千代田区 - Chiyodaの最近のブログ記事

秋葉原の悪夢

| コメント(10)

昨日、最悪の悪夢でもよいから夢であって欲しい...という事件が起きてしてしまいましたね、秋葉原で...。

秋葉原という街は、街のあちこちに、吹きだまりのような居場所があって、特に目的がなくとも滞在できる街でした。ゴミゴミとはしていましたが...居心地の良い街で、僕は好きでした。大規模な再開発が行われ、これはいまも進行中ですが、その居心地の良い空間がどんどん減ってゆきます。が、それでもまだ、他の街に比べると、気を許して"居る"ことができる街だと思っていました。その街で、今回のような事件が起きたということは、とてもショックです。一歩間違えれば...という恐怖すら感じます。

今日の写真は、つい先日刊行した写真集『時差ボケ東京』のために撮影していた1枚です。偶然ですが、まさに昨日の事件の起きた場所を撮ったものです。もちろん、昨日の事件の起きるずっと前のことですし、このときは、そんな事件の舞台になろうとは想像すらしていませんでした。本当にあやうい時代になったな...と思わされます。

M.Niijimaさんが、ブログに書いていらっしゃる言葉が、いま、僕のなかでこだまするように響いています。

「あるときはビルの谷間を、あるときは商店街に向かう横断歩道を、あるときは落葉で埋まったキャンパスを、移動しながらも、わたしたちは、ふと、あなたの存在に気付くことがあるのです。そして、ときに、あなたも、わたくしのことを。」

月並みですが、お亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。

【場所】千代田区外神田3-4丁目あたりです。

窓辺の象さん

| コメント(4)

このところ、ブログを始めた頃からの写真をチェックしています。もう相当数の写真がたまっていますから、そうでなくとも大変な作業なのですが、PC性能が不足なのか?ソフトの限界なのか? 写真のブラウズだけでも、しばらく続けていると、画面が固まってしまいます。その都度、ソフトまたはマシンを再起動。イライラを抑えながらの作業がつづきます。

そんなわけで、けっこうキツイ作業なのですが、やはり撮ったことすら忘れていた写真も多く、思わぬ収穫があったりもします。今日の写真も、そんなことをしているうちに見つけたものです。
見ての通り、ある建物の窓辺です。そこに鉄の柵が取りつけられています。建物と同様、この柵もかなり古そうで、もうすっかり錆びきっています。そこに、どういうわけか、鉄筋に使うものと思われる鉄棒を曲げて作った象が…。どう見ても象ですよね…これは。
で、窓ガラスを見ると、場所によって、色が違ったり、裏と表が入り混じっています。鉄柵もけっこう曲げられていたりします。ということは、いたずらによる被害があった…ということなんでしょうか。とすると、この象は、そういったいたずらを、少しでも防ぐための護り神…として置かれているようにも見えます。さて、本当はどういうことなのか?不明ですが、なんだかこの象、見る者をホッとさせる愛らしさがありません?

【場所】千代田区岩本町2丁目あたりです。

須田町高架下

| コメント(20)

ここは秋葉原から神田に向かう途中です。手前の黒く見えるのは山手線の高架、奥に見えるのは中央線の高架です。
もうしばらく左に行くと、神田駅があります。東京駅から平行して走ってきた山手線と中央線は、そこから二手に分かれます。そして、写真右手に見える靖国通りのうえを通過するところで、両者の距離が、この写真に見える程度離れます。奥の中央線は、この後、大きくカーブしてお茶の水に向かい、山手線は、このまま右に進み、秋葉原に向かいます。
この日は、日曜日でした。秋葉原はもの凄い人出です。が、この辺りまでくると、ご覧のとおりで、車道も歩道も閑散としています。周囲には、殺伐とした風景がひろがっていて、夜でなくとも何かあったらヤバいな…とまで感じることがあります。

