千代田区 - Chiyodaの最近のブログ記事

ストリートジャズ

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有楽町にマルイのビルが完成し、駅前の様相は激変しました。ここまでやるか…というくらいの変化に驚きます。が、それでも、それでも、有楽町駅前に、最新の東京の風景が出現したことに違いはありません。というわけで、今日、夜景を撮っていました。
すると、いつの間にか、ガード下のほうで、誰かがサックスを吹く音が聴こえているのに気づきました。それも、ダニーボーイのメロディー。ベタベタしない、太く乾いた音です。その音に引き寄せられ、そちらへ行ってみると、テナーサックスの男性と、アルトサックスの女性の姿が…。聞けば、女性はこれから仕事でクラブに入るのだが、その前に、師匠(男性)の胸を借りてウォームアップがてら…とのこと。
しかし、この男性のサックスには惹きつけられました。すでに書きましたが、太く乾いた音で、ベン・ウェブスター系…と言えそうですが、妙にフガフガせずにストレートです。そして、必要以上に音を使わない…という感じ。全く奇をてらわない…というか…。ま、言葉で表現するのは難しいですね。
とにかく、最近のジャズというと、街で言えば、鉄骨ガラス張りのビル…みたいなのが多い…という印象ですが、やはり、こうした、ゴテゴテしない木造の家…という感じのジャズは良いですね。こんな素直な暖かい音、久々に聴いた気がしました。

【場所】千代田区有楽町二丁目あたりです。

路上生活者の夏

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僕は、政治にはさほど興味がありませんし、社会派というわけでもありません。そんなわけですから、本来は、こうして、訳あって路上で生活している人に、カメラを向けるタイプではありません。が、この光景を目にしたとき、そういったことは、いったん棚にあげ、シャッターを切らずにはいられませんでした。
今日は、このところの暑さがひと段落し、多少しのぎやすい日でしたが、やはり、涼しい…というわけにはいかず、歩いていると、汗が肌をつたいます。多少大気の温度が下がっても、街を覆う造作物が蓄熱していて、それらが放射する熱で打ち消されてしまうような感じがします。やはり暑い…。
住む家のあるものは、汗ダクになったところが、帰宅して、シャワーを浴び、エアコンの効いた部屋で涼む…という生活が待っているわけですから、どんなに汗をかこうが、ま、どうということはありません。
しかし、路上で生活している人は、そうはいきません。せいぜい、公園や公衆便所の水道の水で身体を濡らし、清潔とは言えない布で拭き取るのが関の山でしょう…。となると、身体を動かさず、汗をかかない…というのがいちばんの暑さ対策です。この、椅子にすわってウトウトとする男性を見たときも、とても "涼んでいる" とは思えませんでした。暑い日には "動かないことがいちばんの節約" になるからこうしているのでは?としか思えません。動かなければ、喉も渇かないし汗もかかずに済みますから…。
しかし、この図が、簡素で妙に美しく感じられ、それだけに切なくもなってきます。以前にも書いたことがありますが、不安定なフリー生活をしていると、こういった図が、すぐ隣のことに感じられるようになり、人ごととは思えないんですね〜。

【場所】千代田区三崎町あたりです。

アキバ斜陽

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夕方、用あって、秋葉原に居ました。最近は、秋葉原へ行くというと、昔からある電気街ではなく、山手線を挟んでそことは反対側へ行くことが多くなりました。やはり、ヨドバシが大型店を出店し、そこへ行けば、たいがいのモノは揃ってしまう…というのが、その主な理由になっています。
しかし、ヨドバシ側は、再開発された区画ですから、秋葉原と言っても、旧電気街に感じられるような猥雑感は全くありません。大きく区画整理されたところに、新しい高層ビルが建ち並ぶ…という、素っ気ないことおびただしい街としか言いようがありません。
ま、とにかく、ムッとするような熱気のなか、そのニューアキバ界隈を歩いていました。そして、もうすぐ駅前…というあたりで、路面が妙に明るく照らしだされているのに気づきました。周囲が新しいビルばかりですから、斜めになった太陽の光が、あちこちのビルの壁に反射し、思わぬ場所を、思わぬ角度から照らし出すようです。これがなかなか面白い光景を生み出してくれます。が、なにも秋葉原で見たい光景でもないですね(^^; でも…これが現実(^^;

