしては先輩ですね。叔母が大久保に住んでいるので、よく行きますが、まちが活気にみちているのでぼくは楽しいのですが、このあたりの侘び錆びぶりは、やはりよさそうですね。

>玉井さん
お返事をありがとうございます。
僕も物語としては、水深五尋...特になかば以降の展開には大いに惹きつけられました。読み始めると止まらなくなり、一気に読破させられました。
ところで、三河島界隈は、駅前こそ大久保と似た雰囲気もありますが、韓国文化がよりしっくりと根付いている感じがありますね。
自転車に乗る前は、鶯谷駅と三河島駅の間あたりが、どうしても抜ける空間になっていましたので、たまたま通りかかったことですし、もう少し歩いてみようと思っているところです。



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