このとき、太陽はすでにビルの陰に隠れていました。しかも、雲間から顔を出したり隠れたり…です。が、太陽が顔を出すと、その強いひかりが、あちこちのビルの窓や壁に反射し、無彩色に近い街に、わずかながら暖かみを添えます。それだけで、風景の印象は大きく変化します。風景の殺伐感をやわらげてくれます。
そして、妙なことに、このときふと頭をよぎったのが、RNさんという若者の以下の文章でした。僕は、このくだりを読むたびに胸がゆさぶられます。

 この三年のあいだに、ぼくはいくつか職を替え、二人目の子どもを授かり、汀に移り住んで、自動車とサーフボードと一眼レフを買った。
 またこの三年のあいだに、ぼくは壊れていたsonyの黄色いCDラジカセを修理して、いくらかの本を読み、いくらかの映画を観た。何人かの友人の結婚式に出席し、何人かの離婚の話を聞いた。
(中略)
 そしてまたこの三年のあいだに、何人かの人がぼくの人生に足を踏み入れ、立ち止まり、あるいはそのまま歩み去っていった。
 ぼくは、古くなったお気に入りのバスケットシューズを捨てて、新しいピカピカのVANZのスニーカーを買った。人生とはそういうものだ。

【場所】千代田区神田須田町2丁目あたりです。

Good Ol' Friends

| コメント(8)

昨日撮った写真です。この建物は、実は、昨日のエントリーの写真の奥に、一部が写っています。ここは神田駅のすぐ近くです。このあたりは戦災で完全に焼失しています。ということは、これは戦後間もなく建てられた建物だろうと思われます。そして、いま、この周辺でも再開発が進行していて、中小のビルが並びはじめています。が、まだ、あちこちに、こうした建物が残っていました。

このあたりは、けっこう歩いていると思っていましたが、まだまだ…です。または、以前歩いたときには、この隣に建物が在って、こうは見えなかった…ということもありえます。とにかく、街は日々どころか、刻々と変化していますから…。

ま、そういうわけで、神田という町で、予期していなかった建物に出会うことができました。これは、通りから見ると、変哲もない(というと失礼ですが)店舗です。が、裏手にまわると、このように、実に味のある顔をしています。必要が生んだデザイン=バラック系の建物です。しかも、この2軒が、ピッタリと寄り添うようにして生き長らえている…という感じです。見ていると、なんだか健気な感じがしてきます。

こういった建物のある風景はどんどん少なくなっています。寂しい話です。が、もう、保存しろ…というのも無理な話かもしれません。ただ、町の姿形は変わっても、この人の背丈に合った町の匂いを忘れてはいけないのでは…と、強く思う今日この頃です。

【場所】千代田区鍛冶町2丁目あたりです。

鍛冶町裏通り

| コメント(4)

今日は秋葉原へ行ったついでに、神田あたりをうろついてきました。日曜日のアキバは、いつものように、中央通りが歩行者天国になっていて、すごい人の波です。あちこちで、路上パフォーマーをとり囲む人の輪ができています。路地も公園も人だらけ…。
が、アキバをちょっと離れると、その混雑が嘘のように、街は閑散としています。アキバから神田までは、JRの高架がつづいていて、それに沿って歩くと、人影がないせいもあって、なし崩しの、どうにもならない風景が広がっていることが強調されて見えます。もう張りぼて以下…。
が、神田に入ると、まだ、古い町並みが、寸断されながらも、多少は残っています。このあたりまで来ると、ちょっと路地で一息…なんて気にもなります。そんな気分で、路地を曲がると、正面に、今日の写真の風景が現れました。右下に見える、ダクトやゴミ箱、ビールケースなどから、ここは飲食店の裏手のようでです。ポツンと佇む男性は、ちょっと一服…の最中です。が、この辺りは、路上禁煙のはず。でも、この男性は、この後、この写真に写っている建物に姿を消しましたから、彼の家のなかも禁煙なんでしょうね。いや、喫煙者にとっては切ない季節になりました。思わずビルを見上げる気持ちが分かるな〜。もう春…(^^;

【場所】千代田区鍛冶町2丁目あたりです。

雨の秋葉原駅

| コメント(2)