【場所】千代田区神田松永町あたりです。

アキバ遊戯的世界

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所用で秋葉原に行ってきました。駅前の大規模な再開発が終わったかと思いきや、こんどはその波が旧電気街に襲いかかり、フェンスに囲われた空き地にクレーンが林立…といった風景が目につきます。
猥雑感がウリだったアキバも、そう遠くない将来、「ここは新興埋め立て地か?」と思いたくなるような街になってしまうのでしょう。なんだか、つまんない話ですね(^^;
この写真は、その波がまだ及んでいない、アキバの外れに近い場所で撮ったものです。以前から、この赤いテントと遊戯世界の文字が気になっていた場所です。
以前の朝日新聞に「無国籍」といったタイトルの記事が掲載され、そこに、これと同じようなアングルで撮った写真が添えられていたのを記憶しています。当時は、左側に見える食べ物屋はパソコン関係のショップだったと思いますし、その上の階にメイド喫茶もありませんでした。
が、その後、そう時間も経たないうちに、パソコンショップが食べ物屋に変わり、いつの間にか、メイド喫茶が開店していました。そして、路上には、チラシを配るメイド姿の女の子の姿まで…。これでは、無国籍だった風景が、無節操な風景(^^;に変身です。が、無節操というのは語弊がありますので、ま、看板に書かれた文字にちなんで、遊戯的…とでも…。

【場所】千代田区外神田3丁目あたりです。

神田の古老家屋

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昨日につづき、バラック系古老家屋です。ここは神田淡路町。その一画、堀越歯科医院などのある辺りに、古い看板建築が並ぶ路地が残っています。この家は、そこで目にしたものです。裏にまわって見ると、こんな感じです。実は、この家は、ずっと以前にも写真を撮っているのですが、すっかり忘れていました(^^;
昨日、神保町から秋葉原まで、古書店と古屋づたいに歩いたのですが、そのとき偶然に前を通りかかり、「あ、そういえば...」と改めて気づいた次第です。
それにしても、お見事ではありませんか...この姿。全ての線がキリッとしています。段違いトタン屋根にはリズム感があり、見ていて心躍ってしまいます(^^; おまけに臭突まで...。ともかく、お住まいの方は相当に律儀な方に違いありません。
現地での聞き取りができませんでしたので、この家の素性については全く不明です。が、この辺りは、戦災消失地図帖によれば、被災していない地区になっていますので、もしや、この古老家屋、戦前からの生き残りでは?という期待が高まります。ドキドキ(^^;

【場所】千代田区神田淡路町2丁目あたりです。

Dark Hollow

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2枚の写真ともに、JR水道橋駅周辺で撮ったものです。
今日は、夕方になって、久しぶりに、神保町に行ってきました。外は、思ったよりも空気が冷たく、昨日同様に、澄み渡った空が印象的な夕方でした。
左の写真は、神保町へ向かう時に撮ったものですが、後楽園の敷地内に建設中の何モノか(^^;...です。ちょうど、水道橋交差点の角にあたる位置で、以前は、サーカスのテントなどが張られていた場所にあたります。そこが、現在、写真のような状況になっています。昼間見れば、単なる、小規模な工事現場ですが、夜になると、こうして、廃墟・工場といった匂いがグンと強まります。特に今日は、背景となる空が澄んでいたため、いつもに増して異様さが強調されていたようです。
右の写真は、神保町からの帰りに撮ったものです。右手に見える古めかしい建物は、神田のカトリック教会。そして、いちばん奥に聳えているのは、後楽園のドームホテルです。変な話ですが、ここに駐車しているクルマが、国産車だったら、きっと写真は撮っていなかったと思います...。

