保谷という名は、西武池袋線の駅名としては残っていますが、10年ほど前に、保谷市と田無市が合併して西東京市になったことから、地名としては存在しないはずです。
ところで、西武池袋線は、あちこちで、大規模な高架複々線化を行っていますが、保谷駅でもホームの改良工事や駅前の大規模な再開発が進行中でした。
駅前を通る昔からの街道の両側には、商店街を形成していたに違いない...と推測させる古い建物が所々に残っていますが、大きな区画に整理された更地もまた目につきました。
そんな街道を西の方向に歩いていると、駅からそう離れていない場所で、こんな風景を目にしました。新緑が実にきれいです。そして、ごく一般的な道路脇にしては緑に厚みがあります。雑木林感覚です。さすがに市部です。
というわけで、ついその道に逸れて歩いてみました。そこで出会ったのが、今日の写真の家です。平屋の看板建築ですが、看板に文字が見えないところからしても、仕舞屋になってもうかなりの年月が経過した...という感じです。
しかし、新緑のあいだを漏れてくる光を浴びてひっそりと佇む仕舞屋...。なんとも惹かれるものがありました。それにしても、どんなご商売をなさっていたものやら...です。
【場所】西東京市東町3丁目あたりです。

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