今日は、朝からほんとによく雨が降りつづきました。気温もそう上がらず、街にはコート姿が目立ちました。ちょっと街歩き…という気分になれない日でした。というわけで、電気製品やカメラなどの下見に…。
そんなとき向かうのは、やはり秋葉原です。いまや、電気製品などは、どこの街にもある量販店でチェックできますが、やはり、秋葉原の底力にはかないません。秋葉原も、再開発が進んで以来、他の街となんら変わりのないガラス箱だらけの街になりつつありますが、それでもまだ、残されたビルのあちこちでは、旧来のアキバ文化圏が勢力を維持または盛り返しつつある光景も見られます。実に、電気街だけでは終わらない、アキバ独特の匂いがまだまだ感じられる街です。

今日の写真は、言うまでもありませんが、JR秋葉原駅です。そして、この駅ビルの内部は、アキハバラデパートと呼ばれる屋内商店街(^^;になっていました。そのデパートが営業をやめたことは知っていましたが、今日通りかかると、足場がかけられ、解体(改修?)作業が始まっていました。一部はシートやフェンスで隠されています。この程度の目隠しで解体作業が行われるとは思えませんので、近々、全体がシートの向こうに隠れてしまうのでしょう。もしや、これがアキハバラデパートの姿を見る最後の機会か?とも思いながら、写真を撮ってきた次第です。
しかし、こうして、平日に北口を見ると、秋葉原ってオフィス街なんだな…と改めて思います。土日に見る秋葉原のアキバ風景に、あまりに慣れているせいか、この風景には、ここがアキバか?と…逆に異様に思えたりします(^^;

【場所】千代田区外神田1丁目あたりです。

昌平桜

| コメント(16)

ブログを巡回していると、あちこちで、桜便りを目にするようになりました。東京の桜は、今週末あたりが盛りで、週明けにはもう散りはじめ…という感じがします。が、僕は、今年は、桜の名所には行けそうもありません。
というわけで、ヒルズ系さくら(^^;と言いますか…桜づくしな写真を撮ることはできませんが、バラック系さくら(^^;と言いますか…街にぽつんと咲く桜の写真をアップします。

今日は、用あって銀座へ行き、その帰りに、お茶の水駅に降り、神保町をまわって戻りました。この写真は、言うまでもないと思いますが、お茶の水の聖橋のうえから撮ったものです。この位置からは、これまで、何度か写真を撮っていますが、実は、つい先日まで、この土手の木が桜であることに気づいていませんでした。

桜名所の、霞か雲海か…といった桜も素晴らしいですが、こうした、思いもよらないところに、ぽつんと咲く桜も、相当に良いものです。今年は、この瞬間花見で満足満足(^^;です。

【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

星降る夜

| コメント(10)

昼間はそう寒くありませんでしたが、夕方になると、ぐっと気温が下がり、風が冷たかったですね〜。が、予報によれば、この寒さも今日まで…のようです。いよいよ春に向かうのでしょうか…。
ところで、その寒さのせいでしょうか、有楽町で見上げた夜空がきれでした。満天の星がまたたく…とはこのことです(^^; そのまたたき方がまた大胆きわまりなくて(^^; 思わずカメラを向けてしまいました。

実は…言うまでもないかも?ですが、ここは有楽町駅前のビックカメラです。その壁面に照明が埋め込まれていて、いろいろなパターンを描くようになっています。向かいのビル(僕の背後ですね)は、1階はブティックで明るいのですが、上階はオフィスが多いのか、道路の反対側のビルの壁面を照らすほどの灯りはありません。したがって、ビックカメラのビルの壁面は、都心にも関わらず、このように黒々と闇にまぎれて見える…というわけです。

いかがでしょうか? その気になって見れば、満天の星空に見えなくもありませんよね(^^; ちょっとくだらないエントリーでしたかね〜(^^;

【場所】千代田区有楽町1丁目あたりです。

聖橋から

| コメント(28)