【場所】文京区後楽1丁目(左)・千代田区西神田1丁目(右)あたりです。

三崎町の月

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空に、月が浮かんでいるのを見ると、無性に、写真を撮りたくなります。都会で見る月は、とかく、くすんでいますが、それでも、潮の干満をつくりだすほどの力を持っている月です。生物にも何らかの影響を及ぼさないわけがありません。惹かれるものがあります。
かつて、南の島で、無風の夜に、珊瑚礁のすぐ上に昇った月を見ました。真正面に見えるそれは、驚愕するほどの大きさで、白く煌々と照っていました。その月の光が、珊瑚礁のなかの、磨きあげたガラスのように平滑な海面に反射し、太く白い一本道を、ビーチ際に立つ僕の足元まで伸ばしていました。その道を歩けば、月までそう遠くはない…と思わせる光景です。一歩間違えれば、吸い込まれそうな…、美し過ぎて異様とも言える光景でした。以来、月には、特別な想いを抱くようになりました。
都会で見る月は、それとは比較にもならず、見る影もありませんが、「素顔の美しさは知っているからね…」という思いが、僕のどこかにあります。くすんでいるのは都会の空気・風景のほうなんですから…。月は、鏡となって、それを映しているだけで…。月夜って良いですね。

【追記】3月2日に撮った写真です。
【場所】千代田区三崎町から…です。

三崎町の赤門

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赤い門…と言えば、東大の赤門が有名ですが、こんなところにも赤門がありました(^^;
昨年だったと思いますが、JR水道橋駅すぐ近くにある東洋高校の校舎が建て替えられ、その際に、歩行者が通り抜けできる通路が確保されました。その通路は、猿楽町あたりに通う学生やサラリーマンには、水道橋駅への近道になるため、便利でしょうが、白山通り沿いの店に用のある人にとっては、ほぼ無縁とも言える通路です。かく言う僕も、この通路、そう何度も通ったことはありません。
が、今日は、この近くにある書店に立ち寄り、なんとなく、足がこの通路に向かいました。すると、その通路の門の役割を果たしているピロティ部分から、ずっと先にある後楽園の観覧車が見えます。そして、その上の建物が、向かい側にある赤いネオンの色に染まり、赤く萌えています。周囲は黒く落ちています。ちょっと異様な、不思議な風景です。なんとなく、何かを暗示しているようにも見えませんか?

【場所】千代田区三崎町1丁目あたりです。

晩秋へ...

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まだ、そう寒さは感じませんが、やはりもう10月...。ぐっと秋めいてきました。町を歩いている人の、衣や、ちょっとだけ身を縮めるような姿勢などにも、秋の深まりを感じます。僕も、先日、薄手のダウンジャケットを買って、冬に備えました...。

【場所】水道橋駅あたりです。





タイトルだけをご覧になると、「この名前、いったい何なんだ?」とお思いになるでしょうね。僕もそう思いましたから...。とても一度では憶えられません(^^; ま、その謎解きは後ほど...ということで、まずは、どうして、このお店に行ったか?ということです。

実は...、ご存知の方も多いと思いますが、『住む。』という季刊誌があります。その秋号(9月21日発売予定)で、なんと僕が、「街歩き術」というページを担当させていただきました。そして、先日やっとその作業が完了したことを祝って(^^; お疲れ様会を...ということになり、その場として、編集部の方が「アンチヘブリンガン」なるヘンテコな名前(^^;のレストランを選択してくださった...というわけです。

突然ですが、やっとニューワールドサービスに行ってきました! なんと、なんと、前回の突入以来ですから、ずいぶんと間が空いたものです。が、以前のエントリーに、いろんな方から「行った」「食べた」というコメントをいただいていたものですから、なんとなく、自分でも行ったような気になっていたのでしょうね、そんなに長く間が空いたという感覚はありませんでした。
実は、僕は、ちょくちょく銀座に出ますので、これまでにも何度か足を運んでいたのです。が、それがとかく土曜・日曜なんですね〜。行ってみては「あれ、お休みだった」ということを繰り返していました。が、今日は平日。やっと念願叶ったり...というわけです。

ニューワールドサービスのある三信ビルのなかは、昨年、写真を撮りに通った頃に比べると、また一段と静かになったような気がしました。ビル内で営業を続けていたのは、ニューワールドサービスと真珠屋さんの2店舗だけになっていましたが、その真珠屋さんも、ついに店を閉じるようで、今日通りかかると、店内の商品はすっかり片付けられ、あとはドアをロックするだけ...という状態になっていました。いよいよもってアーケードが淋しくなっていました。

