2011年1月アーカイブ

浜町川の匂い...

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ここは日本橋の三越本店からそう遠くはありません。

現在、日本橋の三越周辺は、ビカビカの超高層ビル街に変身中ですが、そちら方面からものの10分も歩くと、中低層のビル街のなかほどに、突如として、このトタン外壁の建物群が出現します。「えっ!この位置に...」と、かなり驚かされます。

が、すぐに水の匂いがすることに気づきます。川筋が幻視(^^;できます。帰宅してチェックしてみると、ここには浜町川と呼ばれる堀川が通っていたことが判明です。となると、以前、「東神田の路地景」でとりあげていた川と繋がってきます。

そういえば、なんとなく風景の雰囲気に似たところがあるような気がしてきます(^^; 思い込みかも...ですが...。また、この近くには、大正12年の大震災まで、魚河岸が在ったということもあって、どことなく、現在の魚河岸のこの建物群とも共通する感覚があるような気もします。

そうしてこじつけはじめたらきりがありませんが、とにかく、水の匂いというものは、そう簡単には消えないもの...のようです。あ、そして、付け加えますが、この写真のなかの細い路地が、日本橋久松町と日本橋富沢町との町境になっています。それも、ここに川が流れていたからこそ...ですね。

【場所】中央区日本橋久松町あたりです。

隅田川船航

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写真は、水上バスで隅田川をのぼっているときに撮ったものです。

場所は、ちょうど永代橋をくぐったところです。左側に見える高層のビルは佃島の北端にたつマンション群の一部。右側に見える高層ビル群は、明石町の聖路加病院など...です。

上空は、垂れ込めるという表現がいかにも相応しい、雨か雪を降らせるような雲に覆われていましたが、その地平線に近い切れ目を、太陽が、輝くオレンジ色に染めていました。

普段ですと、特に撮る気にもならない風景ですが、このときは、その光具合と、たまたま通りかかった作業船が、かつてのこの辺りの風景の匂いを呼び醒ましてくれたような錯覚がありました。一瞬、この一帯が、工場街の、錆鉄粒子(^^;混じりの空気で充たされたような...。

やっぱ、煙りを吐く煙突が少しはあっても良いな〜と、水上バスよりも連絡船のほうが良いな〜と、強く思いましたね〜(^^;

【場所】永代橋(中央区新川・江東区佐賀/永代)あたりです。

本所ヱビス堂+

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墨田区のなかほどを東から西に走っているときに出会った建物塊です。

ここからやや離れた通りを走っているときに、右端の建物の看板がチラと目の端に入ってきました。徒歩の場合は「ちょっと距離があるな〜。行ってみる価値があるか否か...迷う...。ま、今日はいいか...」という感じの位置でした。
が、こういう場合に自転車は強いです。いくらでもダメモトが繰り返せます。迷うことなく方向転換です。

この場合は、写真を撮ってきたくらいですから、行ってみて大正解でした。気になったヤレ看板(実は、ヱビス堂と書かれている...と読みとるまでかなり時間がかかりました(^^;)もさることながら、その隣に並んだ建物との "塊り具合" が何とも良い感じです。"積み木感覚" とでも言いますか...。

そして、この建物塊...古そうで疲れは感じさせるものの、"積み木感覚" の為せるワザか...どこか愉快なところがまた良いですね。

【場所】墨田区本所3丁目あたりです。

浅草南島系長屋

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場所は、タイトルでは浅草としましたが、正確には西浅草です。

浅草本願寺の参道の両側に並ぶ長屋の一部で、以前に、浅草ハワイ景なるエントリーで紹介した建物を、真正面から撮ったものです。

これは、非常に気に入っている建物で、幾度となく写真に撮ってはいたのですが、どうもいまひとつ...の出来ばかりで、これまで紹介できずにいました。

それが、昨日、なんとなく、本願寺の近くに出ましたので、「ついでにあの長屋を...」と、そばまで行ってみると、光の具合がとても良い感じです。見てるだけで気分スッキリ...どこか精神衛生に良い感じです(^^;

そんなわけで、撮ってみると、これなら良いか...という出来になってくれましたので、めでたくエントリーです!

【場所】台東区西浅草1丁目あたりです。

天神下昼下がり

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説明するまでもなく、飲み屋街です。ここは、住居表記でいうと文京区湯島ですが、感覚的には、表記が台東区上野とか台東区天神下であったりしたら、むしろピンとくる...という感じです。

というのも、この路地をしばらく進むと上野広小路にでます。また、左に行けばもうすぐ不忍池、後方に戻れば湯島天神が控えています。もう、歓楽街になる条件が揃いすぎるほど揃っています。そうなることが運命づけられたまち(^^;とでも言いますか...。

僕はまったく呑まないこともあって、このまちのいちばん活気づいている時の表情は知りません。が、こうした、その時間に向けての動きをはじめたばかりの表情にも、それなりの雰囲気があります。

すでに営業している店もあり、ドアがロックされたままの店もあり、準備をはじめた店もあり...と、てんでばらばらです。まだ閑散とした路地風景のなかに、時々、近所の店まで買い物に行く半分私服の板さんの姿や、飲料を積んだカートを押して納品にまわる配達人の姿が混じります。