前エントリーで、水道橋駅から、線路と土地の起伏が絡んだ写真をアップしましたので、ついで...と言っては何ですが、今日は、次の駅・お茶の水駅の上(そして勿論、神田川の上)にかかる聖橋から撮った写真をアップしました。
この橋からは、手前に地下鉄丸の内線、右手にJR中央線とJR総武線が見えることから、鉄道好きな方の撮影スポットにもなっているようです。ちょっと説明を付け加えますと、右端に、ほんの少しですが、見えているのがお茶の水駅のホームです。奥にネオンが見えていますが、そのあたりはもう秋葉原です。グリーンのアーチ型鉄橋を通るのがJR総武線で、その総武線の下をくぐるようにして右方向に伸びているのがJR中央線...です。そして、中央に見える、デカイ水溜まり(^^;が神田川で、グリーンの鉄橋の下に見える橋が昌平橋です。
いまやこんな姿になっていますから、ピンと来ませんが、この右手の高くなっている所は、本郷台地の岬と言うことができます。したがって、ここから先(漠然としていますが(^^;)は、もう平坦な低湿地がダーッと広がっています。そう思って改めて眺めてみると、ここは、鉄道ファンならずとも...な場所ですね。
そして、ここで触れずにはいられないのが、左に見えるバラック群です。見えているのは、建物の裏側になります。反対側が通りに面していますが、そちら側からは、どの建物も2階建て程度に見えます。が、裏から見ると、実は4・5階建て...ということになっています。したがって、道路から直ぐに下におりる階段があったりと...かなり興味深い一画です。実は、その一画のどこか一室に事務所を構える建築家がいらっしゃいます。そこをお訪ねしたことがありますが、窓の外を見ると、川面がすぐそこ...という感じで、素晴らしい眺めでした。この辺りの最後の秘境(^^;ですね。羨ましいかぎりです...。

【追記】上記・建築家さんは、本郷の有名な木造3階建てアパートでの生活...という貴重な経験をお持ちです。こちらのエントリーをぜひ...。
【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

水道橋小雪景

| コメント(10)

東京でも、初めて雪らしい雪が降りました。都心では、さほど積もることはありませんでしたが、坂道では、タイヤにチェーンをまいていない車は、さすがにスリップしてしばし立ち往生…という光景も目にしました。

今日の写真は、JR水道橋駅で、電車待ちをしているときに撮ったものです。このときも、まだ雪は舞っていましたが、地面はうっすらと雪化粧…といった程度で、雪景色と呼ぶにはちょっと雪不足…という感じでした。
ついでですから、位置的なものを簡単に説明しますと、写真奥がお茶の水方面。そして右の信号機の下あたりを、左右に、白山通りが通っています。奥のほうに、左斜下に向かって落ちる崖が見えますが、それは、江戸期に掘られた外堀の法面(ノリメン)です。写真には写っていませんが、その下方には神田川が流れている…という位置関係です。

そういうわけで、都心の雪は大したことはありませんでしたが、やはり白い雪で覆われた部分が多いというだけで、見る景色の印象は一変します。ウワッという感じこそありませんでしたが、東京を離れて、どこか遠くに来ている…といった気分にはさせられます。ただし、夕方以降の風の冷たさには参りました…。

【場所】千代田区三崎町2丁目あたりです。

孤独歩人

| コメント(21)

有楽町のショッピングセンターの前は、ちょっとした広場になっていて、そこに椅子があり、灰皿も置いてあることから、喫煙者の溜まり場になっています。実は、喫煙者である僕は、銀座あたりを歩くと、とかく、Apple Storeの前かこの場所に立ち止まり、ちょっと一服…となってしまいます。
しかし、最近は、煙草が吸える場所が本当に少なくなって、喫煙者にはつらい町ばかりになってきました(^^; ま、禁煙すれば済むことですが、ややもすると、ヒステリックなまでの規制には、なんだかな〜と思うともあります(^^;
そんなわけで、ここに立ち、煙草を吸いながらまわりを見渡すと、意外にも…と言うのが既に男の偏見でしょうが、女性の姿が多いのに驚いてしまいます。また、ここで必ずのように目にするのが、ホームレスの人々の姿です。椅子に腰をおろすこともできますし、まわりに置いてあるゴミ箱をあさると、何かしら見つかるから…なのでしょう。この写真に写っている男性は、煙草の吸い殻を手に入れるのが目的のようでした。こうした光景を目にすると、歳とともに…という感じがしますが、なんとも心が痛みます…。
しかし、こうした人の姿には、どこか、高僧のような…と言うと語弊がありそうですが、そんなものが感じられますね。