今日は、一番奥の窓際の席が空いていたので、そこに腰を下ろし、ハムエッグチーズサンドウィッチ(うろ憶え)とアイスコーヒーを注文しました。そして、サンドウィッチが運ばれてくるまでの間、店内からアーケードに向けてパチリ・パチリと撮ったのが今日の写真です。不思議なもので、なんとなくガラーンとした感じが写ってますでしょう。いよいよ終わりが近づいて来た...という感じがします。でも、お店の方や、相変わらず雰囲気の良いご主人にうかがうと、「営業については未だ何も決まっていない」とのことです。ま、ファンとしては、このまま何時までも決まらないで欲しいですけどね...。
あ、ところで、サンドウィッチですが、やはり良質な家庭料理の延長のような、素直な味で、とても美味しく感じました。そして、ご主人のお元気な姿も見れたし...。

【追記】左側の写真は、6月6日に行ったときに撮影して追加したものです。
【場所】千代田区有楽町1丁目・三信ビル1階です。

有楽町のガード下

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時々空が明るくなり、「晴れるのか?」と思うと、「粒の大きい霧雨」といった感じの雨が降ってくるという、はっきりしない天気でしたね。それに加え、先日の旅の疲れがまだ残っているのか、なんとなく脱力感があり、気分がシャッキリしません。そんな気力不足状態でしたが、午後、所用があって、銀座へ出ていました。
最近は、銀座あたりに行くとなると、「三信ビルのニューワールドサービス」のことが頭に浮かびます。が、今日は、雨のなか傘をさして三信ビルまで歩くことすら面倒…という感じでした。そこで、せめて、先日、拙ブログにコメントをくださたもらsanが写真を撮っていらした、有楽町のガード下でシャッターを切って帰ろうと思いたちました。
有楽町のガード下は、昔から何度となく通っている場所で、よく知っているつもりが、もらsanの写真を拝見すると、どうも昔のガード下とは雰囲気が違っているようです。考えてみると、僕は、最近、ほとんどこのガード下を通ったことがなかったんですね〜。
昔も、ここには飲食店が並んでいたと思いますが、ガードの壁には、赤尾敏氏の顔写真入り日本愛国党のポスターがベタベタと貼られていて、もっと薄暗く薄汚いという印象が残っていました。が、いまや、日本愛国党のポスターの代わりに古い映画のポスターが貼られ、居酒屋さん側には、あれこれとレトロな看板などが出され、一種の「居酒屋博物館」(ラーメン博物館とかカレー博物館とかありますよね) 的な場所と化していました。お酒のみのための遊園地って感じですか…。なかには、ドアだけの床屋さんなんてのまでありました。とにかく、レトロを演出してるんですね。狙ったレトロというのはどうも…なんですが、ここは、そんなに嫌だとも感じませんでした。やはりホンモノのガード下という立地が効いているのでしょうか…。

【場所】有楽町あたりです。

神田明神の夏祭り

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今日は、銀座から秋葉原へという、所用消化コースをまわりました。銀座で用事を済ませ、アキバに着いたのは、もう5時をまわっていました。そのせいか、路上には、もしや?と思っていたUzume閣下のお姿は見あたりませんでした。その代わりと言っては何ですが、目についたのが、伴纏姿のお兄さんやお姉さんです。そうだ、もう神田明神のお祭りだったんですね。
そこで、アキバでの買い物をすませ、帰宅する途中にある神田明神に向け、トコトコと歩きはじめました。そして、裏参道の急な階段をあがると、もう木遣りが聴こえてきます。急いで境内のほうにまわると、御輿の宮入り前の神事が行われている様子です。これから夜にかけて、華やかで勇壮な御輿の宮入が見られそうです。が、すでにかなりの時間歩いていたため、それを待って写真を撮るだけのパワーに欠けていました(^^; [追記:後で思うに、今年は昨年に比べると、ひっそりしてました。もしや、早めに宮入が終わっていたのかも?です。]
というわけで、今年は「夏祭りという側面」に焦点を合わせたと言えば、「そうかな」という感じ(^^;の写真が撮れてましたので、それをアップすることにしました。神田はもう夏です、夏...。この風情です(^^;