このところ、空気がキーンと冷えた日がつづいていますが、そんな、眠気も吹っ飛ぶような条件下でも、ここで目にする風景には、どこか、どんよりとした気怠さのようなものが感じられます。そして、オフィスビル街よりも、ちょっとだけ、空気が温んでいそうです(^^;

【場所】文京区湯島3丁目あたりです。

京島町角

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良い天気がつづきます。ブログの更新は滞り気味ですが、そんな好天に引っ張りだされるように、連日、ペダルを踏み、東京を周遊しています。

昨日のコースは「本郷〜湯島〜上野〜台東〜小島〜三筋〜蔵前〜本所〜吾妻橋〜向島〜墨田〜八広〜文花〜京島〜押上〜業平〜横川〜太平〜亀沢〜石原〜横網〜鳥越〜台東〜上野〜末広町〜外神田〜本郷」

走ったり止まったり撮ったりを超頻繁に繰り返しながら、通過したこの町の数です。徒歩の頃とは大違いです。その分、視線の網目(視線メッシュ(^^;)は大きくなってしまいますが、カバーする範囲の広さ、「あ、あそこ!」と思いついたときのダッシュ...などは、自転車なればこそです。一長一短ですね、結局(^^;

この写真は、その昨日の散策中に撮ったものです。前エントリーまでは、昨年中に撮った写真でしたので、これが2011年産(^^;写真の初アップということになります。僕のまち歩きの出発点にもなってくれた京島から...です。

【場所】墨田区京島3丁目あたりです。

焼き芋のけむり

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年が明けたばかりの街で...と言いたいところですが、昨年の大晦日に撮った写真です。場所はバリバリの下町...鳥越のとなり小島というところです。

角を曲がって、路地から大通りに出ると、なにやらあたりがけむっています。見れば軽トラの焼き芋屋さんが、道端に停車し、釜の火が絶えないように、薪をくべているところでした。けむりは、その薪が燃えはじめにあげていたものでした。

最近は、街で焼き芋屋さんを見かけることなど滅多にありません。ましてや、焼き芋の釜の煙突からのぼるけむりなど、日常では忘れ去っています。さらに、僕らは、何かしらに感化されていて、街でけむりを見ると、反射的に「あ、いやだ、有害な化学物質...」なんて思ってしまうのが現実です。嫌ですね(^^;

と、そんな焼き芋屋さんと、その釜のまわりの熱せられ陽炎のようにゆらぐ空気や煙突がはき出すけむり...。それらが、一種のオーラのようなものを発し、ビルだらけの街に、道がアスファルトに覆われる前の風景を投影しているように見えます。

これは!と思い、自転車からおりて、カメラを取り出していると、左手の店から、冬休み中の子供たち...この近所に住む子供たちに違いありません...が、ぞろぞろと出てきました。その場面が上記風景に連結します。途端に、はっきりと、風景に新たなレイヤーが出来上がり、懐かしい、子供のころの暮れ正月の感覚が蘇るのを感じました。

【場所】台東区小島2丁目あたりです。
ブロンプトンという名の自転車が僕のところにやってきたのが、昨年の9月2日でしたから、昨日でまる4ヶ月が過ぎ、今日から5ヶ月目に入りました。

この自転車、最初の印象は「基本的骨組み以外の部分がなんて安っぽいのだろう...(僕にとっては)結構高い買い物なのに...」というものでした。後になって、その筋(^^;の方々から、折りたたみ式自転車であることから、部品の多くを自社製産していたりするので、安っぽく見えてもそれなりにコストはかかっている...などと耳にもしましたが、どうもいまひとつ説得力がありません(^^;

そんなわけで、ちょこちょこと部品を交換したり不要部分を取り外したりしていたのですが、そんなことをしているうちに、ついには、冗談で言っていた「基本的骨組み以外は全取っ替え」という方向にどんどん突き進むことになってしまいました。

元日のこゝろ

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元日のエントリーには、とりあえず浅草あたりをうろつき、正月を感じさせる場面を撮って...などと考えていましたが、なんとなく無いも同然の用事(^^;を片付けているうちに遅くなり、結局、家の近くをざっと流すに留まってしまいました。ま、寝正月の延長のようなものだと思うことにしましょう(^^;

が、しかし、手ぶらで外を歩いていて、アッと思う場面を目にすると、ひどく損をしたような気になりますから、とりあえず、カメラは持参です。それに、家の近くとはいえ、以前から気になっている建物や場所というのはいくつもあります。

というわけで、のんびりと本郷の気になるポイントを巡って、押さえるべきは押さえながら、それを七福神巡り代わりに...と思うことにした次第です(^^;

そんなポイントのひとつが、この "棚橋書店" と "COFFEEこゝろ" と "化粧品おかめや" の入る建物です。これはもういつ見ても惹かれます。由来などはどうぞ拙ブログのこちらのエントリーを...。

しかし、ひと頃に比べれば、いくらか日が長くなったとはいえ、元日の今日は、まだ冬(^^; あっと思ううちにあたりが暗くなってしまいます。もうちょっと暗くなり過ぎたな...と思っていると、西の空がフワッと薄紅をさしたようにピンクに染まりました。ま、それだけでしたが(^^;

というわけで、2011年のKai-Wai 散策...スタートです。本年もどうぞ宜しくお願いいたします!

【場所】文京区本郷6丁目あたりです。


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