【場所】千代田区有楽町2丁目あたりです。

再 会

| コメント(10)

正月の連休最終日の秋葉原です。日曜日とあって、中央通りが歩行者専用になっていました。そのせいもあって、アキバじゅうが人・人・人…という状態でした。
連休中は、新宿や渋谷といった繁華街も人だらけでしたが、同じ人だらけでも、新宿・渋谷がケバ系とすると、アキバはキバ系(奇抜)とでも言えそうです(^^; アキバがアニメ系の聖地ともなっている…ことが影響しているのでしょう。
ところで、この写真ですが、歩行者天国になっていた中央通りで撮ったものです。後ろ姿からすると、中近東からインド、パキスタンあたりからの旅行者に、日本人の知人が付き添っている…という感じです。
おそらく、人波には慣れているはずの、そっち方面からの旅行者も、ちょっと異質なこの人波には、さすがに飲み込まれたのでしょう。どうやら、連れ(母親かな?)とはぐれてしまったようです。僕が気づいたときは、立ち止まって、携帯で話しをしているだけでしたが、ちょっと間をおいて、お互いの位置が確認できたらしく、男性が伸び上がるようにして、手を挙げ、「ここだ…見えるか?」といった感じで、左右に振りはじめました。が、なかなか相手の姿は見えてきません。
で、印象的だったのは、ピンクの帽子をかぶった女の子です。父親がそばに居るとは言うものの、その後ろ姿に、心細そうな様子がはっきりと現れています。が、心配ご無用です。この後、この女の子は、日本人らしき連れのほうを向き、なにやら声を発しながら、嬉しそうにピョンピョンと飛び跳ねはじめました…

【場所】千代田区外神田3-4丁目あたりです。

アキバ洞穴

| コメント(10)

またヘンテコなタイトルつけてしまいましたが、ここは秋葉原電気街のはずれです。ここは陸橋になっていて、上を総武線が通っています。左に行けばお茶の水、右に行けば秋葉原…になります。

このアーチは、その陸橋の脚部分です。言ってみればガード下…なのですが、かなり高さがありますので、いわゆるガード下とはちょっと雰囲気が異なります。しかも、夜になって、ショップの赤い照明に照らし出されていたせいもあってか、ちょっと怪しいような危ないような雰囲気が漂っていました。タイトルをアキバ洞穴…とした由縁です(^^;

今日は、夕方、秋葉原に居ました。正月休みにつづく土曜日とあってか、人出はものすごく、かなりはずれのほうまで、ごった返していました。しかし、お茶の水とアキバの中間点になる、この辺りまで歩くと、すっかり閑散としてきます。
まちを歩いていると、よく感じることですが、雑踏が見られるのは、ごくごく限られた範囲だけですね。そして、雑踏を抜けた辺りには、独特の寂しさが漂っていて、その雰囲気にやられること多々です(^^;

【場所】千代田区外神田1丁目あたりです。

この写真は、いまや神保町名物となった三鈴堂眼鏡店のショーウィンドウを撮ったものです。こちらに関する文や写真は、ネット上に多々見られますので、いまさら…という感もありますが、やはり拙ブログにも掲載しておかなくては…と、以前から思っていましたので、ジョン・レノンの命日である今日、それに絡めてアップしておくことにしました。
こちらは、靖国通りに面した、雰囲気のある洋風長屋の一軒でしたが、昨年か一昨年か…長屋の半分が取り壊され、いよいよ絶滅危惧種…という感じになってきました。いつか、こちらで眼鏡をつくっていただき、その際にお話をうかがってからエントリーを…と、ずっと思っていたのですが、なかなかそれも実現せず、ついに、先行エントリーということになってしまいました。

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

オン・ザ・コーナー

| コメント(4)