■関連エントリー:神田祭 2005
【場所】千代田区外神田2丁目あたりです。

オールドベスパ

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夕方になって、一昨日、入手せずに帰ってきた本を買いに、神保町へ行ってきました。こういう時って、「あの本、もう売れているのでは?」と、ちょっと気が急いたりします。で、とりあえず、目的の本が並んでいた棚にまっしぐらです。すると、在りました。ちょっと安心です。しかし、在れば在ったで、妙なものです。その本を手にしてみると、「ま、すぐ読むって本でもないし、ま、いいか...」という気に...。またしても、その本を棚に戻し、手ぶらで書店を出ることになってしまいました。何してるんでしょうね(^^;
でもまあ、せっかく神保町に来たわけですから、そのまま家に帰るのもクヤシイです。そうだ、古本カフェ『ブック・ダイバー』さんに寄っていこう!と思いたちました。が、時計を見ると、もう7時をまわっています。「もう閉まっているかな?」と思いながら急ぎ足で神保町の交差点を渡り、角を2つほど曲がると、まだ『ダイバー』さんからは明かりが漏れています。
飛び込んでみると、ご主人は僕を憶えていてくださって、先日の印象そのままに、にこやかに迎えてくださいました。そこで、しばし談笑です。そして、ついあれこれと話し込んでしまい、閉店時間を大幅に過ぎた頃になって、やっと失礼してきました。こちらの御主人、やはり雰囲気あります。なんとなく、別のお付き合いになりそうな予感です(^^;
ところで、このチラシを見てください。僕が以前アップした写真を使ってくださってました。それをまた僕が、スキャンしてここにアップする...。なんだか面白いですね。とにかく光栄なり! これで縁ができたぞ〜(^^;
と、やたら長い前フリになってしまいましたが(^^; という感じで、なんだか気分良く、夜の神保町を歩いて家に向かっていました。その時に、ふと目についたのが、この古い(と思う(^^;)ベスパでした。可愛いくせに無骨なこのデザインには惹きつけられます。
あ、それから、余談ですが、このすぐ脇で、今日の昼間、なんと手榴弾が見つかり、警察や消防が出動して、大騒ぎだったそうです(後方のお店の方の話)。

【余談】『ダイバー』さんのチラシにある「退屈な方、散策好きの方、...」って一行が...なんともよろしいでしょ(^^;
【場所】千代田区西神田2丁目あたりです。

JINBOCHO-1

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四月も半ばだというのに、風の冷たい日でしたね。今日は、午後遅くなってから神保町へ…。古書店などをウロついていました。が、収穫は無し。というよりも、欲しい本はあったのですが、サイズが大きいうえ重いので、購入を見送ったという感じです。これ、カメラを持っていることの弊害のひとつですね。なんせ、バッグに入りきらないような本を抱えてしまうと、写真が撮りにくくてかないません。
先日などは、雨が降っていて、傘をさしているうえにヘビー級の本を抱えていたにも関わらず、やはり「うぬ」と思う場面に出くわすと、超窮屈な恰好でカメラを構えてしまいました。そのうち、傘が飛んだり、カメラを濡らしたり、大切な本を落っことしたりと…ろくなことはありません。
そんなわけで、今日は、雨こそ降っていませんでしたが、手ぶらで帰ってきたというわけです。お土産(見返り?)はこの写真です(^^;

【場所】千代田区神田神保町1丁目あたりです。

まいまいつぶろ

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本日のつい先ほど取り壊された老舗バー「まいまいつぶろ」の写真です。全景はこちらです。とりあえず速報とういことで、写真だけアップします。記事は後ほど...です。