このところ、風邪に起因する気力不足(^^;から、ブログの更新が鈍っていますが、「お前、そりゃ歳のせいだよ」という声も聞こえたり聞こえなかったり…ということで、ま、ぼちぼち…です(^^;
というわけで…もないんですが、今日は、秋葉原で撮った写真です。もう、ちょっと前のことになりますが、アキバのヨドバシを出て、ガード下を通って駅に向かっているときでした。先方に工事中の白いフェンスが見え、それを駅構内の明かりが照らしています。その手前は、角度的に、その光がまわり込みませんから、ガード下でもあり、かなり暗い状態です。そのちょうと角に、スラッとした長身の男性が背中でもたれかかり、携帯を取り出し、なにやら操作をしています。メールのやり取りでもしているようです。
光の状態は、上記のごとくですから、白背景に、その男性の姿がシルエットになって浮かびあがります。そこで、うん、なんだか雰囲気あるな…と、切り取ったのがこの写真です。
しかし、実は、ここは駅構内のようなものですから、人通りが非常に多く、けっこう苦心してるんです(^^;

【場所】千代田区神田佐久間町1丁目あたりです。

ストリートジャズ

| コメント(6)

有楽町にマルイのビルが完成し、駅前の様相は激変しました。ここまでやるか…というくらいの変化に驚きます。が、それでも、それでも、有楽町駅前に、最新の東京の風景が出現したことに違いはありません。というわけで、今日、夜景を撮っていました。
すると、いつの間にか、ガード下のほうで、誰かがサックスを吹く音が聴こえているのに気づきました。それも、ダニーボーイのメロディー。ベタベタしない、太く乾いた音です。その音に引き寄せられ、そちらへ行ってみると、テナーサックスの男性と、アルトサックスの女性の姿が…。聞けば、女性はこれから仕事でクラブに入るのだが、その前に、師匠(男性)の胸を借りてウォームアップがてら…とのこと。
しかし、この男性のサックスには惹きつけられました。すでに書きましたが、太く乾いた音で、ベン・ウェブスター系…と言えそうですが、妙にフガフガせずにストレートです。そして、必要以上に音を使わない…という感じ。全く奇をてらわない…というか…。ま、言葉で表現するのは難しいですね。
とにかく、最近のジャズというと、街で言えば、鉄骨ガラス張りのビル…みたいなのが多い…という印象ですが、やはり、こうした、ゴテゴテしない木造の家…という感じのジャズは良いですね。こんな素直な暖かい音、久々に聴いた気がしました。

【場所】千代田区有楽町二丁目あたりです。

路上生活者の夏

| コメント(24)

僕は、政治にはさほど興味がありませんし、社会派というわけでもありません。そんなわけですから、本来は、こうして、訳あって路上で生活している人に、カメラを向けるタイプではありません。が、この光景を目にしたとき、そういったことは、いったん棚にあげ、シャッターを切らずにはいられませんでした。
今日は、このところの暑さがひと段落し、多少しのぎやすい日でしたが、やはり、涼しい…というわけにはいかず、歩いていると、汗が肌をつたいます。多少大気の温度が下がっても、街を覆う造作物が蓄熱していて、それらが放射する熱で打ち消されてしまうような感じがします。やはり暑い…。
住む家のあるものは、汗ダクになったところが、帰宅して、シャワーを浴び、エアコンの効いた部屋で涼む…という生活が待っているわけですから、どんなに汗をかこうが、ま、どうということはありません。
しかし、路上で生活している人は、そうはいきません。せいぜい、公園や公衆便所の水道の水で身体を濡らし、清潔とは言えない布で拭き取るのが関の山でしょう…。となると、身体を動かさず、汗をかかない…というのがいちばんの暑さ対策です。この、椅子にすわってウトウトとする男性を見たときも、とても "涼んでいる" とは思えませんでした。暑い日には "動かないことがいちばんの節約" になるからこうしているのでは?としか思えません。動かなければ、喉も渇かないし汗もかかずに済みますから…。
しかし、この図が、簡素で妙に美しく感じられ、それだけに切なくもなってきます。以前にも書いたことがありますが、不安定なフリー生活をしていると、こういった図が、すぐ隣のことに感じられるようになり、人ごととは思えないんですね〜。

【場所】千代田区三崎町あたりです。

アキバ斜陽

| コメント(4)

夕方、用あって、秋葉原に居ました。最近は、秋葉原へ行くというと、昔からある電気街ではなく、山手線を挟んでそことは反対側へ行くことが多くなりました。やはり、ヨドバシが大型店を出店し、そこへ行けば、たいがいのモノは揃ってしまう…というのが、その主な理由になっています。
しかし、ヨドバシ側は、再開発された区画ですから、秋葉原と言っても、旧電気街に感じられるような猥雑感は全くありません。大きく区画整理されたところに、新しい高層ビルが建ち並ぶ…という、素っ気ないことおびただしい街としか言いようがありません。
ま、とにかく、ムッとするような熱気のなか、そのニューアキバ界隈を歩いていました。そして、もうすぐ駅前…というあたりで、路面が妙に明るく照らしだされているのに気づきました。周囲が新しいビルばかりですから、斜めになった太陽の光が、あちこちのビルの壁に反射し、思わぬ場所を、思わぬ角度から照らし出すようです。これがなかなか面白い光景を生み出してくれます。が、なにも秋葉原で見たい光景でもないですね(^^; でも…これが現実(^^;

【場所】千代田区神田松永町あたりです。

アキバ遊戯的世界

| コメント(10)

所用で秋葉原に行ってきました。駅前の大規模な再開発が終わったかと思いきや、こんどはその波が旧電気街に襲いかかり、フェンスに囲われた空き地にクレーンが林立…といった風景が目につきます。
猥雑感がウリだったアキバも、そう遠くない将来、「ここは新興埋め立て地か?」と思いたくなるような街になってしまうのでしょう。なんだか、つまんない話ですね(^^;
この写真は、その波がまだ及んでいない、アキバの外れに近い場所で撮ったものです。以前から、この赤いテントと遊戯世界の文字が気になっていた場所です。
以前の朝日新聞に「無国籍」といったタイトルの記事が掲載され、そこに、これと同じようなアングルで撮った写真が添えられていたのを記憶しています。当時は、左側に見える食べ物屋はパソコン関係のショップだったと思いますし、その上の階にメイド喫茶もありませんでした。
が、その後、そう時間も経たないうちに、パソコンショップが食べ物屋に変わり、いつの間にか、メイド喫茶が開店していました。そして、路上には、チラシを配るメイド姿の女の子の姿まで…。これでは、無国籍だった風景が、無節操な風景(^^;に変身です。が、無節操というのは語弊がありますので、ま、看板に書かれた文字にちなんで、遊戯的…とでも…。

【場所】千代田区外神田3丁目あたりです。

神田の古老家屋

| コメント(10)

昨日につづき、バラック系古老家屋です。ここは神田淡路町。その一画、堀越歯科医院などのある辺りに、古い看板建築が並ぶ路地が残っています。この家は、そこで目にしたものです。裏にまわって見ると、こんな感じです。実は、この家は、ずっと以前にも写真を撮っているのですが、すっかり忘れていました(^^;
昨日、神保町から秋葉原まで、古書店と古屋づたいに歩いたのですが、そのとき偶然に前を通りかかり、「あ、そういえば...」と改めて気づいた次第です。
それにしても、お見事ではありませんか...この姿。全ての線がキリッとしています。段違いトタン屋根にはリズム感があり、見ていて心躍ってしまいます(^^; おまけに臭突まで...。ともかく、お住まいの方は相当に律儀な方に違いありません。
現地での聞き取りができませんでしたので、この家の素性については全く不明です。が、この辺りは、戦災消失地図帖によれば、被災していない地区になっていますので、もしや、この古老家屋、戦前からの生き残りでは?という期待が高まります。ドキドキ(^^;

【場所】千代田区神田淡路町2丁目あたりです。

<<前のページへ 678910|11|1213141516 次のページへ>>


ninepeace.jpg




月別アーカイブ(Archives)



写 真 集


おすすめ




おことわり

エントリー、コメント、トラックバックにつきましては、管理者の判断により削除させていただく場合があります。予めご了承ください。
Powered by Movable Type 4.22-ja





copyright © 2004-2017 masa