= = = = = = = = =
昨日のエントリーneonさんがコメントを残してくださり、そのなかで『そう言えばお茶の水の聖橋口すぐに、「まいまいつぶろ」という、昭和29年創業のトリスバーがあったのですが、つい最近閉店の張り紙が出ていて、なくならないうちに写真撮りたいと思っています。』とお書きになっていました。それだけでも、「これは撮っておかねば...」と思っていたのですが、今日(4月10日)の昼頃に『もう「まいまいつぶろ」の2階が取り壊されている』という知らせをいただきました。これはイケません。しかもcenさんスコッチエッグ♂さんwakkykenさんからも「撮っておいてね」的コメントをいただいています。お茶の水であれば、ウチからは歩いて行ける距離。ちょっと雨がパラついてはいましたが、大急ぎで出動することにしました。
現地に着いてみると、もう取り壊し作業は進んでいて、2階の床も無く、建物内部はガランドウ状態でした。が、外観はどうやら現役時の姿をとどめているようでしたので、即座にシャッターを切りはじめました。そして、10回ほどシャッターを切ったときに、ついに、グリーン地に黄色い文字「まいまいつぶろ」と書いた看板がグラリと傾きました。その状態に気づいた鳶さんが、建物から出てきて、その人の手で、看板が取り外されました。
しかし、ここは、お茶の水駅に沿って建つバラックの一画ではありますが、広い堀割の土手の上に建っているわけですから、2階の窓からの眺めはさぞかし...でしょうね。夕方、開店間際のこのバーの、屋根裏のような2階から、茜色に染まる空を眺めてみたかったな〜という感じがしてなりません。昔、この並びに茜壺という喫茶店がありましたが(今でも在るのかな?)、その2階からの眺めが素晴らしかったことを思うとなおさらです。

【追記】トリスバー「まいまいつぶろ」につきましては、常連さんだったと思われる方の記事をご覧いただいたほうがよろしいですね。
【追記】解体作業にあたっている方にうかがうと、建物は取り壊さず、内外部を改装して (ちょいと邪魔な看板にあるとおり) カレー屋さんになるそうです。
【場所】千代田区神田駿河台4丁目あたりです。

東神田の路地景

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ここは住所表記でいうと東神田。秋葉原からは南東の方角になります。このあたりは洋服関連の材料などを扱っている問屋さんの多い、または多かった町のようです。
このあたりは、もう建物の建て替えが進んでいて、どこを見ても中規模の素っ気ないビルが並んでいます。が、そんな町にも、おや?と気になる長屋と園芸路地が残っていました。
この写真は、そんな路地の中程で撮ったものです。右手の建物は長屋になっていて、表側は洋服関係の店舗になっています。そして、裏手には、写真でお分かりいただけるように、床屋さんや小料理屋さんが並んでいます。残念ながら、もう閉じたままのお店もありましたが…。

ところで、ここに写っている路地ですが、直線で伸びているので想像もつきませんでしたが、昔は川(堀割)だったのだそうです。この細い路地の右側が東神田、そして左側が岩本町になっているのも道理です。
では…というので、いつものように「三層江戸明治東京重ね地図」を立ち上げてみると、なるほど…です。

江戸切絵図(左)では、隅田川からつづく川が、東神田の手前で西に折れていますね。が、明治期の地図(中央)になると、その川がはっきりと神田川まで描かれています。さらに、昭和21年刊の地図を参照してみたのですが、それにも川は描かれています。
ということは、どうやら、明治期に切られた(延長された)堀割が、昭和の戦後になって再び埋め立てられ、そこにこの建物が建てられた、ということのようです。こちらでご商売なさっている方によれば、この建物は昭和26年頃に建てられた…と仰っていましたので、どうやら説明がつきます。しかし、かなりめまぐるしい変化ですね〜(^^;

【追記】この辺りの歴史についてお話をしてくださったのは、この建物の一画で、スカジャンを製作していらっしゃる"Hoshihime"のご主人でした。ご親切に、ありがとうございました!
【場所】千代田区東神田1丁目あたりです。

彼岸景

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今日は、お彼岸の中日。暖かい日でしたね。お墓参りをなさった方も多いことと思います。僕ですか? 僕は、先日、急に暖かくなった日にひいてしまった風邪が直りきらず、いまだにゴホゴホとやっているため、お墓参りは家人にまかせ、家でくすぶっていました。で、今日は、なんとなく彼岸を感じさせる風景をアップすることにしました。と言っても、僕だけが勝手にそう思い込んでいるだけかも?ですが...。
左の写真は、入院中の義母の様子を見に行った帰りに、ふと気になった景色です。ここは黒目川の河岸と言えるところです。まだ畑や果樹園なども残っていますが、この写真を撮ったあたりは、すでに宅地造成され、多くの住宅が建てられています。そのなかに、どういう事情なのか? ポツンと空き地になっている区画があり、そこに梅の木、しかもかなり老木と思える梅の木が4本(5本かも?)生えていました。この写真は今月11日に撮ったものですが、この日は、よく晴れて、陽射しの強い日だったと記憶しています。それが、午後になると、光が、黄みを増し、和らぎ、白梅をふわっと浮き上がらせるように照らしていました。花の盛りは過ぎているようでしたが、なんとも艶やかで、風に揺れ、宙で舞っているかのようでした。そして、手前に埋められている石が妙に気になりました...。
右の写真は、昨日、用あって秋葉原へ行き、その帰りにちょっと回り道して撮ったものです。神田川に架かる美倉橋のたもとから撮ったものです。神田川も、この辺りまでくるともう下流で、先方に見える橋の先で右方向に曲がり、その先で隅田川に合流しています。ここでは、河岸に咲く紅梅がひときわ目につきました。この、たった1本の梅がつけた花の存在が、いつもは殺風景なこの風景を、まったく違うものに見せています。本末転倒な言い方ですが、空も水も生気を取り戻しているようです。ちょっとだけ浄土に近づいたような...。川だけに、此岸と彼岸がありますしね(^^;

【場所】左=埼玉県朝霞市東弁財2丁目 / 右=千代田区東神田2-3丁目あたりです。

タトル商会

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開店する本屋さんがあるかと思うと、閉店する本屋さんもありますね。昨日、神保町を歩いていると、こんな貼り紙を目にしました。その貼り紙がしてあったのがこの建物です。貼り紙には「東京ランダムウォーク神田」とありますが、この建物は、洋書店「タトル商会」として知られていました。すくなくとも僕はそう思っていました。

ま、それはともかく、貼り紙を見ると、なんとなく訳ありげですが、無期営業停止ということです。ということは閉店なんでしょうね。それにしても、ここは、銀座にあった洋書店「イエナ」に次いで親しみを感じていた洋書店だっただけに、最近はあまり利用してはいなかったものの、この貼り紙にはびっくりしました。

人によりけりではありますが、僕らの世代は「洋書」という言葉に特別の響きを感じます。洋書店は、先端文化や異文化の宝島であり、その時代の出島のようでした。
話がタトル商会から逸れますが、昔は、銀座にあった洋書店「イエナ」に行くのが楽しみでした (T作君、読んでる? よくイエナに連れてってくれたね)。木枠にガラスが嵌め込まれた扉を開けて、一歩店内に入ると、そこは吹き抜けになっていました。そして正面には幅の広い木の階段があり、その階段が中2階につながっていました。そこから、こんどは振り向いた方向に、短い階段があり、それが2階に通じていました。いまから思うと、避暑地にあってもおかしくないといった感じの、とてもお洒落な書店でした。
そこで、海外の雑誌や音楽書、写真集などをパラパラやっている時間は、海外にでも居るような感覚に包まれていました。お小遣いを貯めて、イエナで洋書を購入した時の、あの嬉しさは、いまでも忘れることができません。そうやって手に入れた洋書は宝物のようでしたね〜。高校生の頃、友人に無理矢理(^^;買わされた "How to play the 5-string Banjo" by Pete Seeger などは、いまではホンモノの宝物になっています。

いやいや、話が逸れすぎですが、多くの人に親しまれた「タトル商会」が閉店した、という報告でした。トップの写真は、2004年の夏の終わりに撮ったものです。

【場所】千代田区神保町1丁目あたりです。

僕のブログ巡回コースには「退屈男と本と街」が入っているのですが、昨夜、いつものようにお邪魔してみると、気になるエントリーが目に飛び込んできました。その記事によれば、神保町交差点の近くに、古本カフェ「ブック・ダイバー」なるものが出現した…とあります。
古本カフェだけでもかなり「うぬ」という感じですが、店名が「ダイバー」となると、もういけません。「おお、アースダイバーを呼んでいる〜(^^;」とばかりに、本日、雨のなか、突入してまいりました。
退屈男さんの記事中には、「衝撃的」「プレオープンとはいえおもしろすぎる」「あ、いや、フツウではない」「ものすごい手作りな」「置いてる本はけっこうイイのが多い」などという言葉が並んでいて、これまた刺激的。期待が膨らみます。が、実際に現地に行ってみると、その期待は裏切られません。どころか、十分に期待に応えてくれます。「こいつぁイイ!」という感じ。その店内は、まだ仕込み中ではありますが、こんな感じ(1)こんな感じ(2)です。

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